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ブーケ ワークショップ

 
インフォメーションでもご紹介させていただいておりますが、12月16日金曜日にクリスマスのワークショップを東京 成城で行います。

今回は、ナメあし自身がどちらの内容にするべきか悩み、それでは来ていただく方に選んでいただこうと2種類のワークショップを用意しております。
内容のお問い合わせもありますので、どんなものかもう少しご紹介させていただきます。

ブーケ ワークショップ。

ものすごく可愛く、一目惚れした花器に着せるケーブル編みのニットを見つけたことからこのワークショップを決めました。ニットカバー・・・単純なアイディアですが、なるほど~、です。

これに合わせてクリスマスにぴったりの枝や実もの、松ぼっくりなどを入れた、レッド・ブラウン&シャンバーニュカラーのブーケを作ります。クリスマス定番の赤色を、他の色と組み合わせ、華やながら、可愛いのではなくシックなものに仕上げます。

今回のブーケ、全部ではないのですが、長持ちするものもあるので、是非にお正月のお花に変身させていただきたい。そんなコツもデモンストレーションでお伝えできたら、と思います。

ナメあしは既にこのニットを使用していますが、ブーケではなくても、球根を入れてみたり。

これはガーデンセンターで1個売りしているヒヤシンスを入れてみました。上に少しモスをかぶせます。

今日は同僚に見せたところ、「ほしい、分けて~」とのこと。
そうなのです、しつこいのですが可愛いのです。

こちらはスーパーで買ったミニミニ蘭の鉢。ナメあしの蘭は濃いピンクですが、白い蘭を入れて、ゴールドの水引を添えれば、素敵なお正月のアレンジに仕上がります。

ご遠方の方でワークショップには参加できないけれど、「どうしてもニットのカバーがほしい」という方からメールをいただいております。ワークショップの方を優先にさせていただき、もし数に余裕がでれば、と思っております。
ワークショップ・ニットのカバーについては、どうぞこちら  info@almostunreal.jpまでご連絡ください。

美味しいランチ

 
先週は週末を合わせてほぼ毎日Paulaのところで働いていました。

忙しいとランチもする時間もないほどなのですが、週の前半は準備期間ということもあってのんびりモード。Anitaが作ってくれたランチを皆でいただきます。

「サンデーローストの残りだから、食べて」とのこと。ローストラムとクスクス、色々なお野菜とハーブがたっぷり入ったサラダ。食べる前にロケットの葉と合わせます。
近所のデリショップにパンとチーズ、オリーブを調達、これに白ワインがあれば完璧でした。

この日は、自分のローストのお気に入りソースの作り方で盛り上がります。

翌日は私が作るわ、とTaniaが。

いんげんとチョリソと松の実を合わせたもの。
バルサミコとチョリソって意外な組あわせが美味しい。

こちらはパンチェッタとニューポテトをサラダオニオンがたっぷり入ったサワークリームソースで。

それにしても毎日人が作ってくれるランチをいただくなんて、なんと贅沢なランチでしょう。

英国人の料理はイマイチという悪評もありますが、ナメあしのまわりは皆とてもお料理上手。

「つぎはナメあしの番だよ、私ラーメン好きだから作ってきて!!」と。
「ラーメンは作ってくるのは麺がのびちゃうし、難しいよ~」と言いながらも、なんとかおどんぶりとれんげ持参で食べていただきたいと密かに計画中です。

The Sleepng Beauty

 
念願かなって ROYAL OPERA HOUSE でTHE ROYAL BALLET(ロイヤルバレエ団)の THE SLEEPNIG BEAUTY(眠れる森の美女)を観てきました。

一日家にいるときは、ラジオを聴いていることが多いのですが、クラシックFMをつけると一日に一度はチャイコフスキーの眠れる森の美女を聴いているのでは、と思うほど人気のあるバレエ曲です。ディズニーアニメでも、『シンデレラ』より『眠れる森の美女』派のナメあしとしては、ここは押さえなくてはならない、と思いながら何年間も過ぎてしまいました。

