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日記・コラム・つぶやき

ロックダウン-やや緩和 Week 16 7/15-21

ロックダウン(やや緩和)16週目。

 

仕事帰りにリッチモンド・ヒルを車で通過。

この場所からテムズ川の眺望は、本当に美しく、いつもその美しさにドキッとしてしまいます。 「ロンドンの景色でここが好き」という方が多いのも納得。車から一枚撮っただけですが素敵さ伝わりますでしょうか。

 

お散歩中に、珍しい色の百合を発見。ピンクでもオレンジでもない、ピーチ色。百合を見ると「夏」を感じます。

 

ロックダウンから週に一度の朝一グローサリーショッピングは続けています。ご近所さん合わせての3家族分です。新聞にもでていたのですがロックダウン中に紅茶とビスケットの消費量が上がったそうです。「ほんとかな」と最初は思いましたが、肌で感じています。英国人はやはり、紅茶とビスケットは必須アイテムです!

 

 

この週はコロッケ作りにはまりました。

日本の雑誌で洋食の特集記事を読んだら無性に食べたくなったコロッケ。食パンの耳をパン粉にし、カレーの残りを使ってじゃがいもに混ぜて。ソースはもちろん日本の中濃ソース。

 

 

無性に食べたくなったもの、ビビンバ。

こちらは少し研究が必要な感じ。

 

 

サンドイッチ作りも少しはまっています。

具は、たまご・チキン・ミニトマト・赤玉・サラダ。

 

今まで食べたいものがあっても、「英国だから作るしかない」が多かったのですが、今はそれに加えて、「コロナ禍だから仕方ない」が加わりました。

 

花市場には、英国産のダリアが並びます。

オランダ産に比べると丈も短く、大きさや茎に対しての花の向きにばらつきがあるのですが、それが可愛いのです。

 

こちらは、葉ものを専門に扱うお店。

スィトピー、は美しいつるのまま。大きなアレンジにいれたら美しいのでしょうね。スィトピーは日本では春に市場に並びますが、英国では夏の花になります。

後ろのブルーのアジサイは英国産の秋色アジサイです。秋色アジサイ、最初の数週間は、ブルー・ピンク系、その色合いが終わるとオレンジ・赤系と続きます。

 

少しずつ、花市場に並ぶ花が増えてきました。

 

お散歩コースのRegent canal(運河)にこんな水藻が発生。

 

 

土曜の朝、たまたま近所にお花のデリバリーがあり、バンを使わず歩いていくことにしました。

そして久しぶりに、お気に入りのアンティークショップを眺めます。

 

 

アンティークショップというのか、ガラクタというのか微妙な線なのですが、掘り出し物があります。

 

インスタでもご紹介させていただきましたが、この中央の時計を購入です。(動くかは電池をいれていないのでわからず)

ロックダウンで断捨離をしている人が多いという中で、こうやってまた色々増えていきます…。

 

 

この週からしばらく、ネオワイズ惑星を是非に見たい! と、天気を見ながら晴れた日は夜な夜な車をハムステッドヒースまで走らせて惑星探しです。(もちろんにわか観測は知識なし、道具なしなので大変です…)

 

この丘は、今回のロックダウンのおかげで知りました。知らない場所ってまだあるんだなあ、大収穫です。

 

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大に向けた新たな対策として政府は、24日からスーパーや食料品を扱わないお店、ショッピングモール、銀行、郵便局など入店時に鼻と口を覆うマスクの着用が義務化されることになりました。違反した場合、罰金の対象となります。(11歳以下の児童と、喘息などの持病を患う買い物客については着用義務の対象外)

英国ではすでに公共交通機関の利用時におけるマスクの着用が義務化されていますので、ほとんどどこに行くのもマスクは必須となります。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 15 7/7-14

ロックダウン(やや緩和)15週目。

この週、本来なら父の13回忌法要のため日本に帰国を予定していました。

ひとつ前のブログに書きましたが、日本から英国入国時への14日間の自己隔離が解除されたので、英国から日本へ戻った際の14日間の自己隔離をすれば帰国できたのですが、今回は色々なことを考え取りやめました。

ちなみに日本行(直行便)の飛行機の7月運行状況です。

・日本航空(JAL

ヒースロー空港発:週3便の運航(水曜・金曜・日曜)

他の欧州便
運航:パリ(週2便),フランクフルト(週2便),ヘルシンキ(週3便)
運休:モスクワ,ウラジオストク

・全日本空輸ANA
ヒースロー空港発:週3便の運航(月曜・水曜・土曜)

他の欧州便:

運航:フランクフルト(週5便)

運休:パリ,ミュンヘン,デュッセルドルフ,ブリュッセル,ウィーン,ウラジオストク,ミラノ,ストックホルム

・ブリティッシュ・エアウェイズ

ヒースロー空港発:週3便の運航(水曜・金曜・日曜)

 

この飛行機の減便が大きく影響しているのでしょうか、日本からの荷物が届きません、EMSを使っても長い時は2か月…まだ手元に届いていない荷物もあります。ただ忘れたころにやってくる、とにかく待っています!

 

嬉しいプレゼントをいただきました。メインで働いているオーナーのPaulaが、自分でオーダーした時にナメあしにもと。お誕生日からずっといただきものばかりしているのですが、「お誕生日のお祝いは何度祝ってもいいものよね」と。

floral brownies (お花のブラウニー)! 可愛すぎる~。

お店は、Blushing Cook 。HPを見て頂ければですが、とにかく可愛い!!!

