almost unreal

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LIBERTY

また・・・、やっぱり・・・Liberty!!

また・・・と言われそうですが、やっぱりデパートの Libertyが好き。
6年前に職場になって、ほぼ毎日と、じっくり見る時間が増えてから、お気に入りのお気に入りです。

売っているものは「誰が買うのかな?」、「この商品ここ数年あるなぁ・・・」というものがいつも多く、建物自体や置かれている装飾品が素敵だったり、まるでちょっと楽しい美術館のよう。

ずっとこのまま、流行を追いながらも、追い求め過ぎない、独自のデパートを貫いてほしいです。

特に木曜日の夜はレイトタイム・ショッピングで営業時間が長いので、仕事帰りに2号と一緒に出かけます。ハロッズやセルフリッジに比べると華やかさがないのか、お店の中は貸し切り状態。他のフロアーにも知り合いがいるのでゆっくりお話しを聞きながらお店の中を歩きます。

中央の吹き抜けにはこんな艶々のお猿さんがいます。

こちらは壁紙。ちょっと写真が暗いのが残念ですが・・・。こうして並ぶと柄や色の組み合わせって無限ですね。

1番上の写真、絶対買わないな、と思うお花柄ソファーとエメラルドグリーンの壁。なかなかびっくりな組合わせですが、はまっています。最初はゆっくり座ってみて、次は持っていた花を置いてみます。

花の組み合わせやアイディアはここから生まれることが多い、教科書のようなデパートです。

リバティーパスタとクリス

ナメあしの長い日本滞在中、2号の創作料理 『リバティーパスタ(2号命名)』が生まれました。
何度も本人が絶賛していたこのパスタ。ようやくナメあしもご相伴させていただきます。
「リバティーパスタ」だなんてなんだかポッシュなパスタのようで、期待大です。

キッチンにいくと紫キャベツが・・・・。メインの食材は、この紫キャベツだそう。シェフいわく、「キャベツは、栄養価が高く、ビタミンCも豊富」、とのこと。

何だか嫌な予感。リバティーパスタのリバティーは、ナメあしの大好きなデパートのリバティーのコーポレートカラーから、名付けたもののようです・・・。

そうです、出来上がるとパスタもエビも、ベーコンも紫色に・・・。正直ちょっと引くほどの色です。
でももっとびっくり。食べてみると意外に美味しい、はまりそうです。
それにしてもネーミングって重要過ぎてだまされてしまいますね。
ご飯が済むころに、アナからテキスト(携帯メール)が入ります。
「8時からBBCのAntiques Roadshow 見て」と。
この番組、アンティークの鑑定家さん達がイギリス各地を訪れて地元の人々が持ち寄ったアンティークを鑑定し、値踏みをするという息の長い人気番組。夏にアナの母校がその会場となって、アナとクリスが出かけたとは聞いていましたが、今日がその放送日のようです。
番組が始まってしばらくすると、あれ、まぁ、クリス登場です。録画の準備もしていなくって、慌ててカメラを。

司会者 「私だったら5ポンドではないと思います・・・」

司会者 「私だったら1500ポンドだったと思います」

クリス 「ワァオ~!」

司会者 「素晴らしいです。今日見た中で一番素晴らしいものでした」
クリスは近所のがらくた屋で、このライオンの置物を5ポンドで買ったそうですが、プロの鑑定士によると、なんと1500ポンドで買っても良いようなものだそう。
さすがナメあしのアンティーク師匠です。

リバティープリント 


気にすると、あちこちのお洋服屋さんでリバティープリントの洋服を目にします。
本当に多い、びっくりするほどです。
ロンドンでも例年以上に今年は色々なお店がリバティープリントを使ってお洋服を売り出していますが、何だかその感じともまた違う、Japanese Liberty 。とても可愛いです。
が、あまり流行りすぎて、来年何だか着れなくなりそうな予感もあります。
可愛いものがあふれています、さすが東京、時間を見つけて眺めています。

名物マネジャー


今週は何回かこのブログにも登場しているクリスと働きました、今日はまたその彼の話。
「ナメあし~、いつも話そうと思っていたのだけどなかなかチャンスがなかったよ。ある日本人の女性からあなたのこと知っているといわれたよ、僕は有名なのかな!?」とちょっとニヤニヤ嬉しそう。どうやら、ブログを読んでくださった方がクリスとお話されたようです。
数年前にブログに初登場してもらった際に、クリスにブログのシステムを話したのですが、その時は記事を書くということがコンピューターの中だとは思っていなかったようです。クリスは最近パソコンに目覚め、携帯電話もようやくデビューしたほどアナログ人間です。
クリスはマネージャーですが、マネージャーらしくないマネージャーです。レジ閉めは苦手といって今までやっている姿を見たことがありません。ある日、近くのVOGUE HOUSEのオフィスが改装するとのことで、大量の処分するものがゴミとして外におかれていることをキャッチした彼は、ちょっと見てくると行ったきり、1時間以上帰ってこず、マーブルの板やら壊れた壁の一部など持ちきれないほどの色々を嬉しそうに持ち帰ってきました。お店が混んでいてもお構いなし、それがクリスなのです。

でも本当に憎めない人で、時にナメあしが文句を言ったり険悪なムードになると、帰り際にチョコレートをくれて謝ってきたり、「ナメあしと仲直りのハグをしないと帰れないよ」と抱擁してきます。
アンティークのことも、花はもちろんのことガーデニングのこともとても詳しく、色々なことを教わっています。リバティーの名物マネジャーです。