almost unreal

BLOG

日記・コラム・つぶやき

ロックダウン-やや緩和 Week 25 9/24-9/30

ロックダウン後やや緩和25週目、気が付けば9月最終週、この一年何だかあっという間に日が過ぎます。

土曜日の朝に仕事が終わり(早朝から仕事だったので朝10時には仕事が終わりました)、久しぶりに2号とCameden Passage (カムデンパッセージ)、土曜日にオープンするマーケットに行きました。

Cameden という名がつくものの、Cameden Town駅とは全く異なる場所、Angel駅からすぐのこのカムデンパッセージ マーケット。
アンティークが主体で、マーケットとしてこの日のみ出店している人もいれば、お店として常に営業しているショップもあり、コレクターの間でも観光地としても有名な場所でした。ただ近年少しずつその出店数は少なくなっていますが、雰囲気は変わらず好きで時々出かけています。

 

まだお店は開いていないので、ウィンドー越しに眺めます。

 

11時から開店のようでおいしそうな香りが~。

 

 

 

しばらく来ていない間に花屋さんがオープンしていました。

 

この日ははんこを購入しました。

 

可愛い陶器も見れて幸せな気分になります。

ただやっぱり観光客がほとんどいない、また住んでいる人でも外出に色々な不安材料がある中でここに来る人は少ないのでしょう、その後も人が増えることもなかったのは残念なことです。

 

 

食欲の秋が始まっています。

感染者も増えているので朝昼晩とやはり引き続き「おうちごはん」が続きます。

 

日本から送ってもらった「お芋のご飯」。久しぶりにサツマイモを食べました。

 

こちらはランチ。細めのおうどんに、ルッコラなどの野菜に温泉卵にベーコン、パルメザンチーズをかけていただきます。

 

 

日本から美味しい海苔も届いたので、おにぎり!

おにぎりの具はアラスカ産の鮭、鮭は塩漬けして一晩漬けたものを焼くので意外に手間がかかっています、日本ではなんてことないものですが、大ごちそうです。

 

こちらは、赤ちゃん誕生へのお祝いのブーケ。もちろん、女の子です。

 

 

 

 

 

 

いつもの週一度のグローサリーショッピング。新型コロナウィルスの第二波のニュースが続くと、またなぜかトイレットペーパーが品切れに…。すぐにこれは無駄なこととニュースにもなったのですが、一週間くらいこの状況は続きました…。ナメあし家本当にトイレットペーパーがあと一個となり、慌てました。

 

 

少し前のブログに書いた、コンペティションおかげさまでPaulaがゲットでき、大きなオーダーがありました。

この日はナメあしが早朝から一人で作成し、後から通常コントラクトをしている同僚が加わりました。でも新しい仲間が!

 

 

働いているスタジオ。いくつ色々なオフィスのスタジオがつらなるビレッジなのですが、ビレッジの皆で可愛がっている黒猫に続きこの子猫もどこからか一緒に住み始めました。まだ子猫なのか人懐っこい、花束を結ぶ紐を自分でテーブルから取って遊び始めます。犬派のナメあしもやられています。

 

 

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 24 9/16-9/23

ロックダウン後、やや緩和24週目。

この週は花漬けの一週間でした。今までなら忙しさにため息もでるのですが、ロックダウンを経験すると何事も嬉しく、感謝だな、と思います。

 

花市場には秋らしい色々なgrass(穂のような草)が並びます。

 

 

花市場は少しずつ活気を取り戻しています。もちろんまだまだですが、ロックダウン後すぐに比べれば、素晴らしい!

 

今週もPaulaよりドライフラワープロジェクトが続きます。

『レインボー』がお題。

虹は、新型コロナウイルス感染拡大の中での「希望の象徴」とされ、ブログでも紹介していますが、色々な場所で目にしていますので、今回はそんな思いも込めてのドライフラワーです。

 

 

作り始めるとレインボーって何色?って思います。英国は『レッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・パープル』の6色。

青色はあまり素材がなく、自分でスプレーをしました。

 

 

英国産のダリアがメイン、実ものや穂がブーケに加わるとそれだけで一気に秋のブーケです。

 

Paulaと一緒に仕事をした後に残った花材で何か作ってと花材をもらったので、ドアリースを作りました。

 

 

 

 

家の玄関に飾り、今はそのままドライフラワーにしています。

 

お嫁入り(Paulaに渡した日)後そのまま早速写真撮影となりました。外で写すとまた色の雰囲気が違いますね。

 

 

このレインボープロジェクトですが、ナメあし的にはもう一つアイディアがあり、作ってみたい!とそんな話をしているところです。

 

先週に引き続きどんどん感染者が増えています。亡くなった方(赤いグラフ)もグラフ上ではわかりにくいのですが、少しずつ増えています…。

 

 

 

最後はお花でしめましょう!

最近はブーケを作ってそのままナメあし自身がお届けすることが多いのですが、渡す際にはお客様は皆笑顔、やっぱりお花のパワーはありますね。

ロックダウン-やや緩和 Week 23 9/9-9/15

ロックダウン後、やや緩和23週目。

木々のどんぐりが実り、それを集めて冬支度に忙しいリスの姿を毎日見かけます

 

シャネルのいけこみ。今週でこのコンビネーションともお別れです。

 

この週、用事がありロックダウン後初、2号と一緒に公共交通機関を利用しました。

National Rail(元英国国鉄)のパディントン駅。ブリストル、バース方面への長距離列車、オクスフォードやロンドン西部への近郊路線、ヒースロー空港へのヒースローエキスプレス列車、そして地下鉄の3ラインが乗り入れていて、いつもなら大混雑の駅です。

 

 

 

 

久しぶりに駅に来たのですが、人がいない…そしてあちこちに新型コロナウィルスに対しての注意事項が書かれていて、色々驚きました、でも色々なサインはとてもシンプルでわかりやすい。

 

 

ちなみに平日の夕方です。

こちら電車内。この人の少なさに、更に驚きます.

