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London Fashion Week

 
ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリとまわる2014年春夏コレクションを発表するファッションウィーク、9月半ばにロンドンファッションウィークが開催されました。

ファッションのトレンドは花のトレンドにも通じていることもあり、またその期間はファション関係のお花の注文も多く、そして何より街にそれと一目でわかるようなおしゃれな関係者が増えます。

お名前はふせますが、「わーっと驚くようなお花でリストコサージュを作ってほしい」とのご注文。リストコサージュはワイヤリング作業もあったりで、細かい作業が苦手なフローリストが多いこともあり、ナメあしはそれ専任になることが多く、この日はそれ用の花を探しに、花市場にも出向きました。

ラン、バラ、このあたりは奇麗だけれどつまらないし、一軒一軒丁寧にお店をチェック。そしてこの花に決定。

Tacca(タッカ)タシロイモ科のお花です。この日初めてこの花を知りました、即決です。
BatFlower(こうもり花)Cat’s Whiskers(ねこのおひげ)なんて別名もあったり、確かにそれらしい花です。

ご一緒されるパートナーの方にもボタンホールを作りました。

季節を味わう

 
今年の夏は仕事でカントリーサイドに行くことが多く、長いドライブでしたがロンドンにはない自然の美しさを堪能しました。

先週は夏用のPhoto shooting(撮影)最後、2時間強のドライブです。この日の朝は霧が深くコートを着るほどでした。午後には青空が見えましたが、夏のギラギラの青空とは異なります、秋の空です。

美しいダリア。
ガーデンのお花もすっかり様変わりです。

Japanese Anemone シュウメイ菊も満開です。

何の撮影って思われますでしょうか?
帽子のお花、生花です。あまりに2人が可愛くって、撮影前の貴重な1枚。

少し前の撮影で使ったアリスバンド、庭の片隅に残っていました。
ドライになって質感がでたかな。

今週は秋シリーズの撮影。そして週末はウエディング、しばらく忙しい日が続きます。

ワークショップ@Garden Museum

 

少し前の話になってしまいますが、英国大手スーパー Waitrose主催のPaula Prykeのワークショップが、 Garden Museumで。このミュージアム、元は教会でした。

Waitroseのメンバーの方、そしてスーパー内のお花を年間かなり購入されている顧客12名と、少人数だからこそのアットホームなイベント。もちろんお花はスーパーで売られている花材を使います。

生徒さんは到着すると、まずはシャンパーニュとフィンガーフードを。
プロの方が作るこのフィンガーフード。美味しさもあるのですが、見せ方がとても上手で可愛い、今日はこちらを紹介させていただきますね。

話を聞くチャンスはなかったのですが、今日のイベントに合わせてのこの作品。お料理それぞれが、美しい作品のようでした。

ケバブスティックに、トルテリー二、モッツアレラ、バジルにドライトマトを挟んで。

なるほど~のアイディア。

トルテリー二に添えたオリーブ油がテラコッタにしみて、テラコッタがとてもいい風合いに。

こちらのビーツのペースト、とても美味しいし、色鮮やか。ほうれんそうとごまのワッフルとの相性もばっちりです。

そしてデザート。

季節のイチジクにビターのチョコレート、その上にはシーソルトが。

メレンゲは切り株の上に。

美味しいし、楽しい。

空間にも、ワークショップにも関連があって、説得力がありました。

いつも感じるのですが、こういうときのさりげない出し方、見せ方、とても上手。
上のイチジクのチョコレートの写真を見ていただいてもわかるように、切り方をそろえなかったりしているところ、切り株のお菓子の盛り付け方、あえてのヌケ感ですね。

夜には沢山のキャンドルを灯しました。

終わりました!

 
先が見えないほどの忙しいウエディングが終わりました。
ナメあしのポジションは、フリーランスなので断れば仕事はセーブできるのですが、今回は結局断ることもできず、土日もなかったので、今日が何曜日なのかな、思うほどです。

残念ながら会場の写真はNGでご紹介できないのです、ごめんなさい。
ホテル玄関のアレンジはこんな感じです。

ホテル正面のColumnの依頼は、前からあったものではなく、急きょそのアレンジを作る前日にオーダーが。そこからフローリストが8名ブッキングされました。
ホテルの玄関とあって、作業の時間は2時間ときまっていました。

朝の4時にスタートして、仕上がったのは6時前。



Columnsそれぞれに、蘭の鉢が80鉢、あじさい150本、カラー200本入っています。

ホテルの中もいつも以上に華やかです。

ウエディングは無事終了。
本当に本当に終わって嬉しい~。

今日はオフ。お恥ずかしならが久しぶりに!掃除機をかけました。
明日からはまた急きょ、別の会社の仕事で郊外です。

foggy morning

2号は週のはじめからアメリカに出張中。そしてナメあし、今週はかなり忙しく花漬け生活をしています。

週半ばにはまた少し夏の暑さが戻りました、でも、朝夕は肌寒く、早朝の運転には霧が広がり、秋を感じます。

忙しさは月曜日まで。
今日からは、インド人のウエディングの仕事を。イベントは3日間続きます。

5つ星のホテル300部屋、ほとんどホテル貸切です、スタートは、300個のこちら、オ―二ソガラムのシンプルなアレンジメント。

どんなウエディングになるでしょうか。
写真が撮れる余裕があることを期待しつつ。

ある土曜日

 
気が付けば9月に突入。
この二週間は郊外の仕事が多く、それに甘えてアップもできないまま。久しぶりに開けた自分のブログ、左上のAlmost Unrealのロゴが秋色に変わっていました。

少し前の土曜日、急きょの急きょpaula Pryke Flowersの撮影の仕事に出かけることになりました。
撮影場所の教会の横には、こんな方たちが。車を駐車して花を運んでいるとどんどん近付いてきます。

今日はドライブがてらと、オフの2号も一緒です。ポーラや同僚とも親しい2号。近くでのんびりするとパソコン持参で出かけたものの、結局こんな感じに。

この日は急きょの撮影だったため、カメラマンのTim、助手がいませんでした。レフバンを最初は置きながらだった様子をみて2号がアシスタントに。

撮影に使ったのは、小さな教会。
夕暮れ前の西日でステンドグラスの美しさが一層増します。

どういう仕上がりになるのか、とても楽しみです。

2号ですが、なかなかな仕事ぶりだったようで、後日Timからもおほめのお言葉をいただきました。