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母の日 ビスポーク 2012

 
今年の母の日は、5月13日日曜日。
少し前より母の日のご注文を受け付けさせていただいております。

その中でもお問い合わせのある「ビスポーク」という商品。
一昨年よりはじめ、今年で3度目となります。

ビスポーク(bespoke)とは、テーラードと同義で、「あつらえの」という意味。語源は、顧客がテーラーに「話されつつ=be spoke)」服を仕上げていくことに来しています。
お客様のお好みのものを伺って、何度もお話しながら作り上げていくものです。


こちらは、昨年お作りしたもの。お母様の大好きな色、パープルのお花希望で、バラを中心に、ライラックやスカビオサなどを入れたアレンジです。

こちらは、可愛いスィートな仕上がりに。

箱を開けたら、「わぁ~」と思わず微笑んでしまうような、そんなお花をお届けできるように、準備中です。

オンラインショップ
http://almostunreal.shop-pro.jp/

ご質問、お問い合わせはこちらまで。
mailto:info@almostunreal.jp

春の花

 

日本に帰国する前、ライラックの花が咲き始めました。

ライラックは、適度な乾燥と涼しさを好むため、英国の風土が適しているようで、あちこちで見かけます。日本では北海道で育つようで、札幌市の花とされています。
可愛い花のさまと、甘い香りが特徴。その香りは歩いていると、どこかにライラックがあるな、と探すほど優しい香りが広がっています。

ナメあしがお気に入りのお家、いつ、どの季節も楽しめるガーデン。

花々の上には、つぼみのライラックの木があります。

ちょっと乱雑に見える花々なのですが、全体を見ると、とても計算されているガーデン。これこそ、ナメあしが思うイングリッシュガーデンの特徴です。

スノーフレーク。

スノードロップと似ていますが、この斑点が特徴。

こちらは別のお庭、もうあとちょっと開きそうなライラック。
きっと今頃、満開なのでしょうね。

 
本日から日本編、よろしくお願いします。
今年は例年に比べ桜の開花が遅かったため、お花見ができました。

成田空港からリムジンバスにのり首都高で千鳥が淵を通過する際には、乗っていた外国人から歓声があがるほど、美しい眺めでした。

それからしばらくあちこちの桜を楽しみました。

もちろん、桜もちも堪能中。ナメあしは道明寺派です。

レスキューした花たち

 
もちろんないこともあるのですが、家には決まった場所に花を置いています。

仕事柄、働いていると折れてしまって使用できない花、売り物にならない古い花(古いといっても実際は古くないのです)、どうしても目をつむって処理しなければならないのですが、時間が許されるときは横にキープしておきます。

折れた花だけ集めたこの日の春の花たち。
家に戻った時は、ぐったりしていた花々は、水切りをしてみると翌日にはこんなに元気に。

こうしてみると、やっぱり持ち帰ってよかった。

活けこみの時に、枝が短すぎて、使用できなかったもの。
数日後にこんなに満開です。

The Grand Eggstavaganze @コベントガーデン

 
少し前のブログでお話したように、イースターに合わせて、2月下旬から始まったチャリティーイベント。市内に置かれたビッグエッグたちは、イースターホリデー期間にコベントガーデンに大集合。

もちろん、出かけます。

イースターホリデー初日の金曜日の朝、静かな朝に、と出かけるはずが、コベントガーデンは既に沢山に人。 

そして、見えますか、エッグの大群!!

ここにフィナーレで集まるなら、街中ハントしなくてもよかったかな、と思いつつ。「これ見たね」とか「このエッグ見つけたかったね」と1つずつゆっくり観察。
ところで、みなさん、この中に愛しの『ウォーリーエッグ』がいます、わかりますか?

やっと会えました。

Where’s Wally?
by  Martin Handford

Birdie
by  Delelza Hill

このTee up、とびますかね?

Spring
by Rebecca Campbell

春の花、、チューリップ、スノーフレーク、Fritillaria(バイモ)、Solomon’s Seal(アマドコロ)などなど春の個性的な花々が勢ぞろい。

中心のエッグたち以外にもエッグは飾られていますので、注意深く歩きます。

Baaaaaーbara
by  The Goring

Clourful World
by  Paola Minekov

せっかくなので日本を探します。

う~ん、ちょっと惜しい!

