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日記・コラム・つぶやき

2度目のロックダウン… Week 33 11/21-27

2度目のロックダウンの3週目。

嬉しいニュースはオルモストアンリアルのカレンダーが完成しました。

別ブログで想いを書いております。

 

 

 

Sprout(芽キャベツ)が並ぶと12月、クリスマスに向かっていることを実感します。英国のクリスマスディナーにはなくてはならない野菜です。苦みがあるので好みもありますが、ローストに添える、ポテトと共に登場します。

 

 

花市場も、ロックダウン中ですが、少しずつ忙しくなっています。

本来ならばクリスマスデコレーションの仕事で一年で一番忙しい時期になります。ナメあし例年12月10日位に日本に帰国するので、その前の数週間は徹夜を含めて休みなしの日々なのですが、今年はやはり様子は異なります…。

 

 

それでも来週にはロックダウンがあけるので、そのタイミングにクリスマス・デコレーションをと依頼するお店やレストランなども増えているのか、少しずつ馴染みの人と花市場で会えるようになってきましたし、花市場で働くメンバーも少しずつ人数が増えてきました。

 

 

この週はほぼ毎日用事があり市場に通いました。

写真は朝の5時半です。キーンとした寒い日、帽子は必須アイテムです。

 

花市場より自宅に戻るナメあしの通勤路。この左側のビル何かわかりますか?

 

Big Ben(ビッグベン)です。前にも紹介いたしましたが工事中のため、足場が組まれているのですが、その工事用の電気が美しく輝いていて、ちょっと素敵でした。

 

 

 

この日はクライアントよりクリスマスツリー用のオーナメント作りの依頼がありました。細かくはお話できないのですが、その方が英国のクリスマスツリーのトレンドとして紹介するため、できる限りアイディアをだして、写真で送り、選んでもらったものをそのまま作成しました。2.5メートルのクリスマスツリーだそうで、オーナメントは250個程度準備しました。

 

 

 

母とのテレビ電話は、あずきも一緒に、顔を見るだけで上がります!

 

これはポーラより、Thanksgiving Day(感謝祭11月26日)に合わせて、アメリカらしいリースと依頼があり作りました。赤・白・青の色合いで華やかに仕上げます。

 

ティータイムのチョコレートは、白金エリカのマボンヌ。やはり美味しい~。

ただ皆様、これ全部食べていませんのでご安心を!!!

 

ロックダウン中は煮詰まることも多いのでプリムローズヒルにお散歩に。この中央のオレンジ色の花はアリストロメリア。

このアリストロメリア。気が付けばこの場所で夏からずっと咲き続けています、切り花としても非常に長く楽しめる花なのですが、本当にすごい元気な花だと改めて思います。

 

一回りして家路に戻ろうとするときにキレイな夕焼けが見えました。

 

こちらはブーケのオーダー。最近可愛らしい菊が増えて、よく菊を手に取っている人が多いですし、ナメあし自身もブーケに入れることが増えています。

 

 

 

仕事帰り、徒歩で帰宅中に大掛かりな剪定をしているグループに出会いました。葉がなくなるこの時期だからこそできる作業なのでしょうが、まぁ、高い!!!いやぁ、ナメあしも相当高いところ上っていますが、本職にはかないませんね。

 

 

こちらはインスタにもご紹介しました、ドライフラワーリース。

この花はナメあしが自分で生の花をドライにしました。この3月からロックダウンが始まり、仕事もできない、市場もあいていない、などお花を買うこと自体難しい状況となり、改めて花に対して向き合い方が変わりました。

ドライフラワーは日本と同じようにここ数年人気があります。ただ限られ材料だと作るものが似てきてしまう…少し個性をだしたいと考えておりました。

自分で生の花をドライにすると、ドライに適した花もあれば真っ黒になってしまう花もあり、試行錯誤の中ですが自分らしいものに仕上がりました。ちなみにこれはそのままお嫁入りしました。

タイトルをつけるとするなら、まさに『ロックダウン・リース』です。

 

