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お正月のお飾り


今年もあと2日、本当に12月はあっという間です。特に日本はクリスマスの後にお正月と行事が続くため、クリスマスのデコレーションをかたづけなければなりません。
このお正月用のお飾り、今月半ばに行ったクリスマスワークショップで作っていただいた、クリスマスリースを少し手直ししてみたものです。

若干、乾燥が始まっていますが、まだまだ使えるため、りんご、シナモン、オレンジとライムのスライスをとります。ゴールドのリボンは形を変えて、少し抑え気味なところに置きなおします。

小ぶりのみかんや羽子板の羽と南天、ツバキを添えます。
「せっかく、リースの土台から作ったもの、是非にクリスマスで終わらせないでそのままお正月も使っていただきたいです」とワークショップの際にアイディアをお話したところ、再利用で作っていただいた方から、こんな感じに作りました、とご報告のメールをいただいています、嬉しいメールです。

カレンダー 2011


インフォメーションで既にご案内させていただいていますが、2011年カレンダーが出来上がりました。




カレンダーをこうして販売させていただくことは今回で2度目のことですが、カレンダー自体は数年前から手製で作っていました。


最初のきっかけは、大切な友人のお母様が亡くなられたこと。その頃は1年に1度しか帰国していなかったナメあし。何と言葉をかければいいのか見つからず、ちょっとでも元気になってほしい、近くにいればお花が届けられるのに。何かできないかな、それが始まりです。




写真のお花はほぼこの1年で作ったもの、ブログで大体紹介させていただきました。ナメあしか2号が撮影したもの、素人のものです。それがデザイナーの細川さんのおかげでこんなに素敵に仕上がりました。裏もとてもかっこいいのです、どうぞ1枚1枚合わせてご覧ください。


今年のテーマは 「FLOWER POWER」。 
花の持つ大きな力、無限大のパワーをこのカレンダーで感じていただければ嬉しいです。




表紙の彼のお話はここで紹介させていただきました。花はもちろんただそれだけできれいなのですが、彼がいることでさらに美しさが、よりリアルなものとなります。オルモストアンリアルはそんなお花を作っていくことをベースに2011年も前進します。

お問い合わせは info@almostunreal.jp または オンラインショップまで。

お正月の花飾り、受付中です。

2011正月
皆様、楽しいクリスマスを過ごされましたでしょうか?
オルモストアンリアルではお正月の花飾りを受け付けております。
オートクチュールで承りますので、テーブルに、玄関に、花器付き、花器なし、丈の長い花、ブーケ風など、ご希望をお申し付け下さい。
28日夜まで受付、配送は30日着分までとなります。
どうぞご利用下さい。

冬桜

来年3月末で閉館が決まっている「グランドプリンスホテル赤坂」、旧赤坂プリンスというほうがおなじみでしょうか。ここのクリスマスイルミネーションも今日が最後ということで友人と出かけます。

ホテル丸ごとの、客室灯を使っての巨大なクリスマスツリー。赤坂に行く機会は少なくても、首都高速から見るこの景色、楽しみとなっていました。
赤坂プリンスの思い出と言えば、中学生のころ、祖父の滞在に付き合い、スィートルームにお泊まりしたこと。キラキラの大理石に祖父は「落ちつかない」とつぶやいていましたが、ナメあしは従妹とわいわい楽しみました。
そして昨年、三遊亭王楽様の真打昇進のお披露目パーティーのお花を作らせていただきました。700名のお客様というとても大きな会。王楽さんの優しいお人柄に感激したり、またお花のことでは本当に貴重な経験をさせていただいた、思い出深い場所です。

今日で最後とあって弁慶橋のあたりは人でいっぱい。それぞれ思い出がおありなのでしょう。

きれいな冬桜が満開。冷たい風がふいていますが、何だか暖かいそして見納めと思うと寂しい気持ちになります。

メリークリスマス


ニュースにも流れましたが、この冬は記録的な雪が続く英国。特にロンドンは東京と同じで雪に弱く、交通がまひしているそう、2号(夫)や同僚からもそんな大変!!メールをもらいます。
そして昨日帰国予定だった2号のフライトもキャンセルとなりました・・・29日のフライトまで我慢です。
日本のクリスマスと違って向こうは新年までの長いクリスマス休暇が始まり、この休暇は家族で過ごすもの。電車も止まり、お店もクローズする(コンビニなんて存在しません)あの地でクリスマスに1人とは孤独感たっぷり、気の毒です。
でも2号には強い味方のJoan がいます!!同じフラットに住むBridgetやAnnもいます。(映画ブリジッドジョーンズのレネー・ゼルウィガーを想像しないでください。皆様かなりのご高齢)。
かわいそうですが、なかなかない素敵なクリスマスとなりそうです。

