母の日 2013
東京は思った以上に風が吹いている日が多く、「あれ? もしかして昨年の今ころより寒いかも」と思うほどです。
母の日にむけて準備をしております。
季節を感じる、新鮮なものを、可愛らしいものを、お母様も幸せな気持に、そしてご注文をしていただいた方にも満足していただけるそんなものを作りたいと思っております。
Email: info@almostunreal.jp
Tel: 03-5929-9365
東京は思った以上に風が吹いている日が多く、「あれ? もしかして昨年の今ころより寒いかも」と思うほどです。
母の日にむけて準備をしております。
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週末前の金曜日(ナメあしの日本帰国前の最後に働いた日)、せっかくだから、one drink と誘われます。
one drink(ここではナメあしの周りの、です)、とはまさに、『軽く飲もう』ということ。近くのパブでワインかビール、シャンパーニュだったり。
フローリストの朝はとても早い。その上,市場に行く人、活けこみに行く人など、始まる時間も皆それぞれ。どうしても翌日を気にして夜のお出かけが少なくなってしまいます。one drinkはほんの軽い一杯、時間にして1時間程度。仕事の話と言うより、週末何をするとか、ナメあしは日本でどんなことをするの、とかそんな感じです。
出かけた先は、ちょっとおしゃれなパブで残念ながら座席は予約でいっぱい。仕方なく、隅っこで立ち飲みです。
大体、誰かがまとめて払って、次は私の番、と回って行きます、この日は2ドリンクで終了。引き上げのタイミングも皆それぞれ。先に帰る人や、そのまま食事に流れる人も。とっても気軽です。
最後に乾杯とともに、皆にがんばれ!とパワーをもらって日本に帰国です。
いつも色々話題を作ってしまうナメあしの飛行機の旅。今回こそ何事もなく楽しく飛行機に乗れるように、と思っていたら。ありました~。飛行機に乗り込んで、滑走路に進んだものの、タイヤの故障で、修理に2時間。その間のサービスはオレンジジュースかお水と小さなスナックのみ。
その後再度出発、今度こそ、と思ったら、あれ?また滑走路に行かず、引き返します。機械トラブルだそうで、ここから3時間半のストップです。機内からでることもできない…機内サービスもエンターテイメントもない、直る見込みがいつなのかもわからない、第一、そんな飛行機乗って大丈夫?な雰囲気一杯の飛行機内はなかなかしんどいものです。
ただひたすら辛抱の5時間30分、普通ならばユーラシア大陸の半分あたりを進んでいる距離…。今日は飛ばないかもな、と思ってほぼあきらめたあたりで、ようやく離陸しました、なかなかない、ナメあしらしい?経験です。
前回のつづき。
この街を超えて、子羊がなんともかわいい、のどかな田園風景を走り、お昼は、 Dayle’sfordへ。
美しくシンプルに生活することの大切さを様々なかたちで提案するこちら。
リアルフード、オーガニック食材にこだわり、農場があり、新鮮なお肉や野菜、乳製品、それを使ったデリショップやケーキやお菓子があったり。もちろん奥には、レストラン(カフェ)があり、いつもにぎやか。
隣接された建物では、体に優しいものをコンセプトに、スパ、お洋服、コスメまで扱ったり。シンプルで使いやすそうな台所用品。お花屋さんとガーデングッズやキャンドルを扱うコーナーもあり、いつも新しい発見がそこにはあります。
奥には、開放的なレストラン(カフェ)が、これからは外でも楽しめるようになっています。
まずは、おなかがすいたのでお昼を。
美しい盛り付けだったので、食べる前に記念に1枚。
そしてサラダの中に、とっても苦い葉が入っていることに気が付きます。ちょっとパンチが効いていて。どれかな?
