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Chiswick Car Boot Sales

 

アンティークの師匠AnnaとChrisに教えてもらって行ってみたかった、月に1度開催されるChiswickのCar Boot Sales (カーブーツセール)に出かけます。

カーブーツとは車のトランクの意味で、家の中の不用品を車のトランクに入れてでかけ、会場にてトランクを開けて売ることからこう呼ばれているそう。日本の『フリーマーケット』のようなものです。

アンティークというよりはご家庭の不要なものってのもあるけれど、Chiswickのは、掘り出し物もあり、毎月プロも売り買いにくる、面白いのよ、とのこと。

早々出かけたのものの戦利品はなし。「寒くなってきたからかな、今日はあんまりよくないね」という話し声が聞こえます。

少しだけ気になったのは、このコーヒーテーブル。
でもなんだかしっくりこなくって眺めるだけで帰りました、買うべきだったでしょうか・・・。

Leeds Castle

 
久しぶりに、ロンドンから南東に車で1時間半、ケント州にある Leeds Castle(リーズ城)へ。

おとぎ話にでてきそうな、水の中に建つ美しいお城。お城内もとても素敵なのですが、お城に向かうまでの散歩道もまたいいのです、秋を楽しめるのもあと少しということで、土曜日午後思い立って出かけます。

最後の所有者であったLady Baillieが鳥愛好家だったそうで、歩いていると沢山の鳥とであいます。

入場のところで鳥用の餌を購入。2号があげているとどんどん集まってきます。

午後の優しい光の中で。

向かい合っての毛づくろい。

それにしても白鳥の首ってどれだけやわらかいのでしょう!

お城の入口に到着してみると、残念なことにクローズ。

実は、入場の際に 「お城のクローズは間もなくだけど大丈夫?急いでね」と言われたにも関わらず鳥に餌をあげたり、のんびり歩きすぎました・・・・仕方ないですね。

お城の先には、ガーデンやカフェ、鳥園と続きます。こちらはまだ開いているので安心です。

Dogwoodの実。

優雅な白鳥より、ちょっと意地悪そうな黒鳥が好きです。
赤いくちばしの鮮やかさ、黒い羽の美しさ、お尻のあたりのフリル、新しい発見です。

すすきの穂が風が吹く度になびいています。
このすすきの葉が見事なグラデーション。

リーズ城は2号のお気に入りの場所、ロマンティックいっぱいのお城です。
でも、必ず早めにお出かけください。お城の入場は15時でクローズです。

入場料は18.5ポンドとかなりお高め。でもこのチケット1年間有効だそう。
今日はお城も見れず、ちょっと(いえ、かなり)贅沢なお散歩となりました、2号は、「あと4回こよう!」と張りきっています。
四季シリーズでこのブログで紹介できるといいのですが・・・どうぞこうご期待を。

準備

職場では、得意先へ12月初旬に飾るクリスマスツリーやリースの作成のアイディア、資材の発注などの準備で忙しくなってきました。

街もにぎやかに、イルミネーションの準備が急ピッチで進められています。デパートはクリスマスショップがオープンしたり、ウィンドーもクリスマスでいっぱい。買う楽しみ、見る楽しみがあるそんな季節です。

毎年すべてのデパートをチェック、それぞれのデパートに合ったデコレーションがほどこされていて、面白い。特にナメあしのお気に入りは、LibertyとFortnum&Mason。

F&Mの外のウィンドーはクリスマスの風物詩でもあります。

玄関脇には背丈以上の大きなツリーとリースが階段を挟んで両側に並んでいます。

今年のF&Mのテーマカラーは ピンク&パープル。Feather(羽)がアクセントになっています。

写真を撮っていたら、素敵なカップルが入ってきました。
パーティーの前のようで、そのままレストランへ向かっていきました。

F&Mは紅茶の会社として有名ですが、ここのデパートとても楽しいところです。

地下のフードホールや、Ground Floor(日本で言う1階)紅茶やコーヒーにチョコレートやケーキ、ジャムにチャツネなど食材をみると、毎回何かを発見しますが、ナメあしの更なるお気に入りは、3rd Floorのステーショナリーや何だか楽しい細々したものと、1st Floorのキッチングッズや陶器やハンパーなど。

