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An Autumy Bouquet

秋のブーケといえば、何となくオレンジ系を思い描くもの。

今日もお店でいくつも作ります。

最近は、実ものや紅葉の葉と合わせるピンクが気に入っています。

色づくオークの葉と実ものとピンクって意外に合うのです。

今日は秋色アジサイも添えてみます。

このブーケは自宅用。咲き過ぎた花は売ることができないので、こうしてたまにおすそ分け。

贅沢なおすそ分けです。

Coolea とねずみ


昨年の冬、日本の髙島屋で見つけたこのねずみ、ナメあしにしては珍しく、即決、で買い求めました。
その時は、「デコレーション用です」とお店の方に言われたのですが、いざ使い始めると、意味あるものだと気がつきます。

ハード系のチーズはナイフで取り分けるとき、フォークで押さえることが多いのですが、代わりにこのねずみに手を添えてナイフを使います。ナメあしはこういう可愛いもの、雑貨が大好きです。
好きと言えば、ねずみが食べているこのチーズ、アイリッシュ産のCoolea 。お店で勧められて買ったところ、大当たりです。牛乳のチーズで、オランダの熟成ゴーダチーズのレシピを元にアイルランドで作られたものだそう。
香りもあって、コクもあって・・・・なんと表現下手なのでしょう。
2号がこう言っています   口に入れてすぐにザラついた感じがして、一口、二口と噛んで行くと牛乳チーズ特有の甘いコクが広がって、あとから芯のある塩味がたってくる・・・そうです。はい、そんな感じです。
お店の方から特にこれがお勧め、と Extra aged のものを勧められます。
最近ナメあしたち、アイリッシュ産のバターもお気に入りです。

雨宿り

 
ブログで紹介したいな・・・と思いながら日がすぎて、この日は1週間前の土曜日のこと。
天気もよいし、2号と一緒に近所へお散歩にでかけます。
通りを曲がってすぐに、まずはお昼を食べます。おなかいっぱい、それから散歩タイムです。

住宅街のお庭を見ながら歩いていると雨がふってきます。
最初はパラパラ、だんだんしっかり降ってきます、仕方なく木の下で雨宿り。

しばらくすると、「にゃお~」低めのねこの声。ふっと後ろを振り返ると、ねこがいます。
愛嬌があるのか、ないのか、この家の猫なのか、ただ雨宿りしたいのか・・・。

ちょっとミュージカル キャッツにでてきそうな、貫禄たっぷりのねこ。

15分くらいの雨宿りだったのですが、ぴたっと寄り添って可愛いのです。

ようやく雨が上がりますが、次の雨雲がどんどんこっちに向かってきます。

「今年の紅葉は特に美しい」と先日職場で皆が話していました。
冷え込んで紅葉がしっかりした後、暖かくなり風もふかないので葉が落ちない、なかなかない美しい紅葉だそうです。
また雨がふってきます。

結局またお茶タイム。ナメあしたちのお散歩はついついお茶ばかりになってしまいます。

V&A on Friday

金曜日、2号は週末をかけてワルシャワに出張中と同僚に話すと、「Victoria and Albert Museum が夜10時まで開いているよ」と教えてくれて、せっかくだから、と出かけることにします。

V&Aは、いつ行っても楽しいところ。
ヨーロッパ、アジアなど中世からルネッサンス、産業革命をへて現代まで、人間の手が生み出したアート  服飾、デザイン、工芸と多彩な宝物が詰まっています。
そんな英国が世界に誇るこのミュージアム、なんと入館は無料。(一部有料の特別展覧会もありますが)、 ちょっとのぞいていこうかな、と気楽に足を運ばせます。
上の写真は、18時半のメインレセプションですが、心地よい音楽が流れ、ドリンクバーがあり、見る前に軽く一杯という方が多かったのが印象的。



こちらは South Asia のコレクション。陶器やテキスタイルが興味深い。色の使い方や描き方、日本に通じるところがあり、茶道の古袱紗をなぜだか思い出します。

142以上の部屋があるそうで、何回も行っていますが、未だに位置関係が把握できない、まるで迷路の様です。静かにデッサンしている方もいます。

ここはステンドグラスのコーナー、昼間見るものとは異なり、薄暗い中でみるそれはまた趣があります。

こちらは中庭、ちょっと幻想的です。

1つ1つの作品はもちろんなのですが、天井や壁や床に仕組まれた装飾も美しい。この階段の細工、思わずかがみこみのぞいてみます。
残念ながらナメあしのお気に入りの工芸デザイナーで、アーツ&クラフツ運動の提唱者として有名なウィリアムモリスを展示している上の階は閉まっていましたが、それならとカフェに向かいます。
ここのカフェ、3つの続き部屋から構成されています。本当に素敵なのです。

