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ロックダウン-やや緩和 Week 12 6/14-6/21

ロックダウン(やや緩和)12週目。

あじさいが満開です。

15日より3月20日が最後にロックダウンで休みに入ったCHANEL(シャネル)がリオープン、店内の活け込みも再開しました。まだ多くのブティックが再開はしたものの花のディスプレイは休止しているところが多いので、ありがたく嬉しいこと。シャネル自身がお花に重きを置いていることがよくわかります。

 

店内のソーシャルディスタンスは徹底していて、ナメあしのような業者も事前に規制に関する長いメールをもらいました。

所属しているポーラのオフィスからは、しばらくは同僚と二人一組でバディーをくみ、公共交通機関を使わないですむように、会社のバンでお互いの家まで迎えに、送ってのローテーションが組まれました。

 

 

 

シャネルの店内のソファーには座れないようにマークが。広い店内のあちこちに、除菌ジェルと手袋が置かれています。

 

 

仕事帰りにエクソサイズを兼ねて家まで歩くことも。

ちょうど同じタイミングでデパートのリバティーもリオープン!

 

空が夏の空が広がる日が増えてきました。

 

リードなしで駆け回る犬たちをみると、日本の実家の「あずき」は元気かな?と思います。(おかげさまでSNSのおかげで様子は手に取るようにわかるのですが…)

 

英国に住み「ピクニック」がとても身近にあると感じます。特別に何かするでもなく近所の公園に親しい友人と、ワインや簡単な食事やデザートを作ったり買ったりして出かけることです。特にこのロックダウンで、同居人以外との集いは「外で」から緩和がスタートしたため、ピクニックする人が多く、週末は特に今も公園はにぎわっています。

ただしやっぱりそうなるとゴミ問題もありますが、こういう方をみると頭が下がります。

 

 


Clematis(クレマチス)もそろそろ終わり、今年は十分に堪能しました。

 

ベリーの美味しい季節。ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーに加えて、ブラックベリー、レッドカラントなどなど旬のフルーツがスーパーに並びます。

最近のお気に入りはブラックベリー、酸味があると言われていますが、熟しているものは甘みもあり、他の甘いベリーと合わせるとアクセントになります。

 

ちょっと雨の日、玄関をでたら、カエルがいました。なかなか見かけないカエルに恐々近づいて記念撮影です。

 

テレビをつけると料理番組が多く、メキシコを訪ねる番組をみたため、グアカモーレ作りにはまりました。ただビールと共に無限に食べれるため、危険です…。

 

知り合いのイタリア料理屋さんからピザのプレゼント。

ロックダウン前から随分食べていなかったので久しぶりのピザ、美味しい~!

 

甘さと爽やかさが相まった香りを放つHoneysuckle(ハニーサックル)。香りがするなと探すとご近所の庭の垣根にひっそりと絡まっています、こちらでは人気の花です。

 

このころから少しずつニュースの時間にスポーツ関連の話題が戻ってきました。6月というと英国では、ウィンブルドン・テニスは夏の風物詩、今年は残念ながらの中止のため、過去の試合が毎日テレビで再放送、当たり前のものがないのは寂しいですね。

サッカーは、中断していたプレミアリーグが無観客で再スタート。選手や監督の声、ボールを蹴る音が鳴り響く試合があったり、熱狂的なファンのテレビ観戦が楽しめるように、録音したサポーターの歓声を流したり、この状況ならでは、です。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 11 6/7-6/13

ロックダウン(やや緩和)11週目。

一部の学年限定ですが学校が再開し、外を歩いていると子供たちの声が聞こえて、何だかほっとしてしまいます。

15日より更に緩和されるロンドン、デパートやほとんどの小売店がソーシャルディスタンスを順守できる配慮をしていれば、営業を再開できることとなるため、何だか急ピッチで準備をしている様子が散歩中にも見受けられます。ソーシャルディスタンスへの準備もですが数か月あけてなかったお店ですから相当のお掃除必要でしょう。

 

スターバックスは、入り口で店員さんが対応。アプリで事前オーダーしてコレクションする人が増えました。このロックダウンでナメあしと2号は毎日飲んでいたスタバコーヒーですが今はストップ中です。

 

コーヒー屋さん、急ピッチでオープン予定、数日後に通ったら既にオープンしていました。

 

ロックダウン緩和の中に、6月からキューガンなどのガーデンやナショナルトラスト が再開しました。事前予約、カフェや売店はクローズなど規制はありますが、ナメあしにとっては嬉しいニュース。2号が急いでネットで予約状況をみると皆考えることは一緒ですね、あっという間に予約がうまってきましたが週末に大好きなSissinghurst Castle Garden に出かけました。