正体はこの葉っぱ。
マスタードっぽいな、と思ったらマスタードの葉でした。ちょうど別の日に出かけたファーマーズマーケットで発見。(mighty mustardと書かれていました)。
日本の野菜も菜の花や、蕗、タラの芽など、なんともいえないほろ苦さに春を感じますが、同じですね。
ナメあしたちのお気に入りにはここで扱っているハードタイプのチーズComte。さくさくとした塩が残った、コクのあるチーズ。
この右下のねずみがいるチーズがcomte。
そして今日は新しい野菜を見つけます。
『wild garlic』。日本にもありますでしょうか。
この季節ならではのお野菜だそうで。
香りは、もちろんガーリック。
お店の方に伺ってみると、サラダとして生で食べてみるのもよし、炒め物に加えるもよし。
ペストジェノヴェーゼのように、松の実、オリーブオイルを入れてパスタやゆでたてのポテトにあえたり。リゾットもお勧めだそう。
生で食べてみると、ニラにも似ています。
まずは、豚肉とセロリの塩麹の炒め物に加えてみる。
翌日には、クレソンと一緒に炒めて、ナンプラーをかけて仕上げます。これ、なかなかです。
最後にこちら。エシャロット、パンチェッタとペストのパスタ。ガーリックの効いた深みのある味でした。
翌日食通の同僚に聞いたら、「この時期ならではの美味しいものよね、バラ・マーケットで買って、リゾットにしたことがある」とのこと。やはり誰もが言う、『季節もの』なのですね、すっかりはまりそうな春の野菜です。
このお店は、ロンドンにも支店がありますが、やはり本店はコンセプトが明確で、そして面白いしいつも何かが新しい。なかなかな遠出のドライブですが、また来よう、と思ってしまいます。
先週から少しずつ暖かい日が続き、春らしさがようやく訪れています。
少し前の週末、お天気もよかったので郊外まで出かけます。目的地に着く少し前に道に迷っていたら、なんとも素敵な通りに。もちろん、通り越すなんてできません、急ぐ用事もなかったので散策スタートです。
最初のお店に入って、店主の方から、コッツウォールズの1つである、『Burford』という街だということを教えて頂きます。
コッツウォールズの特徴であるはちみつ色の石、『ライムストーン(石灰岩)』を使った独自の建物が並んでいます。入口のドアも小さく、そしてとても低い。
ハイストリートには、パブやホテル、レストランやカフェが並びますが、アンティークショップがいくつもあります。
そしてこの日、見つけてしまいました。
家に合うかな、どうしよう、と悩みながら、でもやっぱり、一期一会だし…と。
左右に取っ手がついた花器、『 あくびちゃんVase 』です。
これだけ主張する花器は、花器だけでで飾っても十分なほど。合わせる花を選びそうですが、ゆっくり見つけていくことにします。
まずは、peach blossom(桃)を活けてみます。
先週はじめに作ったウエディングのサンプル。ウエディングは8月、郊外の美しい歴史ある空間で。
ブライドの希望を伺い、8月のウエディングのため、出回る花々やグリーンを検討しつつ、忠実に作ります。特にウエディングブーケはブライドの夢がつまったもの、希望を伺うと同時に、ドレスの色や質感、そしてその時の状況を考えます。暑い夏、ウエディングやレセプションの時間。ブーケの形、ブーケがオアシスを使わない場合は、出来る限り、水から離れても元気で過ごせる花々を選びます。
ウエディングのテーマは『Vintage』。ここ数年続く、ビンテージ・ウエディング、まだまだ人気です。
ブーケのメインになるバラは、ガーデンローズを中心に。色合いは、ダスティーカラー、どの色も趣がある深みある色。また、野に咲くような花々や葉や実ものを入れることもビンテージ・ウエディングの特徴です。
花器はアンティーク(風)のガラス花器やボトルを使う予定。ブーケ後ろの鳥かごもアイテムの1つとして人気があります。この鳥かご、今日はスタジオにあった小さなものですが、当日はこれより2回り大きなものを使う提案です。
ナプキンに添える花も作ります。200人のゲスト、準備は前日になるので、できれば、ガーデンローズではなく、通常のローズにしたいこちらの希望を添えてみます。
後日、再度の打合せ。より一層の詳細な希望や予算を伺ったりと、夢のウエディングが少しずつ現実のものに近づいていきます。
ブーケは当日おじい様のお庭から摘んだものを中心に、その場でさっと作ること。
ナプキンに添えるバラも、ガーデンローズに。おじいさまのお花は、昨年は咲かなかったそう、今年は咲いてくれるかな。
なかなか忙しい1日になりそう、そして、何より素敵な1日になってほしいです。
もし英国に流行語大賞があるなら、『bake』という言葉が選ばれることでしょう。ここ数年、テレビのプログラムの影響か、街にはちょっと可愛い個性的でお手製のお菓子を扱うカフェが増えたり、本屋さんには料理家や専門店がだす、沢山のbake本が並びます。
ちなみに、bakeとは、パンやケーキ、お菓子やパイなど、オーブンで焼いたものと辞書には記されています。
イースターころ、同僚からのメール。料理家の旦那さんが来年に向けて、世界のBakeを紹介する本を作るのだけど、その本にお勧めのベーカリーショップ、お菓子屋さんをそれぞれの国で載せようと思うのだけど、エディターが集めたこの東京の資料どう思う?と。
実はその少し前から日本の代表する焼き菓子について質問されたこともあります。候補に挙がっていたのは、『カステラ』と『抹茶シフォンケーキ』。
皆さんならどう思われますか?
