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日記・コラム・つぶやき

母の日のご報告 

少し前のことになりますが、母の日のご注文をいただきました方、ありがとうございました。

今日はそのご報告です。

 

こちらは、花折り。カーネーションとバラのみで彩りました。

 

 

ボックスには、リバティーのリボン、ピンクのネオンゴムを巻きました。

 

こちらはビスポーク。

お母様、おばさま、お母様のご友人へのギフト。華やかな色合いのリクエストです。

 

こちらは、「From UK」シリーズのブーケ。花材はサンプルよりよいものが仕入れられました、大人可愛いブーケでした。

 

こちらは「バスケット」。今年のテーマカラーは王道のピンク&レッド、おかげさまで沢山作りました。

 

 

母の日の週末はなぜかいつも蒸し暑くなり、急に気温が上がります。クール便使用でよかった、ほっとしております。

 

 

 

実家の母へはこちら。

フランスの花の巨匠クリスチャントルチュの東京で行われた作品展で買った花器(トルチュの花器と呼んでいます(笑))に、商品として使えなかった短い枝や少し花びらがダメージだったものを活けました。

このトルチュの花器はかーなーり高価で、その時はまだフローリストでもないナメあしでしたが、一緒に行った母が買ってくれました。今も大切で思い出深い花器です。その後ポーラのところで働き、彼女とトルチュが親しくしていることから、ナメあしの作品を評価していただいたり、縁をいただきました。

 

今年も無事に終了できましたこと、本当に感謝です。

ロックダウン解除後 Week 69-70 8/4-11

これが英国よりの最後の週。すでに一年前になってしまいました…。

2021年の夏、帰国間際に接触確認アプリより濃厚接触者扱いになり8日間の隔離をすることになり、すべての予定が狂いました。

引越や飛行機の変更、加えて日本での隔離のステイ先の手配もすべて変更だったのですが、何がつらかったといえば20年以上働いた花仕事の最後の日をキャンセルしてしまったこと。折角予定していてくれた人々との食事会をキャンセルしてしまったこと。

隔離明け、残る数日は引越しもあるけれどできる限りの人と会おう。これが最後の目標になりました。

 

隔離明けの朝はAnitaとナメあしの最寄り駅のGail’sでブレックファースト。忙しいスケジュールの中、仕事の前に、と立ち寄ってくれました。

彼女とはナメあしがポーラ・プライク・フラワーズで働きだした初日に一緒に仕事をしました。フリーランスのAnitaはいつも一緒に働くわけではなかったけれど、都度都度よく働きました。とにかく色々なことを教えてもらい、昔も今も尊敬するフローリストです。

 

彼女と別れた後にこの写真が送られてきました、一緒に仕事をしたウエディングのもの。ブーケは本当に大きかった!!

 

大切な人といえば、Ashleigh。

会ったのはこの少し前の週なのですが抜けていたのでこちらに紹介。

ナメあしの恩師、ポーラのところのスクールを受講の際の先生であり、働きだしてしばらくのヘッドマネージャー。花のことからすべて教えてもらいました。

この日は10年ぶりの再会だったのですが、約束の時間に彼女のお店に出向いたら、大量の花がオランダから届いたところでした。「食事の後に戻ってコンディショニング(水切り)するから」と言われたのですが、それは花がかわいそうと二人でコンディショニング。懐かしいあの頃に一瞬で戻りました。

 

そして過去のブログでも何度もご紹介しているChris。アンティークやガーデンの楽しさとか、野に咲く花の美しさとそれらをアレンジに入れ込むアイディアとか、彼から色々な影響を受けました。

「タイムアップで会えそうもない(涙)」と、代わりに、お庭の花や木々を紹介しながらのクリスらしい素敵なビデオレターを送ってくれました。

 

 

翌日引越の準備中なのに、大好きな美術館 Victoria and Albert Museum。一番好きな美術館。これはきっとこれからも変わらないと思います。ここには懐かしい人と約束をしたのでやってきました。

 

こちらはJoとキッズのLucyとOscar。

Joはナメあしが活けこみ専任になった時のパートナーです。まだ英語でスムーズな会話ができなかったナメあしに英語を教えてくれた人。最初のころは花制作どころか、英国人との仕事(英語)をすること自体が大変でした。Joと仕事をしてから「もっと話したいなぁ」と思い始めさせてくれた大切な人です。

 

その帰りに大好きな Fortnum and Maison で自分用の紅茶をビスポークしました。

 

日本に到着してからロンドンを懐かしく思いながら2号とゆっくりお茶をする時間を夢見て・・・。オーダーの記録が残るので、また同じものを求められます。

 

そのまま少し先の本屋さんへ。

 

これ以上本は増やしてはいけないと思いつつ、一冊花の本を購入! こちらの本屋さんにも本当にお世話になりました。

 

別行動だった2号もお気に入りの帽子屋さんに行き、帽子を買った! ・・・ではなく、ハット・ボックスをゲット。よく見ると本当にかわいいボックスです。

 

バタバタしているけれど、8日間外にでれなかったので嬉しいかぎり。

 

休む暇もなく、カップをもってご近所に。

 

 

赤いバラが咲くお庭にお邪魔します。

 

Sueのご招待です。Sueは同じ建物に住む隣人さんなのですが、ご近所にもお家があります。

お庭でティーパーティー。マグカップがないかもと言われていたので持参したら不要でした。

今見るとこのパラソルの中途半端な高さとか、そろってない椅子の感じ、なんだかとても英国っぽいと感じちゃいます。

 

家の中はこんな感じです、引越できるのかな…。

 

