almost unreal

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早起き、いいこともあります

よく聞かれます、「早起き、得意ですか?」と。
答えはもちろん 「ノー」。苦手な分、起きれるかなと思いながらなので、きっと早起きできるのでしょう。

活けこみの日の早起きは、いくつかの会社やブティック、レストランをバンで回るのでロンドンの街中を、東西南北走りまわります。朝7時半を過ぎると少しずつ道が込み始めるので、それまでにどのくらい回れるかでその日の様子が変わります。

マウントストリートを走っていたら、あれ?まぁ、大変。

大好きなANYA HINDMARCH のポップアップショップを発見、いつからなのでしょうか。

ミニマートと書かれているこのショップ。春夏のコレクション、スーパーマーケットがアイディアのキーとのこと。シリアルやビスケット、洗剤のデザインを取り入れたバッグたちが並んでいます。

まだ朝の6時前、もちろんお店が開いていないのでウィンドーを眺めます。夏限定のこのショップ、再度お店が開いている時間にたずねたいと思います。

この日は週末前の金曜日、もうオーダーはないかな、とのんびりしていたら大きなご注文がありました!

作って、そのまますぐにデリバリー。

ナメあしが両手で抱えてもずっしりと重い、大きなブーケです。

駐車場から届け先まで少しですが歩きましたが、すれ違う人から 「素敵ね~」と声を掛けられます。

どうぞよい週末を。

美しいわき役たち

 
バラ、芍薬、ひまわり、ランなどなど誰もが知っている存在感たっぷりの華やかな花もあれば、フラワーマーケットでも隅っこのほうに置かれている野草のような花々もあります。

 

でも、どれも愛らしい、主役級です。

forget me not (勿忘草)も市場では隅っこにいる花です。
切り花としては日持ちが難しい花ですが、可憐な様、珍しいブルー色、名前も含めて人気の花です。

そんな野草のような花々でミニブーケを作って、バスルームに置きます。
小さな花束ですが、なんだかほっとする可愛いものです。

これは日曜に買い出しにいく、マーケットで売られていたチャイブ、
お花までついていました。食べれるそうで、早速サラダの上にのせるとアクセントになって美しく、おいしかったです。

誰もが知らない花々かもですが、どんな花も一生懸命。
ハチもそんな花に惹かれるのでしょう。

Garden Hydrangea

毎週木曜日は  Shaftsberries Flowers で働いています、ホテルの活けこみのため朝4時のスタートです。

Garden Hydrange が花市場に並び始めました。仕入れたアジサイは、2000本です。



お花よりも後ろの電話をお見せしたくて、現役です。

朝日がまぶしい時間に。

メインロビー。

メインロビーの奥にある、暖炉の上。

朝の9時、ホテルに朝の活気が出てくるころ、ナメあしたちは退散です。
今日はおまけ。

すごい車だろう、って車に詳しくないナメあしでもわかります。

この車のほとんどはクウェートから、空路、海路でしょうか・・・。
アラブ人は宗教からか、ロンドンにきても国の時間に合わせての生活をするそう。朝4時にホテルにでむいても、既にロビーでたくさんの人が普通におしゃべりしています。
 