その1st Floorに特設のクリスマスショップがオープン中です。

流行りだったり、伝統のものだったり、飾り方だったり、工夫の仕方など。

ナメあしの頭の中で来月東京で開催させていただくクリスマスワークショップの資材を考えます。
今年も昨年同様に旬のものをスーツケースいっぱいに詰め込んで帰国しようと思っています。

間もなくインフォメーションやお手紙(ご案内書)でお知らせさせていただきますが、日程は12月16日金曜日 午前・午後です。

Winter Time

 
週末から冬時間が始まりました。英国と日本との時差は1時間増え、9時間です。
「冬が始まるよ」と告げられているよう、あまり寒い冬でなければいいのですが。

冬用にと、2号が、老舗帽子店BATESでツィードのドライビングキャップを買ってくれます。

サイズを測っていただき、お店の方が似合いそうなものを選んでどんどん試着させてくれます。必要以上に接客しすぎないお店の方、でも話してみるととても親切、適切なものを瞬時に選び、そして色々面白い話を聞かせてくれます。そのスマートさ、老舗店ならではのもの。

この雰囲気、まさに子供のころ、祖父の買いもので出かけた、日本の銀座、トラヤ帽子店を思い出します。

どうやってかぶろうかな・・・と思っていた数日。

そして、日曜日、Hampsteadのパブでツィードの帽子をかぶった男性軍を発見。
せっかくだから写真を撮らせてもらいます。

「もうすぐ、ここで踊るから!」とのこと。

しばらくすると、アコーディオンの音色が小さな路地に響きます。

音色に合わせて、木の棒を叩く音と男声合唱がスタート。

そしてダンス。

単純なようでくるくる回ったり走ったり、輪を作ったり・・・そしてナメあしは気が付きます。あれ?すごいお酒臭い・・・みんな大丈夫かな???

予感的中。2曲のダンスの後にパブの店員さんからの差し入れでビール休憩。
今日はこうしてずっと飲み続けているのでしょう。

そしてこの後もう2曲披露してくれました。

最後に、1人のおじさまが、自分のBarbourの帽子をひっくり返して、お金を集めます。

最初にこのダンスを教えてくれた方が話しかけてくれました。
このみなさん、年に2度、夏時間、冬時間をお祝いするお仲間。
顔のすすは炭鉱夫をイメージしている感じ・・だそう。

ツィードの真髄を知る楽しい時間でした。

2012 カレンダー

インフォメーションでもご紹介させていただいているように、オルモストアンリアルの2012年カレンダーを発売しております。

今年のテーマは昨年に続いて 「Flower Power」。

色々言葉を探したのですが、今伝えたい思いはやはりこれが一番。「もっと、フラワーパワー!」なのです。

表紙は寒い寒い冬枯れの庭で撮影をしました。寒さでシャッターを切るのも大変なほどだったのですが、そんな中だからこそ花の力強さを感じた1枚です。
裏表紙のお花は 「Forget me not(忘れな草)」。アンティークの小さなカップに可憐ではかなげな花を活けました。毎日があっという間に過ぎて、色々なことを忘れてしまいがちですが、日々大切に、皆様が幸せな1年をお過ごしになれたら、という思いを込めて選びました。
今年も form and craftの細川様のおかげで素敵なカレンダーに仕上がりました。この場をかりてお礼を申し上げます。
3年目を迎えるオルモストアンリアルのカレンダー、ナメあしたちスタッフの思いの詰まったものです。どこかに飾っていただければ、眺めていただければ嬉しいです。
ご購入はこちらから:     http://almostunreal.shop-pro.jp/ 
お問い合わせはこちらまで:  info@almostunreal.jp