ロックダウン Week 8 5/15-5/22
ロックダウン生活8週目です。新緑だった木々の葉がしっかりと育ち、夏の兆しの暑さも感じる日差し強い日が増え、春も後半戦です。
あちこちで美しかったRhododendron(シャクナゲ)もそろそろ終わります。
週のはじめ、いつも行くスーパーとは別のスーパーに久しぶりに行きました。
入り口横のスターバックスは休業中、入り口にはセキュリティーが立っていて、入場制限です。写真では空いているように見えますが、外から並んでかなり待ってからの入場です。
ベリーの美味しい季節になってきました。英国ではベリーは夏のフルーツ。多くがビニールハウス栽培ではなく、自然栽培。スーパーのフルーツを選ぶだけでも3月からのロックダウンから時が経っていることを感じます。
最近毎週買っているのがこのPointed Cabbage(ポインティッドキャベツ)。名前の通り、とんがっている形が特徴的、日本でいう春キャベツのような感じです。
英国に住んで、最初にキャベツを購入したのは、違う品種のホワイトキャベツ。丸くって形的には日本で食べていたキャベツなのですが、巻きがしっかりしていて葉をはがすことも難しい。鈍器になるような重くてかたいキャベツで、生で食べるより煮込みに適しています。
このポインティッドキャベツは、日本のキャベツのように柔らかく、コールスローやお漬物にしたり、生で食べると美味しい。ニンジンと共に長持ち、このロックダウンにとても重宝しています。
長く閉じていたパブもテイクアウトのみの営業を始めるお店がでてきました。プラスティックカップのビールを片手に外でソーシャルディスタンスを保って立ち飲みしている人を見ると、パブ好きの人には長い我慢の時間だったのだろうと想像します。
お天気の良い日も続き、ロックダウン後の段階的緩和が始まり、一日何度も外出ができるようになりました。同居人以外と1名のみですが会うことが許可されたこともあり公園は少しずつ混みあっていました。
写真で見ると程よいソーシャルディスタンスですね。ただこの緩和に伴い、感染対策のルールに従わなかった場合の罰金を£60から£100(約13500円)に引き上げました。ちなみに3月27日~5月11日まで罰金対象はロンドンで906件だったそうです。
亡くなった方のグラフを載せることは抵抗もありますが、以前にも載せていますので、状況を感じ取っていただければと思います。
感染者数もですが、確実に下がってきていますが、日本に比べればまだまだです。
この週はお天気も良く、お散歩コースのRegent’s Park(リージェントパーク)を歩きます。
London Zoo 動物園の再開はまだ先の話。ちょうど通の隙間から見えるこのキリンのスポットは子供から大人まで人気です。
季節の花、アイリスも満開です。
このリージェントパークのバラも美しい。近所なのになぜか行く機会が少なかったのですが、楽しみが増えました。
この公園には400種類、30,000本以上のバラが育っているそうです。敷地内に Queen Mary’s Gardens と呼ばれるバラ園があります、(英国王ジョージ5世の妻、メアリー妃にちなんで名前)。ロンドンでは最大のローズガーデン。
満開のバラは品種ごとに分かれており、数日おきに通ってもつぼみ、咲き始め、満開、散っていくさま、様子が異なります。
活け込み先のブティックから6月1日のお店再開に向けて、活け込みの再開依頼がありました。オーナーのポーラの声掛けで、皆でオンラインミーティング。
4人いるフローリストを二人ずつ、二組に分けてしばらくは同じ人と共に活け込みにいくこと、PPE(個人の防護グッズ、マスクや手袋のことです)何を準備するか、市場への仕入れの方法、交通機関の使用などの確認、皆でやる気満々だったところあっさり翌日に政府より6月15日よりの延期とアナウンスがありました。まだまだ続くこの生活です。
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