このブラウニーのお花はオーガニックのEdible f flower (エディブルフラワー)を使っています。エディブルフラワーとはEdible(食べられる)Flower(花)の文字通り、食用花のことで、このブラウニーお花ごと食べれます、ブラウニーは濃厚でとても美味しかった!

後ろのカードも押し花でとても可愛いですね、ポーラから嬉しいメッセージが書いてありました。

 

ロックダウン後から一緒にバディーを組んでいるMarta、ポーランド人です。彼女の家とナメあしの家の送り迎えをしながら、公共交通機関を利用せずに活け込みをしています。

もちろんマータにもフローラル・ブラウニーをお裾分け。可愛いし、美味しいし、「次に何かの折は利用したいね」、と話しました。

 

そんなこの週は思いがけず実家から荷物が届きました。

その中に母からお手製のマスクが。家にあるリバティーの布地で作ったものです。

試作を繰り返し、鼻とあごの部分にワイヤーがはいっていたり、かなり優れもの。この上の写真をインスタにあげたところ瞬く間にお嫁入り先が決まり旅立っていきました。

 

日本の家族とはテレビ電話で話します。この日はナメあしの母と2号はもらったマスクの話をしているのでマスクを付けて話しています。

 

 

2号と言えば、なぜかチーズをジェンガのようにディスプレイするのがお気に入りの様です。

 

 

三食しっかり食べていると、体重にしっかりと表れます。

この週は昼食を重く、夜は軽めにと少し変えてみたのですが、あまり効果もなし、ワインにチーズはダメですかね…。

 

 

 

仕事終わりの金曜日の昼間、Sloane square(スローンスクエア)。やはりまだまだ人がいない!

 

この日は用事がありリバティーに立ち寄りました。

母のマスクをつけていると、早速お店の人から「マスク素敵ね」と。

 

リバティーもマスクを販売中

 

 

布地をみていたら、こちらの店員さんと話し込み。マスク談義に花が咲き(もちろん私は作っていないので、説明をして、たくさんの母のマスクの写真を見せました)。実物のマスクを見て、プロの目で細かい部分に着眼したようで「型紙を取らせてくれる?」とこんな感じに。その後後ろに並んでいた女性二名もマスクを作るために布地を買いに来ていて、ナメあしの型紙を取ることに。「母のマスクはリバティー公認だね」と笑って別れました。

 

 

2号は相変わらず「アベノマスク」好き、ただやっぱり小さいですよね。

 

この日は親しいイタリアンのお店からご招待。

3月初旬から外食はしていなかったので久しぶりの外食です。

 

英国政府は7月4日からレストランやパブなど店内営業の再開を許可しました。外食の店内営業はおよそ三か月半ぶり。店員のマスク着用、テーブルの間隔は最低1メートル以上義務付けられています。多くの義務付けのため、まだオープンしていない飲食店が4日時点で3割あるとニュースでは言われていました。

ホテルなど宿泊の営業は再開していないものの、アフタヌンティーのみ営業を再開したところもあります。

 

私たちの席は、向かって窓があり、お隣のお客様とはかなりの間隔がありました。

久しぶりの外食は上がりますね~。

 

この週はとにかく蒸し暑く、冷房なしの家の中にいるのも少ししんどい。

ということで2号の同僚のおすすめのガーデン、ロンドンより車で南東に1時間強、オクスフォードシャー州にあるWaterperry Gardens に出かけました。入場制限は特になかったのですが、ローカルの人に愛されるガーデンのようで、家族連れが多く花々を楽しみつつ、会話に花を咲かせている人が多かったです。ロックダウン後の人々の再開はできる限り外でと推奨されていたので、もってこいの場所です。

 

太陽の光をじりじりと感じながら、夏の花を楽しみます。

 

 

 

ガーデンの中に、リンゴやペアの木々が並ぶエリアがありました。

ガーデン横に併設されているカフェはオープンしているものの事前の予約が必要で今回はあきらめました。

この頃の不安は外出時に食料や飲み物を買えるか、そしておトイレが使用可能かどうか!

 

箱の中身は電子ピアノ。日本の実家母が楽しむそうです。果たしてこれからあずきは素敵な音楽を聴けるのか!!!

 

 

いつもながらここにグラフを残します。

コロナについては第二波を心配する声がニュースでも取り上げられていますが、逆に一波はおさまったといえるのか、疑問もあります。

 

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 14 6/30-7/6

ロックダウン(やや緩和)14週目。

6月は30度を超える日が数日あったロンドン、7月に入ったこの週も夏の青空が広がりました。

英国政府は6月8日からほぼ全ての国からの入国者に、14日間の自己隔離を求める罰金付き(1000ポンド(約13万円))の水際対策を実施していました。入国者はまずオンラインなどで政府に宿泊施設の場所などの情報を提供するよう義務付けられ、英国在住の知人宅やホテルなどは隔離にはそぐわないとされました(ちなみにほとんどのロンドンのホテルは閉鎖中)。14日間は公共交通機関の使用や仕事場への通勤は禁じられ、食料や生活必需品のための外出自粛も求められるという厳しい規定でした。

そして7月4日、10日より日本を含む免除リストに掲げられた国・地域からイングランドへの入国者については自己隔離の義務を免除すると発表がありました。ただし、到着前の滞在情報の提供は引き続き必要となります。入国時の自己隔離が解除されたのはドイツ、フランス、イタリア、スペインなど近隣の欧州諸国が中心で、アジアでは日本や韓国、台湾の入国が緩和されました。感染が拡大する米国やスウェーデンは認めず、中国は緩和リストから外されました。