 

2度目のロックダウン… Week 32 11/14-20

2度目のロックダウンの2週目。

 

寒い日が増えてきました、秋から冬に向かっていることを肌で感じます。リスも冬眠前に大忙しです。

 

この週は青空の日も数日あり、(英国の冬は寒いし暗いし晴れの日が少ない分)何だかそれだけでもホッとします。

 

別日には大雨が降った後、美しい虹がかかりました。

何だかロックダウンはどうしてもお天気ネタになりますね…。

 

近所をお散歩していると里桜を発見。落ち葉と共に開花していました、早いのか遅いのか…。

 

 

週末はポーラと一緒に作り込みの日。

普段合わせない色のブーケを作ります。

 

 

スタジオにたまに登場する黒いきつね、が現れました、のんびり歩いているのでびっくりします。

 

 

 

遊んでいるようですが、この日はシャネル用のコンペティションのデザインを決めました。

 

 

 

いくつか仕事の依頼があり、花市場へ。冬の花、アマリリスの出回る季節になりました。

 

 

別の日のオーダーのお届けはNotting Hill 。

 

この日はまたポーラの12月に向けての仕事。

家に持ち帰って、近所のPrimrose Hillで撮影しました。

 

クリスマス用の Advent Candle Wreath (アドベントキャンドルリース)はキリスト教で伝統的に用いられるリースのことです。

「アドベント」とは、11月30日にいちばん近い日曜日からクリスマス前日までのこと、日本語に訳すと、「待降節」、これはキリストの降誕を待ち望む期間のことであり、12月25日のクリスマスまでの4週間を指します。アレンジメントにキャンドルを4本立て、クリスマスまでの4週間、日曜日ごとに1本ずつ灯していく習慣があります。

 

 

これは別の日の朝一番、お散歩に出かけました。

朝一番にはこういう素敵な出会いもあります。犬たちを見るたびにあずき(日本の愛犬)が恋しいです。

 

2度目のロックダウン… Week 31 11/7-13

2度目のロックダウンがスタートしました。

 

週末はお気に入りのLeeds Castle に出かけました。リーズ城は、水上に佇むお城ですが、建物内も素敵なのですが、ロックダウン中なのでもちろん建物内は入れません。敷地を歩くのみなのですが、何度も出向いていますがまだ全部を回れていないほど広大な敷地です。

 

ゲートからお城に向かって歩くと沢山の鳥たちを身近に見ることができます。20世紀にこのリーズ城の城主となったLady Baillie(ベイリー夫人)が鳥好きだったことから、沢山の鳥が住み着いていますし、敷地内には野鳥園もあります。

ちなみにナメあしは鳥が苦手なのですが、少しずつ可愛いな、とかきれいだなと思うようになってきました、まさにこのリーズ城のおかげです。

 

 

 

外を歩くだけでも入場は予約制、その分人も少なく贅沢な時間です。

 

 

 

 

こちら入場券を買うとチケットは1年有効(只今コロナ禍のため、更にその期間が延長されています)、また近々訪れたいと思います。

 

ロックダウンなのですが、私がメインで働いているPaulaのところにはお花のオーダーが入ります。そうするとナメあし、市場に出向き仕入れて、作成そのままデリバリーまでを一人で対応する、毎日を送っています。嬉しいことは花市場の営業が認められていること、前回の春のロックダウンのように閉じてしまうのではなく、小規模、少人数ですがオープンしています。

 

 

ブーケの他に、6月ロックダウン後から、オーナーであるPaulaからいくつかお題をもらって、デザイン、仕入れと制作そして撮影をして渡す仕事をしています。このブログで紹介したものもあればしていないものもありますが、彼女のインスタで作品は紹介されています。ナメあしのインスタ紹介は控えていると、「紹介していいのよ」と言われていますので、今日はプロジェクトの一つを紹介しようと思います。

上の写真のフェイス花器、今回はこれがお題、「Face Project」。

 

 

まずは、家にあるドライフラワーと少しのフレッシュフラワーで活けてみました。

 

