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日本代表のお菓子

もし英国に流行語大賞があるなら、『bake』という言葉が選ばれることでしょう。ここ数年、テレビのプログラムの影響か、街にはちょっと可愛い個性的でお手製のお菓子を扱うカフェが増えたり、本屋さんには料理家や専門店がだす、沢山のbake本が並びます。

ちなみに、bakeとは、パンやケーキ、お菓子やパイなど、オーブンで焼いたものと辞書には記されています。

イースターころ、同僚からのメール。料理家の旦那さんが来年に向けて、世界のBakeを紹介する本を作るのだけど、その本にお勧めのベーカリーショップ、お菓子屋さんをそれぞれの国で載せようと思うのだけど、エディターが集めたこの東京の資料どう思う?と。

実はその少し前から日本の代表する焼き菓子について質問されたこともあります。候補に挙がっていたのは、『カステラ』と『抹茶シフォンケーキ』。

皆さんならどう思われますか?

日本のカステラはポルトガルから伝わったものをアレンジしたもの。製造工程も、長方形(正方形)の型で焼くことも日本のオリジナルです。(実はナメあし、学生時代にあまりにカステラが好きで論文を書いたことがあります、それで少しかじっています)

そういう意味ではカステラは日本を代表する焼菓子なのですが、シフォンケーキはどうなのか・・・。シフォンケーキはアメリカを代表するお菓子。

素直にそれを伝えると、実は『抹茶』が日本らしいこと以外は、本人たちも日本のbakeと紹介するべきか悩んでいたそうです。
それならば、と『ショートケーキ』を紹介します。子供から大人までだれもが必ず一度は食べているケーキではないでしょうか。もちろん色々な国で、このようなスポンジケーキにクリームにいちごは載ったケーキは見ることもありますが、決して『ショートケーキ』という名前ではありません。

少し話が前後してしまいますが、その東京のベストベーカリーショップをと。早速資料を見てみると、これどうやって調べたのか?というお店がでてきたり。しかもナメあしの愛するカステラの福砂屋さんの本店長崎の住所が東京として載っています。東京に工場があっても、デパートで扱っていることを添えないと、その本を頼りに誰かが日本に来た時に、がっかりすることになります。

他のお店の名前を書いて批評をするのは気がひけるので差し控えますが、だったら、もっとあるよ、とナメあしスペシャルのいくつかを紹介しました。

ポイントは何より、そこだけの味。また、今の流行りで終わってしまわない、伝統のあるお店。そしてできればカフェも併設されているほうが楽しいかと。とらや、千疋屋(銀座店)、ウエスト、エリカ、HIGASHIYA、などなど 伝えます。(東京ではないけれど、鳩サブレも、ちなみにヨックモックを忘れていたこと…今も後悔です)

(*書き忘れましたが、 うさぎやも入れました、ご安心?ください。追記。)

本当に無限にあります~。日本のお菓子をなめてもらってはこまりますよね!!

この写真のお菓子は、2号母から。桜色のこんな繊細なお菓子。季節を愉しむお菓子が存在する国なんてそうそうないのでは!!

最終的に、日本の代表ケーキが何になるかは、あえて聞いていません。
お勧めショップ、どこか載るかな。

少しずつシューティングの写真も見せてもらっています、面白そうな本に仕上がりそう。また出版のころには改めてお伝えさせていただきます。

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