almost unreal

PROFILE

LIFE BLOSSOMS

「花開いて、生活豊かに」

BLOSSOMの「花開く」という意味を
「花」と「生活」の両方にかけた私たちのコンセプト
そんな花を皆様にお届けすることが私たちのテーマです。

オルモストアンリアル

花のアレンジだけが美しいのではなく
その花がある空間が美しくなるような
リアルな生活の中にあって美しい花
花それだけで完結しない花のある生活のスタイリング

「ちょっとあり得ないくらいに良い感じ!」
そんな「almost unreal」な花のある生活を提案します。

PROFILE

フローリスト

鶴岡 尚子

HISAKO TURUOKA

2000年秋に英国を代表するフローリスト、ポーラ・プライク・フラワーズに正社員として入社。

最初の仕事は顧客の自宅での結婚披露パーティーの活け込み。ガーデンに特設テントを設営して300人のゲストを招くパーティーを花で飾るスケールの大きさは驚くべきもので、3日間の大仕事。ポーラ・プライクならではの顧客と仕事の内容に圧倒されたのが始まりでした。

以来、シャネルやコンランなどの有名ブランド店からセレブのパーティーまで幅広く活け込みを中心に活動。思い出深いのはコンラン卿の執務室の活け込みを担当したこと。いつも青いシャツを着て葉巻の臭いさせている彼はとても感じが良く、花が気に入れば必ず一声かけてくれるような人でした。彼のレストランからオフィスまで、そのほとんどで活け込みを担当させてもらったことは大変勉強になりました。

英国の花屋が忙しいのはクリスマスとバレンタインです。クリスマスではボンド通りのティファニーを建物ごとクリスマス・リースでデコレートしたり、首相官邸のクリスマス・ツリーを作ったこともありました。バレンタインには800を超えるブーケのオーダーが入り、連日連夜、スパイラルのブーケを作りました。

教室ではポーラのアシスタントを務めました。リラックスした雰囲気の中でデモンストレーションを見せながら生徒の皆さんと楽しい時間をご一緒する私のスタイルの原点はここにあります。

ショップは主にリバティ店を担当。ロンドンの中心にあってチューダー様式のリバティ建物がある様は、トラディショナルとコンテンポラリーが高い次元で共存することで魅力を醸し出しているロンドンの象徴のようでした。その「OLD & NEW」な心地よいミックス感は私のフラワーアレンジのインスピレーションとなっています。

2008年夏にフリーランスとなってからは、ワイルド・アット・ハートなどデザイナーの垣根を越えて活動。バイトでもなければ見習いでもなく、フルタイムで10年間、世界有数のメトロポリスであるロンドンという土地にある忙しいトップ・フローリストに勤務したということは、現地の社交界のパーティーやいわゆるセレブリティの結婚式で花を活け、一流レストランの演出の一部となる花を活け、一方で、心のこもった花束をそれぞれの顧客のニーズに合わせて作るという素晴らしい経験を与えてくれました。

そして2009年春に自身のブランド
「オルモストアンリアル」を設立。

それまで個人でやっていたフラワーギフトにご好評を頂き、この年の母の日を切っ掛けに日本で自身のブランドを立ち上げました。以来、英国と日本を頻繁に行き来することで、それぞれの良さやトレンドを双方に取り入れながら、フラワーギフト、ウェディングやパーティーの装花、季節毎にワークショップを開講しています。

私たちのサイトを見ると、「LIFE BLOSSOMS」というメッセージが見つかると思います。BLOSSOMの「花開く」という意味を、花と生活(人生)の両方にかけて「花開いて、生活が豊かに」という気持ちを込めた、オルモストアンリアルのコンセプト・メッセージです。

MESSAGE from Paula Pryke

― イギリスを代表するフローリスト ― ポーラ・プライクからのメッセージ ポーラ・プライク

初めて会ったのは、尚子が2000年に私のフラワーデザイン・プロ養成コースを受講した時でした。花への自然な親和性を持っていることは明らかで、コース終了時に私のスタッフに加わりました。以来、スキルを磨き、素晴らしい経験を持った才能あるフローラル・デザイナーとして業界で頭角を現して来ました。