ただ、少し補足すると。

国をまたぐ引越は、全ての荷物の中身の記載が必要で、引越し業者さんからは「梱包は自分たちでしますのでしないでください」とのこと。だからこれ以上できない、という言い訳です。

 

まだ続きます、下に住むMaryから連絡。おねだりをしていた画をいただきました。

「趣味で描いてるだけよ」という彼女の作品は、共有の廊下にいつも飾ってくれていて、時々画が変わって、それを2号と楽しんでいました。

 

夜は由起子ちゃんとちょっとだけお茶。

なんと最後に手作りのケーキをいただきました~。

 

ナメあしの家の前はそのエリアに住む許可書を持った人の車が縦列できるのですが、こうしてお知らせがあると止められません。これはナメあしの引っ越しのことが記されたもの、実感してきました。

 

 

実感していない2号。

引越は2日間に分けて行われたのですが本当に余裕。ナメあしはただただ焦る…。

 

焦ってたらポーラから電話。「家の下にいるんだけどでて来られる?」と。素敵なプレゼントをいただきました。(本当は今紹介したいのですが、大切に持ち帰り今実家にあずかってもらっていますのでいつか別の機会に)

 

娘のAnneとも仲良くなったので寂しいものです…。

 

翌日、引越2日目。

梱包がどんどん進み、積み込まれていきます。

そしてナメあしは、2号にお任せして出かけます。

 

「仕事は終えているのですが、ナメあしが担当した仕事のことで打合せするのだけど来られる?」と。もちろんYESです!

「Photoshootingには立ちあえないけれどデザインは残るわよ」と。Martaに作品を作りながら細かい説明をして微調整をしながら最終引継ぎ。ポーラは「お昼のテイク・アウェイはナメあし何食べたい?」と。

 

最後なのでお世話になった近所のカフェのベーコン&エッグサンドウィッチを。お店の人にもさよなら言えました!

 

引越し作業終わりの2号も合流して、この日が一応最後の日になります。

 

夕方、仕事終わりに一人で飲んでいるというYasukoさんに一目会いにお店に向かいます。彼女はナメあしの唯一の日本人フローリスト友人で20年以上のお付き合いです。英語堪能な彼女にどれだけ助けてもらったか! 長いお付き合い、お世話になりました!

 

Taniaの家に寄ったら猫に子供が!

 

孫のJakeが衣装を着て待っていてくれました。

 

そしてこちらSt Pancras駅構内にあるPCR検査場へ。。

出国前PCR検査がこれが大変でした(2号が大変そうでナメあしはついていくだけだったのですが…)。日本国指定の唾液での検査方法は欧州では一般的ではなく、それに対応していて且つ日本の厚生労働省指定のフォーマットで陰性証明書を発行してくれるところ、ということで、パリ行きユーロスターの発着駅にあるこちらに。

 

簡単に書いていますが、これ以外にも問題が多々あったようで2号はあちこちに問い合わせをしていました。ナメあしは、こんな静かな駅構内もなかなかないな、と記念撮影です。

 

待ち時間も全くなく、検査はスムーズだったのですが、日本の陰性証明書は48時間後に結果が出てから改めて取りに来ることが必須で、出発日早朝にまたここに来なければならないことに…。

 

家に戻って最後の玄関掃除をしていたら「今週会えたら」と言っていたのに無理と諦めていたAnneがサプライズで訪ねてくれました。

ビックリの嬉しさで関取のような見事な泣きっぷりの私です(苦笑)

 

朝からバタバタしましたが家に戻ったら、テレビをお譲りすることで引き取りにきてくださったMちゃんファミリーと再会です。そしてお弁当の差し入れ、ありがたくいただきます。

 

今後どのような家に住んでもこの景色以上のものはないかな…と思いながらのお別れ。

今日から出発まではホテルに滞在です。

 

「今どこにいるの?」から急に遊びに来てくれたSamとBernie。今後もお付き合いは続くけれどお別れは寂しいものです。

 

ものすごーい素敵なプレゼントをいただきました。お気づきの方、サムが持っているのはお風呂場で使うスポンジで、大きな丈のある花器を洗うのに重宝します。

 

見慣れた光景も記念に一枚。

 

少し時間ができたので、もう一度ビクトリア・アルバート博物館へ。

 

サーっと回って大好きなカフェを眺めて(この日は感染が怖かったのでお茶は控えて)戻りました。

 

 

渡すものがあって寄った、2号のオフィス正面にあるイタリアン。「ちょっと食べていってよ」と思いっきりのフルコースをいただきました!

 

出発日の早朝、無事に書類を受け取り、空港へ向かいます。

 

空港はガラガラ。乗る人も少ないし、搭乗者のみの立ち入りです。

 

そうそう。

搭乗手続き中に、2号はなぜか「Hi! I like your work. My kids love you!」と空港職員から声をかけられていました。

そして2号もなぜか「Thank you!」と。多分、先方は2号を俳優?コメディアン?と間違えたようです(笑)

 

マスク付きの12時間のフライトにやや緊張気味です。あれ? これがロンドンでの最後の記念撮影でした。

 

 

時間があったので改めてナメあしのカバンの中をチェックするとお菓子ばかり。そして何故かフローリストテープ(笑)

 

飛行機の中はさらにガラガラ。

ただアイルランドのパラリンピックの選手団が搭乗。マスクは義務ですが、しっかりゴーグルかけて目からの感染も予防していて、改めてこのコロナ禍での開催の大変さを垣間見ました。

 

ロンドンの生活はここで一区切り。

この地を去るのがこんなに辛く寂しくなる日が来るとは。あの最初にロンドンの地について途方に暮れていた自分に教えてあげたいです。

これからは今までとは逆で、日本を拠点にロンドンへの出稼ぎ生活が始まることとなります。

 

ロンドン最終日に大きな虹がかかりその下をくぐりました、次のアドベンチャーがんばるぞー!

