almost unreal

BLOG

あと数時間で今年も終わりです。

クリスマスあけに久々体調を崩しました、年末まであと少し…仕事もまだあるのに…お会いする予定だった方々へのキャンセルと申し訳ない気持ちばかりでした。数日家でおとなしくしていると10月からずっと駆け足だった毎日、ここまでよく持ったかな、と思ったり。新しい年はもう少しいろいろなことにゆとりをもっていきたいな、と思います。あれ、これ毎年言っているかもしれません。

本年もナメあしのブログ、オルモストアンリアルのお花のご利用をありがとうございました。
2017年も変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます。

Korean Project 2

前回からのつづき。

イベントのある金曜日のスタートは朝の5時半、ポーラと共にまずはスタジオに行き、搬入業者のバンに積み込み(今回は搬入はさすがにナメあしバンの一台にはおさまらず、業者さん使用.ほっとします)、少しいろいろな作業をしてから、会場のあるケンブリッジへ一時間強のドライブ。

ケンブリッジは、ケンブリッジ大学の所在地であることから大学都市として世界的に有名です。ケム川(River Cam)が、市街中心部の西側を通り、城壁のように建物の周りを流れていて、中世にはこの川のおかげで産業が発達し、ケンブリッジの歴史は生まれたといわれています。ケンブリッジという名前の由来、このケム川とブリッジ(橋)からきています。

13世紀にオクスフォードで起きた暴動を逃れ、ケンブリッジにやってきた学生たちが大学を組織します。これが現在の大学の始まりだそう。ケンブリッジ大学のカレッジ数は31、『カレッジ』とは学生寮のことです。学生は必ずどれかのカレッジに所属しなければなりません。このカレッジ群をひとつにして「ケンブリッジ大学」と称します。

今回イベントの会場となったのは、そのカレッジの一つ、『Trinity College』、ヘンリー8世によって1546年に創設されました。このどこをとっても歴史的な建物が今も現役とは、さすが英国!です。

会場は中庭に、marquee(巨大なテント)が準備されています。8~10人着席のテーブルが60並ぶ会場ですから、テントの大きさはかなりのものです。

こちらは構内の別のお部屋。たくさんの絵画が並ぶ横に大きな活け込みなのですが絵画のサイズが大きくイマイチ花の大きさが伝わりにくいですね。

こちらはグレートコートと呼ばれる中庭。ポーラに説明されたのですが、アカデミー賞受賞映画「炎のランナー(Chariots of Fire)」は、ケンブリッジ大学を舞台とした映画。12時の鐘がなり終わるまでに走るというシーンは、このグレートコートを走る、という設定なんです

この日は雨雲が見え隠れしながらも、夏のような暑い、雲がいっぱいの快晴。テントはまだ冷房の準備ができていず、まさに温室。パーティーは夕方ですので、テーブルに置くには早すぎだと判断、ということでまずはこちらのコリドーに花々は待機中。

搬入時等でダメージのあった花をチェック、霧吹きをかけて最終チェックです。

テントの中で大きな活け込みをした生徒さんは、疲れと暑さでダウン。結局最後まで残ったのは2名の方のみ、すでにポーラも別用事で場所を離れていたので、必然的にナメあしのジョブが増えます!!!

そして夕方から搬入。

その後、それぞれの部屋のチェック、回収の打ち合わせ、生徒さんの宿泊先のホテルまで荷物を渡しに出向いて終わりと思ったらここからがやっぱりいつものパターン。ポーラから電話。コートをなくしたと…置き忘れてたコートの捜索でまた会場に戻ります。色々あってのこのジョブ、終わった時には、自分で自分をほめました、これでロンドンに帰れると、時計は夕方18時。

コーヒーを買って、のんびりドライブと思ったら、座席にポーラの家の鍵を発見…。結局またポーラの家に戻り、ロンドンにたどり着いたのは、事故渋滞もあって夜の21時半。長い長い一週間でした。

Korean Project その1

前回に引き続き、まだまだ夏のような9月の話です。

一週間Paula Pryke にブックされての仕事。韓国人の元同僚Jisookが企画したポーラのプライベートレッスンのアシスト。ポーラの郊外のスタジオでワークショップ、その作品はイベントの花として週末のブラックタイ・パーティーのテーブルアレンジメントとして使用されました。書くと簡単なのですが、長い長い終わりの見えないような一週間でした。

