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Dutch Flowers

ロンドンに戻って一週間が過ぎました、仕事が適度に入って、時差ボケもほぼ解消、通常生活に戻りつつあります。
月曜日は2時起床の3時スタート、最初にスタジオで活け込みの準備をするのですが、この日はかなり早くその準備も終わり、同僚のDanielと一緒に早朝のトラファルガースクエアに向かいいます。5時前まだ早朝ですがすでに朝の光です。
トラファルガースクエアといえば、有名なネルソン提督の像をはじめ、それを取り囲む四つのブロンズ製ライオン像、そして、広場の四隅には彫像が飾られていて、普段から観光名所として多くの人が訪れる場所です。ここ数年は、Public art(パブリックアート 広場や道路や公園など公共的な空間に設置されるアートのこと)にも積極的で、一定期間で変化があり、運転中に見るのも楽しみの一つです。
見たかったのは、フラワーアート!
スクエアの隣接するNational Gallery(ナショナルギャラリー美術館)で8月まで開催のエキシビション『 Dutch Flowers 』。このプロモートの一環で広場に巨大のフラワーアートが飾らていました。

早朝過ぎて誰も歩いていないスクエアも珍しい。巨大なフラワーアートわかりますでしょうか?
左側に豆粒のように見えるセキュリティーを見て比べてみてください。

大きさにも驚くのですが…。

何がすごいって、この花々、生花です。
造花にしたいところを、これがDutch Flowersのオランダの花へのこだわりと感じました。造花では表せない迫力です。

画の地模様も、ブラックカラーです。

Danielの同僚がこのプロジェクトに加わっていたそう。25人のチームで12シートに分けて作成、最後に別業者が組み立てて完成。水は自動的にオアシスにいきわたるようになっています。にしてもこの週はとても暑く、すでに何度も花の入れ替え、手直しをしているそうです。
ほかの人の仕事を見るのは大きな刺激です。そして週末にはこのエキシビションにでかけてきたいと思います。