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英国3度目のロックダウン Week 43  1/29~2/4

3月23日にロックダウンがスタートして43週目。ミモザの季節です。

切り花では何度も仕入れていますが、近所の木々がこんな感じに黄色くなりだすと春がもう近いな、と感じます。

 

今週は、花市場に何度も出かけました。

花市場は現在「Click & Collect 」が導入されています。オンライン等より事前に予約をして、市場に到着するとお店に電話をし、所定の位置で待機する。入り口にはセキュリティーが立っていて、中には入れません…。もちろん理解できるのですが、生ものだけに目で確かめて購入したい、花市場のオンラインは基本、ベーシックのものしか掲載していないため、見極めが難しい、など色々ありますが、昨年3月の最初のロックダウン時の花市場クローズに比べればありがたいです。

 

 

こうしてお花を見るだけで、気分が上がります。

 

 

 

 

 

 

 

Spotify(音楽ソフト 、スポティファイ)で音楽を聴いていると数曲おきに広告がでるのですが、車内のスクリーンに政府からのコロナ禍のメッセージ!

「STAY HOME → PROTECT NHS → SAVE LIVES」「家にいよう、NHS(国営の医療サービス)を守ろう、命を救おう」

 

 

悲しいニュースもありました。

以前のブログでも紹介しました、新型コロナウイルス対応に尽力する病院や医療従事者を支援するため、庭を歩くチャレンジに取り組んで約3300万ポンド(約47億円)の寄付を集め、「国民的英雄」となった英国の退役軍人Sir Tom Mooreが2日、新型コロナ感染症のため亡くなられました。

「キャプテン・トム」の愛称で親しまれた大尉への感謝と追悼はしばらく続き、3日午後6時に一斉に拍手が送られました。

 

家の外に出るとびっくりするほどきれいな夕日。

 

チューリップの季節。

そして花の仕事の日にはなぜか雨…という一週間でした。

 

2号の友人のイタリアンのお店から嬉しいテイクアウトのプレゼント。

英国はクリスマス前からレストランはテイクアウトのみの営業が許されているのですが、このようにしっかりとメインまでいただく、人様が作るごはんは久しぶりです、美味しいし、嬉しい~。

 

料理といえば、なのですが、このコロナ禍、世界中で沢山の料理家さんがZoom(オンライン)レッスンを開催しているので、せっかくならとタイの女性にタイ料理を習っています。バンコクタイムなので、ロンドンだと早朝になるのですが、フローリストあるあるの朝に強いため、楽しく受講しています。ただ、残念なのは出来上がりの味が確認できないこと…。近所にタイの食材を扱うお店をみつけたのと、今は時間もあるのでできる限り習ったものは作るようにしています、自己満足で美味しい、と食べていますが果たして正解のお味かは謎です。

 

花市場の帰りに、ちょうど日の出時間のため、車をとめて、プリムローズヒルの丘の上まで歩きます。

この時間は犬の散歩か、エクソサイズをする人で公園は割と混雑しています。歩くだけでもかなりの坂なのですが、ナメあしの横をどんどんランナーが追い越していきます。

 

朝日が見れました!

飼い主さんも素敵な写真撮りたいですよね、あずきがいればなぁ・・・。

 

英国3度目のロックダウン Week 42  1/22~28

42週目。(このカウント、長くなりすぎて、もはや必要もないのかもしれませんね…)

昨年を振り返ると、ちょうどこの週、日本冬の里帰りより英国に戻りました。既にこの頃、中国で流行っている新型ウィルス(まだ私自身コロナともCovidとも認識していませんでした)についてはニュースで知っている程度。春節を前に多くの中国からの観光客が来日し、日本にもそのウィルスが上陸するのではと心配もされていました、空港利用にやや不安を感じ、いつもなら羽田空港でゆっくりするのですが、おとなしくさっと搭乗したのを覚えています。

そして帰国後すぐに、例のダイヤモンド・プリンセス号での集団感染が英国でも大きくニュースで取り上げられました。真実の放送を掲げているはずであるBBCでもこのコロナに対しての知識が乏しかったのでしょう、どうしても日本政府の対応が悪いと非難の声が多く、武漢=中国人、そして日本人含めてのアジア人へ、差別的行為が多く、私自身も実際に嫌な思いをしました。ただその後すぐに、イタリア…そしてあっという間にヨーロッパに感染が広まり、それどころではなくなりました。

 

現在、仕事の方は活け込み先がクローズ中のため、動きが止まっています。ただ少ないのですが私がメインで働くpaulaのところにオーダーがあり、そうなると、仕入れをし制作、そのままお届けと一人で対応しています。またPaulaから依頼もあり、自由に自宅で花を制作をする仕事をしています。

 

上の写真は、虹をイメージして作りました。

英国では虹は「希望」の象徴。最前線で新型コロナウイルスと闘う医療関係者(NHS)を支持するシンボルとなっています。

ブーケの手法はVictorian Posy (中心の花の周りを同心円状に束ねたドーム型の小ぶりのブーケ)。

 

言い訳になりますが、この花材は家にあったものの寄せ集めです。まさによく「冷蔵庫の中のありあわせでご飯を作る」という言葉がありますが、そんな感じです。

 

この週、とにかく寒い日が続きました、お昼はチキンフォー。

ナメあしのフォーのお出汁は何かが足りない…。お気に入りのフォーのお店に行ける日までの辛抱です。

 

予報通りの雪が降りました、気温が低かったためあっという間に積もります。

 

 

ナメあしが目下楽しみにしているテレビ番組、BBCの「Pooch Perfect」。

素人さんが競ってのコンテスト番組、毎週お題が与えられ勝ち残っていき、最後に一番を決めるのですが、これは犬のトリマーさん!