ちなみに同時期日本の場合、政府が英国を含む欧州全土への渡航中止勧告を出している状況で、英国などから日本に入国する場合には日本人でも14日間の外出自粛など厳しい規制が課されていました。

 

 

夏の花が咲き始めました。

Agapanthus(アガパンサス)はブルーパープルのさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。

Verbena bonariensis(ヤナギハナガサ)。アガパンサスの間にひょっこりと飛び出しているピンクパープル色のこの花。野草のように草原の中で咲いているときもあれば、お庭に存在感たっぷりに咲いていたりします。ナメあし、ここ数年この独特の色が好きでブーケに入れることも増えてきました。

 

 

週に1~2度和食を作ります。食べなくても問題ないのですが食べるとやっぱり日本食はサイコーです。

 

 

 

仕事の依頼で、久しぶりにスタジオへ。

オーナーのポーラが、GAIL’sでコーヒー、朝食におやつまで買ってきてくました。

上のブーケはナメあしが仕事をしている横でポーラが作っていたブーケです。

 

市場はまだ花のセレクションが十分ではありません、事前予約が必要です。

この日は沢山の花々がオランダより直送されました。

 

ラッピングは翌日に。新しいシャネルのリボンを使って仕上げます。

 

 

 

 

無性にお肉が食べたくなりました。

付け合わせはかぼちゃのようなバターナッツと人参のきんぴらとトウモロコシのご飯。ニンニクチップと柚子胡椒に梅干しを添えてとまぁ不思議な組み合わせですが、おうちごはんを楽しみます。

 

週末は待ちに待った美容院の予約日。

ロックダウンが始まった3月から7月初旬まで美容院は営業を許可されていなかったのでずっとこの日を待っていました。

2号と同じ時間に予約し、公共交通機関を利用せずに歩いて向かいます。

 

このブーケは美容院への再開お祝いのブーケです。

 

予約の時間より少し早く着いたので、久しぶりに営業を再開した本屋さんへ。

 

本屋さんに立ち寄る…当たり前だったことができなかった分、立ち寄れるだけで嬉しくなります、不思議な気分ですね。

 

 

ブーケの残りで家にもお花を飾ります。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 13 6/22-6/29

ロックダウン(やや緩和)13週目。

花市場で少しずつ顔なじみの人と再会します。以前のような沢山の花々にあふれる市場にはまだほど遠いのですが、先々週より、先週よりと少しずつ花のバリエーションも増えてきました。

 

活け込みで使うPeony(シャクヤク)。この日仕入れの際は美しかったのですが、どこかのタイミングで冷蔵庫で保管しすぎたため、数日で茶色く変色…クレームとなってしまいました。

 

 

何とも笑える姿なのでご紹介。32度(ほとんどの場所に冷房がない環境)真夏のような暑さのこの日、気が付けばこんな感じになっていました。

 

 

 

週半ば、日本から荷物が届きました。EMSで送ってくれている荷物も大きさや送り方によりますが、1か月以上かかる場合があります。

その中に貴重な「アベノマスク」!

 

 

色々批判のコメントの多いこのマスクですが、2号がかけ心地が柔らかいガーゼの感じが悪くない、といたく気に入っています。大きさはやはり小さ目…に感じます(笑)

 

外食はちょっと不安もあります、なぜなら料理を作っている人がマスクをしていないことが多い、どうなんだろうか…。日本はどうなんでしょうかね。ということで外食は基本、チェーン店のテイクアウト。しっかりとルールがあるような、マスクをしているところを選びます。この日は久しぶりのShake  Shack 、お気に入りは、スモークシャックバーガーです。

 

 

お家時間がほとんどの数か月。ティータイムもできる限り美味しく楽しく。Mc-Vitie’sのビスケット。英国を越え世界中で愛されている日本でもおなじみマクビティのビスケットをビスケットが描かれた陶器のコースターに載せて。

マクビティのビスケットと紅茶の組み合わせはエリザベス女王もお気に入りだそうです。ナメあしのお気に入りのダイジェスティブは適度な噛み応えと控え目な甘さ、ほんのり感じる塩分も手伝って、ついもう一枚と手が伸びてしまいます。ケーキの土台に使用される方も多いそうです。日本はこのダイジェスティブの発売がないのでなぜだろうとずっと思っていたのですが、HPをみたら、4月より発売が開始したそうです!

 

中央の凛々しい佇まいのGoose(ガチョウ)、横には子供が一生懸命歩いています。

夕方パンを持参でお散歩に行き餌をあげているのですが、苦手だった鳥たちも可愛く見えてきました、ロックダウンの収穫です。

 

 

夏の花、Crocosmia (クロコスミア)があちラこちら庭先で美しく咲いています。

 

ボリス首相発見!

少し英国のコロナ状況を書き残します。

6月より感染者と濃厚接触者を追跡・隔離するTest,Trace & Isolate システムが始まりました。新型コロナウイルス感染が疑われる症状の発症者は直ちに検査を受けること、検査結果が陽性である場合には,発症前後の時期に接触があった人に対して,14日間の隔離指示が行われることとなりました。

 

もう少し詳細に説明すると、発症者は、発熱、継続する咳、嗅覚・味覚障害のいずれかの症状が出た場合には、7日間の自己隔離を開始するとともに、NHS(国営医療サービス)の検査予約を行う。

陽性の場合、接触者、訪れた場所など申告し、7日間の自己隔離を継続。感染者と同居する人は、発症者の発症日から14日間の自己隔離を開始、自身に症状が出た場合は検査をすること。発症者の発症日から二日前以降に接触のあった人は、NHSからの連絡をうけ、14日日間の自己隔離を開始する。

