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ロックダウン解除後 Week 67-68 7/25 ~8/3

2022年3月スタート、日本生活も少しずつしっくりきはじめていますが、『ロンドン生活』を自分の備忘録です。お付き合いいただける方、覗いてください!

 

花市場は夏の花に加えて秋の花が少しずつ入荷中、そして少しずつ、日本に戻ることが現実になってきます。

 

ここは市場の中にある『カフェ』。カフェと書くと、写真に撮るとなんだか素敵に見えますが、普通のコーヒー屋さんです。しかしコンビニも自販機もないロンドン、コーヒーを早朝に購入できる場所がない分唯一といってもよいです、ありがたい場所です。

 

私は下を向いていますが、お世話になったSunny。長いお付き合い、花の仕入れのことから市場で困ったことがあれば色々手配をしてくれてて心強い人でした。

 

このコロナ禍、国内外の旅行も難しいため結局最後の最後まで普通の生活をしようと決めていたのですが、シャネルでの活けこみも残すところ数回に。

 

活けこみ時の朝食は、朝7時にスタートするこちら。彼にいくつもの『スキニーカプチーノ』作ってもらいました。

 

仕事帰りにお気に入りのパン屋さんへ。

 

この日は仕事終わりにポーランド人の同僚Martaの家の近所でポーランドのケーキをごちそうになりました。

 

仕事の途中に一枚。

ロンドンの中心も中心地、一本内側の道に入るとこんなお花を育てているお家があります。真夏でもここまできれいに咲く、ガーデニングに適した気候なのでしょう。

 

駅に珍しい車が停まっていたようで2号とアフリカ系の女性が写真を交互に撮ってて、なんだかとても微笑ましかったので一枚。上に見える大きな茶色の木はBeech Tree。ブナの木なのですがこの葉の色がロンドンの街並みにしっくりとはまります。ナメあしの花の色パレットに大きく影響した木でもあります。

 

この日はいつもの活けこみ後にいくつもの白いブーケを作りました。そのまま配達して、仲良しのSamのスタジオに立ち寄ります。

ちょっとお別れモードになって、涙ながらに(サムはすぐに泣きます、そしてすぐに復活します(笑))「一回食事に行こう~」と約束をして、帰ろうとすると花のバケツを渡されました。帰り道に通るこのホテル、「ホテルで活けこみしてきて~」と。

 

 

ということで一日の最後にこちらで活けこみ。知り合いのホテルの人たちとも少し話ができてラッキーでした。

車に戻って、あれ何か連絡来ているな、と思って携帯をみたらこんなものが、OMG(オーマイゴッド!!!)

 

接触確認アプリで濃厚接触者と認定され、8日間の自主隔離を求められました。

ええええ・・・どうしよう、2号になんと言おう…。そうなのです、今からだから、あれ…明日そして最終日の仕事も、あれ…ポーラが企画してくれお別れ会も、あれ…引越も、あれ…日本へも、飛行機乗れない???

慌てて2号に連絡すると2号も同じメッセージをもらっていました。このアプリを使った日と場所が大体わかりました。レストランです、大きな庭のあるそちらで外で食事をしました…一緒に行ったメンバー大丈夫かな、と連絡すると誰も連絡を受けていない事実が発覚、なぜ私たちだけ??? こんなニュースを読んだばかりでした…。

 

 

こうしてすべての予定が変更されます。引越、エアーチケットの変更、その後の日本での隔離ホテルの変更などなど。2号はずっと手続きに色々がんばっていました、忙しそう…。ナメあしは、明日と明後日仕事をする予定だったのでその最終日を迎えられない寂しさがこみ上げました。だったらシャネルのスタッフに、あそこのスタッフに、さよなら言えばよかった…。せっかく計画してもらっていた食事会もなしか、みんなに会っておけばよかった…。あれ、そうなると無理やり行かされたサムのホテルの活けこみが最後の仕事になったんだなぁ…。

もやもやしていたら玄関のベルが。2号の友人のイタリアレストランより差し入れです~。

 

前菜とデザート付きです。そしてなんで写真がないんだろうと後悔するのですが、このほかに色々荷物が届きました。

フルーツ、パスタ、紅茶、コーヒー、ビスケット、オリーブオイル、アーティチョークの瓶、オリーブ…段ボールにいっぱいの食料です。

 

 

翌日は同僚のポーランド人のMartaからの差し入れ。このスープは『Zurek ズレック』と呼ばれる伝統スープです。ナメあし以前にワルシャワに行った際にすっかりはまりました!発酵させたライ麦をいれるため、酸味があります。ナメあしが教えてほしいと一緒にポーランドの食材が手に入るお店に出かけて細かく伝授いただきました。お店で売っているハーブととともに発酵させた液体をマータは利用しているそうです。粉上になったものもあるけれど、できればこっちの方がよいと。そして大切なのはポーリッシュソーセージを入れること(マータ曰く英国産は絶対ダメとのこと(笑))。ゆで卵を飾り、食べる際にサワークリームを載せます。

あああああ美味しい~。

 

別の日は朝、同じフラットに住むMaryから、「駅前のGail’sにいるけど何かいる?」の嬉しい差し入れ。

 

 

隔離となり、大きく日程の変更もあり、急に時間ができました。かといって外にも行けないので梱包に部屋のかたずけが進むはず…でしたが、結局アマゾンでポチっとが増えているだけのような。ナメあし大量の花器を持っていました、そして涙を呑んでかなりの花器をチャリティーショップに寄付したまではよかったのですが、最終的にはその倍の花器を購入してしまいました…。

上の写真は2号の靴下コレクション。足のサイズが30センチなので、こういうものは日本でなかなか手に入らない、そうです。

 

荷物を整理しなきゃいけないのに、手が止まるの図!しかもこれはハワイのゴルフ場でもらうカップ、よくこんなに集まったし、これ全部いる???(と言いつつ、ナメあしの雑貨はすべてこれいる?のオンパレードです)

 

2号のどれをスーツケースで持ち帰るか、の図。大半の荷物は船便で通常2か月、ただしこのコロナ禍で4か月と言われていますので、選択が難しい。荷物が届くのは12月???悩みます。

 

記念にこちらも。私たちのクローゼットですが、上段は全て2号。下段の空間の部分も2号(すでに梱包済)。ナメあしのは下段に残ってる数着のみ。これは明らかにおかしいですよね(笑)

 

まだまだあります…2号のものが…。(文句ではありません、ナメあしの大量の花器や雑貨が他のところに大量にあります(笑))

 

 

念のため毎日抗原テストをしていますが、もちろんネガティブ。

隔離が終わった朝一番の仕事はゴミ捨て。庭には気が付けば秋の花が咲き始めています。

 

ようやく外にでれます、そしていよいよラストスパートの数日になります~。

 

2022年3月のフラワー壁紙

今年もあっという間に3月ですね。

春の球根花のラナンキュラスは、幾重にも重なる花びらとぷっくりとした様が可愛らしくて美しく、特に大好きな花です。

色々に異なる花材とミックスで作るブーケも好きですが、今回はラナンキュラス・オンリーで、しかもホワイト! 贅沢なブーケです。

グリーンは通称「タラスピ」と呼ばれているペンペン草です。表情が良い上に、野草に近い種なのでとても強く、お気に入りでよく使っています。

 

画像の左上にはロンドンのタワーブリッジが刺繍されたクッションが見えているので、それがちょっと映りこむようにポジショニングすると可愛いかな、と思います。

エンジョイされますように!

 

オルモストアンリアル