 

 

そして、こちらはフレッシュフラワー。生花をナチュラルな感じに活けました。

 

 

そして最後にもう一種類。

面白いサボテンを見つけたのでそれをメインに密な感じに仕上げました。

 

女の子はやっぱり可愛く!アマランサスの房をいかしました。

 

 

 

ロックダウンが必須の状態の英国。上のグラフは感染者の推移グラフ。

クリスマスを楽しく過ごすためのロックダウンですが、どうなるのでしょうか…。

 

上の赤いグラフは亡くなった方、連日増加で、悪夢だった3月のような人数に近づいてきました。とにかくできることは、でかけないこと!人に会わないこと、これにつきます。

 

 

 

仕事のない日は、ウォーキングで気晴らしに。

 

 

落ち葉の量もすごいことに。これ一日の量です。

 

 

2度目のロックダウン、季節も寒くなり気分は下がりますが、どうやって楽しくやり過ごすかがポイントです。

 

カレンダー 2021

ロックダウンから書き続けている週単位の日記をお休みして、カレンダーのお話です。

 

既にオンラインで販売を開始しておりますが、2021年用のカレンダーが出来上がりました。

昨年(2020年)はお休みをしたのですが、このカレンダー10回目となります。その時期に出回る花材を使って作ったものをナメあしと2号で撮影したものです、2021年用満足するものになりました。

 

今年の表紙はこちら。

オルモストアンリアルのテーマ、「生活の中にあっての美しい花」に改めて立ち返りました。

 

この撮影日は、英国はロックダウン中(ちょうどロックダウンから2か月が経過したものです)、誰とも会わない、ナメあし自身の仕事もストップ、花市場も閉鎖中、花を買うのはスーパーのみというかなり厳しい制限の日々。そのスーパーも行列ができて入場制限があり、ナメあしルールで週に一度と決めていたので、スーパーの買い物でさえワクワクした日々の中でのことです。手前の左にあるPeony(シャクヤク)は自分で購入。そしてナメあしが触っている大きなアレンジは、オーナーであるPaulaからプレゼントされたお花です。

この誕生日の朝、仕事のことでポーラと電話で話しました、普通の何気ない会話の中に、「今日何をするの?」みたいな話になり、「今日は実は誕生日だからこれから花を買いにいくところ」そんな感じでした。

そこから数時間後この大きなブーケがポーラから届きました。ロックダウン中、ほんの一部の花屋さんは営業していました。そこをわざわざみつけてオーダーしてくれたそうです。

お花にも、気持ちにもとても嬉しく感激した特別な日でした。どんなときにもお花は嬉しいものだと、身をもって実感しました。

今回カレンダーの制作を始めて表紙を選んでいる時に、この時のスナップを見て、これこそが私たちが目指しているものを体現しているな、と思い選びました。何気なく撮ったスナップなので、正直色々写り込んでいますが、そこは目をつぶってみて頂ければ助かります。

 

 

各月はこんな感じに。

作品は英国で、日本で作ったものです。

 

「LIFE BLOSSOMS」(人生が花開きますように!)、オルモストアンリアルのコンセプトメッセージ。虹のマークは英国では、コロナ禍 医療現場への方への感謝と希望のシンボルです。

 

 

カレンダーの裏面はこちら。

裏面はお花というより、思い出だったりこだわりだったりその時にふさわしいものを選んでいます。今年はやはり「コロナの年」でした。ロックダウンが2度あった英国ですが、そんな非常事態、いかに楽しくうまく乗り切るか、が課題でした。

リバティープリントで作った母お手製のマスク。沢山日本から送って、友人に配りました。見ているだけでワクワクするようなマスクです。2021年には、「こんなことがあったな」と思い出になるような、そんな一年になりますようにと願いを込めております。

 

カレンダーの中ではありますが、沢山の想いとフラワーパワーを詰め込みました。

ご自宅用に、ギフト用にご利用いただければ嬉しいです。

ご注文やご質問は、オンライン、インスタのDM、またはメールでご連絡下さい

 

 

ロックダウン後-あれ、第二波?… Week 30 10/31-11/6

31日はハロウィン。例年ならハロウィン関連で仕事が忙しい一日のはず…。今年はこのコロナ禍、圧倒的にデコレーションしているお家は少ないのですが、素敵なお家を発見しました!