 

日本では早い段階から行われているこのシステム、この国でうまく機能するのでしょうか。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 12 6/14-6/21

ロックダウン(やや緩和)12週目。

あじさいが満開です。

15日より3月20日が最後にロックダウンで休みに入ったCHANEL(シャネル)がリオープン、店内の活け込みも再開しました。まだ多くのブティックが再開はしたものの花のディスプレイは休止しているところが多いので、ありがたく嬉しいこと。シャネル自身がお花に重きを置いていることがよくわかります。

 

店内のソーシャルディスタンスは徹底していて、ナメあしのような業者も事前に規制に関する長いメールをもらいました。

所属しているポーラのオフィスからは、しばらくは同僚と二人一組でバディーをくみ、公共交通機関を使わないですむように、会社のバンでお互いの家まで迎えに、送ってのローテーションが組まれました。

 

 

 

シャネルの店内のソファーには座れないようにマークが。広い店内のあちこちに、除菌ジェルと手袋が置かれています。

 

 

仕事帰りにエクソサイズを兼ねて家まで歩くことも。

ちょうど同じタイミングでデパートのリバティーもリオープン!

 

空が夏の空が広がる日が増えてきました。

 

リードなしで駆け回る犬たちをみると、日本の実家の「あずき」は元気かな?と思います。(おかげさまでSNSのおかげで様子は手に取るようにわかるのですが…)

 

英国に住み「ピクニック」がとても身近にあると感じます。特別に何かするでもなく近所の公園に親しい友人と、ワインや簡単な食事やデザートを作ったり買ったりして出かけることです。特にこのロックダウンで、同居人以外との集いは「外で」から緩和がスタートしたため、ピクニックする人が多く、週末は特に今も公園はにぎわっています。

ただしやっぱりそうなるとゴミ問題もありますが、こういう方をみると頭が下がります。

 

 


Clematis(クレマチス)もそろそろ終わり、今年は十分に堪能しました。

 

ベリーの美味しい季節。ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーに加えて、ブラックベリー、レッドカラントなどなど旬のフルーツがスーパーに並びます。

最近のお気に入りはブラックベリー、酸味があると言われていますが、熟しているものは甘みもあり、他の甘いベリーと合わせるとアクセントになります。

 

ちょっと雨の日、玄関をでたら、カエルがいました。なかなか見かけないカエルに恐々近づいて記念撮影です。

 

テレビをつけると料理番組が多く、メキシコを訪ねる番組をみたため、グアカモーレ作りにはまりました。ただビールと共に無限に食べれるため、危険です…。

 

知り合いのイタリア料理屋さんからピザのプレゼント。

ロックダウン前から随分食べていなかったので久しぶりのピザ、美味しい~!

 

甘さと爽やかさが相まった香りを放つHoneysuckle(ハニーサックル)。香りがするなと探すとご近所の庭の垣根にひっそりと絡まっています、こちらでは人気の花です。

 

このころから少しずつニュースの時間にスポーツ関連の話題が戻ってきました。6月というと英国では、ウィンブルドン・テニスは夏の風物詩、今年は残念ながらの中止のため、過去の試合が毎日テレビで再放送、当たり前のものがないのは寂しいですね。

サッカーは、中断していたプレミアリーグが無観客で再スタート。選手や監督の声、ボールを蹴る音が鳴り響く試合があったり、熱狂的なファンのテレビ観戦が楽しめるように、録音したサポーターの歓声を流したり、この状況ならでは、です。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 11 6/7-6/13

ロックダウン(やや緩和)11週目。

一部の学年限定ですが学校が再開し、外を歩いていると子供たちの声が聞こえて、何だかほっとしてしまいます。

15日より更に緩和されるロンドン、デパートやほとんどの小売店がソーシャルディスタンスを順守できる配慮をしていれば、営業を再開できることとなるため、何だか急ピッチで準備をしている様子が散歩中にも見受けられます。ソーシャルディスタンスへの準備もですが数か月あけてなかったお店ですから相当のお掃除必要でしょう。

 

スターバックスは、入り口で店員さんが対応。アプリで事前オーダーしてコレクションする人が増えました。このロックダウンでナメあしと2号は毎日飲んでいたスタバコーヒーですが今はストップ中です。

 

コーヒー屋さん、急ピッチでオープン予定、数日後に通ったら既にオープンしていました。

 

ロックダウン緩和の中に、6月からキューガンなどのガーデンやナショナルトラスト が再開しました。事前予約、カフェや売店はクローズなど規制はありますが、ナメあしにとっては嬉しいニュース。2号が急いでネットで予約状況をみると皆考えることは一緒ですね、あっという間に予約がうまってきましたが週末に大好きなSissinghurst Castle Garden に出かけました。

ロンドンから南東に車で2時間弱のシシングハースト・キャッスル・ガーデン。英国国内はもちろん、世界中の花・ガーデンファン達の間で、一度は訪れたい聖地のような場所です。実際ナメあしも、もしどこか6月~7月と限定するならこのガーデンを絶対におすすめします。

入り口前のこのマーガレットが美しくて入る前からドキドキしてしまいます。

 

ロックダウンから限られた手入れしかできていない状況なので、ガーデンは昨年の様子とは異なりますが、これはこれでとても素敵、花や葉が好きなように自然に咲いています。

 

 

入場制限をしているため、敷地にはいるとほとんど貸し切り状態、贅沢ですね。

お話する人同士もソーシャルディスタンス。ロックダウン緩和後すぐにここに来た方はガーデン好きな人に決まっていますね。

 

