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Demonstration by Robbie Honey  Flower Gala – 5

Flower Galaのお話もう少しお付き合いください。

このイベントの期間中、GalaデザイナーのPaula Pryle自身のデモ以外にゲストフローリストもデモを。

初日は Robbie Honey

実はナメあしのブログでも こちらで紹介しております。(中段の10・11枚目の写真、Lanvin店内に飾られていたエッグのデザイナー)

前日には一緒に食事にもでかけたのですが、とても気さくで優しい方です。
デモ中に、珍しい花材を使うときは、見ている方にその花を順番にまわしたり、質問にも丁寧に一つ一つ答えていたことがとても印象に残りました。

せっかくなのでブログ用にと記念に1枚。

デモはテントの中ですが、こうしてカテドラルの中に置かれると更に美しさが増します。

あふれるほどのスィートピー、ガーデンローズ、グリーンはミントを使って香りがいっぱいです。

Inspired by Wimbledon

 
今週は週の前半は彼女と親しくしているSamと一緒に働いていました。

以前にもブログで紹介させていただいた、 SHAFTSBERRIES FLOWERSの看板娘のLottie、朝の4時から行動を共にしています。活けこみの間もずっとこうして待っています。

こちらは、Grosvenor Houseという5つ星のホテルのメインテーブル。

ウィンブルドンが始まったので意識してのこのデザイン。

1階のカフェ。

ウインブルドンとそこでいただくストロベリークリームは特別なたのしみ。
中央には、ストロベリークリームのアレンジを。

Sam作成のテニスボール。

この写真は一部のもの。こちらのホテルはお花があちこちに置かれています。

そしてまだまだ美しかったのですが、昨日すべて取り換えます。
フローリスト3人ですべてのお花をかたずけ、活けこむまで3時間かかります、大きなコントラクトです。

今週は、こんな感じ。

カフェは先週のものを残しつつ。

花の中にもテニスボールを入れてみます。

遊び心、大切ですね。

Flowers, flowers, flowers!  Flower Gala – 4

会場入り口に大きなアレンジをつくりました。季節の花、Arium(アリウム)とStock(ストック)だけのシンプルながら存在感たっぷりなもの。ストックの香りも広がります。

前回もお話させていただきましたが、Paula Pryke Flowers チームで作ったアレンジのテーマは、『Rainbows 虹』 。

あれれ…撮ったつもりがすべて撮れていない・・・グリーンがあったのですが。

後ろの木の下のベンチに置かれているこのクッションが可愛くってナメあしのお気に入りでした。

Sophie, Countess of Wessex Flower Gala – 3

木曜日の夜、プレビューがスタート。

また改めてお花は紹介させていただきますが、中央のメインに飾った、Paula Pryke Flowers チームで作ったアレンジのテーマは、『Rainbows 虹』

ソフィー妃がいらっしゃいました。

讃美歌の歌を聞きながら。ゲストはドリンクを片手に、カテドラルの中を歩きます。

美しく、そして何よりとても気さくなソフィー妃。
ゆっくりすべての作品をポーラと一緒にご覧になります。フラワークラブの皆さまも緊張していました。

この日は、本物のパパラッチが何人かいましたが、負けないようにと皆に励まされます。

やはりお客様が入ってこそ、花のある空間が仕上がります。Flower Galaのはじまりです。

同僚たちも一区切り。
それにしても皆、シャンパーニュよく飲んでいました~。

more 準備… Flower Gala – 2

サッカーイタリア戦、残念でした…。BBCでライブ放送していたため、オンタイムで見れたので感謝なのですが、解説はやはり日本語が良いなぁ…。
今朝は活けこみ先のCHANEL(シャネル)で、イタリア人から、「良い試合だったわね~」なんてちょっと上から言われてなお残念~。

昨日のつづきです。
まだまだ準備が続きます。

カテドラル外のmarquee(テント)、プレビューの日にはドリンクパーティーの会場に。このハンギングのフレームをぶら下げるときには、皆で持ち上げないと、なほどの重さ。
そのフレームにsalal(レモンリーフ)を巻き付けます、作業はすべてはしごで。上を向いて、手延ばしての状態がずっと続きます。

仕事がオフの元同僚(このブログでも何度か登場している)Chrisがお手伝いに。
一緒にこのエリアを作りました。

ステンドグラスから太陽の光がさして、Oerchid(ゴールデンシャワー)美しさがまします。

あちこちの仕事をしていると、呼ばれて、別の場所に車で移動。

Anitaと共に、バスの車庫にやってきました。
駅とカテドラルを往復するバスもデコレーションです。

車庫での作業は、蛍光色のベストを着るのが規則だそう。

この日は仕上げの日、どんどん時間が迫ります。

が、ちょっと物足りない???
手を抜くこともできず、手すりにいくつかガーランドを作ります。

街をあげてのイベント。
外装はバス会社の方が一生懸命。

別のmarqueeでは、このカテドラルのフラワークラブの方々が小さなミニブーケを作っています。明日からの一般公開日のショップで販売するそう。

午後2時には、プレス公開。夕方よりプレビューです。
ちょうど仕上がったのは1時過ぎ。シャッターの音が響くほど、静かな誰もいない空間です。

つづく

準備…そして準備。 Flower Gala -1

前回お話しましたが、大きなイベントがありました。

いつもスタッフとして働いている Paula Pryke Flowers のポーラプライクが総合プロデュースした『Guilford Cathedral Flower Gala』

会場となったのは、ロンドンより二時間弱のドライブの距離にある Guilford Cathedral(カテドラル)。このカテドラル全体を花々で活けこみます。

プレビューの木曜日から土曜日までのイベントで、現地での準備は月曜日からスタートしました。

英国には教会のお花のお世話をする『フラワークラブ』の方々がいらっしゃいます。今回は地元の教会を支えるそれぞれのフラワークラブが、教会内を仕切ったスペースに、テーマを決めてアレンジメントを紹介します。

こちらが教会中央。

教会の中央部分から入口方向に向かって。
とにかく広い、高い…スペースイメージできますでしょうか。

普段、ここには礼拝できるように沢山の椅子が並んでいますが、すべてかたづけられています。この中央部分は、ポーラプライクのアレンジメントスペース。中央にトピアリーのように見える木々の高さは3メートル強あります。業者さんがクレーンで運んできました。

月曜日には花々が届き、フラワークラブそれぞれに分けていきます。この日はフラワークラブの人もほとんど作業はしていないので、人も少なめ、静かな教会でした。

ちなみに後ろに写っているのは同僚のア二―タ。ナメあしも一緒に作業をしていたのですが、こんなに高い所に登ることも少ないと、作業を中断して撮ってみました、高いって伝わりにくいのですが…。

こんな感じです。
写真を撮っていると、「そんな暇ないでしょ~」と。

翌日は、朝から大騒ぎ。
各地のフラワークラブの方々が到着。

クラブの大きさはそれぞれ。大人数のところもあれば、お一人の方も。チームのフォロー、お手伝いもナメあしたちの仕事の一つです。

そんなバタバタな作業の中、こんな方を発見。

まだまだ続きます。どうぞお付き合いください。

近況です。

 

6月の上旬にロンドンに戻りました。
日本滞在中には、沢山のご注文やワークショップのご参加、ありがとうございました。

帰国前日にウエディングの仕事をいただいたりで、日本での滞在日記をもう少しお届けしたいな、思っています。ロンドンに戻って、翌日からしばらく郊外でのイベントが立て続けにあり、スクールのアシスタントと週末もないまま今日まで過ごしています。

写真だけははたくさん撮っています、もうしばらくお待ちください。