 

母の日2022 フラワーギフト

今年の母の日は5月8日日曜日、オルモストアンリアルでは母の日のオーダー受付をスタートいたしました。

ナメあし(鶴岡)がロックダウン中の英国にいて帰国できなかったことでオーダーは2年間はお休みをいただき、3年ぶり!ニュースでは第七波などと言われておりましたので見極めも難しくギリギリのご案内になりましたことまずお詫び申し上げます。

3年ぶりのプロジェクト、すべての商品に責任をもち、心を込めて対応させていただきます。

本日は商品のご紹介です。

 

【母の日 from UK エコバッグ】

母の日の贈り物をさらにスペシャルにする「from UK」コレクションは、2022年はナメあしがよく利用する「Caroline Gardner」のパイナップル柄のエコバッグです。プラスティック・ボトルをリサイクルして作られたバッグはたっぷりサイズで、内縁のピンクのきりかえしが可愛いです。

新しいバッグって気分が上がりますよね? ここ数年お出かけを控えていたお母様に元気に外にお出かけしていただきたい、いつものフードショッピングに、またちょっとしたお出かけにもと便利にご利用いただけると思います。一緒にお届けするお花はこのパイナップルに合わせて元気いっぱいのイエロー&ピンクのブーケです。

 

イメージできますでしょうか?ハンドルの長さもちょうどよいです。

 

 

 

 

底板もありしっかりしています!

 

イエロー&ピンクのコンビネーション、市場に並ぶ花材で可愛く仕上げます!

 

 

 

【母の日 季節のバスケット】

バラを中心にしたピンク、オレンジ、ライラックの彩りで、お花畑のようなアレンジメントをお届けします。グレーのバスケットにこちらのコンビネーションはナメあしが個人的に好きな組み合わせです。

 

バラは一本ずつ違うタイプを揃えます、市場の仕入れは、その日のナメあしの目で選びますのでどのバラが入るかどうぞご期待を!

 

 

【母の日 ブーケ】

ご好評をいただいております『ブーケ』。季節の花や葉を投げ入れたナチュラルなあしらいでお作りします。
(花器は付属しておりません)

そのままブーケとして花器に入れられても良いですし、分けて色々なところに飾ったり、自分でお花をアレンジしたり、お花好きなお母様にぴったりです。

 

 

手を加えていただくとこのような雰囲気にもなります。お持ちの花器でまた印象は異なると思います。もちろん花器を合わせてご用意することも可能です(別途料金)

 

色合いは仕入れによりますが、これは数年前の実際の商品になります。

 

 

 

【母の日 カーネーション バスケット】

母の日はやっぱり、カーネーション!そして日本のカーネーションは世界一だと思うナメあし、その美しさを存分に味わっていただきたいと思っています。

 

 

こちらもグレーのバスケットでのアレンジになります、お花との愛称ぴったりです。市場でどんなカーネーションを揃えられるか楽しみです。

 

 

【母の日 プチ・オーキッド】

前回ご好評頂きましたミニ胡蝶蘭を陶器に入れてのお届けです。一般的な白い大きな胡蝶蘭と比較して花の大きさが1/3位の可愛らしいサイズです。お使いやすい大きさでお玄関やテーブルフラワーにも。花持ちがよく、手入れが簡単で長くお楽しみいただけます。英国では胡蝶蘭といえばこのサイズが人気、私が活けこんでいたシャネルではこの胡蝶蘭を常にショップに飾っています。

 

 

全ての商品にオルモストアンリアルのオリジナルカードをお付けします。代筆もお受けしております。

 

 

オルモストアンリアルでは、市場よりできる限りフレッシュなものを仕入れ、出荷ギリギリに作成、梱包することをお約束します。

オンラインショップよりお申込みください。何かご質問やご意見ございましたら、こちらよりお問い合わせください。

 

ロックダウン解除後 Week 67-68 7/25 ~8/3

2022年3月スタート、日本生活も少しずつしっくりきはじめていますが、『ロンドン生活』を自分の備忘録です。お付き合いいただける方、覗いてください!

 

花市場は夏の花に加えて秋の花が少しずつ入荷中、そして少しずつ、日本に戻ることが現実になってきます。

 

ここは市場の中にある『カフェ』。カフェと書くと、写真に撮るとなんだか素敵に見えますが、普通のコーヒー屋さんです。しかしコンビニも自販機もないロンドン、コーヒーを早朝に購入できる場所がない分唯一といってもよいです、ありがたい場所です。

 

私は下を向いていますが、お世話になったSunny。長いお付き合い、花の仕入れのことから市場で困ったことがあれば色々手配をしてくれてて心強い人でした。

 

このコロナ禍、国内外の旅行も難しいため結局最後の最後まで普通の生活をしようと決めていたのですが、シャネルでの活けこみも残すところ数回に。

 

活けこみ時の朝食は、朝7時にスタートするこちら。彼にいくつもの『スキニーカプチーノ』作ってもらいました。

 

仕事帰りにお気に入りのパン屋さんへ。

 

この日は仕事終わりにポーランド人の同僚Martaの家の近所でポーランドのケーキをごちそうになりました。

 

仕事の途中に一枚。

ロンドンの中心も中心地、一本内側の道に入るとこんなお花を育てているお家があります。真夏でもここまできれいに咲く、ガーデニングに適した気候なのでしょう。

 

駅に珍しい車が停まっていたようで2号とアフリカ系の女性が写真を交互に撮ってて、なんだかとても微笑ましかったので一枚。上に見える大きな茶色の木はBeech Tree。ブナの木なのですがこの葉の色がロンドンの街並みにしっくりとはまります。ナメあしの花の色パレットに大きく影響した木でもあります。

