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Secret Snowdrop

『スノードロップ』に関してのコメントをいただいて、やっぱりふれたい話題です。
短いお楽しみの『スロードロップ』。今年はバレンタイン後の週末はスノードロップ狩りに行けず。翌週は仕事で…今年はダメかなと思っていたら。

先週の金曜日、仕事で郊外のポーラプライクの家に。
長いドライブの後に彼女の家に到着すると、翌月曜日に悲しみごとの大きなご注文があるので、と、仕事をブッキングされ、そのまま作成物の詳細を聞かされました。いくつものお花のアレンジの中に、お孫さん一同から小さなスノードロップのブーケの発注が。仕事の依頼を受けた同僚が、「スノードロップは、市場に出回ることも少なく仕入れられるかどうか、また切り花としては花自体も弱くリスクがあります」と伝え、代替えとして、水仙(ペーパーホワイト)を使用することで話をまとめたそうなのですが。
そこはやっぱり、ポーラ、「今から摘みに行きましょう~」と。
実は既に日も暮れはじめて、早々ロンドンに引き上げたい気持ちもあったのですが、ポーラのシークレットスノードロップ場所までドライブです。


草原の中に白いものがちらほら、枯れ木の中に見えるスノードロップはやっぱり可憐です。

夕陽が暮れる前に、と。スノードロップを拝借するポーラがとても可愛くって。

このスノードロップ、なかなか珍しいセンターが幾重の花びら。野生のものなので少しだけいただき、バンの中のコップを立てるところに小さな花器をおき、3時間半のドライブの後ロンドンに連れ帰りました。
月曜日、通常のコントラクトの花を作りながら、手分けしていくつものお花を仕上げました。
にも関わらず、あまりの忙しさに写真がないのです・・・・ごめんなさい。

スノードロップは、水仙のブーケの中に入れました。
亡くなったおじいさまの大好きなお花だったそうです。クライアントの気持ちにはとことん応えなきゃ、です。

気がつけば2月もあと少し

いくらなんでも更新しなさすぎで反省中です。
言い訳ですが、年があけてからずっとバタバタしておりました。

引越し(短い言葉ですが、物件探しから新居に移った今もなお、たくさんのストーリーがあります)、日本での仕事のために短い間に2往復、日本から戻ってすぐ翌日にバレンタインの仕事と、自分でも記憶が飛んでいるような状況でした。
そして。

昨年春からビジネスパートナーのCを中心にコツコツと取り組んでいたプロジェクトが始まりました。
Paula Pryke Flowers ポーラ プライクが大阪のリーガロイヤルホテル様で一年間お花の仕事をすることになりました。

イベントの第一弾は、ホテルの創業80周年記念イベントでのお花制作です。

歴史のあるホテル、一度訪れたら記憶に残るロビー。この場所でのパーティー開催のため、設営は営業時間後から。そのためお花の作成は深夜3時からだったでしょうか。

バラは1000本超、バイヤーの方の的確な仕入れでイメージのものに仕上がりました。


今回お話をいただいた日比谷花壇さんのスタッフの皆さんと一緒に一年間仕事をします。
刺激のある一年、楽しみです。

どこから見ても丸く仕上げること。バラだけのシンプルな花材なので、仕上がりは注意深く。
2月頭には英国からポーラと同僚のアニータが来日、ウエディングフェアのお花を作りました、間をあけず更新目指します。