バレンタインが終わった週末はSnowdropをみにでかける、これが恒例になっています。今年は2人ともやや風邪気味、でも、もちろん出かけます。
ロンドンを出たときはそうでもなかったのですが、向かって行くうちに、どんどん天候が悪化。公園に隣接しているパーキングに車を停めたときには、大雨です。Snowdropは雨が似合う花、確か昨年も傘をさして歩いたのですが、この雨は歩くのも大変なほどの風も強い雨。
閉園の16時まであと少し、そしてこの雨とあって車を停めている人もほとんどいず。ナメあしでさえ、このまま帰ろうか・・・悩みます。2号としばらく車で様子をみようと待機していたのですが、雨はやむ気配もなく、時間もどんどん迫ってきて、あたりも少しずつ暗くなってきています。このまま帰るには残念すぎる・・・。
2号に車を横付けしてもらい、ナメあしは大雨の中、ハンター(長靴)に履き替え、濡れる準備万端。カメラを片手に傘もささず、公園の近くの林を少し歩くことにします。
ここはSnowdropが無造作に咲いていて、公園の中とは違ってより自然な様子を楽しめ、密かなお気に入りの場所でもあります。
多分、誰にも気づかれずに枝の陰でひっそりと咲いている、これがこの花らしいのです。
足元のSnowdropを踏まないように、気をつけて歩きます。
冷たい雨の中、花びらを広げて。
しずくの姿も美しいのですが、また違った表情。
足元に小ぶりな集団を発見。
少しずつ小球が増えて広がっていくのでしょう。
車に戻ると2号が笑っています、気がつけばお天気回復、雨がやみました。
閉園まであと5分、入園してしまえば17時まで大丈夫、急いでゲートに向かいます。
つづく。