シシングハーストといえば、敷地内にある白い花々を集めたホワイトガーデンが有名です。雨も先月からずっと少なく、ああ、お水をもっとほしかっただろうな、と思ったりもしましたが、普段皆が歩く道にも誰も通らずの数か月で花や葉が自由に咲いていて、歩くときにはこちらがそれらをよけて歩くほど、より一層自然なガーデンでした。

 

 

敷地内のあちこちにベンチが置かれているのですが、全てのベンチのサイズが書かれていて、座るときに注意するように、ソーシャルディスタンスの目安がわかります。

下の写真がこの時に2号が撮っていた写真です。

 

用心深いレッドロビンも今日はこんなところまで。

 

 

久しぶりの楽しい時間、何度か訪れるこの場所ですが、忘れられない一日となりました。

 

 

 

食べ物関連は特に変化なし、ほとんど三食を家で作って食べています。

少し前から牛乳がちょっと体に合わなくなり、同僚のすすめもあってココナッツミルクから始まり現在はアーモンドミルクを飲んでいます。

 

次日本に帰ったら何を食べるものリストが増える増える。

そんな中の一つに千疋屋のフルーツサンド。無性に食べたくなり、ネットで調べていちごのサンドウィッチに挑戦。生クリームにマスカルポーネを加えました。お菓子は食べるのが専門でほとんど作りません、しかもハンドブレンダーを引っ張り出したら壊れていました…仕方なく泡だて器を使って。プラス白いパンを買ったと思ったら、ファーマーズローフ。ちょっとザラザラな白パンはきめ細かさが足りず、生クリームを受け止められるほどのきめ細かさありませんでしたが、まぁここはロンドン、そしてロックダウン中とこんな感じで手をうちました。

 

 

30℃を超える日があったと思えば、急にまた寒くなり、しまっていたコートをまた羽織る日がありました。

近所の猫ですが、人が通ろうと動く気全くなし。

 

ずっとお休みだった公園内のカフェもテイクアウトのみですが、再オープンしました!

 

 

 

リージェントパークのバラももうすぐ終わり。今年はどれだけここで楽しませていただいたか、感謝です。

 

15日よりいよいよ仕事が少しだけ再開、フリーランスで働く活け込み先の一つであるシャネルの再オープンが確定したからです。

まだ多くのホテルやレストランの通常再開ができていない分、活け込みもそのまま元通りという訳にもいかず、またウエディングやイベントの中止に伴い、多くのフローリストがまだお休み中の中、仕事が再開できることはありがたいことです。

仕事初日は休日で2号に送ってもらいます。ウエストミンスター寺院近く、いつもなら賑わう場所ですがまだまだこんな感じ。

 

ビッグ・ベンとウェストミンスター寺院に囲まれる広場パーラメントスクエアの交差点。

この話題に触れないわけにはいきません。

アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で死亡した事件をきっかけに始まった、黒人差別反対運動「Black Lives Matter」。英国でもこの問題は大きく取り上げられ、各地で抗議デモが起きますが、ソーシャルディスタンスを守った平和的な抗議活動であるとテレビでも紹介されました。ただ人種差別や奴隷制度に関わった歴史人物の像が攻撃対象になり、銅像を引きずり下ろし、橋の上から捨てるなど、やや攻撃的で逮捕される人たちも。

このスクエアにある有名なチャーチル元首相の銅像に「Was racism 人種差別主義者だった」と落書きがされたことを受け、この銅像を守るために、上の写真の中央のグレーの箱が見えますが、鉄の板で銅像ごと覆いかくされていました。

 

スタジオはこのスクエアを過ぎ、テムズ川を越えた南側にあります。

久しぶりにポーラと外にテーブルを置いて、サンプルのブーケを作りました。

 

皆と会えて、長いロックダウン生活の話をしながらあっという間に数時間が過ぎました。

 

この週、英国政府は新型コロナウィルスで亡くなられた方が国内で4万人超えたことを発表しました。1つの国で4万人以上の感染者が亡くなるのはアメリカに次いで二か国目ということです。アメリカとの人口の差、英国は日本と比べても半分以下の人口、本当にどういうことなのでしょうか…。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 10 5/30-6/6

ロックダウン10週目。緩和が始まっているので、もう『ロックダウン』という言葉がふさわしいかわかりませんが、まだまだ通常生活には程遠い生活です。

 

6月1日から以下の規制緩和が始まりました。

*同居していない人同士であっても、屋外にて6名までならば集うことが可能。ただし2mのソーシャルディスタンスは順守する。

*観客を入場させなければプロスポーツ競技を開催可。

*公立小学校のレセプション(4歳からの入学準備学年)と1年および6年生が再開。

*屋外マーケットや車のショールーム、屋外のガーデンや公園なども再開。

 

 

 

そして英国政府は4日、6月15日以降、電車やバスなどの公共交通機関を利用する人にマスクなどで顔を覆うことを義務づけ、違反すると罰金が科せられる場合もあると発表しました。これは規制が緩和されることによって公共交通機関の利用者の増加することが見込まれての対応のようです。

移動手段として週に何度も利用していた地下鉄とバスもこのコロナが英国に広まり始めた3月頭から利用していないので正直今どのような状況なのかわかりません。

 

 

久しぶりに車の運転をすると自転車の数が増えていて、通勤のスタイルを変える人が増えていることを実感します。そして街のあちらこちらでサイクリング専用の道を急ピッチで拡大中です。

 

 

前回ご紹介したコーラル色のシャクヤクは満開で色が少し淡く変化しました。

シャクヤクはあっという間に満開になり、終わりも早いお花ですが、だからこその美しさがあります。

 

