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英国3度目のロックダウン Week 47 2/26~3/4

ロックダウン中のロンドンです。今年は時間に余裕があるので、早めにお雛様を飾りました。

 

 

お雛様のカードと共に日本の友人から送っていただいたお菓子、虎屋さんまた新しいフレーバー発売なのですね!

 

 

 

ちょうどひな祭りの頃、桃が満開に。

 

 

これからの季節、一体この花は? 桜なの?桃なの?との悩むことが多々ありますが、最近はアプリのおかげで確認しやすくなりました。

 

 

ほぼ同じタイミングで日本の実家から荷物が到着。今回は2号(夫)の五十肩に合わせての薬メインのラインナップ。

ロンドンにきてからずっと、薬は日本産です。ナメあし家、相当の常備薬があります。今の季節はくしゃみと共に起床する感じ、花粉症今年も大変です。

 

 

薬と言えばですが、コロナワクチン接種がどんどん進んでいます、街中でもこんなサインがあちこちに。ロックダウン中に少し人がいるなぁ。と思う場所は大体その接種会場です。

 

仕事日、Graffiti Art (落書きアート)がいつも楽しいロンドンのイーストサイドのShoreditch(ショーディッチ)へ、いくつかのブーケをもって撮影に出かけました。

 

 

 

 

ブーケがまた違う表情になります。

ロックダウン中で仕事は少ないのですが今でしかできないことを少しずつ取り組んでいます。

 

夕日のころの自宅近くのAlmond Blossom (アーモンド)の満開のさま。桃よりも桜よりも早い開花です、春がやってくる、そんな気持ちになる木です。

 

英国3度目のロックダウン Week 46 2/19~25

3度目のロックダウン中のロンドンです、本来このロックダウンは2月15日に終わる予定でしたが、延長になりました。22日ボリス首相より、段階的なロックダウン緩和の方針が発表されました。

 

〈3月8日より〉
すべての学校や大学などの教育機関、放課後のスポーツやアクティビティなどを再開。また公園など公共の野外で2人までならばベンチに座ったりピクニックなどしてもいい。
〈3月29日より〉
個人宅の庭も含め、野外であれば6名または2世帯までの複数人が集まってもよい。テニスやバスケットボールなどの野外競技スペースも再開可能。
〈4月12日より〉
生活必需品でないものを扱う店(服飾品など)、理髪店や美容院、図書館・美術館などの公共室内施設の再開。カフェやパブの野外席、動物園、野外テーマパーク、室内水泳プール、室内フィットネスジム、セルフケータリングの宿泊所も再開可。
なお海外渡航に関する規制の見直しについては、この4月12日頃をメドにまたあらためて詳細を公表するそうです。
そして5月17日には、その時点でのコロナウイルス感染状況を鑑みつつではあるものの、2世帯の人々が室内で集まることや、パブ、映画館、ホテル、1000人以上収容できる野外競技場などの再開も予定されています。

 

読んでみるとわかるのですが、ナメあしの通常生活はまだロックダウンと同じ生活が続きます。仕事も外に自由にでかけるのも、4月12日までは大きな変化はありません。緩和の発表は嬉しいというよりは、まだこの生活が続くのかという落胆の気持ちの方が強く、珍しく寝込みました…。

 

仕事的には12月クリスマス前以来、久しぶりに同僚と一緒に働きました。できる限り人と交わらないことがルールのため、基本一人、またはオーナーのポーラと二人での仕事がずっと続いていたのですが、今日はMartaと一緒、嬉しい出来事でした。

 

撮影を兼ねて、スタジオから歩いてすぐのテムズ川沿いへ。

後ろの大観覧車ロンドン・アイはもちろんクローズです。この辺りウエストミンスター寺院の近くはロンドンの観光地の中でも最も人気のあるエリアで平日でもいつもにぎわっているのですが、ロックダウン中は悲しくなるほど人がいません…。

 

 

今週は仕事日が多く、花々に触れる機会が多い一週間でした。

 

仕事もですが、外は春爛漫、ラッパ水仙にクロッカス、スノードロップと春の球根花が美しい季節です。

終わらないロックダウンではありますが、少し明るい兆しが見えてきました。12月8日に始まったワクチン接種は2月14日、1回目の接種を終えた住民が1,500万人を突破。2月15日までに70歳以上の90%以上が接種を終えたそうです。

 

 一番最初の写真からブーケになりました、の完成品です。

英国3度目のロックダウン Week 45 2/12~18

先週降った雪が少しだけ残っているロンドン、とても寒いです。例年、この寒さの中でフローリストにとって一年で一番忙しい日のバレンタインデーを迎えるのですが、今年はロックダウン中のため、イマイチ実感もなく、オーダーも残念ながら少ない…。

通常英国でのバレンタインデーは、男性が女性に愛や感謝を伝える日で、お花は根強く人気がありますが、今年はみなさん、それどころではないのでしょう…。

 

バレンタインの2日前、Waitrose(スーパー)のお花売り場はいつもより拡大されています、そして男性がお花を選んでます、活気があります!