ジャスミンの木もクリスマスツリーのようになっています。
本当に本当の ホワイトクリスマスです。
With all best wishes for Christmas!!

日帰り 福岡 

昨日は日帰りで福岡に出かけてきました。

到着してすぐに、九州日観植物株式会社に出かけます。こちらの西川社長と父が懇意にしていただいたことでナメあしも大変お世話になっています。
花の仕事をロンドンで始めたころから、「ご挨拶に一緒に行こう」と何度も言われていたのに結局実現ができないまま日が過ぎて。やっと実現です。
こちらは、西日本における園芸植物流通の拠点として、花き植物取引場として40年以上過ぎているそうです。植木から切り花、資材まで何でも揃っています。

ちょうどこの日は火曜日で残念ながら競り日ではなかったのですが、広大な敷地をゆっくり見せていただきます。

クリスマス前とあってももう既に市場はお正月。松や梅の大木や、門松などを生産者の方が翌日の競りに向けて納品中です。
お花のことはもちろんですが、父の思い出話も伺え、楽しい時間でした。
もう少しお話したいな、と思いながら次の目的地へ移動をします。

福岡初のナメあしにとって、電車の路線図も可愛く見えて。この駅の上の絵柄は何か意味があるのでしょうか?

天神駅すぐのACTUS様福岡店へ伺います。

ありました、ありました。そして、担当の方ともゆっくりお話もでき、店内を見させていただきます。
居心地がよく、気がつけばかなりの時間・・・そうです、電車に乗らないと・・・。

慌てて外にでると、急ぎ足のサンタクロースを発見!
結局観光も、美味しいものも食べないまま福岡を後にしました、絶対にまた遊びにこよう!と誓います。
福岡も日帰り可能ですが(しかも新幹線)、お勧めはしません。

日帰り 三都物語

前回お話させていただいた、VIVANTの発売でACTUS(アクタス)様 関西地区へご挨拶周りにでかけてきました。
最初に伺ったのは、神戸市東部副都心に位置するサザンモール六甲内にある六甲店。

震災前は美しい煉瓦倉庫が並んでいたそうで、その後、レンガ調の壁に敷き詰められたウッドデッキが特徴的なおしゃれなモールに生まれ変わったそう。モール 2階のメインスペースにお店はあります。

こうして実際に並んでいるものを目にし、またスタッフの皆さんにお話を伺うのは嬉しいこと。次回の制作にむけてのアイディアをいただきます。
そして、大阪空港店へ向かいます。空港内の4階展望デッキにあるこちら。滑走路と空に面した全長400メートル、3,300平方メートルのアクタス直営ショップ最大規模だそう。 この日は美しい快晴、飛行機の発着がひっきりなし、の横でお店に入ります。

こちらもありがたいことにVIVANTのコーナーを作っていただいています。

ちょうど訪問中に製品が売れて、何よりの嬉しいニュースでした。

そしてここから 御堂筋 大丸デパートの前に大きく構える心斎橋店へお邪魔します。
中心地中の中心地にあるこの店舗、お客様もひっきりなしです。専属のフラワーコンシェルジュの方にもお会いでき、お話をうかがえました。

そして新幹線で、京都へ。最後の店舗に伺う前に、せっかくだから錦市場のかね松さんへご挨拶と思い急いだのですが、18時過ぎで残念ながらお店は閉まっていました・・・残念。

京都店は、ナメあしのお気に入りの場所でした。京都に行くと足を運んでいた烏丸通と四条通の交差店近くのCOCON。唐長さんの古典文様がライトアップされてひときわ目立っています。1階のいつも見ていた雑貨屋さんはアクタスさんだったのです、びっくり。そんな場所にナメあしのお花が並ぶとは光栄なことです。