 

この日はいつもの活けこみ後にいくつもの白いブーケを作りました。そのまま配達して、仲良しのSamのスタジオに立ち寄ります。

ちょっとお別れモードになって、涙ながらに(サムはすぐに泣きます、そしてすぐに復活します(笑))「一回食事に行こう~」と約束をして、帰ろうとすると花のバケツを渡されました。帰り道に通るこのホテル、「ホテルで活けこみしてきて~」と。

 

 

ということで一日の最後にこちらで活けこみ。知り合いのホテルの人たちとも少し話ができてラッキーでした。

車に戻って、あれ何か連絡来ているな、と思って携帯をみたらこんなものが、OMG(オーマイゴッド!!!)

 

接触確認アプリで濃厚接触者と認定され、8日間の自主隔離を求められました。

ええええ・・・どうしよう、2号になんと言おう…。そうなのです、今からだから、あれ…明日そして最終日の仕事も、あれ…ポーラが企画してくれお別れ会も、あれ…引越も、あれ…日本へも、飛行機乗れない???

慌てて2号に連絡すると2号も同じメッセージをもらっていました。このアプリを使った日と場所が大体わかりました。レストランです、大きな庭のあるそちらで外で食事をしました…一緒に行ったメンバー大丈夫かな、と連絡すると誰も連絡を受けていない事実が発覚、なぜ私たちだけ??? こんなニュースを読んだばかりでした…。

 

 

こうしてすべての予定が変更されます。引越、エアーチケットの変更、その後の日本での隔離ホテルの変更などなど。2号はずっと手続きに色々がんばっていました、忙しそう…。ナメあしは、明日と明後日仕事をする予定だったのでその最終日を迎えられない寂しさがこみ上げました。だったらシャネルのスタッフに、あそこのスタッフに、さよなら言えばよかった…。せっかく計画してもらっていた食事会もなしか、みんなに会っておけばよかった…。あれ、そうなると無理やり行かされたサムのホテルの活けこみが最後の仕事になったんだなぁ…。

もやもやしていたら玄関のベルが。2号の友人のイタリアレストランより差し入れです~。

 

前菜とデザート付きです。そしてなんで写真がないんだろうと後悔するのですが、このほかに色々荷物が届きました。

フルーツ、パスタ、紅茶、コーヒー、ビスケット、オリーブオイル、アーティチョークの瓶、オリーブ…段ボールにいっぱいの食料です。

 

 

翌日は同僚のポーランド人のMartaからの差し入れ。このスープは『Zurek ズレック』と呼ばれる伝統スープです。ナメあし以前にワルシャワに行った際にすっかりはまりました!発酵させたライ麦をいれるため、酸味があります。ナメあしが教えてほしいと一緒にポーランドの食材が手に入るお店に出かけて細かく伝授いただきました。お店で売っているハーブととともに発酵させた液体をマータは利用しているそうです。粉上になったものもあるけれど、できればこっちの方がよいと。そして大切なのはポーリッシュソーセージを入れること(マータ曰く英国産は絶対ダメとのこと(笑))。ゆで卵を飾り、食べる際にサワークリームを載せます。

あああああ美味しい~。

 

別の日は朝、同じフラットに住むMaryから、「駅前のGail’sにいるけど何かいる?」の嬉しい差し入れ。

 

 

隔離となり、大きく日程の変更もあり、急に時間ができました。かといって外にも行けないので梱包に部屋のかたずけが進むはず…でしたが、結局アマゾンでポチっとが増えているだけのような。ナメあし大量の花器を持っていました、そして涙を呑んでかなりの花器をチャリティーショップに寄付したまではよかったのですが、最終的にはその倍の花器を購入してしまいました…。

上の写真は2号の靴下コレクション。足のサイズが30センチなので、こういうものは日本でなかなか手に入らない、そうです。

 

荷物を整理しなきゃいけないのに、手が止まるの図!しかもこれはハワイのゴルフ場でもらうカップ、よくこんなに集まったし、これ全部いる???(と言いつつ、ナメあしの雑貨はすべてこれいる?のオンパレードです)

 

2号のどれをスーツケースで持ち帰るか、の図。大半の荷物は船便で通常2か月、ただしこのコロナ禍で4か月と言われていますので、選択が難しい。荷物が届くのは12月???悩みます。

 

記念にこちらも。私たちのクローゼットですが、上段は全て2号。下段の空間の部分も2号(すでに梱包済)。ナメあしのは下段に残ってる数着のみ。これは明らかにおかしいですよね(笑)

 

まだまだあります…2号のものが…。(文句ではありません、ナメあしの大量の花器や雑貨が他のところに大量にあります(笑))

 

 

念のため毎日抗原テストをしていますが、もちろんネガティブ。

隔離が終わった朝一番の仕事はゴミ捨て。庭には気が付けば秋の花が咲き始めています。

 

ようやく外にでれます、そしていよいよラストスパートの数日になります~。

 

2月が始まっています…

ブログの更新を滞っていてすみません、気がつけば2022年2月が始まっています。改めて今年もどうぞ宜しくお願いします。

ニュースを見ればコロナ禍、出口は見えているのかいないのか、ですね。そんな中花市場は美しい春の花が並んでいて気分が上がります。もし「私も気分あげたい、ちょっとお花が必要」という方がいらっしゃいましたらどうぞお問い合わせください。ご用途に合わせてお届けいたします。

 

 

カレンダー2022

長いロンドンのさかのぼるお話にお付き合いをいただいている方、ありがとうございます。今日は少し今のオルモストアンリアルのお話。

 