本来ならば何だかワクワクする一日なのですが、午後にボリス首相より新型コロナウィルス感染拡大を受け、11月5日~12月2日までの4週間、2度目のロックダウンを開始する発表がありました。あるかな、あるかな、と覚悟しつつの毎日だったので、ロックダウンがまた始まってしまうことに正直「仕方ない」という思いと「はぁ…」という思い色々複雑でした。

今回のロックダウンは前回のロックダウンに比べると少しだけ異なります。

バーやレストラン、ジム、社会生活の維持に必要不可欠ではない店舗は5日から完全に閉鎖されますが、学校や大学などは閉鎖されません。

首相は、「今年のクリスマスは例年とは様子が違うものになる。かなり様変わりするかもしれない。けれども現時点で厳しい行動をとることで国中の家族が再会できるよう、私は心から願っている」と。そして休業補償制度も延長が決まりました。

どっと落ち込むその日に実家から荷物が届きました。

  日本からの荷物が届く日数がかなり不安定になっていたので、ロックダウンが始まる前に届いたことはありがたい!福砂屋の包み紙は気分が上がります~。
 

食べ物の写真と笑われそうですが、いつの日か、懐かしく思い出すために、ここに写真を残します。

日本は栗に松茸に楽しい美味しい季節ですね!前回日本とカメラ電話した際に、見事な丹波の松茸を見せてもらったので、きっと悪いと思ったのか炊き込みご飯の素色々充実です!!!

 

週末2号と散歩をした際に見つけたビル、わかりますか?

英国は、街並みを変えない都市計画で外観の管理がとても厳しく、そのため立て替えの場合は外から通りに見える壁を残して、建物を壊し、中身を立て替え、元あった壁にくっつけるということが多いのですが、こちらは立て直し後、通りに面した元壁にくっつけずに完成させています。よーく見るととても不自然な気もします。

 

通りの左側。2号が写している建物です。横から見るとまた不思議です。

 

月曜日、活け込みのため花市場に行くとやはり皆、仕方ないこととはいえ落ち込んでいます。ようやくクリスマスを前に少しずつですが活気がでてきた花市場…花業界にとってこの一年で一番忙しい時期にまたロックダウンです。ロックダウンするということはすべての受けていた仕事がキャンセルになるリスクもあります…。

ただ前回のロックダウンに比べると少し嬉しいニュースも。「Click and Collect 」システムの導入で事前に予約さえすれば引き取りポイントでコレクションできるとのこと。「今かけあっているからもうちょっと待ってて、きちんとアナウンスするから」市場の人も必死です。

 

実はこの日からシャネルのいけこみの花は、デザインが変わるところでした。ここ何週間もデザイン作りに励んでいたので残念…。最初で最後のデザインになるのかな…と思いながら出かけます。

 

 

活け込みにいくとシャネルも4週間のロックダウンが決まったと教えてもらいました。

 

仕事最終日は会社のバンを持ち帰らず、久しぶりに地下鉄で帰りました。

「Waterloo駅」。いつもなら電光掲示板の近くに沢山の人がいて大賑わいなのですが、こんな感じ…。

 

楽しい食べ物のお話、仕事帰りの買ってきたKonditor and Cookのクリスマスミンスパイ。

お気に入りのお店のですが、何がおすすめというとこのミンスパイ。10月31日のハロウィンが終わると毎年売り出しが開始されるので楽しみにしているのですが、明日から一か月お店にこれません。

 

英国のクリスマスシーズンに欠かせない伝統的なお菓子、ミンスパイ。小さな円形のパイやタルトの中にドライフルーツとナッツ、シナモンやナツメグなどの香辛料が入った甘いお菓子です。ここのお店のは一度食べたらまた食べたいと思います。