ロンドンから南東に車で2時間弱のシシングハースト・キャッスル・ガーデン。英国国内はもちろん、世界中の花・ガーデンファン達の間で、一度は訪れたい聖地のような場所です。実際ナメあしも、もしどこか6月~7月と限定するならこのガーデンを絶対におすすめします。

入り口前のこのマーガレットが美しくて入る前からドキドキしてしまいます。

 

ロックダウンから限られた手入れしかできていない状況なので、ガーデンは昨年の様子とは異なりますが、これはこれでとても素敵、花や葉が好きなように自然に咲いています。

 

 

入場制限をしているため、敷地にはいるとほとんど貸し切り状態、贅沢ですね。

お話する人同士もソーシャルディスタンス。ロックダウン緩和後すぐにここに来た方はガーデン好きな人に決まっていますね。

 

シシングハーストといえば、敷地内にある白い花々を集めたホワイトガーデンが有名です。雨も先月からずっと少なく、ああ、お水をもっとほしかっただろうな、と思ったりもしましたが、普段皆が歩く道にも誰も通らずの数か月で花や葉が自由に咲いていて、歩くときにはこちらがそれらをよけて歩くほど、より一層自然なガーデンでした。

 

 

敷地内のあちこちにベンチが置かれているのですが、全てのベンチのサイズが書かれていて、座るときに注意するように、ソーシャルディスタンスの目安がわかります。

下の写真がこの時に2号が撮っていた写真です。

 

用心深いレッドロビンも今日はこんなところまで。

 

 

久しぶりの楽しい時間、何度か訪れるこの場所ですが、忘れられない一日となりました。

 

 

 

食べ物関連は特に変化なし、ほとんど三食を家で作って食べています。

少し前から牛乳がちょっと体に合わなくなり、同僚のすすめもあってココナッツミルクから始まり現在はアーモンドミルクを飲んでいます。

 

次日本に帰ったら何を食べるものリストが増える増える。

そんな中の一つに千疋屋のフルーツサンド。無性に食べたくなり、ネットで調べていちごのサンドウィッチに挑戦。生クリームにマスカルポーネを加えました。お菓子は食べるのが専門でほとんど作りません、しかもハンドブレンダーを引っ張り出したら壊れていました…仕方なく泡だて器を使って。プラス白いパンを買ったと思ったら、ファーマーズローフ。ちょっとザラザラな白パンはきめ細かさが足りず、生クリームを受け止められるほどのきめ細かさありませんでしたが、まぁここはロンドン、そしてロックダウン中とこんな感じで手をうちました。

 

 

30℃を超える日があったと思えば、急にまた寒くなり、しまっていたコートをまた羽織る日がありました。

近所の猫ですが、人が通ろうと動く気全くなし。

 

ずっとお休みだった公園内のカフェもテイクアウトのみですが、再オープンしました!

 

 

 

リージェントパークのバラももうすぐ終わり。今年はどれだけここで楽しませていただいたか、感謝です。

 

15日よりいよいよ仕事が少しだけ再開、フリーランスで働く活け込み先の一つであるシャネルの再オープンが確定したからです。

まだ多くのホテルやレストランの通常再開ができていない分、活け込みもそのまま元通りという訳にもいかず、またウエディングやイベントの中止に伴い、多くのフローリストがまだお休み中の中、仕事が再開できることはありがたいことです。

仕事初日は休日で2号に送ってもらいます。ウエストミンスター寺院近く、いつもなら賑わう場所ですがまだまだこんな感じ。

 

ビッグ・ベンとウェストミンスター寺院に囲まれる広場パーラメントスクエアの交差点。

この話題に触れないわけにはいきません。

アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で死亡した事件をきっかけに始まった、黒人差別反対運動「Black Lives Matter」。英国でもこの問題は大きく取り上げられ、各地で抗議デモが起きますが、ソーシャルディスタンスを守った平和的な抗議活動であるとテレビでも紹介されました。ただ人種差別や奴隷制度に関わった歴史人物の像が攻撃対象になり、銅像を引きずり下ろし、橋の上から捨てるなど、やや攻撃的で逮捕される人たちも。

このスクエアにある有名なチャーチル元首相の銅像に「Was racism 人種差別主義者だった」と落書きがされたことを受け、この銅像を守るために、上の写真の中央のグレーの箱が見えますが、鉄の板で銅像ごと覆いかくされていました。

 

