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have a cup of tea

英国に住み始めて、「have a cup of tea」というフレーズをよく耳にします。その度に、本当に紅茶の国なのだなぁ、と実感します。街にでれば、スターバックスなどのコーヒー専門店もありますが、生活の中ではやはり紅茶の勝利のよう。
言葉でそれが明白で、仕事をしていると 「お茶の時間にしましょう。」と言われ、何か悲しいことなどあり、涙を流すと、「ちょっとお茶飲んでいらっしゃい」と言われます。
可愛い、ちょっと個性的なティーポットをお店で見つけたのでご紹介します。

わかりにくいかもしれませんが、受話器のところ、左側が注ぎ口です。

こちらはピアノ。ピアノの上の写真立てがいかにも英国らしい。

こちらはタイプライター。
こんなにティーポットの種類が多いのに、蓋を開けてみると、意外にもティーパッグを使っていることが多いのです。ティーバッグで、そしてティーカップではなく、マグカップに注いで飲む、これがリアルな英国の紅茶のいただき方かもしれません。

最後にびっくりなものを見つけました、でも一番気になります。

これで紅茶をいただきたいかは正直微妙ですね。

飛行機


英国に戻りました、飛行機の中で、「ロンドンの天候は雪」とのことでしたが、帰国の少し前からの日本の寒さのせいか、空港に降り立つと意外にも暖かく感じます。
飛行機はいつものヴァージンアトランティック。一年に数回行き来をしているので、だんだんキャビンアテンダントと知り合いになります。今日は、ウエルカムドリンクの担当の彼が、スナックを渡しながら、ウインク。以前9月に書いたブログの時にもお話した方です。

この怪しい色の飲み物は、ナメあしのお気に入り、オレンジジュースとコーラのミックスです。オレンジジュースを少しすっきり飲みたい方に最高ですが、色が最悪のため、周りの人から怪しまれます。今日も「何なの、そのドリンク???」ととなりの英国人が話しかけてきます、話題性のあるドリンク?です。

ラナンキュラス

「好きなお花は?」、よく話題になる話。ありすぎて選ぶことは難しいのですが、ラナンキュラスは好きなお花の1つ。ブーケの中に、1本でも飾ったりとマーケットで見かけるとついつい手にします。

ラナンキュラスはぷっくりとした花の様が特徴。幾重にも重なるこの花、開ききったときも美しいのですが、つぼみも可愛いのです。最近は大きな花顔のものが増え、お店に並ぶと、バラや芍薬と間違えられる方も多く、春の球根花の代表格です。

こちらはペール色の優しいブーケ。
クリスマス、お正月と華やかな色合いの花々が続いたあとはこんなブーケを作りたくなります。

こちらはイエローのラナンキュラスを中心に、元気いっぱいのブーケ。

特にここ数年の日本のラナンキュラスの質の良さ、色の豊富さはすばらしく、毎年楽しみにしています。
今年の日本の冬の寒さは格別。花市場にでかけるのもちょっとつらいのですが、行ってみると春の花が並んでいて、春がすぐそこ、と実感します。

from 京都 – その2 わらび餅

お茶タイムになります。今日は行ったことのないお店に、と場所も近かったので前から気になる俵屋旅館がプロデュースするカフェにでかけてみます。

夕方に伺って滑り込みセーフだったようでお客様は誰もいず、ラッキーなことに貸切です。
広くも狭くもないほどよいスペース、使い込んだ北欧の家具がさりげなく置かれています。どの席も違った様、吹き抜けもありとても落ち着きます。

小さな中庭に面した席に案内されます。

わらび餅とお抹茶のセットをいただきます。竹の筒に入ったわらび餅は、ふわふわ、やわやわ。口に入れると思わず笑顔になっちゃいます。そしてさらにびっくりしたのは、お薄の美味しさ。お茶名を伺ってみると、お抹茶は、『柳桜園の初昔』。お濃茶に使うものだそうで、香りもコクもあります。