 

ロックダウンの初日は、霧に包まれました。

 

あ!春のロックダウン時にはこの感じだったな、そんな静かな朝が始まりました。

 

 

こちらはロックダウン前日の最後のデリバリー。

バラ(Quick Sand)をメインに秋らしい、ただシックになりすぎないような、ロックダウンがスタートするので余計に元気なブーケを作りました。

 

 

 

デリバリーのお家のドアーがとても素敵でした。ちょうど太陽もでていて、少し雰囲気が変わりますね。

ロックダウン何をしようかな~、です。

ロックダウン後-あれ、第二波?… Week 29 10/23-30

ロックダウン後、あれ第二波…29週目。

仕事の通勤路はBig Ben横を通ります。ビッグベンは英国の国会議事堂 Palace of Westminster(ウエストミンスター宮殿)に付属する時計台です、ロンドンといえば、ですね。2009年に初めて鐘を鳴らして150周年をお祝いしたほどの現役ながら相当なアンティークなのですが、2017年から2021年春まで大規模改修工事しています。現在はこんな感じに足場が組まれ、時を刻む鐘は停止中、長い間この鐘の音聞いていないので懐かしいです。

今回ウィキペディアを見たら面白い記事が載っていました。

毎日奏でられるビッグベンの鐘のメロディは、四つの音で奏でられる日本の学校で採用されている終業チャイムのメロディの基となったとされる。正式な曲名はウエストミンスターの鐘、メロディーはこんな感じです。

 

 

 

キレイな秋らしいブーケを作りました。時間がなく、そのまますぐにお嫁入りなので記念に一枚、朝日の中で写すとまた違う雰囲気がでます。

 

週末、日本にいる姪っ子のNちゃんの音楽レッスンはフェイスタイムで。楽譜が読めるようになりたい、Nちゃんです。

自分たちでは当たり前だと思っていることも、教えるとなると難しいですね、そしてNちゃんの必死に覚えようとしている姿、可愛いのです。

 

 

郊外のアンティークショップに出かけました。

 

写真に撮って後からみると、これ買ってきたらよかった?と思うものが意外にありますね。これ、特にその感じです。

 

ガーデングッズも沢山あります。

 

 

時代を重ねたくるみ割り人形たち、風格あります!

 

 

庭(フラットの人と共用です)の落ち葉が美しく、毎朝楽しみです。ただ二週に一回、お掃除が入り、きれいに葉が片付いてしまいます、見る側だとそのままにしておいて~、なのですが、そうもいきませんね。

 

待っていた荷物が届きました、以前のブログの中で書かせていただいたEmma Bridgewater のワークショップの完成品。

窯で焼かれたら、まぁ素敵(自己満足)、また行きたいところです。

 

ナメあしのこだわりは、縁の虹色と内側の花。英国ではこのコロナ禍で虹は医療現場で働く人への感謝と希望の象徴です、いつの日かこんな大変な時もあったな、と思い返せるように。

 

家のランチはこんな感じです。

 

 

英国ではほとんどのお店で入り口やメニューの上などにこのようなQRコードがあります。コロナの拡散防止や追跡に役立つとあって来店客の連絡先提供を目的とした、国営医療サービス(NHS)公式のQRコードです。ただこれってスマートフォンがないと大変です…ちなみにない場合は手書きになります。

 

 

この日は外食。ロンドンの生活ではなかなか日本のように新鮮なお魚が手に入りにくい。久しぶりにお気に入りのフィッシュアンドチップスヘ。

王道のCod (たら)揚げとDover Sole(下平目)の焼きを頼みシェアします。久しぶりで新鮮なお魚は美味しい!

 

 

お名前は控えますが、英国の現代絵画の巨匠へのブーケのオーダー。

送り主様からのオーダーは「wacky and wonderful」と。???????

Wacky、いかれちゃってて(これはポジティブ)、素敵????

