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Happy Valentine’s Day 2019

今年も無事にバレンタインデーの一日が終わりました。英国では男性から女性へ想いを花に託して伝えるのが伝統的です、もちろん日本のようにチョコレートを、シャンパーニュやアクセサリーなどプレゼントされる方も多いようです。

ナメあしは、ここ数年は得意先の活け込みを中心の仕事内容ですが、朝の活け込みが終わって、顧客のご注文のブーケを作りそのままお届する一日となりました。

 

朝の7時、活け込みの移動中のバッキンガム宮殿裏のハイドバークコーナーで大きなハートを発見!

信号待ちでゆっくり見る間もなかったのですが、このハートの感じ『Anya Hindmarch』ぽいな?と、慌てて一枚撮ります、まだ確認できていないのですが…)

 

 

 

 

やっぱり定番の赤いバラ(Naomi)はドキッとする美しさがあります。

 

また、こんな感じに春の花を作ったスプリングブーケも人気です。

 

この日は何度か花市場へ。通常10時には人も減り落ち着く市場も、今日はにぎわっています。

 

200本の赤いバラのブーケ、圧巻です。

 

 

 

午後3時に顧客の方から大きなオーダーが入り、再度誰もいない市場に出かけて作ったのがこのブーケ。

 

 

ガーデンローズをたっぷり入れた作っているときから香りいっぱいです。

疲れ果てていますが、大きさがわかりますでしょうか、かなり大きなブーケです。

 

 

夕方もう一度活け込み先に行かねばならず、世界最古のBurlington Arcadeへ。

バタバタな一日でしたが終わりました。

 

ロマンティックな夜の定番、バレンタインディナーはここ数年これに限ります!

KFCディナー。タンカレージントニックも合う合う!

 

2号からはバレンタインケーキのプレゼント。これもジントニックに合いました!?

翌日も早朝出勤で次に気が付いたら朝でした!

 

クリスマスワークショップ くるみ割り人形

ご挨拶もしないままに2019年1月が過ぎてしまいました、お許しください。

今年も懲りずにお付き合いだければ幸いです。

 

ということで少し話は2018年12月以降の日本滞在時の話に戻ります。本日はクリスマスワークショップについて。

今年はずっとやりたかった「くるみ割り人形」の世界をリースに仕上げました。

この木製の兵隊さんを見つけてから、リースの素材を一つ一つ集めました。自分の頭の中で描くリースを具現化するのは楽しい作業でもあり、しっくりこないとひたすらその何かを探し求めて、どの小さな素材一つずつに思い入れがあります。

 

 

 

土台もやはりくるみ割り人形らしさを表現します、加えてきちんと保管をしていたたければ数年はお楽しみいただけるリースにしました。いつもの生のクリスマスフォリッジを使うのはやめて、松と杉の実、くるみ、ピーカン、ヘーゼルナッツになかなか日本ではなじみがないブラジリアンナッツを使用します。

 

ワイヤーをしたり、グルーガンを使って土台にはりつけていきます。

グルーは思った以上に固定に時間がかかります、お菓子を食べたりお茶を飲んでいただいたり、くるみ割り人形のBGMをかけながら、ひたすらみなさん黙々と作業されていました。

 

 

こだわりは、ストーリも。

チャイコフスキーの三大バレーでもある「くるみ割り人形」。バレエも見直しました。ちょうどワークショップの数日前にディズニー映画『Nutcracker くるみ割り人形と秘密の王国』も公開されたのでそのお話も取り入れました。お菓子の国、雪や花の世界を表現したリースです。

野暮ったくならないこと、素材の質感や色にも変化を付けることを心がけました。

テーマカラーは レッド、グリーン&ゴールド、アクセントカラーにブルーをプラスします。

 

同じ素材でも作り手の皆さんの手によって違うものに仕上がるのが手作りの良いところです。

 

 

豊洲の会では、お子様も参加してくださいました。ママを待っている間に、人生初のアレンジメント!!!

今後こういうお子様ご同伴も開催出来たらと野望もございます。

 

リースのオーダーもいただきました。

ナメあしの手元にあった資材すべてがなくなり、実家用のリースは今年も残念ながら作れないで終了、嬉しいことです。

 

ご参加の皆様、ありがとうございました。今年も既にアイディアが芽生えております、どうぞお楽しみに。