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ありがとう、AA!

最近『つづき』や『おまけ』の多いナメあしのブログですが、今日もどうしても書きたい、前回のつづきです。

祝日だった月曜日の朝、昨日のバンを引き取れなかったことを知っているAnneからメール。バンを戻しに来るのは同僚の子供(同僚は一週間のホリデー中)なので連絡先がわからない、必ず今日には戻してくれるから、ゆっくりめにでかけてね・・・と。

了解!とメールしてでかけます。今日も地下鉄は不通なので、別の駅まで歩いて、バスを乗り継いでやっと着いたら、よかった、バンがありました。

どこかよって帰ろうかな、なんて思いながら、エンジンをかけて数メートル、まっすぐ走らない・・・あれ・・・いやな予感。急いで車を停めてみてみると、やっぱり。

タイヤのパンクです、次はバンクかぁ、ついていない・・・。でも何故だか笑っちゃいます。
いつものガレージ’(修理屋さん)はお休みだろうし、でも明日早朝に確実にバンが必要です。

仕方なくまたAnneに電話、ここ2日の出来事をしっている彼女も、「Oh no…Poor you!」と、でも2人で大爆笑。

そして1時間後、AA(日本のJAFですね)が来てくれて、あっという間にスペアタイヤに入れ替えてくれました、感謝です。この職場はいつもなんだかドラマがあります。

英国は月曜日が祝日のため、長い週末です。

火曜日の朝は、早朝の仕事なので会社のバンを取りにスタジオまで出かけます。
いつもなら2号と一緒に車で出かけるのですが、ただ今日本出張中。地下鉄ででかけようと駅まで行ったら、週末で運転していなく、仕方なく別の駅まで歩いて、バスに乗り継いでやっとたどり着きます。車であれば15分の距離なのに、今日は1時間以上もかかりました。

そして着いてみるとバンがないのです・・・。確認したら戻すはずの同僚がまだバンを戻していない、とのこと。仕方なく引き返します。

ふぅ~、今日はついていなかったな・・・と思って家に戻って窓をみたらびっくり!!

窓の外に、180度の美しい虹がかかっていました。
ここ数日大雨が降り、虹がよく出ていたのですがこんなにきれいな虹は見たことがありません。

1人で見るのはもったいない。みんなにもおすそ分けしたくって、急いでカメラ。そして上に住んでいるJoanに声をかけます。

あっという間に消えてしまいましたが、同時に憂鬱な気分もすっきり消えていました。

夕焼けもきれいです。

久しぶりに その2

前回のつづき。

急きょ、2人が家に遊びにくることに。ナメあしは2人よりも一足先に家に戻ります。
長いお付き合いですが、2人が家にくるのは初めてとのこと、部屋もそんなにかたずいていないけれど、まぁいっか・・・です。そして何をお出ししましょうか。

お家に英国人や外人をお招きするときは、その人のことを考えます。
日本食をこよなく愛している人(納豆も好きな人だっています、でも珍しいタイプ)
、だったら何をだしても大丈夫でしょう。そして反対に、トライもしないけれど、全く食べない人、これも簡単、最終兵器のフィッシュ&チップスがあります。そして、日本食は試してみたいけど未知数な人・・・ここが一番難しい。以前にトルコ人が家に遊びにきてくれたのですが、日本食が食べたいとのことでてんぷらなど王道の日本食を色々作ったのですが、やはりお口に合わなかった様子、かわいそうな思いをさせてしまいました。

それ以降、よくわからない場合は、最初のステップでタイ料理、インド料理などをお出しします。ロンドンに住む英国人にとっては、インドやタイ料理はお気軽なもの、インドは特に植民地だったせいか、インド料理=英国料理と思っているのでは、と思うほどです。また作り手にとって、食材が簡単に普通に手に入ること。スペシャルなものは、専門の食材を扱うお店で買うのですが、レモングラスやタイ米、香辛料もいつも行くスーパーに普通に売っています。