すでにインスタやWEBのニュースでご案内していますが、2022年カレンダーご注文を受け付け中です。

このカレンダーは、毎月に出回る花材を使ったアレンジを撮りためたもの、花の持つ力『フラワーパワー』を詰め込んでおります。

今年の表紙は、レインボーのブーケ。ブログでは何度か紹介していますが、コロナ禍、英国では虹のマークは医療現場への方への感謝と希望のシンボルです。最初のロックダウン中からオーナーのPaulaから依頼された「Rainbow Project 」。虹をテーマにいくつかの作品を作ってポーラのインスタなどで紹介しています。これはその一つ。

 

このブーケの手法は、「Victorian Posy」と呼ばれる技法。Posyポージーとは、小さく華奢にまとめられたブーケのこと。ビクトリアン時代に流行ったそうで、上から見ると中心になる花から円を描くように同心円状に花束を仕上げます。オアシスを使えば簡単ではありますが、ナチュラルステムでのブーケとなるとなかなか難しい手法でもあります。

 

月ごとはこんな感じです。

どの月も沢山の想いをこめて、何より花の美しさが引き立つように作成しました。

 

裏表紙はこちら。

「毎年、裏表紙が楽しみよ」とお言葉をいただいている、私たちの気持ちを写真で表しています。今回はどんな風に撮影しているかをお伝えしたくてこんな写真を選びました。テーマは「生活の中にあって美しい花」ですので特に手を加えたり、演出したのではなくありのままの空気感が感じられることを大切に撮影している様子を一枚にしました。

 

ご自宅用に、ギフト用にご利用いただければ嬉しいです。

ギフトには先着100名様にクリスマスカードをお付けしております。

 

カードは全部で4種類、どれもちょっと抜けていて愛らしく可愛いです。

 

ご注文やご質問は、オンライン、インスタのDM、またはメールでご連絡下さい。

 

英国3度目のロックダウン緩和から解除へ Week 66 7/18~24

2020年3月、新型コロナウィルスに伴い、1回目のロックダウンが始まり、厳しい規制の中での生活を余儀なくされた英国ですが、19日をもってその法的規制の大半が解除されました。集会やイベントの参加人数制限が撤廃されるほか、ナイトクラブの営業を再開しました。パブやレストランでの屋内の座席制限もなくなりました。マスク着用も一部では推奨されますが、法的拘束力はありません。

その一方、デルタ株による感染が拡大していて、18日、1日の感染者が4万9156人になりました。これは先月と比較すると60%増、現時点ではヨーロッパ諸国の感染者数を大幅に上回っています。ただ確実に最初のロックダウン時と異なるのは、亡くなった方の人数。この数はやや増加傾向にあるものの、ワクチンの効果によって低水準にとどまっています。コロナの根絶が期待できない以上、『コロナとともに』、経済を回すためにやむを得ないと考えられているのでしょう。また感染者数は先月に新学期が始まって以降、着実に増加しており、成人の感染が減少する半面、子どもの感染が増えているとも言われています。

英国の成人の87%が少なくとも1回のワクチン接種を済ませており、3分の2が2回の接種を終えているとのこと。(全人口に占める、少なくとも1回のワクチン接種を終えた人の割合は、7月上旬段階で、英国が68%、ドイツが58%、米国が55%、日本が31%、世界平均は26%です。)

 

ということで、やっと自由!!!です。

今週はできる限り出かけます。しばらく会えなかった人に、直接『ありがとう』を言いに行く!実際会いたい人が多くて帰国までの残された時間を考えれると無理もあるので、会える人には立ち話でも、という感じです。

この上の2号の写真は朝5時半、この日は長距離ドライブで、陶器の町、Stoke-on-Trent(ストークオントレント)へ。

無類の雑貨好きのナメあし。花器を含めて、陶器は家にもたくさーーんあります。何ならこの帰国のために、手放したものもありますが、しばしのお別れにこの町に来てしまいました(笑)

そして最後の最後に、道に迷ったがゆえに新しい何とも言えない素敵なお店を発見しました。

こういう新しいお店の時はまず、2号に車で待っててもらうのが常なのですが、その2号に『すぐに来て、大変だわ~』とメッセージを送ります。

こちらはなんと1ポンド(約160円)コーナー。

色々買ってしまいましたがなぜか写真がないのです…。今荷物が船便として送られてきているのでまた別の機会にご紹介したいです。

こちらは、定番のBurleigh(バーレイ)。この日何か買ったと思うのですが、思い出せない・・・(ブログを書くのがこんなに遅くなると忘れてしまいます…)

2号の好きなカフェ、Emma Bridgewater 。ショップに併設されています。

このサンドウィッチ、それこそ何がスペシャルなのかわからないのですが、美味しいのです。付け合わせのサラダもコールスローも拘りがあります。

いつも立ち寄る敷地の裏手の小さなガーデン。

ちょうどこの日は真夏だったのでお花は少なかったのですが、いかにものイングリッシュガーデンです。デザインのモチーフになっているであろう花々が並んでいます。

別の日。この日は街中の現地で仕事終わり。

デパートのLivertyの裏手のCarnaby Street にぎわっています(にぎわえばちょっと大丈夫かな、とも思いますが…)

そしてこの手前の赤い看板。サンドウィッチのチェーン店のPret(プレタ・マンジェ)のもの。『プレタクリスマス????』。面白いキャンペーンやっています。プレタのクリスマスサンドウィッチは期間限定で秋半ばからクリスマスまでの販売なのですが、きっと昨年はコロナ禍、このサンドイッチ食べれなかった人も多かったのでしょう、ということで『真夏のクリスマスサンドウィッチ』です。

もちろんリバティーにも、見るだけ、いえ、空気を吸いにいきます(笑)

はぁ~かわいい。

昔働いていたこともあるので知り合いの定員さんにしばしのお別れも。

別日、ブログにも登場した元同僚のAnneの家へ。

お茶をして話し込んでしばらくして「お菓子でも作る?あるものになっちゃうけれど」と嬉しいオファー。英国の伝統的なお菓子、Bakewell tart(ベイクウェルタルト)を作ります。タルト生地にラズベリージャムにアーモンド風味のフィリングをのせて焼いたお菓子です。カフェなどでもよく見かけるお菓子です。

時間もないので、タルト生地を寝かせる時間が短かったようですが、焼いちゃおうと!