今週はどうしてもの仕事の依頼があり、花市場が開いていないので直接ナーサリー(植木生産者)まで買い付けです。

穏やかな季節が続き、チェルシーフラワーショー等の関連テレビもあり、ガーデニング大人気、お店は同業者でにぎわっていました。

 

 

 

お天気の良い日、共用部分の玄関のお掃除を。この建物には8軒の家族が住んでいるのですが、程よく皆で仕事を分担しています。2月からずっと汚れが気になっていたのでやっと!です。

 

週半ば、ポーラから美味しいもののデリバリーが。

先週のお花に続き、こちらも電話で仕事の話していた際にPasta Evangelists の生パスタキットをロックダウン中に頼んだら意外に美味しかったと。そんなこと話した翌週にいただきました!(ちなみにこの箱の状態でデリバリーされます。)

 

 

カニとマスカルポーネの生ラビオリ、セージの利いたバターと合えます。

緑色の細い棒のようなものは、Samphire  (サンファイア)シャキシャキとした歯触りの塩がしっかりときいている海草、これは英国に来て知りました。このパスタに味も食感もアクセントになっています。

嬉しいサプライズそして美味しい!

 

 

可愛いメッセージカードを発見。

 

 

 

多くの規制の早過ぎる緩和は感染再燃を招く、と警告の声も多く、特に学校の再開は連日大きくニュースで取り上げられていました。緩和を前にした晴天下の週末、大人数でパーティーを開くといった規則破りの事例が多発していて、プリムローズの公園は、上からはヘリコプター、そしてパトカーが巡回しています。このころから週末は散歩コースから公園を外すようになってきました。

 

 

ロックダウン Week 9 5/22-5/29

ロックダウン9週目。散歩コースも多方向に。今回のロックダウンの収穫は近所なのに今まで知らなかった道を歩くこと、こんな素敵なお家を発見できます。

 

Abby Road Studios(アビイ・ロードスタジオ)前のこの横断歩道はビートルズのレコードジャケットで使われた場所で、人気の観光スポットです、例年この季節は世界中から沢山の人が集まり大賑わいですが、今日はナメあしも一枚記念に。

 

まだほとんどのお店は閉まっているので、恋しい限り。ウィンドーのディスプレイも母の日(3月半ば)のままです。

 

ロックダウンの段階的な緩和の中でいち早くガーデンショップの再オープンが許可されました、さすがガーデン大国!

花市場の再開もめどがたっていないので、正直仕事再開への不安もありますが、歩いている人が必死に苗を運んでいるとやっぱりお花好きの人が多いな、と嬉しくなります。

 

週末は近所の公園は混雑していて、安全なのかもはや気になり、エクソサイズに自転車を借りて街中まで出かけます。街中はまだお店も開いていないので静かすぎます…。

お目当てはこちら。

 

Fortnum & Mason (フォートナムメイソン)が食品セクションのみですが再オープンしました。日本から持ち帰っている美味しいはちみつがとうとうなくなり、久しぶりに英国産のはちみつを購入です。

 

ロンドンのランドマークとして親しまれている。ピカデリーサーカスのエロスの像。

いつもは人人人のこちら、誰もいないとやっぱり寂しいものですね。

 

大好きなデパートLiberty(リバティー)はまだお休み中です。

 

久しぶりにPoilane(ポワラーヌ)でパンを購入。1932年創業、パリで最も古いパン屋さんとして有名なこちら、ロンドンにも支店があります。

 

青空と雲が美しい日が増えました。

 

 

バラも満開です。

 

 

今年初のPIMM’S(ピムス)はチェルシーフラワーショーを紹介するテレビを見ながら。今年はショーは中止、昨年は会場でこのドリンクを一人でゴクゴク飲んだのを思い出します。

ピムスは、英国の夏の定番アルコールドリンク。ジンをベースにした、さわやかな柑橘系フルーツとリキュールが程よくミックスされた、甘くほろ苦い清涼感ある味わいです。

リキュールにオレンジやストロベリー、ライム、ミント、キュウリを加え、そして最後にレモネードで割ります。フルーツの甘さとキュウリ、ミントとさわやかさがミックスされた、見た目も可愛く、美味しい夏のドリンクです。

 

 

 

最近お気に入りのサラダ、『Early Summer Strawberry Salad 』(2号命名)

ストロベリー、赤玉ねぎ、チキン、モッツァレラチーズに葉物やいんげん、ミントを加えたもの。英国のストロベリーは日本のものに比べると酸味があるので、サラダに適しています。

 

週末、師匠のポーラと電話で仕事の話をして、終わり際に何気ない会話、「今日は何するの?」と。私は何気なく「明日は誕生日だから今からスーパーにフラワーハンティングしに行く」と。「おめでとう!フローリストが花を買いにスーパーにとは・・、グッドラック!」と言われ電話を切りました。市場も開いていないので仕方ないのですが、無事にスーパー二軒はしごでシャクヤクをゲットしました。

 

そして夕方、ドアベルが鳴りました。

びっくり、ポーラからのお花のプレゼント。

届けてくれたお花屋さんはロックダウン中も特殊ルートで花を仕入れて営業している数少ない花屋さんです。

 

大きな大きなブーケでした。

フラワーパワーいっぱいのお花をもらうことも嬉しいし、何より大変なこのロックダウン中にお花屋さんを探してくれたことが嬉しい。

 

その後、どうしてもの用事でオフィスに行くこととなり、それを知った同僚から帰りにちょっと家によってと。

二メートル越しの久しぶりの同僚と再会。カップケーキとプレゼントを用意して待っていてくれました。

 

バースデーディナーはこちら。KFCがちょうど前日より営業再開(デリバリー業者を通してのみ)。久しぶりのKFCです。

 

テイクアウトがなかなかできないこちらなので、いやぁ、大満足!!!