席はネットで予約したのですが、座席をクリックすると値段がでてくるシステム。ついついこれでもいいよね、と安価な席を選びました。

天井のほうが近かったまさに天井桟敷。上からの眺めは圧巻です。

始まる前は、「あの値段でこの席なら最高!!」と2号に話していたものの、いざはじまるとナメあしの席はステージの上手側の側面の上の上だったので、上手側で演技されると何もみえません。腰を一生懸命に浮かし、前かがみ状態でひたすらがんばらねばなりません。

一幕が終わり、休憩が入ります。腰を落ちつけてのんびりしていると、となりの人から「この話どんなだったか覚えている?」と。確かにあれ・・・どんなだっけ、早速慌ててネットで調べます、お話のストーリーは こちらから。

ちなみに後ろは立ち見席。面白いことにちゃんと指定席で番号がふってあります。

上からは、オーケストラの様子もよく見えます。

映画のチケットよりちょっと高いだけ程度で見れるバレエ(今回の席)、気軽に楽しめること、何よりです。

美しいバレエの舞いに、音楽に、衣装の美しさに感動しながらの帰り道、若干の腰痛が残ります。

この価格で何度も見に行き(腰痛あり、舞台の半分しかみえないけれど)または、もう少し良い席で回数を減らすか、どちらがいいでしょうね?!

始まりました

前回書いたように、今日からPaula のところでWarehouse Sale が始まりました。

クリスマス前ということもあって、花器、キャンドルスタンドやコンテナーなどを使ってクリスマスディスプレイのアイディアをご紹介するため、色々作っています。

何種類かのリボンを使ってのツリー。
Anitaと実験的に作ってみたのですが、なかなか好評でした。

ドライの素材を使って、いくつかのリースを作りました。

フレッシュのモミなどを使ってナチュラルなリースが好みですが、こういうドライのものを組み合わせて作るリースもまた別の可愛さがありますね。

リース作りが始まるとクリスマスを迎えるのだな、と思います。

Festive Flower School & Giant Christmas Sale @ Paula Pryke Flowers

 
今週の金曜日・土曜日、メインで働いている Paula Pryke Flowers のスタジオで、Warehouse Saleを開催します。クリスマスのものを中心に、スタジオにある花器や資材など、新品使用済みのもの含めほとんどのものを販売することになっています。

少し前から準備をしていたのですが、昨日からは倉庫にあるものが次々に運ばれてきて、収集がつかない一歩手前まできています。

毎日この中にいると気持ちはもうすっかりクリスマスです。

花器やキャンドル、色々な資材を使って、クリスマスのアレンジをできるかぎり紹介します。

松ぼっくりやオレンジのスライス、シナモンなどなどクリスマスリースの資材も充実。

26日はクリスマスリースのワークショップも開催されます。

ちらしを持参すると更に15%オフになります。
ご希望の方は こちらまで。すぐに郵送いたします。

Festive Flower School
11月26日土曜日 10時~

Warehouse Sale
11月25日・26日 (金曜日・土曜日)10時~17時まで。

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Paula Pryke Flowers

The Flower House Cynthia Street London N1 9JF
Tel 020 7837 7336

Hannahからのプレゼント

 
元同僚のHannahが夏休みを利用して韓国へ。戻ってきてから何度か会っていたのですが、今日はゆっくり会えたため「遅くなったけど」とお土産をもらいました。

ロンドンにきて韓国人の友人が増えました。
最初に知り合ったのは語学学校で知り合ったMiro。まだお互いたどたどしい英語をだったのですが、ナメあしがキムチを食べると話すと、いつも会うたびにお手製のキムチを持ってきてくれました。そのにんにくの強烈なにおいに、地下鉄になるのもためらうほどのパンチのきいたキムチでした。料理好きな彼女、おばあさまから習ったじゃがいものチヂミなど美味しかった!!