ウィリアムモリスデザインの『モリスルーム』
若干照明を落としたこのお部屋。モリスの世界に引き込まれます。

こちらは最も大きい『ギャンブル・ルーム』。19世紀後半の産業企業家 ジェームズ・ギャンブルのデザイン。現代的なデザインの大きなライトと、古典的なステンドグラスや陶製の壁の取り合わせが素晴らしい。

ナメあしは今日は、英国人画家エドワード・ポインターが設計を手掛けた青と白の組み合わせが印象的な『ポインター・ルーム』でお茶をいただきます。
こちらのご婦人たちのお話の豊富なこと、ナメあしも1人なのでついつい聞くでもなく、聞いてしまいます。週末にくるお客さまに作るお料理について、3人で何を作ればいいかを決めていたのがいつの間にか、ご主人のホストとしての物足りなさ、文句となり、そうなるとそれぞれ止まりません・・・。

カフェを後にして、さっきの彫刻のところでまだ男性が熱心にデッサンを続けています。
そして、2時間後にまたカフェ横を通過したところ、ご婦人たちまだまだ話に盛り上がっています。金曜日の夜にミュージアムでガーリートーク、高尚な感じがいいですね。

Tube ストライキ


ちょうど裏通りにデリバリーがあり、以前にもお話したCamden Passage(アンティーク市)に寄ってみます。

水曜日と土曜日週に2回のこのマーケット、職場と目と鼻の先とあって、時間があるとのぞきにでかけています。

でも、あれ?今日はびっくりするほど静か・・・。
そうです、今日はTUBE(地下鉄)の24時間ストライキの日。
右側の座っている女性、「今日はもういいわ・・・。せっかく来てくれたんだから割り引くわよ」と言って、のんびりお茶を飲んでいます、左側のお店の店主さんです。

ナメあし、抜け道ばかりを使っていたので気がつきませんでしたが、メイン道路は大変です。
バスの臨時便もあったり、交通網は完全にマヒしています。先が見えないほどの渋滞、しかも一歩も進みません。

あきらめた人がバスを降りて、歩き出します。
ナメあしも慌てて職場に戻ると、同僚が今日のデリバリー先1人づつに、明日以降の配達に変更可能か問い合わせ中です。「誕生日の人だけは絶対届けましょう」と、手分けをします。
「ストライキでそちらに行くことが難しい」と話すと、「仕方ない、明日でいいよ」とこんなやりとり、ストライキには慣れたもののようでとても柔軟です。
この日のストライキは、少ないのですが開いている駅もあり、一部開通している区間もあります。
ナメあしの電車は動いていることが分かり、仕事が終わり駅に向かいます。

地下鉄の路線それぞれのインフォメーション、いつもは、Good service が並ぶのですが、今日は
細かい細かい。電車の本数もぐっと減っていますが、24時間ストライキで最初からあきらめた人が多かったようで、地下鉄自体に乗っている人は意外に少なく、ちょっと得した気分です。

冬時間


日曜日から冬時間が始まりました。日本との時差は1時間広がり、9時間となります。
仕事の途中、朝日の美しさに思わず車を止めて撮ったもの、先週の朝7時半ですが、今週で言うならば6時半となります。このくらいの時間はまだ良いのですが、夕方となると1時間変わるだけで、一気に日が暮れるのが早くなりあっという間に真っ暗となります。

今日はバタバタと1日中ブーケを作って終了。色づいた葉や実ものたっぷりのブーケ、特に紅葉したOak、はどんな花や実とも相性がよく、様々な表情がでます。冬時間になってますます冬に近づいていますが、秋の花々を堪能中です。

ただいま制作中

 

美しい秋、皆様いかがお過ごしですか?
2011年版カレンダーを制作中です。ご好評頂いた2010年版を超えられるようなステキな
ものをご用意出来るよう準備を進めています。
ご予約、お問い合わせは  info@almostunreal.jp  までご連絡下さい。
どうぞお楽しみに!