建物の中にも。
ハンギングされているエッグ。なかなか趣があります。

The Prep Egg
by  Tommy Hilger

ガラス越しで見えにくいのですが。

The Gentleman’s Egg Trunk
by Steven Miller for Tumbull & Asser

シティーにあるThe Gherkinビルですね。

Ascension
by  Caio Locke & 3D Eye

今日現在ですべてのエッグのチャリティー・オークションが終了。

Eggsquist London
by  Paul Kenton

このイベントのすごいところは。子供も。

大人も。

うさぎも。

犬も。

あれ?近づいてみると、本物なので。ねずみも。

みんな楽しめること。

人々のファッションも楽しみ。
でも2号が、ベストドレッサーを見つけます。

可愛いウォーリーです。

お付き合いいただいてありがとうございました。

美味しい季節

先週末は英国はイースターホリデー、長いウィークエンドでした。
優しい暖かい日も増え、桜も終わり、ライラックの花が準備を始めています。野菜や果物も春半ば、色どりで華やか。春野菜を楽しみます。

年始、英国に戻る直前にお料理上手な友人からお手製味噌をいただきました。大切に英国に持ち帰り、小さな壺に入れ堪能中。

汲み豆腐でお味噌汁。甘みもあり、コクあり美味しいお味噌汁に。

朝市で買った採れたてのラディッシュ。
お手製味噌を入れて作ったひじみのパテ。このひじきも別のお料理好きの友人からいただいた美味しいひじき。ナメあしの英国生活はこういう人たちのおかげでびっくりなほど、日本です。
このパテ、英国人にも色合いにびっくりされますが、なかなか好評です。

さよならOLGA

 

ロンドンの今週はまるで冬が戻ってきたような寒さ。日中は暖かいのですが、朝夕の冷え込みは、冬のコート、マフラーがまだ手放せない、そんな毎日です。

久しぶりに会った同僚から、「来週でOLGAが閉店なの知っている?」とのこと。
大変です!Paulaのお店のすぐ近くにある大好きなイタリアンデリカテッセンのOLGAが…。仕事終わりにお店に立ち寄ります。

「聞いた~、どうして~」。

想像はしていたものの、経営が難しくなり閉店を決めたOLGA。
間もなくの閉店。すでにこの悲しいニュースを知っている馴染のお客さんたちが、買いだめを始めたそうでいつもは食材がきれいに並んでいるのですが、品物が無くなり、寂しくなってきています。

Paulaのお店が始まったころにこのお店も始まったとのこと。来年25周年を迎えようとしていた矢先のことだそう。今流行りのデリではないけれど、ナメあしのランチ、ディナーをかなり助けてくれました。

オリーブ、ルッコラ、パン、スペシャルなオリーブオイルにバルサミコ、チーズにできあいのラザニアやサラダもなかなか美味しい。

何より仕事に疲れ果てた時にこっそりと抜けて買いに来ていたクリームドーナツ!(ロンドン、このタイプのドーナツの中はストロベリージャムが主流)。同僚にあきれられるほど食べました。

そしてお気に入りのナンバー1のBaccala Croquette と呼ばれるこのコロッケ。塩鱈のコロッケで、日本のコロッケにも通じるものがあり、本当によく食べました。

「これからこのコロッケ食べたくなったらどうしよう…」と言うと。
「本当によく食べてくれたわね、じゃぁ、教えてあげるわ」と事細かに作り方を伝授してくれました。塩鱈の塩の抜き方がポイントのよう。ちょっと不安気に質問すると。
「大丈夫、あれだけ食べてくれたら舌が覚えているわよ」と。

最後は涙のお別れに。
Baccalaコロッケ、がんばってOLGAの味を引き継ぎたいと思います。

My Last Eggs  83-90

いったいナメあし自身いくつエッグハントできたか、せっかく集めたエッグは全部公平に?ブログに残したい、ということで、これが最後のエッグです。

デパートSelfridgeの中にも沢山エッグがいることをHannahから教えてもらい、早速出かけたところ。このイベントを紹介するコーナーがありました。

The Alpha Egg of London
by  Joannne Holbrook

グッズなんかも色々売られていて。しかも公式マップもありました、これにきっとエッグハントが楽しくできるように記されているのでしょう(ナメあしはもちろん見ませんでした!)

その横には白いエッグ。これは売られていて、自由にデザインできます。

そしてミニチュアのエッグが売られています。実はこのウォーリー(ウォーリーを探せ)エッグは、スペシャルエッグで、この期間中に毎日移動する、まさに『ウォーリーを探せ』で、かなり話題に上がりました。ナメあしはこれを見たくてはじめたのですが、結局会えず…。・

プラスティック素材がおもしろいこんなエッグ。

Walt & RObi
by Physical Pixels

そしてその横には。

フエルト素材!