タルトの重しはこのお豆たち。本当に手際がよくあっという間に作っちゃいました。(アンが!)

最初はどこかに食べに行こうと言っていたのですが、サラダでよければ、と生のツナが冷蔵庫からでてきて手際よく、サラダニソワーズを作ってくれました。パンも手作り!お庭でいただきます。

タルトはお土産にそのままいただきました。

いやぁ~美味しい。Anneに写真を送ったところ、「トップにはアーモンドスライスを乗せたかったけどストックなかった…」と。

英国では、オリンピックに関してはさほど大きく報道をされていることがなかったので、この雑誌を見てようやく開催を実感してきました。

この日は2号の元同僚たちと食事会。屋外のビストロパブです、緩和解除とはいえ、まだ完全ではないので入り口ではしっかりェックインをして履歴を残します。久しぶりの久しぶり同僚というよりお友達に会えて近況報告です。このメンバーは一緒にチャリティーコンサートでボスニアに行ったメンバー。ナメあしが全く英語が話せなかった時からいつも温かく接してくれた人たちです。

にわか雨が降ったあと、近所のクレマチスもきれいに咲いています。

別日。街中は活気が戻ってきています。

この日は、2号の友人夫婦とお食事、Fortnum & Maison のレストラン 45 Jermyn St.へ。

お食事の写真は撮りませんでした、唯一のこの一枚!

ちなみにこの3人は大の靴好きです、フォートナムで食事をした後は、もちろん靴屋さんに立ち寄ります。

夫婦でお世話になって、これからもずっとお世話になる方たちです。次は日本で再会できることになるかな!

この週は 残念なこともありました。実はこの翌日は、ナメあしの働いているボス、Paula主催の食事会をこの同じ場所でご招待受けていたのですが、ポーラが濃厚接触者の疑いがあると政府のアプリから連絡がきて、7日間の隔離を余儀なくされてキャンセルになりました。でもその翌週もまたポーラ主催のもう少し大きなグループでの食事会を企画してくれていたので、その時に会えばよいね・・・と話しました。

かなりバタバタな毎日ですが、この日はロンドンで出会って20年以上のお付き合いの Yちゃんと郊外のGreat Dixterへ。ガーデンに詳しいChrisのおすすめのガーデンです。

Yちゃんはいつも会うときにビスケットやパンを焼いてきてくれます、そしてこの日も!

ガーデンで紅茶にスコーン、そしてゆきこちゃんのビスケットで、まさに「クリームティー」です。

英国3度目のロックダウン緩和 Week 65 7/11~17

インスタグラムをご覧いただいている方はご存じと思われますが、ナメあしと2号、8月より日本の神戸に拠点を移しました。

7月も半ば、いろいろなことのカウントダウンが始まっていながらも、生活は何だか一緒の一週間をご紹介します。

 

 

少しずつみんなと最後かなと思いながらの会合がスタート。共通の学生時代の友人と帰国前にディナー。せっかくなので一泊して、翌日はコッツウォルズを回りました。

 

 

 

本当なら夏の観光シーズンなのでしょうが、静かなビレッジ。アンティークショップの中にひっそりと飾られていたこのキャンドルスタンド、気になりました。こうしてみると買えばよかったかな…。

 

こちらの方向に来ると少し寄り道をしても立ち寄る オーガニックショップ daylesfordへ。ブログに何度か紹介させていただいていますね(笑)

ただ嬉しいニュースは『HOME &GARDEN』セクションが大きくリニューアル。

 

 

 

どこを見てもウキウキしてしまいます、危険なエリアです。

 

柱や階段の手すりなどすべてこんな感じに。こういうところ本当に上手です。

 

外のプランツセクションも何とも言えずの美しさ。

 

この日はこのストロベリーを買って、つまみながら家に戻りました。英国のストロベリーは日本の甘いいちごにくらべるとやや酸味があります。水分量が少ないのでしょうか、このようにパッケージされていてもダメージが少ない(日本のイチゴはこのような形態ではダメージしてしまい売れないですよね)

 

これは花市場。ハンギング用のそのまま飾れるバスケット。家に飾るところがあれば買いたい!!!

 

 

帰国のギリギリまで仕事をすることになりました。いつもと変わらないシャネルの活けこみ。

 

 

詳細はサインをしているため書けないのですが、新商品の発売に合わせての制作の依頼、商品ごとに作品をいくつか作るのですが、どうしても入れたい葉物が市場にありません。ロンドン郊外のプランツのnursery(栽培所)まで出向くも結局なく、最後は同僚と森の中を歩いて探します。結局見つからず、同僚の家まで送っていくと同僚のフラットの敷地内で木を発見!無事に少し葉をゲットできました。

 

この日は電車に乗って、Brighton手前のLewesへ。

元同僚のAnnaに会いに出かけます。Annaとは最初のロックダウンが始まる直前に会う約束をしていたのですが、なんだか様子がおかしいね、と会うのをキャンセルしてしまって以来、久しぶりでもあるししばしのお別れでもあります…。

 

笑ってしまったのは、ナメあし母作成のマスクをしていたこと!