 

 

前日のオーダーだったので、市場に予約することもできず。彼女の作品を見ながら、オレンジのほうずき以外はシックなブラックレッドでまとめました。

 

 

日本の実家にいるあずきも元気。テレビ電話で話すたびに登場してくれるのですが、とにかくナメあしの癒しです。

 

 

ロンドンもまたロックダウンになるのでは、と仕事で会う人とはそんな話ばかり。花業界はこれからクリスマスに向けて大忙しな予定なのでドキドキしていました。

ロックダウン-あれ、第二波?… Week 28 10/16-22

ロックダウン後あれ第二波…28週目。

家の窓から、紅葉狩り。外は美しい秋の景色に包まれていますが、残念ながら英国では新型コロナウイルスの感染者が急増しているニュースが続いていました。北部は特に感染者数が多く、最もリスクが高い地域に指定された都市のリバプールはローカルロックダウン中、その後都続くように都市規模でのローカルロックダウンが始まりました。

 

 

ナメあしの仕事は週に2-3回程度ですが、少しずつ忙しくなっていました。こちはバラのブーケはナメあしの近所へのオーダーのため、家で作成、そのまま歩いてお届けです。

 

こちらのデリバリー場所とナメあし家の間にアンティークショップがあります。本日はちょっと気になったこちら。右側手前のテーブルです、高さも調節できます、「素敵だなぁ、でもどこに置くの?」気になりましたが、今回は買わず!

 

 

その後家までの帰り道は、素敵なお家のお庭巡り。

Dahlia(ダリア)や Nerine(ネリネ)など秋の花々が美しく咲いています。ネリネはちょっと甘い香りがします、花の香りというより、チョコレートのような甘いお菓子の香りです。

 

 

 

 

別の日の散歩、コースを変えていつも行かない道を歩きます。

 

 

散歩途中にお昼を買おうとパン屋さんへ。まぁ、大変可愛い仔犬を発見!!!

そして女性も可愛い。生後10週間だそうです~。

 

 

ハロウィンのお菓子も登場です。気が付けばあっという間にハロウィンですね。

 

日曜日は、おめかしをして、Fortnum and Mason (フォートナム&メイソン)へ。

F&Mでは、10月のお誕生日の人はアフタヌンティーが無料になるプロモーションをしていました。10月は2号のお誕生日月です!

 

最後に行ったのがいつか覚えていないこちらのアフタヌンティー、ソーシャルディスタンスのため、それぞれのテーブルもしっかり距離が置かれていて、お隣の人とは時間をずらしての着席、安心できるとても心地よい空間です。

こちら2号がオーダーしたSavoury (甘くない)アフタヌンティー。スコーンもチーズやハム系で作られています。通常の上段のケーキのトレーはカナッペが並んでいます。どれもシャンパーニュに合ったそうです。

ちなみF&Mのアフタヌンティーは5種類あります。クラシックアフタヌンティー(所謂甘いよく知る王道)、上の写真のセイボリーアフタヌンティー、ハイティー(サンドウィッチの代わりに数種類あるメインを一品選ぶことができます)、グルテンフリー・アフタヌンティー(グルテンフリーとは、小麦や大麦、ライ麦など穀物に含まれるタンパク質のグルテンを抜くこと)、ベジタリアン・アフタヌンティーとバラエティー豊か。

 

 

フィンガーサンドウィッチ。アフタヌンティーにはもちろん欠かせないこの定番のサンドウィッチですが、美しさもさることながらとても美味しかったです。

 

この日は、バラでメリアローズを作ったのでテーブルに飾りました。

 

 

こちらの右側のスタンドはナメあしが頼んだ、クラシックアフタヌンティー(甘いバージョン)に付く、クロテッドクリームとストロベリージャム、レモンカード。レモンカードは英国の伝統的なスプレッドです、酸味と甘さが程よくやや濃厚、パンやスコーンに塗っていただきます、ジャムとはまた違った美味しさが魅力です。

 