Robi & Walt
by  Physical Pixcels

なるほど、似ていると思ったら作者が一緒ですね。

このエッグ、切り絵アーティスト Rob Ryanのもの。
繊細な作品、切り絵ならではの独特な文字、街のあちこちで作品を見かけます。

The Birds Promise
by  Rob Ryan

Food Hall(食品)の横には、お花屋さん The Real Flower Company。ガーデンローズ中心に扱うこのお店、Hannahが働いています。

SELF EGGSPRESION
by Selfridges

デパート内はこれで終わり。
あとは残りラスト3!

Bond Streetのほぼ真ん中にいました。

Hatch
by Natasha Law

こちらもその近く。

All The Kigs Horses
by  Joannna Moore

そしてこちらは、ホテルCLARIDGESのバーの入口頭上に。
いつもこの角を車で通るたびにここは撮りにこないと、と思っていたところ。
最後の撮影になりました。

ところで、あまり気にしていなかった、写真中央上の白い紙。

よーく見ると。イベント終了翌々日より、9日まで『The Grand Eggstavaganze』と題して、コベントガーデンにてエッグが大集合するそうです。

え?一気に見れるならエッグハントする必要なかったような…。いえいえ、十分楽しみましたし、是非に嫁入り前のエッグたちを見届けたいと思います。

The Farberge Big Hunt 2012 62-82

イースター前の先週の日曜日、この大きなエッグのイベントは終わりました。
今日と明日は、アップしそこねていたエッグを最後に紹介させていただきます。

まずは、3月上旬にお友達と出かけた、チェルシー周辺で。

いかにも、なエッグですね。

Union Jack
by  Mark Shand

こちらは上のエッグのすぐ近くにひっそりと飾られていたエッグ。

Pandora
by  Martin Aeling

Sloan Square駅をでてすぐにあるこのエッグ、人気者でした。

Seraphina
by  Natasha Mann

駅前のスクエアの中、噴水の横に。

Peacock in his Pride
by  George Butler

OVO
by  Fourfoursixsix

Time to Bloom
by  Natalie Guy

Cocomayaにお茶をしに行ったときに見つけたエッグ。

Charm
by Spina Designs

そしてこの日は、午後からLiibertyに用事があり、ウエストエンドに場所を移します。

Regent Streetから一本入った細道に、ひっそりと。

When I Grow Up
by  Anna Masters

あるかな、と思って立ち寄った、子供が大好きなおもちゃ屋さん、Hamleys。なんと頭上とは!

Eddie the Egg
by Jon-Paul McCarty

Liberty横にも。可愛いポストボックスです。

Egg Letter Box
by  Benjamin Shine

そして、やっぱりLiberty。
ナメあしのお気に入りのコースはまず最上階の家具のあたりからスタートです。

見つかりますか?エッグがいますね。

Precious Pussies
by  Silken Favours

リバティープリントではないのですが、何だかとてもリバティーらしいエッグでした。

Libertyを見過ぎてすっかり日が暮れています。そして出口にも。

It’s What’s Inside That Counts
by  Hazel Nicholls

Liberty横のCarnaby streetへ、やっぱりエッグがいました。

Rock the Casbah
by  Josh Stika

レストランの横にも。

いつもエッグを撮影する際にはその下にあるボードも一緒に撮影していて、名前と作者を記していたのですが、これだけ撮影していませんでした…名前がないのが残念!

流行りのチャイニーズレストラン cha cha moon横にも。

My nameless Egg
by Micheal Eden

後ろの壁画と相まってなんだか素敵なこのエッグ。

Sad Happy Frog Egg
by Gary Card

この写真2枚のエッグは、このエッグハントのエッグにカウントできるのか微妙なエッグだったのですが、エッグハントしている人に聞いてみると、そうだよ、とのことだったので、アップしました。

日の仕事帰り、2号と待ち合わせ前のフォートナム&メイソン付近で。

Don’t Break the Egg
by Patrick Mavros

Fortnum & Maisonのウィンドーディスプレイの中にチョコレートのエッグを発見。
ガラス越しであまりにきれいに映っていないのですが、美味しそう~。

The Gorlden Speckled Egg
by William, Suzue Curley & team

よーく見ると、リッチモンドにあるチョコレートショップのチームでした!

憧れるものが多いLINLEY。
まさかと思ったら、すっぽりとさりげなくショーウィンドーに。

The Linley Britannia Egg
by Linley

なるほど、お店がデザインすれば、はまりますね。
いつの日かナメあしもエッグではなく素敵なものをビスポークしてみたいものです。

もう1日だけ続かせてくださいね。