 

いつも行くカフェでお互いの近況報告、そして長いお別れではないけれどと言いながらも二人ともプレゼントがテーブルの上に。Annaがしてくれるラッピングはいつもかわいい。

 

 

そして笑っちゃいました。

左がナメあしからのプレゼントした、日本から長く愛用していた一輪挿し.Annaはアンティークショップで見つけて愛用していた一輪挿しを。まぁ、それにしても本当によくまぁ、こんなにも同じ大きさ!!!

 

そしていつものように、点在しているアンティークショップ巡りです。

 

アンティークを見ながら話が尽きず、もう一度お茶を飲んで。

 

 

その後、AnnaのママSusieも合流してくれました。

ロックダウンで長い間、友人と会うという普通のことができなかったので、とても楽しくうれしい一週間でした。

 

英国3度目のロックダウン緩和 Week 64 7/4~10

久しぶりに予定なしのゆっくりの日曜日、コロンビアフラワーマーケットに行ってきました。

お花ももちろんなのですが、周りの雑貨屋さんやカフェに、そして来ている人もなんだか素敵で、ファッションもなのですがそういう人がどんなお花を手に取るかを見るのは楽しみですし、ナメあしの花作りのヒントになります。毎週日曜日の午前中のみのこちら。このコロナ禍、入り口と出口がはっきり分かれていてこのように入場時点で今までとは違う対策が見られます、この日は朝早めに出かけたためまだ人も少なくラッキーでした。

 

今までは通りの両側にストールが並んでいて歩くのも大変だったのですが、現在は片側のみなので、市場って感じのワサワサ感はなくなっていますが、やっぱり良いですね。

 

 

 

この日、本当によく売れていました、『ひまわり』。

 

 

お気に入りの雑貨屋さん、入口すぐのところにあります。

 

 

『Scrabble(スクラブル)』と呼ばれるゲームコマが売られていたので、買っちゃいましょう~。

 

レジで買う前に。

後ろ、こちらのご主人が読んでいた本。ナメあしも持っていますが、野草の図鑑です、なかなか便利!

 

この雑貨屋さん、奥には小さなカフェがあります。

 

英国のお菓子は素朴で華やかさもないのですが、なぜにかわいいのでしょうか…。

 

 

別の雑貨屋さん。この日はこちらの花器に魅せられたのですが、買おうかな、と悩んで再度行ったら売り切れた直後でした、残念なようなほっとしたような(笑)

 

 

行くと買ってしまうベーグル専門店。

 

 

なんてことのないベーグルなのですが、美味しいのです。

 

 

週明けは、Paulaからのご招待で Hampton Court Palace Garden Festival 2021へ。

昨年はコロナ禍で中止、今年は無事開催されました。(ちなみに5月に開催されるチェルシーフラワーショーは、9月に開催を予定しています)

 

状況は大分緩和されていますがまだコロナ禍、コロナワクチン接種を2回しているか、または検査で陰性であることが参加できる条件に加えられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このガーデンショーは、ショーを見ながら家族や友人たちとピクニックをするのがお楽しみの一つですが、今年はこんな感じに地味に少人数で。

 

 

ショーは例年に比べると規模が小さく感じましたが、まずは開催できたことは大きな前進ですね。

 

湖の奥がお城になります。

 

少し仕事のお話も。

この日はPaulaのところ。毎年記念日にオーダーをいただく、Iris(アイリス)のみのブーケです。ナメあしが覚えているだけでも、10回以上はお届けしているのですが、今年はこのお花をお手伝いさんがオーダーし忘れて…前日の夜遅くにお願い!!!連絡がきました。翌朝市場にあったもののみだったのでやや小ぶりですが、お届けした際にはその女性からとても感謝されました。

 

こちらは夏らしいブーケ。

 

 

これは別の日に。仲良しのサムのお店 Shaftsberries Flowers で働く日だったのですが、早朝活けこみ先のホテルに行こうとしたら、会員制レストラン『GEORGE』のディスプレイがウィンブルドンにちなんで、かわいかったので記念に一枚。

 

少しずつロンドンがいつものにぎやかな活気あるロンドンに戻ってきている(戻ろうとしている)様子を感じとれます。

 

仕事の話に戻ります。

こちらのアパートメントホテルは昨年の2月から長い間クローズされていました、明日より営業再開です。生花の活けこみの他にプラントの世話もしているのですが、この日はお部屋を含めてすべてのチェックをしました。

 

その後、そのままレストランの活けこみに行ったり、昔(ロックダウン前)の忙しい日のような一日でした。オーナーのBernieがコーヒーとマフィンを!忙しいバタバタ時にもう一息、とさらっと用意してくれるのですが、これもうれしいサインです。

 

ケーキといえば、ずっとずっと行きたかったお店に。

ロンドンを代表する格式ある五つ星ホテルのひとつ『The Connaught 』に新しく『The Connaught Patisserie』昨年10月にパティスリーと呼ばれる小さなカフェがオープンしました。カフェといえども仕事帰りに気軽に入るというよりはきちんとした日(仕事の後はヨレヨレです…)に来たいと思った後にこのロックダウンでなかなかこれなかったのですが、ついに!です。

 

 

 

ナメあしは、『Connaughty Hound』、2号は『Raspberry Vanilla Tart』に紅茶を注文します。

 

 

 

このホテルのクレスト・ロゴにいるHound(猟犬)が基になったこのケーキ。季節ごとにカラーやテイストが変わるそうです。実際に私がいつの日か食べたいとホテルのHPをチェックした際には、チョコレート色の犬でしたが、今日はイエロー、マンゴー味でした。