 

 

上のグラフは英国での新型コロナウィルス感染者数の推移。

外食産業をサポートするために8月中実施した「Eat Out to Help Out 」キャンペーンを実施したこともあり、顕著に数字にでてしまったこの上昇…「想定内なこと、第二波感染者数は増えても重症化する患者が非常に少ない段階だ」と政府から発表がありますが、不安は募ります。

 

 

仕事の話。

今週はPaulaと一緒にサンプル作る仕事が数日ありました。10月にある大きなジョブのコンペティション、どうしても取りたい!

なんとなくイメージができたような、できないような…。作っては壊し撮影、また作って…の繰り返しです。

 

 

 

明るいブーケもお客様用に作りました、元気になりますね!

こうしてブーケだけ撮るとイマイチ花の大きさが伝わりにくいのですが…

 

 

ポーラと一緒になると、大きなブーケとおわかりいただけますでしょうか!

 

この日の午後、悲しいお知らせがありました。世界的に知られたデザイナーであり、小売りやレストランまで手掛けたライフスタイルの先駆者であるTerence Conran(コンラン卿)がお亡くなりになりました。

ポーラは自身のキャリアを語る上で、いつも名前があがるコンラン卿。ナメあしが入社した際にはコンランが当時やっていたロンドンの10のレストランの活け込みとコンラン自身が仕事をしているオフィスのいけこみをしていました。

 

ナメあしのコンラン卿といえば、まずは新宿にできたコンランショップ。インテリア用品を中心にしたライフスタイルショップには、どれも素敵で欲しいものばかりで、でも簡単に買えるお値段ばかりではなく…。そしてロンドンに来た時にはそのお店の本店に行けるだけでうれしかったのですが、その後Paulaのところで働き始めて、活け込みにいけるようになりました。花の活け込みとして関わるだけではなく、ご本人とも何度かお話しする機会があり、私にとってすごく素敵なキラキラする思い出です。

 

 

ある日の仕事帰り、家の曲がり角。

警察官のパトロールです!

 

 

12日、英国の夏の風物詩、BBC Promsのラストナイトコンサートがあり、テレビで楽しみました。

プロムスとは、世界中が注目する英国で最大の夏のクラシック音楽祭のこと(期間は約2か月)。今年は、新型コロナウィルスの影響でプログラム内容は大幅な変更となりました。例年であればこの約2カ月の間に、ロイヤル・アルバート・ホールを中心として、100近くのクラシック音楽コンサートや関連イベントを開催、世界各国から一流の音楽家たちが招かれます。

特に最終日ロイヤル・アルバート・ホールで行われ、テレビでも全国中継される「ラストナイト」、ハイド・パークに巨大スクリーンを設置してその模様を同時中継「プロムス・イン・ザ・パーク」され、お祭りとなります。

今年の最終日は無観客、オーケストラ、ソリストもソーシャルディスタンス。音の伝わり方などを考えるとソーシャルディスタンスはかなり大変なのではとテレビからでも感じ取れます。

最終日の後半はほぼ演目は同じなので、ナメあしでも馴染みのある曲のオンパレードなのですが、今年はこのJEEUSALEM(エルサレム)ではぐっときてしまいました。もしよかったらお聞きください。

もしもう少し聞いても良いわよ、という方はこちらがおすすめです。

週明け、もう一度Paulaとサンプル作り。

ポーラの住んでいるSuffolkまで二時間強のドライブです。

 

結局、サンプル作りからそれてしまい、好きな花作りに…。「Playing!」とポーラは呼ぶのですが、まぁ、こういう幸せな楽しい時間、たまにあります。

 

花市場が華やかな季節になります。English Hydrangea英国産のアジサイが入荷、秋だなと実感する花です。

ロックダウン-やや緩和 Week 22 9/1-9/8

ロックダウン後、やや緩和22週目、9月がスタートしました。

 

今年1月からオルモストアンリアルでは毎月初めに壁紙画像をアップしています

ナメあしが英国や日本で作って写したもので、その月頃に作った季節の花を毎月初めにご紹介しております。今月のアレンジは少しワイルドなブーケ、ローズヒップがアクセント。ダウンロードしてご使用くださると嬉しいです。

 

秋の花、シュウメイギクがあちこちで咲いています。こちらでは、『Japanese Anemone』と呼ばれ、なぜか日本の花という印象を持っている人が多いです。

 

月曜の朝4時、夏頃にはうっすら夜が明けていいた時間なのですが、真っ暗に。とうとう夏が終わってしまったと実感します。

 

 

 

通常のコントラクト中にオーダー用のブーケを作りました。

シャネル、エルメス、ディオール、ルイヴィトンとハイブランドが並ぶボンドストリート。残念ながらロックダウン後もまだまだ静かです。特に国が在宅勤務やまた出勤するにしても、公共交通機関の混雑緩和の為に、火曜からも木曜日を推奨しているため、月曜日は特に人が少ないです。

 

 