Workshop 『Tea Party』

遅くなりましたが、6月12日に東京成城でのワークショップ『Tea Party』の様子をご紹介です。

季節のお花『Peony(芍薬)』を楽しんでいただき、そして、お好みのお皿やカップをお持ち頂いてケーキスタンドを作りました。

芍薬の種類は、ルーズベルト、ジャイアント、かぐや姫、サラベルナール、ラテンドール。

日本には沢山の種類の芍薬が存在すること、そんな中からご自分の好きなものをみつけていただきたく、可能な限り仕入れました。

また芍薬は暑さによっては花が開花しやすいので、仕入れのタイミングを2回に分けて、一部はワークショップの日に開花するように、一部は数日後に、と。

お皿に穴を開ける作業は、磁器、陶器によって、またその中に含まれている成分によってかなり異なりました。

3枚のお皿の取り合わせが絶妙だったこのスタンド。

一番下はベルサーチのお皿。壁掛けで楽しまれていたそうですが、今回はこのように変身です。

こちらは今回のために  作家 齋藤律子さんに頼まれたもの。 

一番上のドットの感じも色合いもとても素敵でした。

お料理好きのKさんの作品、どんなお料理やお菓子が並ぶのでしょう~。

こちらは、後日にお写真を送っていただきました。
ノリタケのもの、ご家族からご家族にと受け継がれたディナーセットの一部をケーキスタンドに。

というのは今回、こんな楽しい個性的なワークショップにも関わらず、写真を撮ることを忘れてしまって…特に夜のクラスは1枚もないのです…ごめんなさい。

英国の代表的なお菓子、キャロットケーキを焼きました(なめあしではありません、母です)。

食べていただいて。紅茶とともにお持ち帰りはこんな感じに。

自分で作るものは、お料理やお菓子が美味しく感じたり、お花もそしてこんなスタンドも手間がかかる分愛着がわきます。

ロンドンに戻ってきて数週間ですが、やはり街のあちらこちらでケーキスタンドを見かけます。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。
そして次回は冬、クリスマスです、どうぞご期待を!!!

夏の花たち

ロンドンは今年は当たり年=暑い夏、のようです。東京から戻ったナメあしからすると湿気も少なく、まだまだ~って感じでもありますが、冷房がない分、なかなかしんどいものがあります。

当たり年、とよばれるこの夏を少しでも楽しもうと、街中の公園には沢山の人たち。
ナメあしも、仕事が少し早く終わったので、同僚と近くのRegents Parkへ。

水を待っている花々、少し雨が降るといいですね。

例年は、朝やお昼過ぎに必ず10分程度雨が降って、その後すぐにカラッと晴れることが多いのに、今年はその雨が少ない…。

右の丸い美しいは花は、Arium(ギガンチウム)の花が終わったもの、花が終わっても存在感たっぷりです。
ちなみに今年のオルモストアンリアルのカレンダーの表紙はこの花です。

このアリウム、存在感もあって可愛いのですが、ネギ坊主のような様の通りで、本当にネギ臭い…活けこみに使いたいものの、水があっという間に異臭を放つため、水替えが必須。なかなか苦労してしまう花でもあります。

そしてこちらの中央のブロッコリーのような赤茶のお花は、Angelica(アンジェリカ)。
花市場に並ぶのは短い期間ですが、ホテルやレストランなどのいけこみ先で使います。丈が長く、存在感もあるのですが、全体的にペタペタと蜜があったり、ゴマのようなつぶが活けこんでいる先から落ちるのです。

季節の花はほんのそのときだけ。少しリスクがあっても紹介、お見せしたいものです。

 

Bluebell Wood

少し前の話しですが、イースターホリデー中に、ブルーベルの森へ出かけました。

森林に青い花のカーペット、イングリッシュブルーベルが広がっています。

下向きなベル―状の花の様、可愛いブルーの春の花。
この花が終わると初夏の始まりを感じる花でもあります。

森の中の木々、土、モスの香りの中に、この甘くて清々しいブルーベルの香りが広がります。

森が広くって、2号を見失うほど。

唯一見つけた白いブルーベル。群生するかな・・・。
 

Workshop Tea Party

 
日本への帰国ももうすぐ、今日もお知らせご案内、をさせていただきます。

オルモストアンリアルのワークショップを6月12日に開催します。
今回のテーマは『Tea party』。
お好みのお皿やカップをお持ち頂いてケーキスタンドを作ります。
スタンドに添えるのはこの季節ならではの芍薬のアレンジメント。
お家で気軽にティーパーティーをお楽しみに頂くアイデアをご紹介します。

ケーキスタンドは数年前にブログでもご紹介させていただいたようにナメあし自身も、ワークショップを受講したほど作りたかったものです。材料さえそろえば、簡単に自分だけ・オンリーワンなスタンドが仕上がります。
自分が気に入っているお皿、他のお皿が全部割れてしまって唯一残ったお皿などを使ったり。
出来上がったスタンド、プレゼントされるのいいですね。
お皿については、このような写真のようなものではなく、モダンな白いお皿、和食器でも素敵かと思います。
また、ご持参が難しい場合はどうぞご相談下さい。
日本や英国での手配(それぞれ別途料金がかかります。)可能です。

