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ロックダウン-やや緩和 Week 15 7/7-14

ロックダウン(やや緩和)15週目。

この週、本来なら父の13回忌法要のため日本に帰国を予定していました。

ひとつ前のブログに書きましたが、日本から英国入国時への14日間の自己隔離が解除されたので、英国から日本へ戻った際の14日間の自己隔離をすれば帰国できたのですが、今回は色々なことを考え取りやめました。

ちなみに日本行(直行便)の飛行機の7月運行状況です。

・日本航空(JAL

ヒースロー空港発:週3便の運航(水曜・金曜・日曜)

他の欧州便
運航:パリ(週2便),フランクフルト(週2便),ヘルシンキ(週3便)
運休:モスクワ,ウラジオストク

・全日本空輸ANA
ヒースロー空港発:週3便の運航(月曜・水曜・土曜)

他の欧州便:

運航:フランクフルト(週5便)

運休:パリ,ミュンヘン,デュッセルドルフ,ブリュッセル,ウィーン,ウラジオストク,ミラノ,ストックホルム

・ブリティッシュ・エアウェイズ

ヒースロー空港発:週3便の運航(水曜・金曜・日曜)

 

この飛行機の減便が大きく影響しているのでしょうか、日本からの荷物が届きません、EMSを使っても長い時は2か月…まだ手元に届いていない荷物もあります。ただ忘れたころにやってくる、とにかく待っています!

 

嬉しいプレゼントをいただきました。メインで働いているオーナーのPaulaが、自分でオーダーした時にナメあしにもと。お誕生日からずっといただきものばかりしているのですが、「お誕生日のお祝いは何度祝ってもいいものよね」と。

floral brownies (お花のブラウニー)! 可愛すぎる~。

お店は、Blushing Cook 。HPを見て頂ければですが、とにかく可愛い!!!

このブラウニーのお花はオーガニックのEdible f flower (エディブルフラワー)を使っています。エディブルフラワーとはEdible(食べられる)Flower(花)の文字通り、食用花のことで、このブラウニーお花ごと食べれます、ブラウニーは濃厚でとても美味しかった!

後ろのカードも押し花でとても可愛いですね、ポーラから嬉しいメッセージが書いてありました。

 

ロックダウン後から一緒にバディーを組んでいるMarta、ポーランド人です。彼女の家とナメあしの家の送り迎えをしながら、公共交通機関を利用せずに活け込みをしています。

もちろんマータにもフローラル・ブラウニーをお裾分け。可愛いし、美味しいし、「次に何かの折は利用したいね」、と話しました。

 

そんなこの週は思いがけず実家から荷物が届きました。

その中に母からお手製のマスクが。家にあるリバティーの布地で作ったものです。

試作を繰り返し、鼻とあごの部分にワイヤーがはいっていたり、かなり優れもの。この上の写真をインスタにあげたところ瞬く間にお嫁入り先が決まり旅立っていきました。

 

日本の家族とはテレビ電話で話します。この日はナメあしの母と2号はもらったマスクの話をしているのでマスクを付けて話しています。

 

 

2号と言えば、なぜかチーズをジェンガのようにディスプレイするのがお気に入りの様です。

 

 

三食しっかり食べていると、体重にしっかりと表れます。

この週は昼食を重く、夜は軽めにと少し変えてみたのですが、あまり効果もなし、ワインにチーズはダメですかね…。

 

 

 

仕事終わりの金曜日の昼間、Sloane square(スローンスクエア)。やはりまだまだ人がいない!

 

この日は用事がありリバティーに立ち寄りました。

母のマスクをつけていると、早速お店の人から「マスク素敵ね」と。

 

リバティーもマスクを販売中

 

 

布地をみていたら、こちらの店員さんと話し込み。マスク談義に花が咲き(もちろん私は作っていないので、説明をして、たくさんの母のマスクの写真を見せました)。実物のマスクを見て、プロの目で細かい部分に着眼したようで「型紙を取らせてくれる?」とこんな感じに。その後後ろに並んでいた女性二名もマスクを作るために布地を買いに来ていて、ナメあしの型紙を取ることに。「母のマスクはリバティー公認だね」と笑って別れました。

 

 

2号は相変わらず「アベノマスク」好き、ただやっぱり小さいですよね。

 

この日は親しいイタリアンのお店からご招待。

3月初旬から外食はしていなかったので久しぶりの外食です。

 

英国政府は7月4日からレストランやパブなど店内営業の再開を許可しました。外食の店内営業はおよそ三か月半ぶり。店員のマスク着用、テーブルの間隔は最低1メートル以上義務付けられています。多くの義務付けのため、まだオープンしていない飲食店が4日時点で3割あるとニュースでは言われていました。

