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クリスマスワークショップ 

二日間にわたり開催したクリスマスワークショップ終了いたしました、ご参加の皆様どうもありがとうございました。

 

毎年リースのワークショップですが、今年は『クリスマススワッグ』を作りました。スワッグとは『壁にかける花綱』の意味。ヨーロッパではドアリースと共にクリスマスのデコレーションとして人気があります。

最初に今年はこんな風にしようとサンプルを作ったのは10月のロンドンで。その後あれもしたい、これもしたいと試行錯誤。夜も素敵に輝くように、ガラスのオーナメントならではの美しさがでるように、ライトをつけることに、これもロンドンから持ち帰りました。

 

ヒバ、ヒムロスギ、コニファー、モミ、ユーカリ、ヒノキ、ヤシャと7種類の葉・枝ものとユーカリの実とエリンジウムを使ったシンプルながらも贅沢なクリスマススワッグを作ります。

 

出来上がった土台のスワッグにオーナメントをデコレーション。オーナメントは5種類、このたまご型のオーナメントをメインに揃えたのですが、すべてガラス製、繊細で華奢でした!5種類は1個ずつ色々な場所でみつけたのですが、その中の一つはアンティークのクリスタルのガラスのオーナメント。店主から「なんて贅沢なスワッグなの」と言われたほどでした。

念には念をで何重にも梱包をして飛行機に乗り、飛行機の荷物受け取りのベルトコンベアーに無事に荷物が出てきたときに、家で荷ほどきして全てのオーナメントが割れていなかったとき、本当にうれしかったです。

 

冬の香りいっぱいの室内で、おしゃべりがはずむときがあったり、静かに手だけが動くときがあったり、あっという間に時間が過ぎ、そして作品ができあがります。

 

サイズが決まってしまうリースと違ってスワッグはご自分の好みで大きさ、長さ、シェイプやサイズを変更できるのも特徴の一つ。今回は飾る場所を意識してからの作成です。

 

 

ご自分の作品をプレゼントされる方もいらっしゃいました。オンリーワンの素敵なプレゼントですね。

 

日中はもちろんですが、日が少しづつかげるころから夜にライトアップされたスワッグも素敵です。

 

皆様に喜んでいただけて、持ち帰ってよかったと、ほっと一安心です。そして来年も既にアイディアが頭にあります、お越しの方にはお話しましたが打って変わっての元気な楽しいリースになります、どうぞご期待ください。

 

Christmas wreath for Paula’s pub

11月に入ると土日もなくなり、早朝だけでなく、クリスマスデコレーションの搬入で夜(徹夜)の日もあったり毎日があっという間に過ぎました、大きなコントラク先のクリスマスデコレーションが少しめどがつくタイミングでナメあしは日本に帰国となります。

この日は日曜日の休みだったはずが、朝はイベント先へ。そのままスタジオに戻り、リースとガーランド作りです。

 

まずはワイヤリング。オーナメントとしてつけるフルーツそれぞれにワイヤーをかけます。地味な作業ですが、しっかりまかないとあとあと意味がなくなります。

 

この日は2メートル弱のガーランド1本。最近ずっとホテル用にひたすら一週間ガーランドを作ったりの毎日だったので1本となると終わりがみえます、うれしい。

 

これはPaulaが始めている郊外のパブ用のもの。サイズ以外はお任せとのこと、リースの大きさは直径70センチです。パブはカントリーサイドなのでナチュラルな仕上がりをイメージし市場で色々仕入れました。

まずは、モミの上にはたっぷりの枝をはわせます。それからデコレーション。ちなみに松ぼっくりはポーラが大量に拾ってあるとのことで自分であとでつけるから、とのこと。これに松ぼっくりが付くと仮定してご覧ください。

リースは2個と言われているので多分ドアの内側と外側にかけるのだと想像しています。

それぞれをリボンで通して、ドアの内と外にかける手法、リースの裏側が見えてしまうガラス張りのドアによく見受けられます。

 

ガーランドもこんな感じに仕上がりました。

 

お嫁入り前にスタジオのドアにかけました。

あといくつリース作りがあるかな!です。

最近ロンドンでもアーティフィシャルのリースを飾るお家が増えてきました、無駄やお値段を考えると仕方がないかな、とも思いますが、日本のお正月飾りと一緒、その年が無事に済むことや次の年へのそれぞれの思いや願いを考えると毎年準備したいものです。