後ろのPaulaのフォルクスワーゲンのバン、新しいバンと交代で、今日でお別れ。乗りやすくって事故もなく感謝です、長くお世話になったバンです。

 

 

 

週末は2号のお付き合いで久しぶりに洋服屋さんに。気が付いたらある男性のお供はお犬様ご一行。

こうやって犬が普通にお店に入ってくる環境、日本もそうなればよいのになぁ…。この方も2号と同じくかなり長い時間お店にいらっしゃったのですが、ナメあしでもそろそろと終わりにしたいのに、二匹の犬たち、静かにまっています、本当に素晴らしい。

 

 

洋服屋の帰りに久しぶりにAngelにあるOTTOLENGHIに。

デリカフェとでもいうのでしょうか、今はどこでもこんな感じのお店がロンドンのあちこちにありますが、1号店がこちらにできた時(多分15年位前)には、美味しくて、インテリアもテーブルや椅子もこだわって、お花も素敵で、お菓子も美味しそうでちょっと全て衝撃的でした。例えば東京に戻って、新しい評判のデリのお店に行くとこちらと全く同じお店の内装、お料理の見せ方だったりすると日本にも大きな影響を与えたのだと思います。

こちらのカフェは、オーナーであるオットレンギ氏が、自身のバックグラウンドである中東とイタリアの食をミックスして創り上げた料理が並びます、馴染みのないスパイスやハーブ、野菜、果物やナッツ類がふんだんに使われてフレーバー豊かです。

特にサラダが好きで、この日はサラダ3種類を選べるプレートにしました。

 

入り口近くのウィンドーにお菓子が並んでいるのですが、まぁどれも美味しそう~。この日はサラダでお腹いっぱいでパスしました。

 

この週は仲良しのSamanthaのお誕生日。

先週出かけた作った手作りのビスケットは、サムへのバースデー用に作りました。

 

まぁ、出来栄え等色々ご意見もあると思いますがそこはおいておいて…とても喜んでくれました。

サムとはまだロックダウン後一緒に働く機会がないので、市場の親しいお店にビスケットとプレゼントを置き、そこに彼女がピックアップしてくれました。

 

 

 

 

この頃から、しきりにテレビでは、新型コロナウィルスの二波についての警戒がアナウンスされていました。

こうして亡くなった方のグラフを時々ブログでご紹介していますので引き続き。グラフ上では何も変化がみえませんが、とにかく感染者が増加しはじめました。今のところNHS(病院)がきちんと対応できているため4月のようなことはありません。

 

最後はテレビの話。

このロックダウン中にすっかりはまってしまった、『The Repair Shop』BBCの番組です。

 

視聴者が持ってきた壊れてたり、痛んでいたりした大切な品物を、それぞれのエキスパートができる限りそのままの状態を保ちながら修復するという番組。

例えば、おじいさんが持ってきた双眼鏡。自分のお父さんが使っていたもので、お父さんはそのおじいさんが10歳の時に亡くなってしまい数少ない思い出の品物。既に双眼鏡も壊れてしまい、ただ飾り物として長い時が過ぎたそうです。このリペアショップで、双眼鏡はなおりまた使用できることになりました。双眼鏡を入れていた革のカバーもかなり痛んでいたのですが、使ってできた傷はそのまま残しつつも修復されました。

ある村の教会に飾ってあった古い板は、世界大戦に出征していって亡くなった方の名前が書かれてあり、年月が過ぎ板自体が歪んで割れてきたり、刻まれている名前の文字が消えかかっていたのですがなんとか直したいと村の人が番組に依頼、新しく板を作るというのではなく、その板を丁寧に修復し、文字もそのままいかして修復、元の教会に収められました。

シルバー、木製品、皮製品、陶器、ぬいぐるみ、何でも直せるプロフェッショナルな職人たちがそろっていて、その時々にその分野に強い人が直してしまいます。

ピカピカに直すことはできるけれど、そうではなく古い状態をそのまま保存、それをいかしながら今使うようにできるようにする、というのが素晴らしいことです。

持ってきた人にはそれぞれのストーリーや思いがあり、ジワジワ―と涙がでちゃう話が多いのです。

 

職人さんの仕事は丁寧で時間をかけていて、しかも誇りを持っています。

またどの人の手も正直キレイではなく、ナメあしもいつも手が汚いので自分と同じだなとちょっと嬉しくなったりもします。

 

アンティーク好きのこの国ならではの番組、早くこれが日本でも放送されれればよいのに、と思います。

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 21 8/23-8/31

ロックダウン後、やや緩和21週目。

 

この週は雨が降る日が増えてきました。青い空の中にグレーの雲が見え隠れして、にわか雨が降ります、この感じはまさに夏の終わりです、嬉しいような…寂しいような…。

傘を持たず歩いてでかけていているとこんな感じで木の下で雨宿り。

 

 

 

写真の上の赤い©マークの標識は、Conjestion Chargeのサインです。

コンジェスチョンチャージとは、ロンドンの酷い渋滞の緩和を目的に、ロンドン中心部指定のエリア内に、特定の時間帯に車を乗り入れる際に課金されるシステムのこと。2003年2月からスタート、月~金 7時~18時まで、金額は£11.5(1500円)。

そしてこのロックダウン…ロックダウン中は無料だっそうなのですが(知らなかった!)、数か月の外出制限のため人々地下鉄やバスなど公共交通機関を利用しなくなったことでロンドンは甚大な経済損失を与えました。市は6月半ばからこのコンジェスチョンチャージ再開時には大きな既定の変更を決定しました。