ホテルなど宿泊の営業は再開していないものの、アフタヌンティーのみ営業を再開したところもあります。

 

私たちの席は、向かって窓があり、お隣のお客様とはかなりの間隔がありました。

久しぶりの外食は上がりますね~。

 

この週はとにかく蒸し暑く、冷房なしの家の中にいるのも少ししんどい。

ということで2号の同僚のおすすめのガーデン、ロンドンより車で南東に1時間強、オクスフォードシャー州にあるWaterperry Gardens に出かけました。入場制限は特になかったのですが、ローカルの人に愛されるガーデンのようで、家族連れが多く花々を楽しみつつ、会話に花を咲かせている人が多かったです。ロックダウン後の人々の再開はできる限り外でと推奨されていたので、もってこいの場所です。

 

太陽の光をじりじりと感じながら、夏の花を楽しみます。

 

 

 

ガーデンの中に、リンゴやペアの木々が並ぶエリアがありました。

ガーデン横に併設されているカフェはオープンしているものの事前の予約が必要で今回はあきらめました。

この頃の不安は外出時に食料や飲み物を買えるか、そしておトイレが使用可能かどうか!

 

箱の中身は電子ピアノ。日本の実家母が楽しむそうです。果たしてこれからあずきは素敵な音楽を聴けるのか!!!

 

 

いつもながらここにグラフを残します。

コロナについては第二波を心配する声がニュースでも取り上げられていますが、逆に一波はおさまったといえるのか、疑問もあります。

 

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 14 6/30-7/6

ロックダウン(やや緩和)14週目。

6月は30度を超える日が数日あったロンドン、7月に入ったこの週も夏の青空が広がりました。

英国政府は6月8日からほぼ全ての国からの入国者に、14日間の自己隔離を求める罰金付き(1000ポンド(約13万円))の水際対策を実施していました。入国者はまずオンラインなどで政府に宿泊施設の場所などの情報を提供するよう義務付けられ、英国在住の知人宅やホテルなどは隔離にはそぐわないとされました(ちなみにほとんどのロンドンのホテルは閉鎖中)。14日間は公共交通機関の使用や仕事場への通勤は禁じられ、食料や生活必需品のための外出自粛も求められるという厳しい規定でした。

そして7月4日、10日より日本を含む免除リストに掲げられた国・地域からイングランドへの入国者については自己隔離の義務を免除すると発表がありました。ただし、到着前の滞在情報の提供は引き続き必要となります。入国時の自己隔離が解除されたのはドイツ、フランス、イタリア、スペインなど近隣の欧州諸国が中心で、アジアでは日本や韓国、台湾の入国が緩和されました。感染が拡大する米国やスウェーデンは認めず、中国は緩和リストから外されました。

ちなみに同時期日本の場合、政府が英国を含む欧州全土への渡航中止勧告を出している状況で、英国などから日本に入国する場合には日本人でも14日間の外出自粛など厳しい規制が課されていました。

 

 

夏の花が咲き始めました。

Agapanthus(アガパンサス)はブルーパープルのさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられます。

Verbena bonariensis(ヤナギハナガサ)。アガパンサスの間にひょっこりと飛び出しているピンクパープル色のこの花。野草のように草原の中で咲いているときもあれば、お庭に存在感たっぷりに咲いていたりします。ナメあし、ここ数年この独特の色が好きでブーケに入れることも増えてきました。

 

 

週に1~2度和食を作ります。食べなくても問題ないのですが食べるとやっぱり日本食はサイコーです。

 

 

 

仕事の依頼で、久しぶりにスタジオへ。

オーナーのポーラが、GAIL’sでコーヒー、朝食におやつまで買ってきてくました。

上のブーケはナメあしが仕事をしている横でポーラが作っていたブーケです。

 

市場はまだ花のセレクションが十分ではありません、事前予約が必要です。

この日は沢山の花々がオランダより直送されました。

 

ラッピングは翌日に。新しいシャネルのリボンを使って仕上げます。

 

 

 

 

無性にお肉が食べたくなりました。

付け合わせはかぼちゃのようなバターナッツと人参のきんぴらとトウモロコシのご飯。ニンニクチップと柚子胡椒に梅干しを添えてとまぁ不思議な組み合わせですが、おうちごはんを楽しみます。

 

週末は待ちに待った美容院の予約日。

ロックダウンが始まった3月から7月初旬まで美容院は営業を許可されていなかったのでずっとこの日を待っていました。

2号と同じ時間に予約し、公共交通機関を利用せずに歩いて向かいます。

 

