almost unreal

BLOG

ロックダウン-やや緩和 Week 11 6/7-6/13

ロックダウン(やや緩和)11週目。

一部の学年限定ですが学校が再開し、外を歩いていると子供たちの声が聞こえて、何だかほっとしてしまいます。

15日より更に緩和されるロンドン、デパートやほとんどの小売店がソーシャルディスタンスを順守できる配慮をしていれば、営業を再開できることとなるため、何だか急ピッチで準備をしている様子が散歩中にも見受けられます。ソーシャルディスタンスへの準備もですが数か月あけてなかったお店ですから相当のお掃除必要でしょう。

 

スターバックスは、入り口で店員さんが対応。アプリで事前オーダーしてコレクションする人が増えました。このロックダウンでナメあしと2号は毎日飲んでいたスタバコーヒーですが今はストップ中です。

 

コーヒー屋さん、急ピッチでオープン予定、数日後に通ったら既にオープンしていました。

 

ロックダウン緩和の中に、6月からキューガンなどのガーデンやナショナルトラスト が再開しました。事前予約、カフェや売店はクローズなど規制はありますが、ナメあしにとっては嬉しいニュース。2号が急いでネットで予約状況をみると皆考えることは一緒ですね、あっという間に予約がうまってきましたが週末に大好きなSissinghurst Castle Garden に出かけました。

ロンドンから南東に車で2時間弱のシシングハースト・キャッスル・ガーデン。英国国内はもちろん、世界中の花・ガーデンファン達の間で、一度は訪れたい聖地のような場所です。実際ナメあしも、もしどこか6月~7月と限定するならこのガーデンを絶対におすすめします。

入り口前のこのマーガレットが美しくて入る前からドキドキしてしまいます。

 

ロックダウンから限られた手入れしかできていない状況なので、ガーデンは昨年の様子とは異なりますが、これはこれでとても素敵、花や葉が好きなように自然に咲いています。

 

 

入場制限をしているため、敷地にはいるとほとんど貸し切り状態、贅沢ですね。

お話する人同士もソーシャルディスタンス。ロックダウン緩和後すぐにここに来た方はガーデン好きな人に決まっていますね。

 

シシングハーストといえば、敷地内にある白い花々を集めたホワイトガーデンが有名です。雨も先月からずっと少なく、ああ、お水をもっとほしかっただろうな、と思ったりもしましたが、普段皆が歩く道にも誰も通らずの数か月で花や葉が自由に咲いていて、歩くときにはこちらがそれらをよけて歩くほど、より一層自然なガーデンでした。

 

 

敷地内のあちこちにベンチが置かれているのですが、全てのベンチのサイズが書かれていて、座るときに注意するように、ソーシャルディスタンスの目安がわかります。

下の写真がこの時に2号が撮っていた写真です。

 

用心深いレッドロビンも今日はこんなところまで。

 

 

久しぶりの楽しい時間、何度か訪れるこの場所ですが、忘れられない一日となりました。

 

 

 

食べ物関連は特に変化なし、ほとんど三食を家で作って食べています。

少し前から牛乳がちょっと体に合わなくなり、同僚のすすめもあってココナッツミルクから始まり現在はアーモンドミルクを飲んでいます。

 

次日本に帰ったら何を食べるものリストが増える増える。

そんな中の一つに千疋屋のフルーツサンド。無性に食べたくなり、ネットで調べていちごのサンドウィッチに挑戦。生クリームにマスカルポーネを加えました。お菓子は食べるのが専門でほとんど作りません、しかもハンドブレンダーを引っ張り出したら壊れていました…仕方なく泡だて器を使って。プラス白いパンを買ったと思ったら、ファーマーズローフ。ちょっとザラザラな白パンはきめ細かさが足りず、生クリームを受け止められるほどのきめ細かさありませんでしたが、まぁここはロンドン、そしてロックダウン中とこんな感じで手をうちました。

 

 

30℃を超える日があったと思えば、急にまた寒くなり、しまっていたコートをまた羽織る日がありました。

近所の猫ですが、人が通ろうと動く気全くなし。

 

ずっとお休みだった公園内のカフェもテイクアウトのみですが、再オープンしました!

 

 

 

リージェントパークのバラももうすぐ終わり。今年はどれだけここで楽しませていただいたか、感謝です。

 

15日よりいよいよ仕事が少しだけ再開、フリーランスで働く活け込み先の一つであるシャネルの再オープンが確定したからです。

まだ多くのホテルやレストランの通常再開ができていない分、活け込みもそのまま元通りという訳にもいかず、またウエディングやイベントの中止に伴い、多くのフローリストがまだお休み中の中、仕事が再開できることはありがたいことです。

仕事初日は休日で2号に送ってもらいます。ウエストミンスター寺院近く、いつもなら賑わう場所ですがまだまだこんな感じ。

 

ビッグ・ベンとウェストミンスター寺院に囲まれる広場パーラメントスクエアの交差点。

この話題に触れないわけにはいきません。

アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で死亡した事件をきっかけに始まった、黒人差別反対運動「Black Lives Matter」。英国でもこの問題は大きく取り上げられ、各地で抗議デモが起きますが、ソーシャルディスタンスを守った平和的な抗議活動であるとテレビでも紹介されました。ただ人種差別や奴隷制度に関わった歴史人物の像が攻撃対象になり、銅像を引きずり下ろし、橋の上から捨てるなど、やや攻撃的で逮捕される人たちも。

このスクエアにある有名なチャーチル元首相の銅像に「Was racism 人種差別主義者だった」と落書きがされたことを受け、この銅像を守るために、上の写真の中央のグレーの箱が見えますが、鉄の板で銅像ごと覆いかくされていました。

 

スタジオはこのスクエアを過ぎ、テムズ川を越えた南側にあります。

久しぶりにポーラと外にテーブルを置いて、サンプルのブーケを作りました。

 

皆と会えて、長いロックダウン生活の話をしながらあっという間に数時間が過ぎました。

 

この週、英国政府は新型コロナウィルスで亡くなられた方が国内で4万人超えたことを発表しました。1つの国で4万人以上の感染者が亡くなるのはアメリカに次いで二か国目ということです。アメリカとの人口の差、英国は日本と比べても半分以下の人口、本当にどういうことなのでしょうか…。

 

COMMENTS

POST A COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。