変更点は、月曜~日曜日。時間は7時~22時まで。そして金額は £15(約2000円)に。

週末も夜も課金されることになりました…。

「感染を防ぐために公共交通機関をさけてと車通勤を推奨しておきながら、これはかなり酷い」と市民からは声が上がっています。

 

話題を変えて、楽しいお話をしましょう。

 

ロンドンでアイシングクッキーといえば、「Biscuiteers」。Biscuiteersは、ハンドメイドのビスケットやチョコレート、ケーキの専門店です。2007年創業と新しめのお店ですが、可愛らしいアイシングクッキーの缶入りのパッケージはスペシャルな日のプレゼントにぴったりです。

 

本日はこちらにアフタヌンティーにでかけてきました。

 

 

 

何回かビスケットは買ったことがありますが、お店のカフェに行くのは初めてです。

着席するとこんな可愛いセッティング、ワクワク感いっぱいです~。

 

きました~、ケーキスタンドってどうしてこうも上がるのでしょうか!ちょっとホテルのアフタヌンティーの雰囲気とは違うこの手作り感たっぷりのお菓子たち。

こちらのアフタヌンティーの特徴は、サンドウィッチがないこと。なので、「甘い・アフタヌンティー」です。お菓子の方はどれも美味しかった!さすがに甘くって全部は食べれませんでしたのでお持ち帰りしました。

 

8月は、ロックダウン後のお客様戻しで色々なお店で思考のこらしたプロモーションが多く、このアフタヌンティーは楽しんだ後に 『DIY icing session』(自分でビスケットのアイシングをチャレンジ)があります。

まずはお店の人からレクチャーを受けて、4枚のビスケットが配られました。

 

 

 

2号、最初はそこまでやる気なさそうだったのに、いざ始めるとすっかりのめり込んでいます。

 

あまり上手ではないのですが、ここで区切りをつけて。ちなみにイエローの犬はあずきと思ったらこんなにも不細工に…。

 

 

こちらはお店の方。美しく、いとも簡単に仕上げています、職人技!

 

お店の人から「これ、上手ね!」と言われましたが、ハハハ、ナメあしではなく、2号作成です。

 

 

 

 

当たり前ですが、大好きな雑貨や巡りもほとんどできないここ数か月、たまーに除くと『マスク』という新アイテムが並んでいます、

 

 

 

街中に行くとやっぱりLiberty に行きたくなります、心の安定剤。

布地はすっかり冬色に、花作りのヒントになります。

 

 

色々新柄も見ますが、クラッシック柄の『Ianthe』にひかれています…買おうか検討中。何に使うの???自問自答です。こちら、カーテン生地にもできるようなしっかりとした生地、そして気軽に買うお値段でもないので悩みます…。

 

 

 

 

ロンドンはあちこちでストリートアートが楽しめるのですが、この唇と色が特徴的な男女の画はこういう工事中の場所によく見かけます。

 

 

英国は8月中、レストランなどの外食産業を支援する「Eat Out to Help Out」キャンペーンが実施されました。

新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受けた外食産業を支援する目的、毎週月・火・水曜は、対象店舗でイートイン代金が50%になります。一人あたりの割引上限は10ポンドまでで、お酒は割引対象に含まれません

 

 

8月31日はSummer Bank Holiday(祝日)です。そして最後のEat out キャンペーンの日。
いつも行列のこちら、Le Relais De Venise L’Entrecote。ロックダウン後はお店の前を通っても何となく空いていたのですが、やはり今日は混んでいた!ソーシャルディスタンスを取りつつ、行列に加わります。
 こちら本店はパリのPorte Maillot(凱旋門から西)にあり、こちらはその支店。ちなみにパリにはこのお店をコピーした沢山のステーキハウスがあるほど大人気です。

 メニューは『前菜のサラダ、お肉とサイドのフレンチフライ』のみ、
そのため伝えることは、好みの焼き加減のみになります。
上のサラダ、グリーンサラダにマスタードドレッシング(と一言で片づけるのは失礼なのですが)にくるみとシンプルなのに美味しいのです。

 

2号はこちらを取材したことがあるのですが、ソースはオーナー一族以外、門外不出の一子相伝。牛肉は英国王室が買っている農家から限定した年齢の雌牛のみを使っているそうです。少なくとも欧州では、英国だけ唯一動物愛護の観点から食肉の去勢が禁止されていて、日本で去勢されていない雄牛の食肉が出回っていることが稀なので、それを食べたことがない皆様にその違いを説明するのは簡単ではないのですが、一言でいうと固くて臭う!ここは日本人が行っても美味しい赤身強めのサーロインステーキが食べられます。

久しぶりの外食でなかなか重かったため、この日はデザートはスキップしました。

 

食べ物といえば、ナメあし無類のマメ好きです。夏だけ楽しめる、ソラマメとピー、これが今年最後かな。

 

 

 

Paulaから頼まれている ドライフラワープロジェクト。ドライなので自宅作業。

お題が何となくでて、素材を少しだけ渡され、あとは好きに市場で仕入れて作ります。

ドライフラワーは、ここ数年流行っていますが、このコロナ禍でますます需要が増えたように感じます。

 

 

かなり可愛く出来上がりました!

