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日記・コラム・つぶやき

Snowdrops 2020

2月の半ばの話です。

自称スノードロッパーナメあしが英国で1番好きなスノードロップ狩りはブログでも過去何度か紹介しているNorfolkのWalsingham Abbey。ロンドンからは3時間弱ドライブですが行けるなら行きたい場所です。

今年は暖冬と言われた上に前週とその翌日に国内に大きな被害をもたらした台風が来たりで、当日出かけるまでも運転中も天気図と睨めっこ、途中で引き返すことになってもいいと思いながら出発しました。(ただお天気は曇り空で雨も降っていない状況でした)

 

ついた時にはやや雨が降り始め、まずはお茶しようと安定のお茶タイム。

 

このカフェはスノードロップとセットとなったお気に入りです、どこをとっても英国らしさいっぱいの可愛いらしいカフェです。

 

アンティークレースのマットをこういう風に使ったり、年に一回ですがいつも店主のアイディアに感心します。

 

そしてなによりケーキ

ここだけの話、英国のカフェではたまーに😆売れていないケーキが長らく置いてあったようなパサパサな残念なものもありますが、こちらは手作り感たっぷり、しっとり濃厚でも甘すぎません👍

ゆっくりしていると雨がやや小ぶりになり、今がチャンスとスノードロップ狩りです‼️

さすがに翌日には台風が、そして1日雨のこの日歩いてる人も少なく貸し切り。台風前の強い風なのか大きく木が揺れてゴーゴーと音がなると少し怖くなるほど静かです。

 

 

既に咲ききってる花が多いのでベスト見頃は先週だったかなとも思いますが、完全に花が開く分香りが広がっています。

 

 

暖冬な分 例年はまだ咲いていない Wild  Plum Blossom が満開です。

下向きに花開く特性はスノードロップに負けてないHellebores(クリスマスローズ)も満開でした。

 

 

この夜遅くに英国は強風と豪雨を伴う台風「Dennis」の通過で大きな被害がありました。とても心に残るスノードロップ狩りとなりました。

Flower power

コロナウィルスのニュースが連日トップニュース。

数週間前の中国人や日本人に対するヤジ的な、どこかまだ遠い出来事がイタリアの感染者急増に伴い、英国も日に日に感染者が増えてきています。

何をどうすればですが、注意しながら日々生活中です。

政府からの注意点、うがいや手洗いの有効性は同じ、マスクについては日本ほどの必用性は言われていません。

この国ならではと思ったのは、「鼻を噛んだティッシュは捨てること!」元々ハンカチで鼻をかみ、腕の中にしまっていた歴史があるためか、現在ティッシュ使用がほとんどですが癖なのか腕の中に入れて保管し再利用する人が未だ多いからでしょう。

 

仕事には大きく影響は出ていませんがどうなるやら、です。フラワーパワーを送ります!

 

2020年2月 壁紙画像

寒い毎日、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

2月の壁紙は、この季節にイギリスのガーデンで見られる野生のシクラメンとスノードロップです。儚さではこれ以上はないかも、の2大野花の共演を是非お楽しみ下さい。

 

オルモストアンリアル

あと少し

長いゴールデンウィークが終了、この週末12日日曜日は『母の日』です。

お花をプレゼントすること、それぞれの皆様にストーリーがあります。想いやこだわりやお好みがある、そんな方の大切なお花を作らせてもらえることに感謝と緊張が走ります、あと少しのこの時期はいつもそうです。

 

本日は、ビスポークの紹介です。

お好みのお花や色だったりを伺いながら、お客様と相談をしながらどんなものにするか決めていきます。

 

 

 

 

 

 

木曜日まで、ご注文を受け付け中です。

オルモストアンリアルでは、市場よりできる限りフレッシュなものを仕入れ、出荷ギリギリに作成、梱包することをお約束します。

 

オンラインショップよりお申込みください。何かご質問やご意見ございましたら、こちらよりお問い合わせください。

楽しい一日

Paula のオーダーで、久しぶりにAnita と一緒に仕事です。

詳しくはクライアントの関係で書けないのですが、ある大手の会社のロゴを花で作るというものです。いくつかサンプルを手探りで作るものです。

最初はポーラのスタジオで作業する予定が、色々な都合からAnitaの家で作業をすることになりました。

とても繊細な作業で試行錯誤です。

 

ブログでも何度か登場している赤髪でおなじみのAnita、現在は優しいピンク色です。

 

ワイヤリングなので、いすに座り、色々話をしながら、美味しいコーヒーを入れてもらって、なんて楽しい一日でしょうか。

 

Anitaの家は彼女のクリエーションで素敵なものがいっぱい。

こちらお手製です。布もボタンもお母様のお家にあったもので作ったと。

 

Door Draught 。ドア下の隙間から入ってくる、すきま風をシャットアウトするものです。日本ではなじみはないですが、 夏なら、クーラーの冷気を逃がさない。冬には、温めた空気を溜めておけるなどの機能があります。

食通のAnitaがランチを作ってくれます。ナメあしはきっと大丈夫だから作りたいものがある、と。


なんだと思いますか?