それから今まで、同僚で出会う韓国人は日本人より多いかもしれません。言葉は違うけれど、食べ物も、似ている感覚が多く、やはりお隣の国なのだな、と思うことが多々あります。

Hannahとは今は職場は違うけれど、メールをしたり、急でも時間が合えば、お茶や食事にでかける数少ない友人です。8月に韓国に戻って、今はホームシックまっただ中、なかなか抜けれないそう。帰国後しばらくホームシックになる気持ちはよくわかります。

Hannahのママが選んでくれた韓国料理の本。

写真が沢山のっていて、丁寧な解説付き、とてもわかりやすいものを見つけてきてくれました。

そして化粧品のBBクリームを頼んだところ。「ここのが一番」と選んでくれました。
上のクリームは今、韓国で流行っているクリーム。BBクリームの前に使用するのが効果的だそう、若干ラメが入っています。

韓国のコスメの良さを話すHannah、でも最後に「好きなのは資生堂!」と、あれれ???次回の日本帰国時に買ってくるからね、と約束します。

Sunday Roast

 
英国の食文化の伝統に、 Sunday Roast (サンデーロースト)といわれるものがあります。

地主さんが農夫に1週間の働きをご褒美として牛肉をあげたことが始まり。
その後、日曜日の午前中に教会のサービスに行き、帰ってきて家族そろって、ロースしたお肉料理を食べることが習慣となったそう。

今もなお、家庭で食べる機会も多いのでしょうが、日曜日はお洒落をしてスペシャルなレストランへ、気軽な行きつけのパブにでかける、など楽しみ方は変化しつつも、サンデーローストの文化は確実に残っています。 

2年前の話。
フランスで生活をしていた同級生(男性)と3人で食事をした際に、「お肉は自分が焼く」との言葉に感銘を受けた2号。早速翌日に買ったのがこの本。

ただ結局、眺めて終わって作らないまま日が過ぎました。

久しぶりに読んでみるとなかなか面白い、せっかくだからナメあしが作ってみようと決意。土曜日にスペシャルなお肉屋さんへ行き、お肉を準備。もう作らなければなりません。

3種類のローストビーフのレシピから今日は一番シンプルなものを選びます。

本日の付け合わせは、ポテトとサラダですが、伝統的には、ヨークシャプディング、茹で野菜やローストした野菜など、これにソースをかけていただきます。

オーブンの時間の調整以外は特に難しいこともないローストビーフ。
温かい少し厚切りのピンク色、なかなかの美味しさです。

あっさり目のフルーティーな今年のボジョレーヌヴォーで乾杯です。

12月16日、クリスマス講習会を開催します。

 

花を見たり、香ったり、飾ったりすると幸せな気分になります。そこから更に一歩進んで、実際に花に触れて自分だけのオリジナルの作品を作る喜びはより一層の格別なものです。

 


今回はドア・リース作りと、新しいクリスマスの形としてのブーケ作りの、2種類のワークショップをご用意しました。ご希望のコースをお選び下さい。

テーマ・カラーはレッド&ブラウン。リースにはオーナメント等々。ブーケには一目惚れした花器に着せるケーブル編みのニットをロンドンより持ち帰ります。お楽しみに。

日時:  12月16日(金)

      午前:11時~、午後:15時〜、夜:19時~

 

場所:  世田谷区成城(小田急線成城学園前駅、徒歩5分)
             ピア・ちゃ成城  http://piano.gr.jp/

受講料: 各コース 10,500円(税込)

     (2コース受講の場合は20,000円(税込))

 

講師:  鶴岡尚子

* ブーケコース受講の方で、事前予約にて、9,450円で ドアリースのみのご購入も承ります。]

お申し込み、お問い合わせは 03-5929-9365、または info@almostunreal.jp までどうぞ。

 