 

 

翌日にはすぐにポーラに渡したのであっという間の嫁入りでした。ポーラも気に入ったようです。この後いくつかのドライフラワープロジェクトが進んでおりますのでまた改めてご紹介させていただきます。

 

ああ、早く日本でワークショップがしたいよおおお。

今年の春の東京で行うワークショップはドライフラワーで予定していました、あぁ…残念。

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 20 8/15-8/22

ロックダウンやや緩和20週目。

先週の猛暑に比べれば幾分涼しくなりましたが、暑さが残る一週間、ただ少しずつ夏が終わり、秋を感じるシーンが増えました。

 

上の写真はエルダーベリー、エルダーフラワーの実になります。

エルダーフラワーと言えば花自体より「コーディアル」と呼ばれるハーブ系のドリンクのフレーバーとしてよく目にすることがあるかな、と思います、飲んだことおありでしょうか?(ナメあしのワークショップ5月にお出ししているあのドリンクです)

6月になるとあちこちで花が咲いていて初夏の訪れを感じる花、英国で慣れ親しまれている植物だということがよくわかります。その花の後にこの小さな実がなります。房が垂れ下がるほどたわわに実ったベリー、特にこの日は雨の後でその実が輝いていて余計に美しかったです。

 

これは今年6月に同じ場所で撮ったもの。エルダーフラワーです。

細かい話をすると、通常のエルダーフラワーは緑色の葉で白・クリーム状の花が咲きますが、上記の色合いはブラック系で珍しい品種です。

 

この夏、かなり楽しんだネクタリンとブラックベリー。そこからインスピレーションをうけてブーケを作りました。

ブラックベリーは今年すっかりはまりました、こちらもエルダーベリーと同じ、夏の終わりにあちこちに実がなっていて、散歩途中に楽しんで食べている人の姿をよく見かけ、秋の始まりを感じます。

 

 

週末、急なオーダー依頼があり市場でブーケを作ります。

いつもは一階に車を停めるのですが今日は二階に。バンのうつる雲わかりますででしょうか。

 

後ろに写る4つの煙突は、英国の伝説的ロックバンドピンク・フロイドのアルバムジャケット(1977年にリリースされたアルバム「Animals」)でもお馴染みのBattersea Power Station(バタシー発電所跡)です。

 

 

実家の母から沢山のマスクが届きました。少し前にリバティーに行った際に布地の新色を買って日本に送ったところ、早速マスクになって戻ってきました!

リバティーの布地ってどうしてこうも可愛いのでしょうか。

 

早速2号はこの柄を選びました。

右手には荷物に入っていた特別なうちわと共に。

 

 

マスクといえば、Aēsopのこちらを愛用中です。(イソップはオーストラリア発、ユニセックスののスキンケアブランド)

ローズの花びら、ベルガモット、カモミールなどを使ったフェイシャル用保湿スプレーなのですが、マスクを使用する前にさっと数回顔だったりマスク自体にスプレーしています。この夏、マスク着用はつらいものだと痛感しました、特に活け込み中長い時間の着用はなかなかしんどい。そんな時に少しだけ気持ちに余裕ができます。

 

 

 

この日は朝から暑さを感じる日差しで予報は32度とのこと。クーラーのある車に乗って涼を求めて長距離ドライブです。

 

車で1時間半強。茅葺屋根のお家を抜けます。

 

Daylesford Organic(デイルズフォード・オーガニック)

デイードルズフォ-ドはオーガニック農場の経営と自社ブランド商品を販売するオーガニック・ブランドです。創業者は40年以上前、英中西部スタフォードシャーに所有していた農場を持続可能なオーガニックに切り替えることを決断し、その後、英南西部コッツウォルズにも農場を購入し、ここでもオーガニック農法を始めます。デイルズフォードというブランド名で商品の販売を始めたのは、2002年にコッツウォルズの農場に店舗を併設するようになってから。現在はコッツウォルズ店とこれに続いてオープンしたロンドン内の4店舗で、農場直送の青果や精肉、加工食品、自社ブランドのオーガニック生活雑貨などを販売。それぞれに併設されたカフェレストランでは主にオーガニック食材を使った料理を提供する。またコッツウォルズでは、納屋や農家を改築した宿泊施設とスパ、宿泊施設付きパブ、料理教室など面白そうなワークショップも手掛けています。

ナメあし、ロンドンのお店より圧倒的にこちらコッツウォルズが好きです。長距離ドライブになりますが、英国らしいドライブコースです。(日本では数年前に表参道にオープンした際に出かけたのですが、ちょっとイメージが違うかな、と。現在ネットをみるとどうやらコロナ禍からなのでしょうか、お休みのようですね。)

 

 

入場制限ですね、並びました。

 

あれもこれもと買いたくなるものばかり。

 

キッチングッズ。

「もう家にあるけど欲しくなるもの」シリーズはここに無限にあります。

 

ペット用品。

 

 

あずきにと思わず手を伸ばしたくなりますが、今日は見るだけ。

 

 

 

併設されたお花屋さん、可愛いのです。

 

いつも買うチーズやはちみつ、面白い食材を買いましたが、程よいサイズの可愛いスイカもゲット。スイカ…最後に食べたのはいつでしょうか。(英国でも売っていますがナメあしが買わないだけです)

 

 

そうそう、母のマスクは仲良しのSamから頼まれていてお裾分け。その後この写真が。(ちなみにサムとも会えていず、市場に預けて、市場にピックアップという感じです)だからブルドッグのNerieとも随分会っていません、元気そうで安心。

実はこの写真がSMS送られてきたとき、ナメあしはややパニックでした。バタバタと自分のプロジェクト用にと花を色々仕入れ家に戻ると、クレジットカードがない!!!慌てて車に戻ってあちこち血眼になって探している最中でした。サムにすぐに返信、「今パニック状態だ、クレジットカードをなくした、2号に怒られる(He will kill me!)」と。