尚子はリテール、契約活け込み業務、パーティー、イベントなど、花ビジネスの全てで一緒に仕事をしてきました。また、非常に熟練したウェディング・フローリストでもあり、十数年もの間私のチームの一員として様々なスタイルの結婚式を一緒に手掛けてきました。熟練したフローリストとなった今では、フラワー・スクールのチームの重要メンバーとして、新世代のフローリスト達に彼女の知恵と知識を教え伝えています。

私個人にとって、尚子は思いやりがあってプロフェッショナルなチームの一員です。いつもエネルギッシュで、とても頼りになり、ひとつひとつの仕事を大切にし、細部への心配りを欠かさない彼女を、皆さまに自信を持って推薦します。

I first met Hisako in 2000, when she came to study floristry with me in London on my Professional Flower Design course. It was clear that Hisako had a natural affinity for flowers and so at the completion of the course, she joined my staff. Since then she has honed her skills and has emerged as a very talented floral designer who has a tremendous experience of the flower industry.

She has worked with me on every aspect of the flower business from retail, contract work and party and event work. She is also a very accomplished wedding florist and has worked with me on lots of different style weddings over the decades she has been part of my team. As she is now a very accomplished florist she has also become a very key member of my Flower School team, teaching and imparting her wisdom and knowledge to a new generation of florists.

On a personal level she is a caring and professional member of my team. Hisako is always reliable, energetic and always cares greatly about each job and each client. Her attention to detail in everything she does is always of the highest level and I recommend her unreservedly to all.

CAREER

2000年秋に英国を代表するフローリスト、ポーラ・プライク・フラワーズに入社。
以来、シャネルやコンランなどの有名ブランド店からセレブのパーティーまで幅広く活け込みを中心に活動。
2008年にフリーランスとなってからはデザイナーの垣根を越えて活動しています。

HISTORY

  • Paula Pryke Flowers
    新本店のオープニングにて。

  • ウェンブリー競技場にオープンしたヒルトン・ホテルのオープニング・レセプションの活け込み。

  • ロンドン、パークレーンの5つ星ホテル、グロヴナーハウスでの晩餐会の活け込み。

  • (株)日比谷花壇様プロジェクトにてリーガロイヤルホテル80周年記念パーティーの活け込み。

  • 森永製菓株式会社にて東京ディズニーランド向け商品の企画開発、チョコレートとキャラメル製品の製造テイスター等を担当。

  • 渡英。

  • ポーラ・プライク・フラワーズに入社。
    フローリストとしてシャネル、コンラン卿のレストラン・チェーン、コンラン卿仕事部屋、企業等の活け込み、ウェディングやパーティーを主に担当、スクールではポーラのアシスタントも務め、店頭にも立つ。

  • 空閑晴美料理教室にてフラワーアレンジ教室を開講。

  • ガーデニングの発祥地、英国での実体験から得た「生活の中にあってはじめて美しい本物の花」をテーマに、自身のブランド「オルモスト・アンリアル」を設立。
    フラワーギフト販売、東京の成城、松濤、表参道でのワークショップを開講する。

  • フリーランスとなり、ワイルド・アット・ハートなど、デザイナーの垣根を超えて活動。

  • 株式会社オルモスト・アンリアルとなる。

  • 三遊亭王楽、真打昇進披露パーティーのテーブル装花を担当

  • アーティフィシャル・フラワー・アレンジのコンセプト・ブランド「VIVANT(ヴィヴァン)」を立ち上げ、インテリアショップ・チェーンのアクタスで全国展開される。

  • フリーランスとしてシャフツベリー・フラワーズに参加し、ロンドンの5ツ星ホテルであるグロヴナー・ハウスやヴィダル・サスーン本社等の活け込みを担当。

  • 株式会社日比谷花壇によるリーガロイヤル本店(大阪)のポーラ・プライク・プロジェクトをプロデュース。
    ホテル・ロビーの活け込みのデザインと、ポーラ・プライク・ウェディング・コレクションの監修を担当。