このブーケは美容院への再開お祝いのブーケです。

 

予約の時間より少し早く着いたので、久しぶりに営業を再開した本屋さんへ。

 

本屋さんに立ち寄る…当たり前だったことができなかった分、立ち寄れるだけで嬉しくなります、不思議な気分ですね。

 

 

ブーケの残りで家にもお花を飾ります。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 13 6/22-6/29

ロックダウン(やや緩和)13週目。

花市場で少しずつ顔なじみの人と再会します。以前のような沢山の花々にあふれる市場にはまだほど遠いのですが、先々週より、先週よりと少しずつ花のバリエーションも増えてきました。

 

活け込みで使うPeony(シャクヤク)。この日仕入れの際は美しかったのですが、どこかのタイミングで冷蔵庫で保管しすぎたため、数日で茶色く変色…クレームとなってしまいました。

 

 

何とも笑える姿なのでご紹介。32度(ほとんどの場所に冷房がない環境)真夏のような暑さのこの日、気が付けばこんな感じになっていました。

 

 

 

週半ば、日本から荷物が届きました。EMSで送ってくれている荷物も大きさや送り方によりますが、1か月以上かかる場合があります。

その中に貴重な「アベノマスク」!

 

 

色々批判のコメントの多いこのマスクですが、2号がかけ心地が柔らかいガーゼの感じが悪くない、といたく気に入っています。大きさはやはり小さ目…に感じます(笑)

 

外食はちょっと不安もあります、なぜなら料理を作っている人がマスクをしていないことが多い、どうなんだろうか…。日本はどうなんでしょうかね。ということで外食は基本、チェーン店のテイクアウト。しっかりとルールがあるような、マスクをしているところを選びます。この日は久しぶりのShake  Shack 、お気に入りは、スモークシャックバーガーです。

 

 

お家時間がほとんどの数か月。ティータイムもできる限り美味しく楽しく。Mc-Vitie’sのビスケット。英国を越え世界中で愛されている日本でもおなじみマクビティのビスケットをビスケットが描かれた陶器のコースターに載せて。

マクビティのビスケットと紅茶の組み合わせはエリザベス女王もお気に入りだそうです。ナメあしのお気に入りのダイジェスティブは適度な噛み応えと控え目な甘さ、ほんのり感じる塩分も手伝って、ついもう一枚と手が伸びてしまいます。ケーキの土台に使用される方も多いそうです。日本はこのダイジェスティブの発売がないのでなぜだろうとずっと思っていたのですが、HPをみたら、4月より発売が開始したそうです!

 

中央の凛々しい佇まいのGoose(ガチョウ)、横には子供が一生懸命歩いています。

夕方パンを持参でお散歩に行き餌をあげているのですが、苦手だった鳥たちも可愛く見えてきました、ロックダウンの収穫です。

 

 

夏の花、Crocosmia (クロコスミア)があちラこちら庭先で美しく咲いています。

 

ボリス首相発見!

少し英国のコロナ状況を書き残します。

6月より感染者と濃厚接触者を追跡・隔離するTest,Trace & Isolate システムが始まりました。新型コロナウイルス感染が疑われる症状の発症者は直ちに検査を受けること、検査結果が陽性である場合には,発症前後の時期に接触があった人に対して,14日間の隔離指示が行われることとなりました。

 

もう少し詳細に説明すると、発症者は、発熱、継続する咳、嗅覚・味覚障害のいずれかの症状が出た場合には、7日間の自己隔離を開始するとともに、NHS(国営医療サービス)の検査予約を行う。

陽性の場合、接触者、訪れた場所など申告し、7日間の自己隔離を継続。感染者と同居する人は、発症者の発症日から14日間の自己隔離を開始、自身に症状が出た場合は検査をすること。発症者の発症日から二日前以降に接触のあった人は、NHSからの連絡をうけ、14日日間の自己隔離を開始する。

 

日本では早い段階から行われているこのシステム、この国でうまく機能するのでしょうか。

 

2020年8月 壁紙画像

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

日本は夏本番ですね。ロンドンも昨日は34℃と非常に暑く、青空の日が続いているので、今月は涼しげな青いブーケにしてみました。

アジサイやカンパニューラ、アガパンサス、瑠璃玉アザミ、クレマチスなど、表情とテキスチャーが個性的な花材を揃えています。

画面中央に来ている今回の主役、カンパニューラはベル状の形が可愛くてお値段お手頃。最近、再びマイブームでよく使っています。

 

私はこんな感じにオフセットさせてみました。

いつも通り、お好みで上下左右回転させてお楽しみ頂ければと思います。

 

Enjoy the season!

オルモストアンリアル