タイ料理で様子を伺い、大丈夫だったら、次回には日本食を、と。
ということで今日も急いでタイ料理を作ります。

青空から夕やけにすすむ日の光の中、キャンドルを灯します。
少し前にAnnaのお誕生日たったので、キンキンに冷やしたヴーヴ・クリコのロゼで乾杯。

食事の写真は撮らなかったのですが、途中から2号も帰宅して、盛り上がりました。

翌日、また2人と一緒だったのですが、Chiris からThank You Buquetをもらいます。
もちろん庭で摘んでくれたお花です。

Chirisもわからない葉の名前があったりですが、可憐なブーケ。
「これはこの夏の最後のバラだよ・・・」とロマンティックなことを真顔で話すChirisです。

久しぶりに その1

何度もブログに登場している、AnnaとChirisと久しぶりに一緒に仕事をしました。

秋を感じるウエディング用のお花。ブライド(花嫁さん)はデザイナー、ウエディングブーケは持たず、数本のバラをそのまま持つだけ、とっても新しい。

レセプション(お食事会)の会場は、Hackneyの隠れ家のようなところ。
住所をたどって行くと、ここではないよな・・・と思うようなボロボロなドア。Annaと首をかしげながら、ただ念のためと確認したら、あっていました。
中に入ってびっくり。1階はちょっと素敵なバー、2階にレストランがあります。

2階にスタジオで作成したアレンジを持っていくと大変です。なんとアレンジが大きすぎ・・・テーブルに乗せるとスペースがまったくなく、お皿を置くことも困難。テーブルのサイズは確認したとChirisは言うものの、どうしようもありません。

時間もないので作り直しは不可能。何かを使ってテーブルから少しでも上げないと。スタジオに戻ってケーキスタンドみたいなものを使うか・・・数もそんなにあるわけないし・・・。

お店の人に正直に相談します、何かないかな・・・と。そしてキッチンをフラフラ見ていて、これを発見。

お料理をサーブする際のトレーとオイスタースタンド。もうこれしかないアイテム。
アレンジもぴったり入ります。

ベストではないけれど、今のベスト。
こんな感じでいつもギリギリセーフ。このいつも何かあるドラマのおかげで、多少のことでは動じることが少なくなりました。

ジン、Bombay Sapphireの瓶のランプ。いつもキレイな瓶だと思っていたのですが、上手なアイディア。

郊外に住んでいる2人ですが、車できていることがわかり、今日は時間も大丈夫、急きょ2人がナメあしの家に遊びにくることになりました。

つづく。

Marylebone Farmer's Market

Marylebone High Strretから少し入った駐車場のスペースで、毎週日曜日朝10時から始まる、Farmer’s Market(ファーマーズマーケット)。生産者が直接売っているので、新鮮。そして何より楽しい。なかなかそんな早くに街にいくことは少ないのですが、2号が美容院に出かけるため、途中でおろしてもらいます

できたてのパンやケーキ、野菜、果物、お肉にお魚、卵やチーズ、その場で食べれるサンドイッチなど軽食もあったり。大きなマーケットではないのですが、ほどよいサイズ、ほどよい混み具合。

可愛い色!Rainbow Carot と書いてあります。
後で買わなきゃ、です。

人参のよこには山積みのラベンダー。そのおかげでハチが「ブーン」と大きな羽音をさせて集まってきます。

生ガキをエシャロットビネガーで。

こういう楽しみがあるから、子供も大人も来たくなるのですね。

生花も売っています。お得なお値段、思わず買おうか悩みます。

少し前まで並んでいたベリー類はそろそろおわり。りんごの季節がスタートします。
秋なのですね。

と素敵に終わらせたいのですが・・・。いざ一通り見て、色々買おうとお財布を探したら、あれ?ない・・・、家においてきてしまいました。
結局何も買えずに、後ろ髪をひかれつつひきあげます。

夏の終わりに  おまけ

前回のブログのオウムの写真。
アップにしても見つからないというご意見いただきましたので。


<brおわかりになりますでしょうか。
まるで 『ウォーリーをさがせ』、ですね。

そしてさらにおまけです。
このブログをアップしたら友人が「まだいるよ」と教えてくれました。
2本の矢印のちょうど真上。2羽が仲良く向かい合っています。

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夏の終わりに

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夏の最後にと、元同僚JoとAnita(前回ブログに登場したAnitaとは違うAnitaです)とケンウッドパークにピクニックに出かけます。

Joの子供のLucyとRayも一緒。

今は3人一緒に働いていないので会うのは半年に一度だったりなのですが、そのたび子供たちが大きくなり、時が過ぎていることに驚きます。

Joが作ったサンドイッチに、ナメあし担当のドリンクとスナック、Anitaのお手製アップルバイにフルーツ。一通りお互いの近況を話すとAnitaが横になってのんびりモード。

しばらくして鳥の鳴き声で気が付きます。急いで写真を撮ります。
わかりますか?????