数分後、サムから電話。「私の目の前にナメあしのクレジットカードがあるよ~」と。花市場にいたサム、しかもナメあしが買う場所でメッセージを読んだときに、ちょうど市場のおじさんから、「これ、ナメあしのクレジットカードだと思うんだけど」と。市場のおじさんはナメあしとサムの関係も知っていて、そう伝えてくれたそうです。それで一件落着、ふぅ~よかった。

 

 

友人が送ってくれたラーメン、美味しい~。美味しさとありがたさが身に沁みます。

 

 

これはブログ用の写真ということにします、(クロテッドクリームをこんなにのせているということを公にはできない…ということで)

 

 

近所をお散歩中に地下鉄入り口。ナメあし、まだ2月から地下鉄に乗っていません。

地下鉄はマスク着用は義務となっています。

 

こうやって普通の生活をしていると新型コロナウィルスが収束したようにも感じてしまいます。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 19 8/7-8/14

ロックダウンやや緩和19週目

この週英国は熱波の影響で、17年ぶりの猛暑となりました。南西部では38度に達し、ロンドンでは36度を記録したそうです。

連日猛暑の日本に比べたら、大したことない話になりますが、冷房が一般家庭に普及していないため、とにかく暑い(公共交通機関にも冷房が完備されていないほど冷房は特別なものです)、例年は30度を超える日中でも朝夕には涼しい風が吹き、その上そういう時期は2週間程度のため、その暑さを皆がエンジョイしているのですが、今年はすごかった!暑さの上に湿度もあり、朝夕も気温が下がらない、まさに東京の暑さ…なのに冷房なし…。

 

 

でもナメあしたちはその少し前に日本よりこの画期的な首用のアイスノンが届いていました。いやぁ~素晴らしい!正直これがなかったら乗り越えられなかったです。

 

そんな暑さは一週間程度続きました。

朝からカーテンは開けられませんし、窓を開けると余計に気温が上がるので閉め切りました…とにかく暑い。

 

 

いつもならスタバ(冷房あり)にお世話になるのですが、只今テイクアウトのみの営業のため、このように外でいただく状況に、それでも少し涼しく感じます。

 

プラス、久しぶりにスタバコーヒーで気が付きました、いつの間にかスタバのカップ仕様が変わり、ストローなしとなっています。パステル・デ・ナタ(カスタードタルト)は専門店で購入、美味しかった。暑さの中でもやはりナメあしには甘いものは必須です!

 

2号は特に暑さに弱い。

ネットで調べて、座れるカフェを探してゆるーーーい冷房のかかったこちらに避難。(この頃はまだ店内の飲食可のお店は少なかった)

 

または冷房の効いたスーパー内でただ歩く…。ソーシャルディスタンスのため立ち止まることもできず、ただ歩く…。

 

 

 

 

この週は悲しいお別れがありました。いつも花市場で花を仕入れている、大好きなDennis Edward がお亡くなりになりました。ニュースでも特集されました

ニューコベントガーデンフラワーマーケットを利用している人であれば彼を知らない人はいないと思います。

彼と目が合うと朝は必ずチュっと挨拶をするのですが、(ちなみにナメあしがそのような挨拶をするのは彼のみです)その時にいつもくさーいおじさんが好むオードトワレをしていて、それをくさいとこっそり笑っていたのですが、今は恋しい…。

どういうトラブルも解決してくれて、疲れたときなどは、さーーっとお花をくれたり、ナメあしの花市場生活を支えてくれました。まだ市場通いも少なかったフローリスト生活が始まったころからずっとお世話になりました。3月の明日からロックダウンが決まった花市場で花を仕入れる最後の日、、これからどうなるんだろう…と大きなハグをしたのが最後になりました。

 

コロナ禍のため、葬儀参列の人数制限があり、その模様はネットで中継、花市場には大きなスクリーンが用意されることになりました、ご家族の希望もありデニスの車は葬儀の前に花市場を通過することになりました。

彼にお世話になった皆が渡したいはずのお花は、事前に指定場所にデリバリーするようにと指示がでたため、ナメあしが代表して現在働いている同僚でお花を送ることに。

お花は何にしようか…イメージはなんとなく赤いバラ!なのですが、そういう人が多いでしょうから、ここはシャネル用の白いお花をいつも仕入れてもらっていたので、白いバラで小さなハートを作りました。

 

 

その後、ポーラから連絡があり、Paula Pryke Flowers としてお花を準備してほしいと。

 

大きな大きなリースを作りました。

ポーラと過去から現在までの同僚よりの感謝を込めて、とカードを添えました。

 

葬儀の日、ナメあしはいつも通りの活け込みで早朝市場に向かいました。

駐車場には花は前日までにとお達しがあったのですが、どんどんデニスへのお花が並びます。

 

 

 

活け込みが終了後、急いで市場に戻ると、ちょうどデニスをのせた車が市場に立ち寄ったタイミングでした。

音楽が流れ、拍手と歓声が流れ、懐かしい人たちとも久しぶりに会え、花があふれる時でした。

 

 

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 18 7/29-8/6

ロックダウンやや緩和18週目、夏らしい青い空と綿あめのような白い雲が多かった一週間。

 

 

週末に街中に出かけましたが、歩くことが習慣づいてきました。リージェントパークを通って一時間弱の散歩コースです。

 