日本のカステラはポルトガルから伝わったものをアレンジしたもの。製造工程も、長方形(正方形)の型で焼くことも日本のオリジナルです。(実はナメあし、学生時代にあまりにカステラが好きで論文を書いたことがあります、それで少しかじっています)
そういう意味ではカステラは日本を代表する焼菓子なのですが、シフォンケーキはどうなのか・・・。シフォンケーキはアメリカを代表するお菓子。
素直にそれを伝えると、実は『抹茶』が日本らしいこと以外は、本人たちも日本のbakeと紹介するべきか悩んでいたそうです。
それならば、と『ショートケーキ』を紹介します。子供から大人までだれもが必ず一度は食べているケーキではないでしょうか。もちろん色々な国で、このようなスポンジケーキにクリームにいちごは載ったケーキは見ることもありますが、決して『ショートケーキ』という名前ではありません。
少し話が前後してしまいますが、その東京のベストベーカリーショップをと。早速資料を見てみると、これどうやって調べたのか?というお店がでてきたり。しかもナメあしの愛するカステラの福砂屋さんの本店長崎の住所が東京として載っています。東京に工場があっても、デパートで扱っていることを添えないと、その本を頼りに誰かが日本に来た時に、がっかりすることになります。
他のお店の名前を書いて批評をするのは気がひけるので差し控えますが、だったら、もっとあるよ、とナメあしスペシャルのいくつかを紹介しました。
ポイントは何より、そこだけの味。また、今の流行りで終わってしまわない、伝統のあるお店。そしてできればカフェも併設されているほうが楽しいかと。とらや、千疋屋(銀座店)、ウエスト、エリカ、HIGASHIYA、などなど 伝えます。(東京ではないけれど、鳩サブレも、ちなみにヨックモックを忘れていたこと…今も後悔です)
(*書き忘れましたが、 うさぎやも入れました、ご安心?ください。追記。)
本当に無限にあります~。日本のお菓子をなめてもらってはこまりますよね!!
この写真のお菓子は、2号母から。桜色のこんな繊細なお菓子。季節を愉しむお菓子が存在する国なんてそうそうないのでは!!
最終的に、日本の代表ケーキが何になるかは、あえて聞いていません。
お勧めショップ、どこか載るかな。
少しずつシューティングの写真も見せてもらっています、面白そうな本に仕上がりそう。また出版のころには改めてお伝えさせていただきます。
4月に入ってのこの寒さ、何十年ぶりだそうです。
昨日はオフで家にいたのですが、また雪だぁ・・・なんて思っていたら、気が付いたら窓の外はこんな感じに。
霞んで見えるのは、粉雪のような小さな小さな雪がが吹雪いているから。
窓から手をだしたので、セーターに雪が。
肉眼でこうして見える、結晶の美しさ。
週末は少し回復してくれると良いのですが…。
どうぞ良い週末を。
記録的な寒さが続くロンドン。今日も、あれ?って空を見上げたら、粉雪が…。まだまだダウンにニット帽、マフラーぐるぐる、そしてブーツは必須アイテムです。
イースターのお休み中、同僚から、「今晩、DVD上映会するから遊びに来れば?」というお誘いメールが。インドのテイクアウェイするから、手ぶらでいいとのこと。
そういうわけにもなぁ・・・と思いつつ。そうだ!と少し前に買っておいたお豆をだして、ポップコーンを作ります。お気に入りには、トリュフオイルを使った贅沢なフレーバー。ソルトもトリュフソルトを使います。映画館=ポップコーンですよね、容器ごとプレゼントします。
このアヒルは、今年準備した、イースター用のチョコレート。(あ、もちろん、ですが、買いました、作っていませんよ!!)ちょうどイースター連休が始まる前に、数人に配りました。ちょうどよかった、渡していなかった彼女のところにも持っていきます。
エッグは食べちゃったけれど、アヒルはまだ食べていません。
グリニッジに行きたかったのは、このデザインショップがあるから。なかなかチャンスがなくようやく、です。
昨年、 Lush Designs のランプシェードを買ったのですが、この何ともいえない、面白可愛い画にひかれました。
ちょうどデザイナーの方とも会えて、ゆっくりお話できました。本当に不思議な世界観。
これからまた新作がでるそうです。
ちなみに、このグリニッジがメインショップなのですが、この夏までのポップアップショップが、コロンビアロード(E2 7RG)でオープン中。
結局欲しかったマグカップが4種類デザインがそろわず、在庫のあるコロンビアロードにでかけたのですが、ここもなかなか素敵でした。
グリニッジを後にしたのは、まだお昼過ぎ。ちょうどタワーブリッジを渡る前に、もう一つ行きたかった場所を思い出します。
毎週金曜日に開催される、Bermonsey Market。
活けこみでこの辺りはよくバンで走っていていつも気になっていました、今日は金曜日だけど祝日、やっているかな????
やっていました~。
いくつものストールが並んでいますが、早朝から開催されるこのマーケット。
ご亭主の皆さま、もうかたずけモードです。
奥には屋内のストールが。
またゆっくり出直しましょう。今日だけでは何とも言えませんが、楽しめそうなマーケットでした。