 

この日の作業はキッチンでしていたのですが、本当に手際がよい!

しかもこの日、庭でガーデンの作業をしていた人にもぱっとパスタを作ります。

 

もちろんご相伴させていただきます、スターターです。

 

メインはこちら、『タルタルステーキ』。確かに英国人は敬遠するお肉のなまです。

ちなみにファーマーズマーケットで新鮮なお肉を手に入れたそうです。

 

細かくお肉を包丁で刻んでくれました。下はレスタスを敷いてヘルシー…だそうです。

 

ゆっくり話して、今やりたいな、と興味があったことをAnitaも興味があることを知り、嬉しい発見です。

 

翌日は、Paula と共にクライアントのシューティングに合流しました。どのお花がどうなったかはまだ未定です。

 

Happy Valentine’s Day 2019

今年も無事にバレンタインデーの一日が終わりました。英国では男性から女性へ想いを花に託して伝えるのが伝統的です、もちろん日本のようにチョコレートを、シャンパーニュやアクセサリーなどプレゼントされる方も多いようです。

ナメあしは、ここ数年は得意先の活け込みを中心の仕事内容ですが、朝の活け込みが終わって、顧客のご注文のブーケを作りそのままお届する一日となりました。

 

朝の7時、活け込みの移動中のバッキンガム宮殿裏のハイドバークコーナーで大きなハートを発見!

信号待ちでゆっくり見る間もなかったのですが、このハートの感じ『Anya Hindmarch』ぽいな?と、慌てて一枚撮ります、まだ確認できていないのですが…)

 

 

 

 

やっぱり定番の赤いバラ(Naomi)はドキッとする美しさがあります。

 

また、こんな感じに春の花を作ったスプリングブーケも人気です。

 

この日は何度か花市場へ。通常10時には人も減り落ち着く市場も、今日はにぎわっています。

 

200本の赤いバラのブーケ、圧巻です。

 

 

 

午後3時に顧客の方から大きなオーダーが入り、再度誰もいない市場に出かけて作ったのがこのブーケ。

 

 

ガーデンローズをたっぷり入れた作っているときから香りいっぱいです。

疲れ果てていますが、大きさがわかりますでしょうか、かなり大きなブーケです。

 

 

夕方もう一度活け込み先に行かねばならず、世界最古のBurlington Arcadeへ。

バタバタな一日でしたが終わりました。

 

ロマンティックな夜の定番、バレンタインディナーはここ数年これに限ります!

KFCディナー。タンカレージントニックも合う合う!

 

2号からはバレンタインケーキのプレゼント。これもジントニックに合いました!?

翌日も早朝出勤で次に気が付いたら朝でした!

 

クリスマスワークショップ くるみ割り人形

ご挨拶もしないままに2019年1月が過ぎてしまいました、お許しください。

今年も懲りずにお付き合いだければ幸いです。

 

ということで少し話は2018年12月以降の日本滞在時の話に戻ります。本日はクリスマスワークショップについて。

今年はずっとやりたかった「くるみ割り人形」の世界をリースに仕上げました。

この木製の兵隊さんを見つけてから、リースの素材を一つ一つ集めました。自分の頭の中で描くリースを具現化するのは楽しい作業でもあり、しっくりこないとひたすらその何かを探し求めて、どの小さな素材一つずつに思い入れがあります。

 

 

 

土台もやはりくるみ割り人形らしさを表現します、加えてきちんと保管をしていたたければ数年はお楽しみいただけるリースにしました。いつもの生のクリスマスフォリッジを使うのはやめて、松と杉の実、くるみ、ピーカン、ヘーゼルナッツになかなか日本ではなじみがないブラジリアンナッツを使用します。

 

ワイヤーをしたり、グルーガンを使って土台にはりつけていきます。

グルーは思った以上に固定に時間がかかります、お菓子を食べたりお茶を飲んでいただいたり、くるみ割り人形のBGMをかけながら、ひたすらみなさん黙々と作業されていました。

 

 

こだわりは、ストーリも。

チャイコフスキーの三大バレーでもある「くるみ割り人形」。バレエも見直しました。ちょうどワークショップの数日前にディズニー映画『Nutcracker くるみ割り人形と秘密の王国』も公開されたのでそのお話も取り入れました。お菓子の国、雪や花の世界を表現したリースです。

野暮ったくならないこと、素材の質感や色にも変化を付けることを心がけました。

テーマカラーは レッド、グリーン&ゴールド、アクセントカラーにブルーをプラスします。

 

同じ素材でも作り手の皆さんの手によって違うものに仕上がるのが手作りの良いところです。

 

 

豊洲の会では、お子様も参加してくださいました。ママを待っている間に、人生初のアレンジメント!!!

今後こういうお子様ご同伴も開催出来たらと野望もございます。

 

リースのオーダーもいただきました。

ナメあしの手元にあった資材すべてがなくなり、実家用のリースは今年も残念ながら作れないで終了、嬉しいことです。

 

ご参加の皆様、ありがとうございました。今年も既にアイディアが芽生えております、どうぞお楽しみに。