Jane Packer

書くのをためらうほど、時間がかかるほど、悲しいお別れがありました。
英国が誇るフローリスト、日本でも人気のある Jane Packer(ジェーンパッカー)がお亡くなりになりました。

フラワーアレンジメントについて興味を持ち始めた学生時代、洋書のコーナーで彼女の本に出逢いました。それまでのかたくるしい英国のアレンジメントとは異なる斬新な花々。花器の中に葉を敷きこんだり、フルーツや野菜を使ったブーケやアレンジに驚かされました。
それから数年後、彼女のお教室が東京で始まった時に、感激、興奮したのを覚えています。

英国に来てからは、Paula Pryke Flowers に所属していましたが、リバティーで勤務しているとき、Janeがお店をのぞきにきて、「Paulaは元気?」、「お花奇麗ね、がんばって」などと気軽に声をかけてくれました。話ができたことはとてもうれしかった大切な大切な思い出です。同僚の中にはPaulaからJaneへ、JaneからPaula へという経歴の人が多く、出てくるJaneの話はいつも良い話ばかり。花と真摯に向き合っていること、人柄の良さをうかがわせるエピソードばかりでした。

最初に買ったフラワーアレンジメントの本はJaneのもの。昨日、献花ができればと彼女のショップに出向いたのですが、いつもと変わらずのお店。何事もなかったように、美しい花が彼女のスタイルで飾られていました。そして、今年春に出た最新本を購入しました。

持ち帰り読んでみると、前書きには自身の具合の悪さ、そしてそれでも希望を捨てずにがんばる、というJaneの気持ちがつづられていました。最後には、今このような状況で読んでみると、周りの人やスタッフ、家族へのお別れの言葉に感じられるほどの感謝の言葉にあふれていました。

この悲しいお別れを教えてくれたのは、Paulaでした。

彼女の言葉には、長く英国の花業界をJaneとともに背負ってきたものとしての、仲間を失った、私には想像もつかないような深い悲しみがいっぱいで、また同時にJaneへのあふれる感謝と尊敬の気持ちがつまっているものでした。

http://www.amazon.co.jp/Jane-Packer-Home-Flowers-Arrangements/dp/1849751196

Chiswick House and Gardens

 
前回のつづきです。

この日は、とても寒い朝でした。
ほぼ見終わった頃、時間差でHannahもカーブーツセールを見に来ていることがわかり、せっかくだから待っていてあげようとカフェを探したのですが、何もない・・・あきらめかけていたら、会場の裏手が公園の入り口 Chiswick House and Gardens だと気がつきました。せっかくだから歩いてみます。

静かな日曜日の朝、ジョギングしている人、ベビーカーを押すカップル、ゆっくり歩く老夫婦、犬と散歩している人などさまざま。
歴史的な場所のようですが、何より地元の人から愛されているガーデンだとすぐにわかります。

生垣の工夫。集めた木々で作ったのでしょうね、本当にこういうところ上手です。

みんながそちらの方向に向かって歩いていると思ったら、カフェを発見。

ナメあしたちは室内に、この女性はガラス越し。外は犬を連れた方々で混みはじめます。
こんな風に犬と一緒なら、寒さも耐えれますね。
あぁ~、是非に代々木公園にもこんなカフェがほしい!!

そんなに期待していなかったケーキだったのですが、美味しくてびっくり。
Beetroot(野菜のビートルート)のケーキ。シナモンやナッツも入り、よく食べるキャロットケーキのような感じ。何よりビートルートの独自の甘さがケーキにぴったり。

アイシングの上にはたっぷりのポピーシード。そしてこのアイシングの下には、ラベンダーが入っているようです、どんな味?と疑うかも知れませんが、美味しかったです。

いつも自分の知っている北のエリアばかり出かけてしまいますが、知らない場所、新しい発見ってありますね。

こんな犬が近くに寄ってきたり。

こんな彼女に出逢える・・・また遊びに行きたいです。