こちらはクラシックアフタヌンティーの上段のお菓子たち。上手に写真が撮れず(これ一枚しかなく…、)どれも手が込んでいて美味しかったです。

ちなみに只今こちらの Executive Head of Pastryはナメあしの同僚のご主人、Roger Pizeyさんです。すぐに同僚にも美味しい~とメッセージを送りました。

 

 

食事の後は、下のフロアでお買い物。

F&Mでは、Bespoke Blending serviceカウンターがあり、自分のお好みの紅茶をビスポークで作ってくれます。この日は2号の大切な方への贈り物で初めて利用しました。

 

 

 

 

 

秋が深まると、だんだん日が暮れるのが早くなってきます…。

 

リージェンツパーク沿いのLondon Zoo(動物園)のフタコブラクダ、日に照らされて輝いて見えます。

 

 

雨の日も増えてきました。

この週仕事日は雨が多く特にこの日は早朝から大雨で、ずぶぬれになりながらの活け込みでした。

お客様にお渡しする前に雨の中で撮影。

 

 

そして長く親しくしている友人Yちゃんに会いました。会おうと思っていた矢先に春のロックダウンが始まり、本当に久しぶりです。既に室内では同居者以外と食事はできないルールだったので、コーヒーを外のテラスでいただきました。このクッキーはYちゃんのお手製!マロンが入った温かいお菓子、美味しかった~。

 

どんより雲が幾重にも重なる日が増えると、秋から冬に進んでいることを実感します。

 

2020年11月 壁紙画像

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今月は画像のアップが遅くなってしまい申し訳ございません。UKの11月5日からのロックダウンが決まり、急な仕事納めのような忙しさで撮影に時間がかかってしまいました。

今回のブーケ、ホワイトとピンクの色遣いは可愛いブーケになりがちですが、ブルーのエリンジウム、シルバーのユーカリ、レッドのローズヒップを添えることでシックな大人のブーケに仕上げています。

 

私は賑やかに花が集まる部分を寄りで見せるようにしましたが、画像下の枝垂れている部分を見せるようにするのも良いかも知れませんね。

お楽しみ頂けると幸いです。

Enjoy the season!

オルモストアンリアル

ロックダウン-あれ第二波… Week 27 10/9-15

ロックダウン後あれ第二波…27週目、毎日表情が変わり、色付く木々の美しさにドキッとします。

 

 

週末、少し前にブログで元同僚と出かけたRichmond Park(リッチモンドパーク)に2号と出かけました。

 

 

この日は朝は少しもやがかかっていたのですが、見事な眺め。リッチモンドパークは起伏があり、小高く見晴らしのいいところが沢山あります。

 

 

敷地内にあるKing Henry Mound 。ここからなんと備え付けの望遠鏡を使って、約16キロメートル先にあるロンドン市内のSt. Paul’s Cathedral( セント・ポール大聖堂)を見ることができます。これは保護されている景観。そのため、ロンドンの中心部で高層の建物を制限しているそうです。

 

 

夏から2度ほど試していたのですが見ることはできなかったのですが、今日は見れました!

写真の赤丸の部分の先に、しっかりとあの大聖堂が見えました!!!

 

 

もちろんカフェにもよります、朝からケーキ…土曜日ということで…。

 

 

ぼーっと眺めていたら、後ろの女性たちが「キャー」と悲鳴。ケーキの上に飾っている砂糖漬けのサクランボを鳥が加えていったそう、なかなかの強者です。

 

 

秋のガーデンも美しいですね。朽ちるまで楽しむルドベキア。

 

 

 

 

同じ日に、そのまま久しぶりに街中に出かけたのですが、こんなバーキンを発見です。

しかもよーく見てください。オーストリッチです。ちょっと傷があったり使い古した感が本物っぽいですね。

 

今週は時間があったので納豆を作りました。ほぼ二日かけて作る納豆(36時間は発酵マシーンですが)はなぜだか愛おしい。納豆メインの夕食です。

 

 

15日は2号(夫)の誕生日でした、今年は節目の大きなお誕生日。秋にスコットランドに行きたいとずっと思っていたのでこの日にと決めていたのですが、スコットランドの新型コロナウィルスもかなりのものなので今回はキャンセル。その代わりに郊外にでかけました。

しかも向かっている途中に大きな虹がかかりました!