以前なら街中でお茶やお昼を食べていたのですが、そういうこともこのコロナ禍で減りました。

8月に入っても、リージェントパーク内のバラは咲き続けます。

 

 

週半ば、ロックダウン後初、友人に会いました。元同僚のAnneとは定期的に食事をしているのですが、今日はナメあしが車で彼女の家まででかけ、二人で歩いて近所のRichmond Parkへ。

リッチモンドパークは、ロンドンの南西リッチモンド・アポン・テムズ区にある広大な公園。ロンドンの王立公園としては最大規模だそうです。

広大な園内には、草原が続きます。高台のためどこを歩いても景色が良く、花もあちこちに咲いています。何よりこちらの名物は赤シカやダマジカなどの野生動物、この公園は自然保護区域に指定されています。

 

ちょっと遠くにいた鹿がどんどん近くにやってきます。

 

最終的にはもう目と鼻の先に。

アン曰く、野ウサギが駆け回り時期があるそうです、是非に次回はそのタイミングに。

 

アンのおすすめのPembroke Lodgeへ。お屋敷を改造してのカフェなのですが、一部は貸し切りにできるそうで、アンはここで結婚式のパーティーをしたそうです、まぁ、なんと素敵な場所に連れてきてもらったのでしょう。

このカフェ初めて来たのですがとにかくテラスの景色が素晴らしかった。駐車場もあり、おすすめです、また絶対にきます!

 

実家から荷物が届きました。

いつも色々入っているのですが、今日はこれが嬉しかった。サイズがほど良い虎屋の羊羹。日本茶だけではなく、紅茶やコーヒーにも合うのが不思議です。ちなみにナメあしは新緑好き。

 

ブラックベリーの美味しい季節になりました。

 

荷物の中にお素麺が入っていました!半田素麺はやや太めのお素麺です。

色々な具を用意して、ナンプラーやトウガラシのきいたお出しをかけます。

 

 

 

 

週末はPaulaからの仕事の依頼で花市場で仕入れ、そのままスタジオへ。

 

 

デリバリーもしたのですが、あいにくお出かけ中。セキュリティーがしっかりしたお屋敷のため入り口に入ることもできず少し待っていたところ戻られたご夫婦。お花をとても気に入られて、話が弾み、「ガーデンを見ていって」と大きな大きなガーデンを見せていただきました。まぁ、素晴らしかった!!!

 

シャネルへの活け込み。

基本の色はホワイト&グリーン。たまには違う色もと思いますが、やはりシャネルにふさわしい色です。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 17 7/22-28

ロックダウン(やや緩和)17週目。

仕事終わりのお昼、Mount Street、ロンドンの中で一番ポッシュ(高級)な通りかもしれません。他ではなかなか見られない会員制のレストランがあったり、個性的なハイブランドが並び、そのため超高級車がいつも路上にとまっています。このストリートの角にはエレガントなThe Connaught ホテル(5つ星)もあります。(このホテルはまだ営業を再開していません。)。英国版モノポリでいうと最高価なメイフェアという町で、そのメイフェアのど真ん中の目貫通りです。

ロックダウン前であれば人でにぎわい、車も多くこんな駐車ができるスペースなどまずありません。

ロンドンは通常の生活を取り戻しつつも、街中にくると、まだまだ人がいないことに気が付き、元に戻る日がくるのかな、と心配にもなります。

 

この週は母のお誕生日。

あずきと元気に!

 

 

 

ちなみに昨年は、ナメあしも日本に戻り、高松の叔母や、アメリカのいとこたちも加わりにぎやかなビッグナンバーのお祝いをしました。

 

今年はプレゼントをどうしようか、と悩み、いつもならお花を送るところですが、花より団子?花よりうなぎ!にいたしました。

 

朝の仕事場にいき、同僚が悲鳴を、ぞっとしました。

 

 

 

いくつかのオフィスが入っているビレッジ的な場所なのですが、どこも在宅勤務のようで人がいないための安全策らしいのですが、果たして意味があるのか…。

それならばカメラをもっとつけるべき!やはり発想が英国っぽいのです。

 

政府は3月より在宅勤務を推奨しています、加えて、公共交通機関もできる限り利用しないことも推奨、歩く人、特に自転車を利用する人が目に見えて増えました。

英国の自転車協会はこのパンデミックにより、自転車ブームが起きたことを示すデータを開示しました。400ポンドから1000ポンド(約5万円~13万円)で販売される自転車の売上は、ロックダウンが実施された今年4月に前年との比較で2倍以上に伸びていると伝えています。

ちなみにナメあしは、会社のバンのおかげでまだ2月の終わりから、公共交通機関を利用していません。

政府は予算を組みなおし、ロンドン中心部の道路の自転車道の拡張工事を進めています。ナメあしのような車主体の仕事には大きな問題でもあります。写真の道は、ハイドパークコーナーからハイドパークを左に見ながらの片側三車線の大きな通りだったのですが、一車線を自転車用に、一車線はバス専用(タクシーは可)、通常の車は一車線のみとなりました。もちろん大幅に自動車は減っていますが既に大渋滞となっています。(写真は土曜日朝6時頃のため混雑はありません)

 

 

 

 

 

コロナ禍に悲しいお別れが何度かありました。

ブログでも紹介をしている、毎週一度のグローサリーショッピングをお手伝いしていた隣人のジョージがお亡くなりになりました。ナメあしは買い物を渡す際に亡くなる少し前にも会ってお話をしていただけに本当に突然でした。

