almost unreal

BLOG

記事一覧

Summer End in Columbia Road Flower Market

 

近くに用事があり、日曜日の朝、週に一度開催されるコロンビアフラワーマーケットに出かけます。

Late Summerの花々です。

この日は涼しい風が吹いていながらも日差しはギラギラ。

いつも仕事の際に仕入れるNew Covent Garden Flower Market もそろそろ夏のお花は終わり、こちらもまさにそんな感じです。

このマーケットのお楽しみは花々はもちろんなのですが、そのマーケットに沿ってある両側の可愛いお店たち。

ディスプレイも花を使ったものが多く、ついつい新しい花器が欲しくなってしまいます。

素朴なお菓子、手をかけすぎないさりげないデコレーションがより可愛らしいのです。

誰かが作った作品。
くるくるとまわすと違う絵柄になります。
イーストのエリアは歩くとこんなものがあちらこちらに、いつも新発見があります。

夏の終わり

 
日中はまだ少し暑いけれど、確実に夏が終わった気配を感じる毎日。
終わってしまったと思うと、もう少し暑い日があってもいいなぁ、と思ったり。

先週は日本から大切なお客様があり、イメージに合わせて、そして夏をもう少し楽しみたくって、家の中にはひまわり『テディーベア』を飾ります。仕事でブーケやアレンジメントを作る時は沢山の花の種類をミックスすることが多いのですが、家の中はこうして一種類を飾ることが多い。

ひまわりは、きちんとケアをするととても長く楽しめる切り花。

水あげの際には、葉をたっぷりと取り除くこと。また茎が腐りやすいので、花器にいれる際に水はやや少なめにしたいのですが、びっくりするほど水を飲みます。毎日こまめに水のチェックができない方は多めに入れること、その際には延命剤や漂白剤を入れると臭うことも少なくなります。

ひまわりに限らず、この時期出来る限り毎日の水替えが好ましく、その際には茎を1センチでも切ると更にお花は元気になります。

そして窓の外。

前回ブログで紹介したジョブのおかげで、我が家にはハーブポットがいっぱいです。
ハーブはこちらにきて、使い方やその役割を知りました。特にお肉類。英国のお肉は前にもお話しましたが去勢していない分、お肉は臭み、固かったり独自の色々があるため、ハーブ類はそれらを解決する、まさに必須アイテムです。

今家にあるハーブ ミント、セージ、ローズマリー、タイム、コリアンダー、イタリアンパセリ、バジル3種類、コリアンダー。毎日お水をあげています。暑い1日だったり、水を忘れていると、ぐったりしていて慌てて水を補給、翌朝には元気に元通り。こういう生きている感を感じること、切り花にはない楽しみです。

Summer Party in Natural History Museum

サマー・パーティーの仕事。

テーブルの数は100。飾るお花はハーブの鉢ものをそれぞれのテーブルに4鉢から6鉢、その周りにティーライトを置くだけなのですから楽ちんのはず。最初に仕事の依頼を受けた時はそんな感じでした。

ただし会場はNatural History Museum(自然史博物館)。閉館して通常のお客様が帰られた後、パーティー開始時間までの30分間にすべてを完了させるということ。

会場はこのメインホール。ディプロドクスがドーンとお出迎えしてくれるこちらです。

閉館まで搬入ができないので、どの業者も大慌て。30分でどこまできるのでしょうか、と思うほど、最初に到着したときには何もない静かな空間でした。

でもやはりそれぞれプロのお仕事。

まずはあっという間にテーブルが置かれ、それぞれのテーブルの上にクロスが無造作に置かれます。そのクロスを2人ペアーになってどんどんかけていきます。しわの入ったところはアイロンを持った人がまわって美しく仕上げます。

クロスがかけられれば、こちらの出番。どんどん鉢を置いていき、その周りにキャンドルを灯します。完了すると、カトラリーやグラスが置かれ、あっという間に完了です。

ナプキンの下に置かれる位置皿が到着していず慌てていました。それでもトップはナプキンとカトラリーの向きを指示。「まっすぐに置かず斜めに置いて、この空間とテーマに合うようにラフな仕上がりを」と。確かに、です。

厨房を見ると3コースの準備がどんどん進んでいます。ドリンクは何かしら? スターターは何? もっと見ていたかったのですが、終わり次第引き上げることが鉄則。搬入の車が少しずつスムーズに動き、退出することが時間の短縮につながります。

立秋

 

日本とは比較になりませんが、今年のロンドンの夏は当たり年、30℃を超える日が多く、本当に熱い!しんどい日が続いていましたが、やはり立秋を過ぎたあたりから、朝夕肌寒かったり、少しずつ夏から秋に向かっているようにも感じます。

そうは言ってもまだまだ夏の先週、突然水道が不通になりました。全く出ないわけではないのですが、お湯がでなかったりとかなり不便。水道会社のサイトには地下の水道管の主流の部分が壊れたそうで、結局回復までに4日間かかりました。

その間に道路のあちこちに置かれているお水。メモ書きもなく、各家庭に配るでもなく、ただ置いてあるだけ、いかにもこの国らしい。

ペットボトルは重いだろうから、と上に住むJoanに配りにいくと「そうなの?気がつかなかったわ」とのこと、やはりのんびりモード。

この一週間は日中晴れて、少し曇って雨が降って、また晴れての繰り返し。
そんな雨のおかげで木々はとても元気です。

今日は突然の雨で雨宿りをしている方を発見。

背中の部分が少しオレンジ色のカエルでした。カエルを美しいと思ったのは初めて、です。

Happy Ever After – 末長くお幸せに

青空が広がるこの日、湖畔の先に見える白いコラムが見える建物がウエディングセレモニーの会場。

当日朝、ナメあしが会場入りした際は、雨が降っていて、かわいそうに…と思っていたら、見事に数時間後からこのお天気です。

こちらはその会場内。

30人入れるかな?という小さな空間、正面には上の写真の景色が広がり、ため息がでるほど美しい。

ウエディングブーケ。

カントリーサイドのウエディングにぴったりのブーケ。ガーデンから摘んできたようなそんなナチュラルな様、ローズはすべてガーデンローズで香りがいっぱいです。

こちらは、レセプション(披露宴)のMarqueeの中。

テントの支柱になる2本の柱には、アイビーをガーランドにして巻きつけたのですが、中心にはこのようなアレンジを。

女性ゲストのナプキンの上には、大輪のガーデンローズを添えます。

ウエディングセレモニーが終わり、シャンバーニュを片手にまずは乾杯。

この日なんともかわいかった兄妹。
けんかをして仲直り中です。