 

2号のタルトもとてもおいしかったです。あ~またすぐに来たい場所ができてしまいました。

 

 

帰りはその近くのBerkeley Square(バークリースクエア)ではウィンブルドンのパブリックビューイング開催中です。来年はたくさんに人であふれますように。

 

英国3度目のロックダウン緩和 Week 63 6/27~7/3

日曜日は近所のいつもの道を歩きます。コースはいくつかあるのですが、今日はHampstead Heath (ハムステッド・ヒース)からHampstead駅周辺です。

 

 

 

朝9時ですのでまだ静かなハムステッドヒースです。

 

 

ヒースを抜けて住宅街を抜けてハイストリートにでます。

 

 

駅近くの雑貨屋さんの『Judy Green’s Garden Store』いつもここに立ち寄ります。ガーデン系のちょっと気になる雑貨が色々ありお気に入りです。

 

 

こちらはその横の『アンティークショップ』と言ってよいのか、『セカンド』を扱うお店。時々好みのものが見つかります。

 

 

何とも言えない、見事なコレクション!

 

 

Pushchair(乳母車)が可愛くて撮りました。

 

 

日本ではなかなか見かけないでしょうか?

古い映画や本などで見かけた車輪の大きなクラシックスタイルの乳母車、こうして時々実際に見かけます。

数年前、王室のキャサリン妃がシャーロット王女を乗せられて、エリザベス女王がお使いになっていたものを再利用したことで話題になりました。

 

これはPaulaからの依頼。親しい友人との会食時に使用したいと言われました。この日は別仕事もあって花市場に行ったのですが、英国産の花材にこだわって仕入れてみました。Suffolkの自宅から電車でロンドンにきたPaulaを駅でピックアップして、そのままディナーの場所に向かいます。

「Susannah Hunter って知ってる? ディナーの場所近くにナメあし好きそうなバッグやさんがあるから見に行こう」と。

 

 

 

Susannah Hunter

2000年1月に自分のブランドを立ち上げてから現在に至るまで、一貫してすべてのハンドバッグは彼女のロンドンのスタジオでハンドメイドされていて、上質な英国かイタリア産のみのレザーを用いて驚くべき緻密さで縫い合わされた作品が並んでいます。

Paulaはずいぶん前にこの近くに住んでいたそうで、Susannah とはお知り合い。ちょうどSusannah本人がいてしばらく話し込みます。彼女曰く「このコロナ禍で色々大変だけれど、日本人から愛されていて、直接ここから日本に送ることもあるし、東京のデパートにも展開してもらっているのよ」と。

※後から調べて気が付いたのですが、新宿小田急デパートの2階にコーナーがありました、ショップ内に海外のものばかり集めた場所があります。

 

 

 

 

丁寧な仕事、華奢でお花好きな方には、わーっとはまってしまうお店です。

 

かなり高価なバッグだし、ちょっと悩む時間必要と、「また出直す!」と伝えてお店を後にしました。また危険なお店を知ってしまいました…。

 

 

ポーラのディナーは、『Noble Rot』。ワインバーなのですが、フランス人のワイン好きの友人がワインを持ち込んでの女子会だそうです、すごそう!

 

テーブルに飾って、ここでナメあしは退散します。

後ろの壁にうっすら写っているのはお店のポスター、なかなかなインパクトですね(笑)

 

思わず可愛くって。(許可取って撮影しています)

最近こういう自転車が多く子供が同乗しているところよく見かけるのですが、横に並んで、お父さんと話しても全くこちらを気にしないほどの熱心に本を読んでいます。

 

 

信号が変わってもこの感じ、どんな物語なのでしょうね。

 

 

この日は久しぶりのフィッシュ&チップスの『Toff’s』へ。ロンドンで、ベスト!と思っています。

Toff’s

38 Muswell Hill Broadway, London, N10 3RT

 

ノースロンドナーに愛されているこちら。昨年最初のロックダウンのころに、オーナーがコロナでお亡くなりになりました。そのニュースだけが伝わり、長い間のロックダウンでお店も閉まっていたので、再開されるか不安もありましたが、変わらず大賑わいです。

 

 

 

 

多分書いていると思いますが、ナメあしたちの頼み方です。

Dover Sole(ドーバー産のヒラメ)の焼きとHaddock(ハドックと読みます、タラの一種ですが、タラより小ぶりで味がしっかりしています)の揚げ。これにGherkin(ガ―キン)のピクルス。写真には写っていませんがこれにあふれるほどのチップスが添えられています。

 

 

最初この象行進を見つけた時、本物かと驚きました!

 

Co Existence(共存)』。環境アートエキシビション開催中です。

バッキンガム宮殿近くのGreen Park(グリーンパーク)に100頭の実物大の象の彫像が展示されています。この彫像は、150頭の野生の象と25万人の人間が共存しているインド南部のニルギリ丘陵の部族によってひとつひとつ丁寧に手作りされたものです。

使われているのは『Lantana camara(ランタナカマラ)』という、アジアでは有害な雑草として有名な植物。この植物を切り倒すことで、放牧されている動物や生物多様性を保護すると同時に、野生動物のための資金を調達しているそうです。

自然保護のメッセージを広めるために世界各地を巡回しており、人口が増えすぎている地球、人間の侵入が生態系に与える影響、そして人間が野生動物と共存するための方法というメッセージを伝えています。

このプロジェクトは 誰でも寄付をすることで参加できます。象の彫像はそれぞれ90万円程度から購入ができ、この展示の後はチャリティとして販売されるそうです。

 

 

この日はお届前のブーケをもって記念撮影です。