 

そして奥様であるスーから、お葬儀の際のお花を頼まれました。

「一流好きな彼の為に、素敵なお花を作って!」と。

 

色合いはホワイト&グリーン。

好きな花は、バラ、カーネーション、アジサイとリクエスト。

ナメあしからの提案でジョージの大好きだったガーデンからグリーンを使用することにしました。上の写真はガーデンでグリーンを拝借しているところ。この日は朝からずっと雨が降っていました。

 

 

お別れの日は、快晴でした。

 

家中に花々があってぐちゃぐちゃしているのですが、こうしてスナップに収めると優雅に見えますね(笑)

 

 

 

この日はあまりの暑さだったので、セレモニーの前に少し前に出向き、現地で作りました。

 

 

近所の教会です。(写真の掲載は奥様のスーからのお許しをいただいています。)

ジョージは、音楽家であり、大学で教えていたため、本来であれば沢山の人が葬儀に参列したいと思っていたはずですが、この時期の政府からのガイダンスは、30名以上の集まりは禁止されていました。

広い教会にはナメあしと2号は隣同士でも間隔をあけて座ります。本来唄うはずの讃美歌はなく、その代わりジョージが好きだった音楽が流れました。

その後、ガーデンでティータイム、悲しいけれど素敵な時間が流れました。

 

大きなブーケのオーダーもありました。大きさ伝わりますでしょうか。

 

嬉しい荷物を友人からいただきました。こんなにたくさん、しかもこの荷物なんと届くまでに数か月かかりました。(飛行機の減便のため、日本で足止めされてしまうようです。)彼女からは、「なくなっても仕方ないよ、大丈夫」と言われていたのですが、こんなにたくさん!!!本当に無事に届いてよかったし、何より嬉しい。

 

さて、このブログ、少しスピード上げて更新したいと思います、がんばらねば。

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 16 7/15-21

ロックダウン(やや緩和)16週目。

 

仕事帰りにリッチモンド・ヒルを車で通過。

この場所からテムズ川の眺望は、本当に美しく、いつもその美しさにドキッとしてしまいます。 「ロンドンの景色でここが好き」という方が多いのも納得。車から一枚撮っただけですが素敵さ伝わりますでしょうか。

 

お散歩中に、珍しい色の百合を発見。ピンクでもオレンジでもない、ピーチ色。百合を見ると「夏」を感じます。

 

ロックダウンから週に一度の朝一グローサリーショッピングは続けています。ご近所さん合わせての3家族分です。新聞にもでていたのですがロックダウン中に紅茶とビスケットの消費量が上がったそうです。「ほんとかな」と最初は思いましたが、肌で感じています。英国人はやはり、紅茶とビスケットは必須アイテムです!

 

 

この週はコロッケ作りにはまりました。

日本の雑誌で洋食の特集記事を読んだら無性に食べたくなったコロッケ。食パンの耳をパン粉にし、カレーの残りを使ってじゃがいもに混ぜて。ソースはもちろん日本の中濃ソース。

 

 

無性に食べたくなったもの、ビビンバ。

こちらは少し研究が必要な感じ。

 

 

サンドイッチ作りも少しはまっています。

具は、たまご・チキン・ミニトマト・赤玉・サラダ。

 

今まで食べたいものがあっても、「英国だから作るしかない」が多かったのですが、今はそれに加えて、「コロナ禍だから仕方ない」が加わりました。

 

花市場には、英国産のダリアが並びます。

オランダ産に比べると丈も短く、大きさや茎に対しての花の向きにばらつきがあるのですが、それが可愛いのです。

 

こちらは、葉ものを専門に扱うお店。

スィトピー、は美しいつるのまま。大きなアレンジにいれたら美しいのでしょうね。スィトピーは日本では春に市場に並びますが、英国では夏の花になります。

後ろのブルーのアジサイは英国産の秋色アジサイです。秋色アジサイ、最初の数週間は、ブルー・ピンク系、その色合いが終わるとオレンジ・赤系と続きます。

 

少しずつ、花市場に並ぶ花が増えてきました。

 

お散歩コースのRegent canal(運河)にこんな水藻が発生。

 

 

土曜の朝、たまたま近所にお花のデリバリーがあり、バンを使わず歩いていくことにしました。

そして久しぶりに、お気に入りのアンティークショップを眺めます。

 

 

アンティークショップというのか、ガラクタというのか微妙な線なのですが、掘り出し物があります。

 

インスタでもご紹介させていただきましたが、この中央の時計を購入です。(動くかは電池をいれていないのでわからず)

ロックダウンで断捨離をしている人が多いという中で、こうやってまた色々増えていきます…。

 

 

この週からしばらく、ネオワイズ惑星を是非に見たい! と、天気を見ながら晴れた日は夜な夜な車をハムステッドヒースまで走らせて惑星探しです。(もちろんにわか観測は知識なし、道具なしなので大変です…)

 

この丘は、今回のロックダウンのおかげで知りました。知らない場所ってまだあるんだなあ、大収穫です。

 

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大に向けた新たな対策として政府は、24日からスーパーや食料品を扱わないお店、ショッピングモール、銀行、郵便局など入店時に鼻と口を覆うマスクの着用が義務化されることになりました。違反した場合、罰金の対象となります。(11歳以下の児童と、喘息などの持病を患う買い物客については着用義務の対象外)

英国ではすでに公共交通機関の利用時におけるマスクの着用が義務化されていますので、ほとんどどこに行くのもマスクは必須となります。