 

日本からも嬉しい連絡をもらったり、ロックダウン中の誕生日は思い出深いものになりました。

ロックダウン Week 8 5/15-5/22

ロックダウン生活8週目です。新緑だった木々の葉がしっかりと育ち、夏の兆しの暑さも感じる日差し強い日が増え、春も後半戦です。

 

あちこちで美しかったRhododendron(シャクナゲ)もそろそろ終わります。

 

 

 

週のはじめ、いつも行くスーパーとは別のスーパーに久しぶりに行きました。

入り口横のスターバックスは休業中、入り口にはセキュリティーが立っていて、入場制限です。写真では空いているように見えますが、外から並んでかなり待ってからの入場です。

 

 

 

ベリーの美味しい季節になってきました。英国ではベリーは夏のフルーツ。多くがビニールハウス栽培ではなく、自然栽培。スーパーのフルーツを選ぶだけでも3月からのロックダウンから時が経っていることを感じます。

 

 

最近毎週買っているのがこのPointed Cabbage(ポインティッドキャベツ)。名前の通り、とんがっている形が特徴的、日本でいう春キャベツのような感じです。

英国に住んで、最初にキャベツを購入したのは、違う品種のホワイトキャベツ。丸くって形的には日本で食べていたキャベツなのですが、巻きがしっかりしていて葉をはがすことも難しい。鈍器になるような重くてかたいキャベツで、生で食べるより煮込みに適しています。

 

 

 

このポインティッドキャベツは、日本のキャベツのように柔らかく、コールスローやお漬物にしたり、生で食べると美味しい。ニンジンと共に長持ち、このロックダウンにとても重宝しています。

 

 

長く閉じていたパブもテイクアウトのみの営業を始めるお店がでてきました。プラスティックカップのビールを片手に外でソーシャルディスタンスを保って立ち飲みしている人を見ると、パブ好きの人には長い我慢の時間だったのだろうと想像します。

 

 

お天気の良い日も続き、ロックダウン後の段階的緩和が始まり、一日何度も外出ができるようになりました。同居人以外と1名のみですが会うことが許可されたこともあり公園は少しずつ混みあっていました。

写真で見ると程よいソーシャルディスタンスですね。ただこの緩和に伴い、感染対策のルールに従わなかった場合の罰金を£60から£100(約13500円)に引き上げました。ちなみに3月27日~5月11日まで罰金対象はロンドンで906件だったそうです。

 

亡くなった方のグラフを載せることは抵抗もありますが、以前にも載せていますので、状況を感じ取っていただければと思います。

感染者数もですが、確実に下がってきていますが、日本に比べればまだまだです。

 

この週はお天気も良く、お散歩コースのRegent’s Park(リージェントパーク)を歩きます。

London Zoo 動物園の再開はまだ先の話。ちょうど通の隙間から見えるこのキリンのスポットは子供から大人まで人気です。

 

季節の花、アイリスも満開です。

 

 

このリージェントパークのバラも美しい。近所なのになぜか行く機会が少なかったのですが、楽しみが増えました。

この公園には400種類、30,000本以上のバラが育っているそうです。敷地内に Queen Mary’s Gardens と呼ばれるバラ園があります、(英国王ジョージ5世の妻、メアリー妃にちなんで名前)。ロンドンでは最大のローズガーデン。

満開のバラは品種ごとに分かれており、数日おきに通ってもつぼみ、咲き始め、満開、散っていくさま、様子が異なります。

 

活け込み先のブティックから6月1日のお店再開に向けて、活け込みの再開依頼がありました。オーナーのポーラの声掛けで、皆でオンラインミーティング。

4人いるフローリストを二人ずつ、二組に分けてしばらくは同じ人と共に活け込みにいくこと、PPE(個人の防護グッズ、マスクや手袋のことです)何を準備するか、市場への仕入れの方法、交通機関の使用などの確認、皆でやる気満々だったところあっさり翌日に政府より6月15日よりの延期とアナウンスがありました。まだまだ続くこの生活です。

 

 

ロックダウン Week7 5/7-5/14

ロックダウン7週目、初夏です。

藤が終わり、ゴールデンシャワーが満開に、清々しい日が続きます。

 

 

7日の朝、覆面のアーティストBanksy (バンクシー)の新作が、コロナウィルスで奮闘する英国南部のサウスハンプトン病院に寄贈されたという嬉しいニュースがありました。

幼い男の子が看護師の人形をヒーローに見立てて遊ぶ様子が描かれています。ゴミ箱にはスパイダーマンやバットマンが捨てら、お馴染みのヒーローよりも、医療現場で奮闘する看護師(NHS)を『今』のヒーローとしてたたえています。

現在は救急病棟近くに飾られていて、秋以降NHS(国民保険サービス)のための資金を調達するためオークションにかけられるそうです。

 

ナメあしの生活は相変わらず変化なし。週に一度水曜の朝のグロサリーショッピング、やる気満々もはやこの日を待ち焦がれています、一週間のハイライトがスーパーかぁ…。

買い物は外で待っている人もいるし、感染のリスクも減らすため、いかに素早くするかがポイント、前日までにショッピングリストを作ります(今までとは大違い!)。2号はロックダウンから買い物をお手伝いしているご近所さんのリストを片手にどんどんバスケットにいれていきます。