毎週可愛い犬がでてきて、幸せ気分になります。

 

多分何度かお伝えしていると思いますが、雑貨好きのナメあし。もうそろそろお店が開いてほしい!!!

閉まっているお店のウィンドーにはりついて眺めます。

 

この手のものは、ネットでみてもピンときません。やっぱり見て、触れて買いたいですね。

いや、見るだけで十分です、早く普通に戻ってくれれば!!!

 

大きなブーケのオーダー、少し車を走らせてのお届け。

 

平日のお昼など観光客やビジネスマンでにぎわうエリアですが、人がいません。

 

アップルももちろんクローズ。

 

お届けが無事に終了。お気に入りのパン屋さんで、パンを購入。

 

通常営業しているものの、パンの売れ行きは…だそうです。

 

パン屋さんが面している通り、歩いている人がいません、静まった通りです。

わかりますでしょうか?クリスマスのデコレーションをしているお店が多いのです。12月の半ばから、少しずつ状況が悪化してのロックダウンですから仕方ないですね。

 

最後は美しい朝日を見に行った日のこと。寒いけれどやっぱり得した気分。

 

 

英国3度目のロックダウン Week 41 1/15~21

2021年になってから曇りの日が多かったので珍しい(多分今年初)日の出です。

 

英国は3度目のロックダウン中です。

英国政府は、1月18日午前4時以降に英国に到着する全ての乗客に対し、新型コロナウイルスの陰性証明書の提示を義務づけ、証明書の提示ができない場合は搭乗便(航空機、船舶、電車)に搭乗できない場合があるほか、500ポンド(約70000円)の罰金を科す可能性があると発表しました。

英国への渡航3日前以降に検査を受け、陰性証明書を入手する。証明書は英語で作成されたもの(日本語は不可)、趣旨はもちろんわかるのですが、実際自分がすることを想像すると意外に大変だなぁ…と。

 

 

ロックダウンが始まって、お店の営業はエッセンシャルショップ(生活に必要不可欠なお店)のみ。例えば美容院、ネイルショップ、マッサージなどはもちろんお休みです。ナメあしは時々鍼治療にお世話になっていたのですが、3月からお店は閉まったまま…もうすぐ一年になります。

週一と決めたグローサリーショッピングは、平日の朝一番に出向くのですが、土日にはスーパーの建物の周りに長い列ができます。

 

 

カフェが恋しい…。ということで、かなり高カロリーな危険な朝食、バター、ピーナッツバター&ハニー。

 

雨の日が多く、夕方前の一瞬の晴れたタイミングです。

 

「どんなもの食べているの?」と聞かれることが多いのですが、日本食は週に1・2回程度。今日はしっかり作った日なので写真にアップします。

後ろのピンク色の飲み物はジン&トニック(ローズ色)。意外に和食に合います。

 

いつも撮りたかった彼を激写。サイドカーもなかなか珍しいのですが、この側車を注視してください。

 

 

彼の相棒、ゴーグルを付けた犬の佇まい。

たまーに、見かけるこの二人。近所に住んでいるのか、この家の道を通るだけなのか、いつかしっかりご挨拶したい。

 

近所のカフェが閉店して新しいお店に変わりました。もちろんロックダウン中なのでテイクアウトのみなのですが、早く通常営業できることを願いつつ、応援します!!!

 

春の色と言えば、日本人は桜色のピンク(新聞で以前読みました)。英国人は、イエローだと思います。ミモザ、ラッパ水仙、プリムローズ。

元気な春のブーケを作りました。

 

 

外で撮影をしていると、「ラブリー」と声をかけられます。ロックダウン中でできる限り他人とお話しないことが良しとされる環境ですが、お花好きな方がいらっしゃることは本当に嬉しいものです。

 

2021年2月 壁紙画像

3度目となった英国のロックダウンは、予定では2月15日までとなっていて、毎年楽しみにしているスノードロップ狩りが出来るかどうか微妙な状況です。

そんなこともあって、今月は大好きなWalshingham Abbeyの森の写真(’20年2月撮影)を選びました。

この日は嵐が来るとのことで行くのを迷ったのですが、ご覧の通りの、いかにも英国の冬らしい空模様がスノードロップをらしく見せていて、行って良かったです。

壁紙、お使い頂けると嬉しいです。

 

オルモストアンリアル