スタジオはこのスクエアを過ぎ、テムズ川を越えた南側にあります。

久しぶりにポーラと外にテーブルを置いて、サンプルのブーケを作りました。

 

皆と会えて、長いロックダウン生活の話をしながらあっという間に数時間が過ぎました。

 

この週、英国政府は新型コロナウィルスで亡くなられた方が国内で4万人超えたことを発表しました。1つの国で4万人以上の感染者が亡くなるのはアメリカに次いで二か国目ということです。アメリカとの人口の差、英国は日本と比べても半分以下の人口、本当にどういうことなのでしょうか…。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 10 5/30-6/6

ロックダウン10週目。緩和が始まっているので、もう『ロックダウン』という言葉がふさわしいかわかりませんが、まだまだ通常生活には程遠い生活です。

 

6月1日から以下の規制緩和が始まりました。

*同居していない人同士であっても、屋外にて6名までならば集うことが可能。ただし2mのソーシャルディスタンスは順守する。

*観客を入場させなければプロスポーツ競技を開催可。

*公立小学校のレセプション(4歳からの入学準備学年)と1年および6年生が再開。

*屋外マーケットや車のショールーム、屋外のガーデンや公園なども再開。

 

 

 

そして英国政府は4日、6月15日以降、電車やバスなどの公共交通機関を利用する人にマスクなどで顔を覆うことを義務づけ、違反すると罰金が科せられる場合もあると発表しました。これは規制が緩和されることによって公共交通機関の利用者の増加することが見込まれての対応のようです。

移動手段として週に何度も利用していた地下鉄とバスもこのコロナが英国に広まり始めた3月頭から利用していないので正直今どのような状況なのかわかりません。

 

 

久しぶりに車の運転をすると自転車の数が増えていて、通勤のスタイルを変える人が増えていることを実感します。そして街のあちらこちらでサイクリング専用の道を急ピッチで拡大中です。

 

 

前回ご紹介したコーラル色のシャクヤクは満開で色が少し淡く変化しました。

シャクヤクはあっという間に満開になり、終わりも早いお花ですが、だからこその美しさがあります。

 

今週はどうしてもの仕事の依頼があり、花市場が開いていないので直接ナーサリー(植木生産者)まで買い付けです。

穏やかな季節が続き、チェルシーフラワーショー等の関連テレビもあり、ガーデニング大人気、お店は同業者でにぎわっていました。

 

 

 

お天気の良い日、共用部分の玄関のお掃除を。この建物には8軒の家族が住んでいるのですが、程よく皆で仕事を分担しています。2月からずっと汚れが気になっていたのでやっと!です。

 

週半ば、ポーラから美味しいもののデリバリーが。

先週のお花に続き、こちらも電話で仕事の話していた際にPasta Evangelists の生パスタキットをロックダウン中に頼んだら意外に美味しかったと。そんなこと話した翌週にいただきました!(ちなみにこの箱の状態でデリバリーされます。)

 

 

カニとマスカルポーネの生ラビオリ、セージの利いたバターと合えます。

緑色の細い棒のようなものは、Samphire  (サンファイア)シャキシャキとした歯触りの塩がしっかりときいている海草、これは英国に来て知りました。このパスタに味も食感もアクセントになっています。

嬉しいサプライズそして美味しい!

 

 

可愛いメッセージカードを発見。

 

 

 

多くの規制の早過ぎる緩和は感染再燃を招く、と警告の声も多く、特に学校の再開は連日大きくニュースで取り上げられていました。緩和を前にした晴天下の週末、大人数でパーティーを開くといった規則破りの事例が多発していて、プリムローズの公園は、上からはヘリコプター、そしてパトカーが巡回しています。このころから週末は散歩コースから公園を外すようになってきました。

 

 

2020年7月 壁紙画像

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

7月のフラワー壁紙は、数年前に日本の実家に滞在した際にお作りしたブーケです。

ロンドンのロックダウンも更なる緩和が目前になったので、ここ数年のお気に入り色でもあるコーラル・ピンクの元気色のブーケにしてみました。いかがでしょう!

主役は風変わりな花びらのジニアです。それを中心にお好みで上下左右に動かしてお楽しみ頂けると嬉しいです。

 

今回は、それぞれの好みの違いが見られるかな、と思い私のiPhoneと2号のiPhoneの画面画像をご紹介します。


こちらは私のiPhone(Xs Maxというモデルです)。


こちらは2号のiPhone(モデルは新しいSEです)。

機種による画面の大きさや縦横のバランスの違いもご参考にしていただければと思います。

 

Enjoy the season!

 

オルモストアンリアル