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Halloween Night @Victoria&Albert

 
スープを飲んだ金曜日の夜、 Victora&Albert Museumに出かけます。

ちょうどその数日前の新聞の隅っこに、『金曜日の夜に何か起こるかも?』と黒いこうもりのような文字のみのV&Aの広告を見つけました。 前にもブログでお話ししましたが、このV&A美術館、金曜日は夜10時までオープン。何かあるのかな、と思ってサイトをチェックしても何も告知されていず、何もないのかな…と思いつつ出かけてみることにします。

ついてみるとこんな方々がお出迎え、やっぱり、何かありそうです。

見渡してみると仮装している人が多い、しかもかなり凝っています!

あまりにこだわりがあって、本気で怖いのです。
そんな人たちが普通に展示場を見ているので、更に怖い。

ナメあしが通ると、ニコッとしてくれます、怖~。

元々、建物自体も100年を超えているのですから、何かいてもおかしくないですよね。
しかもこの日は、雲がかった空にうっすらお月さまがのぞく、寒い寒いちょっと不気味な夜です。

いつも見る展示場もこんなものばかり目についたり…。

閉館少し前に、入り口脇の特設ステージでは、ベストドレッサーを決めています。

ナメあしが勝手に決めたベストドレッサーはこちら。
記念に一枚お願いします。

このオクトパス、自分でデザイン、作成したそう。帽子も見てください!

秋の味覚 かぼちゃ

 
明日のハローウィンを前に、自分の家用に、オレンジ色は仕事で十分に使ったので、グリーン色のかぼちゃをファーマーズマーケットで購入します。

まずは、花で飾って。

日の照る時間が減って、写真を撮る時間も限られています。
2013年度のカレンダーの秋あたりに入れれるかな…です。

ちょうど翌日、同僚が「珍しいものだったから」とBlack Carrot(黒ニンジン)をおすそ分けしてくれます。同僚曰く、色が抜けないし、なかなか美味しい、とのこと。

早速、生でサラダに入れたり、茹でてみたり。確かにカロチンたっぷりの甘いニンジンです。
丸く切ると、中心がやや薄い色、目玉みたい?!

この日はもちろん、くり抜いたパンプキンでパンプキンスープ。
ホクホクの美味しいかぼちゃに、目玉を添えてみます。ハローウィンらしい、何だかあやしい感じに仕上がります。

The Designer Wedding Show

 
少し前に「アップします」とお伝えしたこの The Designer Wedding Show のお話し。

何回か出展者のスタッフとしてお花を作ったこともあるこのショー。今年は、Paulaが出張中、どんな感じがみてきてほしいと頼まれて、出かけました。

ウエディングに関係する、例えばウエディングドレス、アクセサリー、シューズにお帽子。会場になるレストランや古城。招待状や小物を扱うお店。お花屋さんやキャンドル専門店、ウエディングケーキやチョコレートやワインを扱う出展者がブースに並びます。

3日間のイベントの中日、土曜日の午後2時過ぎには、ウエディングドレスを着たモデルたちのCatwalkがあり、今年のトレンドをチェックすることができました。(残念ながら写真撮影禁止)。
今年もここ数年と同じ、Vintage(ヴィンテージ)がキーワードの様子。ドレスの色は純白ではなく、シャンパーニュ色かアイボリーが多く。レースやリボン、とても繊細です。形はシンプルなものが多く、その分ディテールにこだわりを感じるドレスばかり。

こういうショーを見ていつも思うのですが、モデルさんは素晴らしく美しく、細く素敵。だけど結婚式で実際にドレスを着ているブライドにはかないません、

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、これは招待状のサンプル。
ヴィンテージ風、写真上部の紋章あたりがうっすら古びていることがわかりますでしょうか。

ここは入口すぐのカフェ。本来大賑わいのこちらなのに、何故だか静か…。

今年はどうしてこんなにも来場者が少ないのだろうか、疑問を持って帰宅したのですが、今週、関係者から聞いたところ主催者の告知が、2012年を『2013年』としてしまったそう。

恐ろしい失敗ですね。

秋がいっぱい@Flower Market

 
どんどん秋が深まっています。
霧深い日があったり、雨がふったり、毎日見る窓からの景色が変わっています。

先週は、仕事で花市場に何回か通いました。

秋は、花々の他に、実ものだったり、紅葉した葉物が美しい。

Crab Apple、通常の可愛らしい赤ではない、シックな赤、なかなか見かけない色合い、仕入れます。

葉物や実ものに合わせて、バラもこんな色合いを選びます。

来週はハローウィン。
最近は、かぼちゃをよく使っています。大きなかぼちゃの中をくり抜いて、花器に使ったり、中にキャンドルを入れたり…。このような小ぶりのものを秋色のアレンジの横に添えたり。
パンプキンスープが飲みたくなります、そんな季節です。

土曜日

 
土曜日、急きょPaulaから「ウエディングショーを視察に行ってきて」、と依頼があって、2号と一緒に街中へ。時間がある週末に利用するのがこの青い自転車。ロンドンの街中で利用できる、『レンタサイクリング』です。