アップにしますが、わかにくいですよね。
実は下の写真にオウムが3羽います。ちょっと小さすぎてすみません。

写真には3羽でしたが、オウムの群れ、10羽と言わずいます。その中に美しいブルー色のオウムがいました。

ナメあしは知っています。昨年、London Zoo(動物園)の鳥が飼育員の不注意から沢山逃げてしまったのです、きっとその鳥たちでしょう。

新発見は、オウムは群れで行動すること、そしてしっかりとした鳴き声。
グリーンの葉がしげった大木の中にカモフラージュしているオウムたち。野生の鳥に負けないで、がんばって!

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Anita & Ray

ロンドンではフリーで働いているナメあし。先週と今週は、Anitaと一緒に活けこみの仕事をしています。

何度かブログで登場しているAnitaは、とても尊敬しているフローリストの1人。花の技術はもちろんなのですが、いつも一緒に心地よく働かせてもらっています。

月曜日は3時半スタート、愛犬のRayも一緒です。家まで迎えにきてくれ、花市場で花を仕入れ、ホテルの活けこみからスタート、お昼過ぎまでに18か所の契約先を回ります。

Anitaとの活けこみの楽しみの一つ、美味しいものを食べること。
朝の6時一仕事を終え、Brick Laneの名物ベーグル屋へ。24時間営業のこのお店、日中は込み合いますがさすがのこの時間は誰もいず。

Anitaは、「Salted Beef with Gherkin(ピクルス)、ナメあしは「Smoke Salmon&Cream Cheese」を。一緒に飲み物を頼もうとすると、「コーヒーは別の場所で買おう」と。

そしてWest endで数件の活けこみをし、コーヒータイムということで、『 Monmouth Coffee』へ。

とにかく美味しいコーヒー、フルーツの香りが広がり、でも後味もすっきり。精通していないナメあしでもこの素晴らしさはわかります。
「チョコレート好きなナメあしへ」と、チョコレートトリュフを1つ買ってくれたのですがこれも美味しかった。Anitaは自宅用にと豆をひいてもらい、そのおかげでコーヒーの香りがバンの中に広がります、通い詰めそうなお店です。

ちなみにこのチョコレートは、『 Sally Clark』のもの、ちょうどそのあとお店の前を通る時に、「ここのチョコだよ」と教えてくれました。

AnitaとRay。
Anitaは先週、髪の毛の色をピンクからオレンジに変えました。どこにいてもすぐに見つかります。

PIMM'S No.1

冷夏と思われていた今年の英国の夏、8月に入って少し盛り返し、連日青空が広がっています。

夏の風物詩のようなドリンクといえばPIMMS。ジンをベースにしたさわやかな清涼感あるリキュールです。ナメあしにとって夏の始まりを感じるのは、チェルシーフラワーショーの会場でPIMM’Sを飲んだ時です。

今年は家でも何度も作っています。レモネードや炭酸水、ジンなどで割るなど、色々な飲み方がありますが、忘れてならないのがキュウリとストロベリー。キュウリ独自のあの香りがアクセントになります。

サングリアのように、ジャグにキュウリ、オレンジ、ライム、ストロベリーを切って入れ、一揉みしたミントを添えて出来上がり。8月も半ばに突入、あと少しの夏を楽しみます。

近況

日常の忙しさで少しブログの更新を怠っていたところに、連日の暴動ニュース。日本でも映像が流れているそうで、ご心配メールをいただき、ありがとうございます。ナメあしはロンドンの北西エリアに住んでおりますが、おかげさまで通常の生活を送っております。

もちろん同僚が暴動が起きたエリアに住んでいたり、沢山の警察官をあちこちで見かけたりすると、海外にいることもあり、気を引き締めて行動しなくては、と思い直します。

今回の暴動が、ロンドンから地方都市に広がったことは、本当に残念なこと。経緯は報道をされていることと思います。テレビでみる映像は信じられないようなものが多いのですが、嬉しい映像を見かけました。ある街のハイストリートのショーウィンドーのガラスが割られ、ひどいことになっていましたが、「ブラシを持って集まろう」と若者がネットで呼び掛け、翌日には小さな子供までもブラシ(ほうき)を手に街の掃除をしています、そんな輪も広がっています。ネットで広がったというこの暴動、ボランティアの呼び掛けもネットから、使い方を一歩間違うことの怖さを実感した出来事です。