Sunday Roast
英国の食文化の伝統に、 Sunday Roast (サンデーロースト)といわれるものがあります。
地主さんが農夫に1週間の働きをご褒美として牛肉をあげたことが始まり。
その後、日曜日の午前中に教会のサービスに行き、帰ってきて家族そろって、ロースしたお肉料理を食べることが習慣となったそう。
今もなお、家庭で食べる機会も多いのでしょうが、日曜日はお洒落をしてスペシャルなレストランへ、気軽な行きつけのパブにでかける、など楽しみ方は変化しつつも、サンデーローストの文化は確実に残っています。
2年前の話。
フランスで生活をしていた同級生(男性)と3人で食事をした際に、「お肉は自分が焼く」との言葉に感銘を受けた2号。早速翌日に買ったのがこの本。
ただ結局、眺めて終わって作らないまま日が過ぎました。
久しぶりに読んでみるとなかなか面白い、せっかくだからナメあしが作ってみようと決意。土曜日にスペシャルなお肉屋さんへ行き、お肉を準備。もう作らなければなりません。
3種類のローストビーフのレシピから今日は一番シンプルなものを選びます。
本日の付け合わせは、ポテトとサラダですが、伝統的には、ヨークシャプディング、茹で野菜やローストした野菜など、これにソースをかけていただきます。
オーブンの時間の調整以外は特に難しいこともないローストビーフ。
温かい少し厚切りのピンク色、なかなかの美味しさです。
あっさり目のフルーティーな今年のボジョレーヌヴォーで乾杯です。
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