こんな感じに3枚、同じ柄でも。

ブルーで統一ってもいいですよね。
英国手配ご希望については、5月8日締切です。私自身が手配できるということで期限付きにさせていただきました。
お花についてはこの季節のお花、Peony(芍薬)で。

日本の芍薬の種類の多さにはいつも驚き、そして嬉しくなります。
今から色々思案しています。どうぞご期待ください。
 日時   :6月12日(木)
 午前の部 :11時00分~
 夜の部  :19時00分~
 受講料  :11,000円(税込)
 スタジオ  :世田谷区成城(小田急線成城学園前駅)
お申し込み、ご相談、お問い合わせはこちらまで。
http://almostunreal.shop-pro.jp/
TEL03-5929-9365
mail:info@almostunreal.jp
 

Launch Party

 
フローリスト仲間が個人で受けていたお仕事。その前日に、彼女のお母様が怪我をされて、どうしても郊外の家に戻ることになり、この仕事をそのまま別の同僚とカバーすることに。

出かけた先は、ドレスデザイナーのアトリエ。

ロンドンの現在形が凝縮されたイーストエンドよりも、さらにガサガサなイーストの雰囲気たっぷりのエリア。だけど通りから2階に上がるとびっくり。スタジオサイズの小さな部屋なのに、街の雰囲気とは打って変わったとても素敵な空間。

夜のLaunch Partyを前に通常の仕事をデザイナーとアシスタントがすすめていました。夜までまだ時間があるので少しだけお花を飾って、残りのお花はそのままおいて、二人に飾ってもらうことに。

家具から壁紙、どこをとっても、1つ1つの小物まで、それぞれがその空間に溶け込んでいて、そして何より大切にしている気持ちが伝わります。

お花については、春のお花を、飾りすぎない程度に、というリクエスト。

1つ上の写真の棚の中に、素敵なボタン入れを発見。

ミシンが数台並んでいます。

右奥に見える、古い古い英国製のSINGERミシンも現役だそう。

ミシンの間に花を置きます、夜にはドリンクやフィンガーフードが並ぶ、とのこと。

伝統的なソーイングボックス、アンティークとよばれるにふさわしい古いものを譲ってもらったそう。今日はこのソーイングボックスがメインテーブルにお花と共に飾られます。

まだお仕事中だったので、ソーイングボックスは隅っこに置いて、仕事は終了。

きっと素敵なパーティーだったでしょうね。

 

Snowdrops 2014 @ Colesbourne Gardens

毎年楽しみにしているスノードロップ。2号の同僚の英国人からすすめられた Colesbourne Gardens。以前に出かけて ブログにも紹介させていただのですが、久しぶりなので出かけることにしました。

こちらの特徴は、スノードロップの品種の多さ。250種類、だそう!
目で見るだけでもこの品種珍しいなぁ、とわかるほどのものもあります。

この日は快晴。
日のあたる場所のドロップは、可憐な滴型というよりかは、大きく花が開き違った美しさを放っています。

日曜日とあって、家族で連れだってお散歩に来ている方が多い。
車いすを押して、杖をついて、赤ちゃんをつれて、子供が花も見ずに鬼ごっこをして・・・。楽しみ方は人それぞれ。

犬もOKです。贅沢なお散歩。

Primrose Warburg。
滴の上手、花芯が黄色。初めてみました。

自分もそうなのですが、毎年ちょっと笑ってしまう光景、スノードロップを撮る時は必死です。

穏やかな日曜日。
でもよくわかりました。やっぱりスノードロップは曇り空が似合う花です。

 

Happy Valentine's Day

 
今年も忙しい一日が終わりました。
そして今年はこの日にウエディングもあり、途中はその仕事をしに出かけました。
朝から終わりはいつだろう、と思って、でも考えても仕方ない、作らないと、と作り続けて、終わりました~。
でもでも、オリンピックフィギュアスケートが気になって気になって…、途中経過を教えてもらいながら、ずっとブーケを作りました。ドキドキな一日でもありました。
まずは今日は寝ます!
Happy Valentine's Day