Snowdrops 2016
2月、仕事的には大忙しのバレンタインデーがありますが、自称スノードロッパーのナメあし、やっぱりの最大行事は『Snowdrop』、外せません。
毎年毎年でかけているので、色々な人からも「この場所いいよ」と秘密の場所を教えてもらったりしています。今年はずっとずっと行きたかった場所、でも調べればかなり遠い場所へ、とうとう念願かなって宿泊付きで決行です~。
行き先は、英国南西部のExmoorにある『 Snowdrop Valley』。ロンドンから車で片道4時間強と、なかなかなスノードロップ狩りです。
Valley=丘。改めて「丘って何?」と辞書で調べます。『スノードロップの丘』なんて素敵! それにしてもどんな丘? 険しいのか、山なのか、登山靴が必須なのか…? イマイチ情報が少なく、最後には結局とりあえず行ってみよう、です。下調べをしてくれた2号が「コースは『ショート』『ミディアム』『ロング』と3つあるよ」と。ロングはかなりの長時間のようで、2号はちょっと弱気です。「どうしたい?」と言われましたが、そんなのロングに決まっています!、よね?
車を停めると、玄人さんたちが、それぞれの山登りの恰好で、どんどん同じ方向に向かいます。英国人の良いところは、恰好を気にしない人が多いことなので、ナメあしたちも「それなり」の恰好でそちらについていくと、いきなり谷に向かって道しるべがあります。
この日は曇り空、そしてとても寒い。前日に雨が降ったのか、足元はぬかるんでいます。
周りの景色を楽しみたいのに、足を気にしないと歩けないほどです。
美しい枯れ葉の霜模様。
長く歩いて休憩です。チョコレートとアメ、持参しました。
2号の杖は、森の中で見つけた拾いもの。ナメあしも使いました。これがあるととても便利。ベテランの方はスティックを持参されていました。
でも、あれ? 歩いてもスノードロップがない…。ええええ、大丈夫かな?不安になります。
いつもどこの場所に行っても、スノードロップが一株だけでも見えたりして、どこかしらにそれを感じられるのですが、ここは…。確かに谷を歩いているのは間違いないのですが…。
しばらく歩いて、小川。スノードロップのサインです。
スノードロップが広がっています!
谷なので、少し先を見上げてみると、雪がふっているような錯覚に。これが名前の由来、『スノードロップ』なのですね。
上から見下ろします。
美しさにひきこまれて、ちょっと危険をかえりみず降りてみます。
同じ場所、スノードロップ目線です。
スノードロップ摘みは禁止。もちろん、わかっています!
こんなに可愛い手書きだと良いですよね。
谷の上から2号を発見。
2号もとうとう、スノードロッパーになっちゃいましたね。
少しすると風がでてきて、躍動感あるスノードロップに。
谷を上がったり下がったり。
山(丘?)の一番上まできたようです。
ここでスノードロップともお別れ。またひたすら谷をうねうね、歩きます。
大きな杉の木。
遠くに海が見えます、急にお天気も良くなってびっくり!
民家の近くを通ると、庭先にスノードロップが咲いています。太陽の光を受けてのドロップたち。
谷の中は電波が通らずでしたが、このあたりからメールが入ってきます。明日の朝一の仕事のこと…。
現実逃避はここまで、です。明日からまたがんばろう、今年も堪能、また来年まで、です。