しばらくすると、「お口なおしに」と白湯とぶぶあられと呼ばれるあられが添えられます。白湯にいれると塩味のきいたあられの香ばしさで、何だか優しい気持ちになります。ずっといたいな、と思うほっとするこちら、「また来ます!」とご挨拶、お店を後にします。
遊形 サロン・ド・テ
京都府京戸市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
075-212-8883

from 京都 – その1 仏手柑

2号と一緒に京都にでかけます。特別寒かったこの日、粉雪が舞っています。
松の内とあってまだお正月らしさが残る街を歩きます。

あちこちで見かけた『仏手柑 ぶっしゅかん』
ご挨拶に伺った錦市場のかね松さんで、お話を伺います。
仏手柑はそのユニークな形が、仏さまの手のようなありがたい形とされ、お正月やお初釜のお飾りとして利用されます。松の内が終わったころに、ワタが多く、少ない果実ですが、砂糖漬けにしていただくそうです。

こちらは、和久傳のお飾り。
京にんじん、聖護院だいんこん、海老いもに仏手柑、紅白の和紙と水引のみですが、とてもひかれます。

お昼をいただいた後は、長い間工事中だった、西本願寺へ。仏旗が澄んだ冬空に映えます。
今年は宗祖の親鸞の没後750年だそう、、750回大遠忌法要という大きな節目の年ということで、またちょうど祥月命日に近かったため、本堂では沢山の方々。ご案内もあり、せっかくの機会と中に入ります。

何をするもどこへ行くもきめない、相変わらずの行き当たりばったりの旅行です。

お漬物屋さんの前で。
千枚漬の甘い香りが風にのって広がります。
つづく

七野の七草 from かね松さん


クリスマスから年末、そしてお正月と過ぎ、7日の七草がゆ、楽しみにしていたところ、以前にもブログでお話した京都 錦市場のかね松さんより、『七野の七草』を送っていただきます。

野というだけあってパッケージには、大原野のせり、内野のなずな、柴野のすずな、平野のごぎょう、嵯峨野のはこべら、蓮台野のほとけのざ、北野のすずしろ、と書かれていて、ちょっと気になって調べてみると、ご主人の上田さんが書かれた執筆がありました(便利ですね~、パソコンって!!)。

箱の中に一緒に入れていただいた、今月の京野菜の『畑菜 はたけな』。
小松菜に似ているこのお野菜、からし和えが最適です、とのこと。ナメあし母、お料理の方は、どうぞよろしくお願いします。

シクラメンのブーケ


花市場にシクラメンの切り花が並んでいます。冬の鉢物と言えば、シクラメンですが、切り花・・・花持ちはどうなのでしょうか。お店の人は「長いですよ~」と太鼓判、まずはテストにと購入です。

フリルいっぱいの可愛いシクラメンのブーケ。花持ち、大変よく、驚きます。
茎は短いのですが、間もなくきっと開発の力で長いものが市場に並び、鉢物同様に、冬の切り花の代表格になるかもしれません、楽しみです。

お正月

間もなく三が日も終わり、明日より平常の生活が戻ります。
ナメあし、日本のお正月を満喫、やはりお正月は日本ですね。

父の数少ないお正月の仕事であった、家族の干支のお箸袋の準備(父はそれに家族の名前を書いていました)何となく誰もしなくなっていたのですが、今年はナメあしが準備をします。
元旦の朝、張り切って並べてみると、上兄より、「下兄の干支が間違っている」、と指摘されます。そうだ、ねずみは父だった、下兄はへびなのです・・・・。仕方なく、ごめんね、「巳」とお箸袋に書き、姪のみいちゃんに へびの絵を描いてもらいます、なかなかですよね?


年末には知り合いの方から 「あきひめ」という大きな立派ないちごを送っていただきます。
箱を開けてみると、生産者の方からのメッセージとともに、このいちごの花が添えられています。水もついていなかったので、ちょっと弱っていましたが、水切りしてみると元気いっぱい。そんな花をみると、生産者のいちごへの思いが伝わります、心して食べない、と。
大きな、そして何より甘いいちごに大感激。嬉しい心遣いに甘さが倍増します。

明けましておめでとうございます。


明けましておめでとうございます。
年末のご注文のお花の配送を無事に終え、クリスマス前からの駆け足の毎日に区切りがつきました。

2011年ものんびりゆっくりこのブログを続けていければ、と思います。オルモストアンリアル同様に、
『ナメクジのあしあと』をどうぞよろしくお願いいたします。

謹賀新年 2011

 

明けましておめでとうございます。
皆様にとって素晴らしい年となりますように!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。