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Summer Party in Natural History Museum

サマー・パーティーの仕事。

テーブルの数は100。飾るお花はハーブの鉢ものをそれぞれのテーブルに4鉢から6鉢、その周りにティーライトを置くだけなのですから楽ちんのはず。最初に仕事の依頼を受けた時はそんな感じでした。

ただし会場はNatural History Museum(自然史博物館)。閉館して通常のお客様が帰られた後、パーティー開始時間までの30分間にすべてを完了させるということ。

会場はこのメインホール。ディプロドクスがドーンとお出迎えしてくれるこちらです。

閉館まで搬入ができないので、どの業者も大慌て。30分でどこまできるのでしょうか、と思うほど、最初に到着したときには何もない静かな空間でした。

でもやはりそれぞれプロのお仕事。

まずはあっという間にテーブルが置かれ、それぞれのテーブルの上にクロスが無造作に置かれます。そのクロスを2人ペアーになってどんどんかけていきます。しわの入ったところはアイロンを持った人がまわって美しく仕上げます。

クロスがかけられれば、こちらの出番。どんどん鉢を置いていき、その周りにキャンドルを灯します。完了すると、カトラリーやグラスが置かれ、あっという間に完了です。

ナプキンの下に置かれる位置皿が到着していず慌てていました。それでもトップはナプキンとカトラリーの向きを指示。「まっすぐに置かず斜めに置いて、この空間とテーマに合うようにラフな仕上がりを」と。確かに、です。

厨房を見ると3コースの準備がどんどん進んでいます。ドリンクは何かしら? スターターは何? もっと見ていたかったのですが、終わり次第引き上げることが鉄則。搬入の車が少しずつスムーズに動き、退出することが時間の短縮につながります。

COMMENTS

もう素晴らしい;;。恐竜の骨の下でなんてすごい。こちら丹波市では恐竜の骨がでてびっくりしているけれど、レプリカの部分もあるでしょうが大英帝国の博物館粋な取り計らいですね、、で入館は無料なのですか、パーテイですから何某かはいるでしょうが、博物館は無料かしら、、。
カトラリーは定規で確認していた、ダウトウンアビーの執事、この国の質の高いもてなしでドイツ軍をうならさせてやるのだと言っていましたけれど、今でも十分うなっていますよね、やはりこれは王室があるということも否めないでしょうね。
お仕事ぶり素晴らしいです。羨ましい;;。

takamiomoko

takamitomoko様
コメントありがとうございます。
こちらの美術館や博物館はどこもほとんとが無料で、気軽に出かけられる場所の一つです。数年間には、ヴィクトリアアルバートミュージアムの絵画の展示室の中での会食のジョブにでかけました、貴重な絵画の中に水をたっぷり入れた花瓶をいくつも飾る…さすがに緊張いたしました。

ナメあし

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