 

 

今年はバレンタイン当日よりその前後でのお届けがいくつかありました。この日はBlackheath (ブラックヒース)へ、ロンドン中心地から南東に走ること30分程度、美しい街です。

池の水が少し凍っていて鳥たちがその上を歩いたり、泳いだり。日の光に照らされてあまりにも美しかったので、車を停めて写真を撮りました。

 

 

 

バレンタインデーはいくつかのお届けをしました。

今年のように静かなバレンタインデーはフローリストにとってはつらいものです。やっぱり忙しくってくたくたになる日であることが一番です。

 

毎年恒例のナメあしのバレンタインデーディナーはKFC(ケンタッキー)です、ここは変わらずにしました。

 

 

 

その後は、こちら。

前回のブログでご紹介した、ポーラからのプレゼント。彼女の住んでいるSuffolk産のチーズとシャンパーニュでお祝いです。

 

 

別日のお届け。英国の住所は時に可愛い!と思うものが多いのですが、『Honeypot!!!』まさになにそれ~くまのプーさんにでてきそうな通りの名前です。

 

 

この日はポーラと仕事の打ち合わせとブーケの引き渡しもかねて、ロンドンから2時間ドライブでChippenham Parkへ。コロナ禍で仕事の打ち合わせとはいえ、外で会うことが一番と判断し、公園内を歩きながら打ち合わせです。これは何より嬉しい場所でした。

 

 

この公園はスノードロップが有名です。ポーラはナメあしのスノードロップ好きを知っていてのオファーでした!

 

自称「スノードロッパー」、毎年どこに行くか綿密な計画を立てるのですが、今年はあきらめていたところだったので上がります!

 

 

 

珍しい品種、花托(かたく)が黄色です。

 

 

 

 

別日のシューティング。

 

 

ポーラのお嬢さんのAnneが本日のモデル。

さすがにフローリストの娘、撮られ慣れています。

英国3度目のロックダウン Week 44  2/5~11

気が付けば、2月に入っています。お天気予報も雪マークが連日続きました。

ロックダウン中だと、通常の活け込み仕事がないうえに、イレギュラーなオーダーばかりなので、日付や曜日の感覚がない状態です。もはや好きなテレビ番組とごみの日、週に一度のグローサリーショッピング日で曜日を把握しています。

 

マイナス7度の翌朝はおかげで、外に置いていたバケツの水がしっかり氷りました、ちょっとキレイ!

 

グレーのマフラー(画面上段左あたり)にはっきり雪の結晶。見えますでしょうか?

雪の日に限って、市場に行き、デリバリーしなければならず…雪は雨より気持ち的に上がるのですが、車の運転もあるので気を引き締めて。

 

そうそう、こんなCab(タクシー)を発見。車後ろの窓、右側の白い紙に、「NHS FREE」と。NHS(National Health Service)とは 国営医療事業のことで、NHSのスタッフはIDカードを見せれば、無料だという意味です!医療従事者には今もなお、感謝からこういうサービスがあちらこちらで見受けられます。

 

3度目のロックダウンのおかげで、確実に感染で亡くなられた方が減ってきました。

 

 

こちらは感染者数。ピーク時に比べれば確実にロックダウンの効果はでていますが、最初のロックダウンと比べてるとまだ減ったというほど減っていないという現実です。

三度目のロックダウンは2月15日に終わりになる予定でしたが、難しいのかな、と素人のナメあしでも想像できます。

 

花の話題に戻します。

 

個性的なブーケを作りました。

Paulaから山のように送られてくる花材を好きなように組み合わせたりして撮影をし、お嫁入りという生活を続けています。

アネモネとラナンキュラス、自宅にあったユーカリとワックスフラワーや枝ものを合わせました。

 

この日は、ポーラからプレゼントいただきました。2月14日の Valentine’s Day(バレンタインデー)その前日13日は、「Galentine’s Day(ガレンタインデー)」。女友達同士でちょっとしたプレゼントのやり取りをする日、日本でいう「友チョコ」のような感じです。この始まりはアメリカのようですが、少しずつ英国にもその波がきているようです。

大好きなチーズ屋さんにオーダーしてくれて、それをナメあしがコレクションしました。どんなプレゼントかは次のブログに載せますね。

 

これは別日の撮影。

花とマカロン合わせてだったので、Ladurée(ラデュレ)に出かけてマカロンを購入したのですが、ロックダウン中とあって、限られたフレーバーのみの販売でした。

もちろん撮影後はナメあしがいただきました!

 

シャンパーニュ色のハート型マカロンも可愛い、フランボワーズのフレーバーでした。こういう撮影はどんどんやりたいです。

 

 

 

2021年3月 壁紙画像

カレンダーでもご紹介しているこちらのブーケは昨年の3月下旬、最初のロックダウンが始まる直前に作りました。

ラナンキュラスをメインに、ムスカリ、ヒヤシンスなど春の花を束ねました。

ブルーの小花はForget-Me-Not(わすれな草)です。このブーケを撮影した頃を懐かしく思い出せるようにと思って入れたのですが、まだまだコロナ禍のままですね・・・。

英国も日が長くなってきて、いよいよ良い季節の始まりです!

壁紙、お使い頂けると嬉しいです。

 

オルモストアンリアル