どの店舗のスタッフの方もみなさんとても親切でナメあしの緊張もほぐれました。

京都店をあとにし、ナメあし母に電話をすると、「お稲荷さん・・・」と。
新幹線に乗る前に急いで いづ重さんへ鯖寿司とお稲荷さんを求め向かいます。息をきらしてお店に入るとご主人が熱いお茶をいれてくださいます。
駆け足すぎましたが、三都物語、日帰りもできますね。

VIVANT


11月下旬より インテリアショップ ACTUS様にてアーティフィシャルフラワーのデザインのお仕事をさせていただいております。
生花をずっと扱っていたナメあしにとって、アーティフィシャルフラワー(造花)は新しいチャレンジ。夏頃から話が進んでいたのですが、ようやく形になり、東京は新宿店。関西は神戸・大阪・京都と九州 福岡店のお店に並んでいます。
ブランド名はフランス語で VIVANT(ヴィヴァン)。
英語では 「alive」、日本語では 「イキイキした」という意味。
アーティフィシャルフラワーについての思いは、以前にお話しさせていただきました。
「あれ、もしかしてこれ本物?」と思う花のクオリティー、美しさ、色。季節感ある作品をデザインすること。生花を活けるマインドでアーティフィシャルフラワーをアレンジ。「イキイキ感」が吹き込まれたアーティフィシャルフラワーの新しい楽しさをお届けします。

ブランドロゴの色は、カーマイン。
悩んだ色ですが、とても気に入っています。
お近くの方のぞいていただければ嬉しいです。

クリスマス・ワークショップ2010 @ 成城

2度目となる成城の白いお家でのお教室。嬉しいことに沢山のみなさんにお越しいただきました。

『Scent of Christmas (クリスマスの香り)』をテーマにクリスマスに欠かせないドア・リースを作ります。

クリスマスグリーン、シナモン、オレンジやライムのスライスなどをふんだんに使い、クリスマスの香りいっぱいです。

リースの土台作りから始まるのですが、大きさもデコレーションも同じ材料なのに、大きかったり、小さかったり、シンプルだったり華やかだったり、少しずつ個性がでます。

こちらはリボンの使い方が特徴的でとても上品な大人な仕上がりです。

デモでナメあしが作ったもの。上のリースはリボンを巻きこみ、より一層華やかになります。

モミやひのきの木の枝をまとめて束ねてみると、さらに自然に。こういう色々な工夫を見られるのもワークショップの楽しみの1つ。

この日、ご自宅用とは別に、贈り物として作られた方もいらっしゃいました。専用のリースボックスです(上の蓋は透明のため、お届け時がこのような状態)。

素敵なクリスマスプレゼントですね。

Peter Pan @ Harodds


毎年お話していますが、ロンドンのデパートやお店のクリスマスのウィンドーディスプレイは、楽しみの1つ。帰国前にあちこち回ってきましたが、ナメあしの中では今年はデパートHarodds(ハロッズ)がダントツです。
ハロッズの今年のクリスマスのテーマ『Vintage Christmas』。スコットランドの作家 James Matthew Barrie の『ピーターパン』がお題、正面のウィンドーはこのピーターパン一色です。

ナメあしの中ではディズニーアニメのピーターパンが好きでおなじみのこのお話。もちろん、フック船長の手はワニに食べられたため、フック状の義手になっています

ネバーランドにきた ウェンディー、ジョンとマイケルまでいます。
子供のころ何度も何度も読んでもらったディズニーの絵本をめくっているよう。

どこにいるかな・・・探してみると、もちろんティンカーベルもいます。

見とれていたら、動いている人が・・・。
よーく見たら、ディスプレイ担当の方のようで、細かい手直しをしています。大の男の人3人が、ビルの角度を微妙に変えたり、雪を少しずつ増やしたり。
職人さんの限りないこだわりで、こういうドキドキや感動を人々に与えるのですね。

ナメあしもこの女の子のように、釘づけ。
頭の中には、 You can fly you can fly you can fly ・・・・のメロディーが。
見に行かれる方、是非に夜におでかけください。