 

 

英国の陶器メーカー「Emma Bridgewater」主催の陶器のワークショップに出かけてきました。

着いたのはロンドンの朝10時。ちなみに日本との時差は、サマータイムなので8時間。英国の朝は日本の夕方、2号母とテレビ電話、外に出て海外と電話、しかも無料!本当に便利な時代になりました。

 

この日は平日、陶器工場も稼働中。

 

 

こちらのワークショップは朝ご飯付き。カフェでまずはイングリッシュブレックファーストいただきます。

 

 

そしてワークショップスペースに移動します。

徹底しているソーシャルディスタンスで広いスペースに4組ほど。

 

 

凝り性の2号と、行き当たりばったりのナメあし。

 

 

この後焼かれて郵送で送られてきます、楽しみ~。

 

 

「バースディーディナーはどこに行ったの?」こちらではお誕生日はやはり大人になっても特別なもので、よく聞かれました。

「お家だよ」お家の普通のご飯です。ただこのボロネーゼ、ロックダウンで習得したものの一つです。ボローニャに住む方に習ったり、イタリアのマンマのレシピなどをテレビで見たりしながら、英国で手に入るちょっと癖のあるお肉に合うように、試行錯誤を繰り返しました。簡単なようで奥が深かったボロネーゼです。

 

お誕生日のブーケ。チョコレートコスモスをメインに最近の美しい木々にインスパイアされて作りました。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 26 10/1-8

ロックダウン後やや緩和26週目、前回のブログでも書きましたが、シャネルより大きなオーダーがありました。制作に加えて配送も請け負ったため、またお届先はロンドン以外にも国内広範囲もあり、かなり大掛かりな仕事となりました。しかも配送日は大雨…びしょびしょになりました…。

 

中秋の名月は家の窓から美しい見事なお月さまが見えました。

 

ちょうどその日の日中に実家から荷物が届きました。

たねやさんの栗こみちはナメあしの大好きなお菓子です。今年も食べれることに感謝!

 

頼んでいなかったのに入っていたウエストたち。

このいちごジャムがのったビクトリアは父がよくケーキとと共にお土産で買ってきてくれていたので、とても特別なお菓子です。

きっと読んでくださる方、「なめあしよ、もっとそちらに美味しいお菓子があるでしょ?」と言われそうですが、日本はやはり素晴らしい、美味しいお菓子が沢山あります。

 

そしてこのウエストの月餅!

和菓子の老舗 塩瀬総本家さんの餡を使用したコラボだそうです。餡子にバターが混じって上品なお味でした、ほうじ茶でいただいたのですが、紅茶やコーヒーの方が合うかもしれません。来年もまた食べれますように。

 

ガーデンはその季節がそろそろ終わるダリアが美しく咲いています。

 

 

街中を走っていて、美しいウィンドーボックスを見つけました、うっとりします。

 

シャネルの通常の活け込みも秋色に変わりました。

ただ今年は英国産の秋色アジサイの出来が悪いそうで市場に沢山並ばないとのこと、そのため価格は大幅な値上げ…。なかなか色々うまくはいきませんね。

 

 

Paulaからのドライフラワープロジェクトはまだまだ続きます。先日お話したレインボーのアイディアの別バージョン。まだ本家のPaulaがインスタ等でアップしていないのでこの位に控えて。また少ししてご紹介したいと思います。

 

 

 

ヒーターを入れる日も増えてきて、スープの美味しい季節になりました。

 

 

花市場にはチューリップ!冬の花が少しずつ並び始めます。

 

こちらは鉢物セクション、シクラメン。一気に冬らしくなってきます。

 

クリスマスツリーも登場!

「待って~、まだ10月なのに」と言いたいけれど、例年なら10月はクリスマスの準備がスタートしています。今年はどんな年になるのでしょうか。