ロックダウン後、やや緩和21週目。
この週は雨が降る日が増えてきました。青い空の中にグレーの雲が見え隠れして、にわか雨が降ります、この感じはまさに夏の終わりです、嬉しいような…寂しいような…。
傘を持たず歩いてでかけていているとこんな感じで木の下で雨宿り。
写真の上の赤い©マークの標識は、Conjestion Chargeのサインです。
コンジェスチョンチャージとは、ロンドンの酷い渋滞の緩和を目的に、ロンドン中心部指定のエリア内に、特定の時間帯に車を乗り入れる際に課金されるシステムのこと。2003年2月からスタート、月~金 7時~18時まで、金額は£11.5(1500円)。
そしてこのロックダウン…ロックダウン中は無料だっそうなのですが(知らなかった!)、数か月の外出制限のため人々地下鉄やバスなど公共交通機関を利用しなくなったことでロンドンは甚大な経済損失を与えました。市は6月半ばからこのコンジェスチョンチャージ再開時には大きな既定の変更を決定しました。
変更点は、月曜~日曜日。時間は7時~22時まで。そして金額は £15(約2000円)に。
週末も夜も課金されることになりました…。
「感染を防ぐために公共交通機関をさけてと車通勤を推奨しておきながら、これはかなり酷い」と市民からは声が上がっています。
話題を変えて、楽しいお話をしましょう。
ロンドンでアイシングクッキーといえば、「Biscuiteers」。Biscuiteersは、ハンドメイドのビスケットやチョコレート、ケーキの専門店です。2007年創業と新しめのお店ですが、可愛らしいアイシングクッキーの缶入りのパッケージはスペシャルな日のプレゼントにぴったりです。
本日はこちらにアフタヌンティーにでかけてきました。
何回かビスケットは買ったことがありますが、お店のカフェに行くのは初めてです。
着席するとこんな可愛いセッティング、ワクワク感いっぱいです~。
きました~、ケーキスタンドってどうしてこうも上がるのでしょうか!ちょっとホテルのアフタヌンティーの雰囲気とは違うこの手作り感たっぷりのお菓子たち。
こちらのアフタヌンティーの特徴は、サンドウィッチがないこと。なので、「甘い・アフタヌンティー」です。お菓子の方はどれも美味しかった!さすがに甘くって全部は食べれませんでしたのでお持ち帰りしました。
8月は、ロックダウン後のお客様戻しで色々なお店で思考のこらしたプロモーションが多く、このアフタヌンティーは楽しんだ後に 『DIY icing session』(自分でビスケットのアイシングをチャレンジ)があります。
まずはお店の人からレクチャーを受けて、4枚のビスケットが配られました。
2号、最初はそこまでやる気なさそうだったのに、いざ始めるとすっかりのめり込んでいます。
あまり上手ではないのですが、ここで区切りをつけて。ちなみにイエローの犬はあずきと思ったらこんなにも不細工に…。
こちらはお店の方。美しく、いとも簡単に仕上げています、職人技!
お店の人から「これ、上手ね!」と言われましたが、ハハハ、ナメあしではなく、2号作成です。
当たり前ですが、大好きな雑貨や巡りもほとんどできないここ数か月、たまーに除くと『マスク』という新アイテムが並んでいます、
街中に行くとやっぱりLiberty に行きたくなります、心の安定剤。
布地はすっかり冬色に、花作りのヒントになります。
色々新柄も見ますが、クラッシック柄の『Ianthe』にひかれています…買おうか検討中。何に使うの???自問自答です。こちら、カーテン生地にもできるようなしっかりとした生地、そして気軽に買うお値段でもないので悩みます…。
ロンドンはあちこちでストリートアートが楽しめるのですが、この唇と色が特徴的な男女の画はこういう工事中の場所によく見かけます。
英国は8月中、レストランなどの外食産業を支援する「Eat Out to Help Out」キャンペーンが実施されました。
新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受けた外食産業を支援する目的、毎週月・火・水曜は、対象店舗でイートイン代金が50%になります。一人あたりの割引上限は10ポンドまでで、お酒は割引対象に含まれません
8月31日はSummer Bank Holiday(祝日)です。そして最後のEat out キャンペーンの日。
こちら本店はパリのPorte Maillot(凱旋門から西)にあり、こちらはその支店。ちなみにパリにはこのお店をコピーした沢山のステーキハウスがあるほど大人気です。
メニューは『前菜のサラダ、お肉とサイドのフレンチフライ』のみ、
そのため伝えることは、好みの焼き加減のみになります。
上のサラダ、グリーンサラダにマスタードドレッシング(と一言で片づけるのは失礼なのですが)にくるみとシンプルなのに美味しいのです。
2号はこちらを取材したことがあるのですが、ソースはオーナー一族以外、門外不出の一子相伝。牛肉は英国王室が買っている農家から限定した年齢の雌牛のみを使っているそうです。少なくとも欧州では、英国だけ唯一動物愛護の観点から食肉の去勢が禁止されていて、日本で去勢されていない雄牛の食肉が出回っていることが稀なので、それを食べたことがない皆様にその違いを説明するのは簡単ではないのですが、一言でいうと固くて臭う!ここは日本人が行っても美味しい赤身強めのサーロインステーキが食べられます。
久しぶりの外食でなかなか重かったため、この日はデザートはスキップしました。
w
食べ物といえば、ナメあし無類のマメ好きです。夏だけ楽しめる、ソラマメとピー、これが今年最後かな。
Paulaから頼まれている ドライフラワープロジェクト。ドライなので自宅作業。
お題が何となくでて、素材を少しだけ渡され、あとは好きに市場で仕入れて作ります。
ドライフラワーは、ここ数年流行っていますが、このコロナ禍でますます需要が増えたように感じます。
かなり可愛く出来上がりました!
翌日にはすぐにポーラに渡したのであっという間の嫁入りでした。ポーラも気に入ったようです。この後いくつかのドライフラワープロジェクトが進んでおりますのでまた改めてご紹介させていただきます。
ああ、早く日本でワークショップがしたいよおおお。
今年の春の東京で行うワークショップはドライフラワーで予定していました、あぁ…残念。