 

 

一日一度の散歩もできる限り続けています、歩いていると本当に木々や葉や花々が美しく、置かれている状況を忘れてしまいます。

そして穏やかな日が増えている分、花粉症が大変なことに。マスクをしていてもくしゃみをしたくなる、今のこの状況はくしゃみ1つするのも周囲を気にしながら…ですね。

 

 

屋外カフェも再開です。まだスタバ系すらもオープンしていないのでありがたい存在。

 

ロックダウンが始まってから10日に一度位日本食のお弁当を届けています。ベジタリアンなのでナメあしには新しいジャンルのお弁当です。

お家に到着、玄関にお弁当を置き、ゲイトを締めるとお家からでてきてくれて、5メートル位離れたところで一分程度話します。この日はお土産にビスケットとチーズをいただいちゃいました!

 

帰りにいつもは行かない公園により一時間程度のウォーキング。お天気がよく太陽が強め、木陰が気持ちよい日でした。

 

 

これは公園の入り口にあるガイドライン。絵もあって、言葉が理解しにくい外人だったり、子供にもわかりやすい。

 

 

週末は散歩で、街中まで。街中はデパートもホテルもレストランもお店のほとんどが閉まっているので静まり返っています。

仕事場でもあるホテルもクローズ。この門が閉まっているの初めてみました。

 

ハイエンドのブティックが並ぶボンドストリート。土曜日の午後、車も駐車されていないどころか通っていません。

シャネルもお休み…、仕事の再開はいつになるのでしょうか…。

 

 

長いボンドストリートに、ベンチに座ったチャーチル元首相と信頼を寄せていたフランスのルーズベルト元大統領の銅像があります。チャーチルは暗雲が立ちこめた第二次世界大戦の英国において、圧倒的リーダーシップで国を率いました、歴代の首相の中でも圧倒的な人気を未だに持っています。この銅像は戦後50年を記念してた作られたもの。

ちょうどこの数日前に、テレビで彼を題材にした映画『ウィンストン・チャーチル(2017年)』がテレビ放送されました。途中から見たのですがとても興味深かったし面白かった、彼がなぜ人気があるのか、少しわかりました。

 

8日は75年目の『VE DAY』 (Vctory in Europe ヨーロッパ戦勝記念日)、ドイツが降伏しヨーロッパにおける勝利を宣言した日でした。今年は、75年の節目の年で、特別な祝日、コロナウィルスの問題がなければ盛大なイベントがあちこちであったことでしょう。

ナメあし、毎年この日をどのように迎えればよいのか微妙でした。いつも当時の映像が流れるのですが、戦争に勝利した国(ただし英国も沢山の攻撃を受けています)はこんなだったんだなぁと。そしてこの時期はその当時を題材とした映画も多く、日本人としては残念な場面も多いのです。

ただ今年、エリザベス女王の特別テレビスピーチがあり、心を打たれました。ロックダウン時のスピーチもそうだったのですが彼女のスピーチは素晴らしい。日本語字幕が付いています、是非に。

 

 

 

 

3月末から3週間単位でロックダウンをアップデートしている英国ですが、13日はその2度目の終了日であるため、今後の方針が10日にジョンソン首相より発表があり、ロックダウンから段階的に緩和が決定しました。

・可能な限り自宅で仕事。職種によりますが、安全対策が整えば仕事に戻ることを奨励

・可能な限り公共交通機関を避ける(マスクの着用)

・2Mのソーシャルディスタンスは継続。

・同居していない人、1名限定で会ってよい。外で会うこと(家の中ではない)

・一日一回のエクソサイズを伴う外出から制限なしの屋外の運動が許可、そのためのドライブも可能となりました。その際、同居人以外に一名まで一緒にスポーツすることが可能。ゴルフ・釣り・テニスのようなものも許可。

・6月1日を目指し、学校の再開、幼稚園と小学校1~6年生の授業が再開。

・7月以降、パプ、レストラン、ホテル、美容院など段階的目指す。

 

感染者も亡くなった方も減ってきたとはいえまだまだな中、この決定には不安の声が多く、連日テレビで取り上げられています。

 

そして、ロックダウンからずっとあったスローガン『STAY HOME, SAVE the NHS, SAVE LIVES』(家にいて、医療システムを守り、命を守りましょう)から、『STAY ALERT, CONTROL THE VIRUS, SAVE LIVES』(注意して、ウィルスをコントロールし、命を守りましょう)に更新されました。

 

 

 

とはいえ、まだナメあしの生活は変化はありません。

ただ家にいることが仕事です。食べることが仕事(笑)です。この日は、ポトフ。

 

 

食後に2号がちょっと一杯飲もうかな、とキッチンへ。何やらしているなぁと思ったら、先日いただいたチーズをジェンガ風に。

しかもジン&トニックがマグカップに。

 

 

時々ノーティーなものも必要です。

おうち時間も楽しく美味しくをモットーに。ちょっとパリ風(わざときつきつなカフェを妄想中)。

 

オルモストアンリアルが企画した塗り絵大会、に私も参加。正直言うと、塗り絵をしようと思ったら色鉛筆がないことが発覚。慌ててぽちっとアマゾンオーダーしたのですが、到着まで時間がかかりました。

始めてみるとと大変、だけど楽しい。応募してくださった皆様ありがとうございます。

 

14日ナメあしへの政府からの給付金4月~6月までの本申請、19日入金されました。詳細は省きますが、過去三年間の納税記録に基づくものなので申請はネットで5分足らずで終わるようなものでした。英国政府ありがとう。