利用手順も、クレジットカードさえあれば、旅行者の方でも簡単に借りられます(スクリーンは日本語表示も可能です)。

Euston駅近く。
え?
たま~にこんな健康的なことをはりきってすると、雨がふってきます。さっきまで、あんなに晴れていたのに…、仕方なく大きな木の下で雨宿り。

晴れたので、快調にテムズ河を渡り南側へ。
今日の雲、雨雲なのか、美しい快晴の雲なのか、ちょっと微妙です。

Waterloow駅近くのべーカリーショップ『Konditor and Cook』でお昼を買おうと立ち寄ります。市内に支店がありますが、ナメあしはやはりここがお気に入り。狭い店内、ひっきりなしにお客さん、でも店員さんが何だか楽しそう、これが良いお店のサインですね。

ハローウィンのお菓子も沢山あります。

コーヒー、サンドウィッチにプチケーキを購入。

このベーカリーはスペースがなく、イートインできないので、近くの広場で休息です。

ちなみに自転車を一休みの場合は、指定の駐輪場へ戻さなければなりません。

多分?ハローウィンの仮装でしょう。

また自転車をゲットして、快晴中に、出発。
対岸にウエストミンスターを見ながら、西に向かって走ります。

自転車に乗り始めて気がついた信号表示。横断歩道にちゃんと、自転車マークあるんです。

そして目的地のウエディングショーが行われているBattersea Parkへ。(ショーのお話はまた別の日に紹介させていただきますね。)

一時間ほどショーを視察、そしてチェルシーエリアをゆっくり歩いて。再び自転車をゲット。

Harrodsを通って。

ハロッズのウィンドーは近々公開の 『007』 でいっぱい。

その近くのデパートHarvey Nichols。建物にくっついているブルーとパープルのひもわかりますか?

編み物の季節なのですね。

そして、Hyde Parkの中に入ります。

ホテルThe Dorchesterを抜けて、目的地に到着。今日はここで自転車とはお別れ。
次回は手袋が必要かな。

Courgette Flower

週末のファーマーズマーケットで買ったCourgette Flower(ズッキーニ)の花。
最初に食べたのは、母がロンドンに遊びに来た時に出かけた素晴らしいイタリアンレストランSan Martinoで(現在は残念ながらないのですが)。シンプルにフリッターでいただいたのですが、美味しくって今もよくその話がでるほどです。

買ってきて、パッケージから取り出して。あまりにイエローオレンジの花びらが美しく、食べるまで水切りしてみました。(花びらは開きませんでした)

ちょうど先週、料理家が番組で使用していた際には、モッツアレラチーズなどスタッフィングを入れて揚げていたのですが、今回はあえてあのレストランで食べたように、雌しべを処理して、そのままシンプルに揚げてみることに。

こちらのズッキーニ。いつもスーパーで見かけるものとは異なる、可愛い様。
中をくりぬいて、スタッフィング、上にチーズをのせてオーブンへ。

うん、なかなか美味しい!独特の渋みがあって、山菜を楽しむような感覚です。
もっと食べたい、もっと買えばよかった…。来週末も時間があればマーケットに通ってみましょう。

深まる季節

 
日に日に秋めいています。風が吹くと木の葉が落ち、毎日見ている同じ景色が違って見えます。

秋は実ものだったりこうしてちょっと枯れた枝だったリが美しい。

この時期、あまりオーダーも少ない色合いなのですが、イエローブーケのオーダーをいただきます。
たっぷりのオータムグリーン(葉物)を使って。シャワーのように広がるディル、日の光に照らされてるとゴールドに見え、春によくみるイエローブーケとは少し異なる、リッチな仕上がりになります。

お月見

十五夜 日本では季節のお祝い事ですが、こちらで別の国の人に説明するときには、その行事の習わしをしっかり把握していなければならず、改めて調べてみると、「そういう意味があるのね」と勉強になります。

今年は母に作ってもらっていた、おだんごを作って。三方に見立てたお膳に飾ってみます。可愛い表情が異なるうさぎ、小さなお盆、お膳もいただきものです。

今日は小さなコーヒーテーブルで、床に座って電気を消して、お月さまを眺めながらご飯を食べます。
ちょっとスペシャルな食事です。

月明かりに照らされる…昔の人は、電気もなかったから、余計にこのお月見を楽しんでいたのでしょうね。

デザートは生菓子といきたいところですが、仕方ない。
出張帰りのお土産のケーキ、お月見の話をしていたので、お月さまっぽいのを選んだそう、いかがでしょうか。

もう一つのレモンタルトは、ユーロスターのX線検査で思いっきりさかさまになってしまったそうで開けてみると残念な結果に…、もちろん味は美味しかったです。

同僚に写真を見せて話したら、「どうしてお団子?」「どうしてうさぎ?」「どうしてお芋にぶどう?」やっぱり質問攻めでした。