ポーラからphoto shooting(撮影)のアシスタントの依頼があり出かけます。
人気の大手ちょっと高級スーパーの Waitroseの店舗で売られているお花を使ってのアレンジ。クリスマスに向けて、サイトやチラシで使われる映像と写真を撮ります。
Waitroseのお花は、ナメあしも、職場からのお花がないときなど購入しますが、他のスーパーよりダントツでお花が新鮮だったり可愛いブーケが売っています。
こうして入口に大きくスペースを構えていて、人気のアイテムだということ一目瞭然です。ご自宅用に、また急にお呼ばれでお花を買っていかれる感じだったり、気軽でお値段も程よい、ということが人気の理由でしょう。こういう場所があったり、ナメあしが働くようなお花屋があったり、買う方のシチュエーションでお店を選べることが、生活にお花が溶け込みやすくしているのかもしれません。
朝スタジオに出かけてみると、何を作るか何も決まっていない、とのこと。でもナメあしに、「まずはコーヒー飲もう! クッキー、あるわよ~」などと余裕です。
Waitroseより配達された花を見ながら、その他の資材に予算もかけず、身近にある、誰もが真似できるものを作ることが前提、だそう。クッキーを片手に、花器はジャムの瓶など、色々候補をあげたのですが、結局ベークト・ビーンズ(英国人に人気)の缶を使います。ポーラのキッチンにあった缶の蓋をあけ、中身をだしたのですが、ラベルを見たら大変! 他社のものでNG。急いできれいにラベルを剥がします。
まずは、映像のスタッフが作る工程を動画撮影。色々細かい作業が多かったのですが無事に終了。午後からはその同じ作品をカメラマンが写真撮影です。
しばらくするとテーブルクロスがないかな・・・、とカメラマン。慌てて近くのお店まで走ります。ところが最後の一枚を購入したので、沢山のしわがあり、今度はポーラとアイロン掛けです。
ナメあし「アイロンは2号が上手だから、ナメあしは全くしないのでやや心配・・・」とポーラにこっそり告白。「あら、ナメあしラッキーね」なんて話してみんなのところに戻ってみると、ポーラは早速、ナメあしのアイロンしない話を大暴露。カメラマンも「確かに、ちょっとこれは・・・」と、とうとう自分でアイロンをかけ始めます。
写真の奥、白い布はポーラが、赤い布はナメあしが。確かにしわあり・・・・ですね。
撮影も無事に終了。最後にお別れのとき、カメラマンの彼に「アイロン掛け以外はパーフェクト! 日本人は何でも器用にできると思っていたけれど」と。大変、これでは日本人はアイロン掛け下手だと思われてしまう。慌てて「ナメあしは例外だから!」と声を大にして伝えます。