月曜日はいつもながら朝3時半の活け込み、思えばこの日が一番らくちんな一日。

火曜日は早朝、急きょロンドンの花市場に生徒さんの引率、午後は車で二時間半の郊外に出向き、ポーラと打ち合わせと下準備、この日は日帰りでまた同じ時間をかけてロンドンへ戻りました。

水曜日は早朝花市場に行き花の仕入れ。バンに入るか不安なほどの仕入れた花を詰め込んで二時間半のドライブで郊外のスタジオへ。その数時間後よりスクールがスタートです。スタジオの一歩外を出ればこの大自然。葉や実ものが足りなければ、ちょっと周りを散策するとあっという間に調達できます。

この日は途中でホテルで小休憩をとったりとなかなかなのんびりなスケジュール。結局夜の8時半までスクールという異例の出来事に、夜ごはんをご一緒してホテルに送って、またポーラとスタジオに戻って明日の準備~。

ナメあしもホテルを手配していてくれていのですが、生徒さんがツインで使用するはずの部屋が不手際でシングルで、ナメあしの部屋を渡すことになりました。そして結局ポーラの家に泊まることになります。

木曜日朝は5時半出発、まずは朝一番で近くのナーサリーでダリアを仕入れます。このナーサリーはロンドンのナメあしがいつも行く花市場に出荷をしているそうです、摘みたて、新鮮です!

本当は横に並んでいる野菜がほしかった!!!

その後、今度は葉や実ものをゲットしにポーラと犬たちがいつも歩く散歩道に。

帰りにはポーラの愛犬Connie とCosmosも一緒。なぜだかここから数時間ナメあしが愛犬たちのお相手もすることに。

数時間後、スクールのスタート開始。デモをしたり、グループワークショップをしたり、その後翌日のイベント用にテーブル60個の作成です。

これはグループワークショップの作品です。

上の写真の白い野ばらはポーラのお母さまの庭のバラ。ブラックベリーは朝道端で摘んだもの。

こうして一個前の写真と比べると、売られている切り花にはない、説得力があります。

この日も夜遅くまで作業があり、ポーラの家に戻ったのはかなり夜遅く。疲れたので簡単にカルボナーラですまそう、と。最初はポーラが作るはずが結局なぜだかナメあしが。思いがけずのこの憧れのオーブンでの料理となります。

話は脱線しますが、この英国製のAgaオーブン。洋書や雑誌などで見かけたことございますでしょうか?

ナメあしも最初にこの家で見た際には、これがあのオーブンなのね、こうして普通に今も使われているのね、と思いました。
オーブンを始動しいったん適温に達したら、あとはほんの少しのエネルギーでオーブン料理はもちろん、お湯を沸かしたり、料理を作ったりできる優れものです。基本は火を落とさず、温度調節はコンロの場所を変えることで、高温、低温、保温用に分けられます。

写真内、前側にティータオルがぶら下がっているのは、ここにかけておくとあっという間に乾くからです。冬は暖房いらず、ですが夏は暑い。この夏何度もポーラの家でその暑さを実感しました。

食事をしながら、金曜日、スクールの最終日とイベントの最終打ち合わせをします。隣町のパーティー会場であるケンブリッジまでのドライブ、仕上げたテーブルアレンジメントの搬入と現地で作るものもあったり、忙しさはピークなのですが、結局ポーラと子供たちと一緒にわいわいとしてしまいました。

つづく。

カントリーサイドでの撮影

7月の最終週は一週間、Paula Pryke の新刊の撮影の仕事。場所は彼女の郊外の家があるSuffolk。このSuffolkは英国の東側にある州で、ロンドンからは車で2時間強かかります。ナメあし、一週間の数日はロンドンからの日帰り、残る数日は近所のホテルに泊まって、かなりハードな毎日を過ごしました。

日本に比べれば涼しい英国の夏ですが、日差しはきつく、花々にも影響が…。涼しい場所は、家の奥のガーデンにある大きなアップルツリーの下でした。

ちょうどガーデンの花々も美しい季節、枝モノや葉ものを沢山使用しました。

いくつも撮った作品、新刊ができるまで紹介できないのが残念です。

撮影の途中には、毎週くる移動販売のお魚屋さんがきて、シューティングは中断。新鮮なお魚をエディターもスタッフも購入です。

このあたりは、かやぶき屋根のお家が連なります。

お向かいの家は、かやぶき屋根の修繕工事中。

かやぶき屋根の家は、夏は涼しく、冬は暖かいそうですが、メンテナンスも大変、維持費がとてもかかるそう。 

のどかな写真ばかりなのですが、週半ばに事件が!

買い物を頼まれ、バンで20分強の町中まで。草原が広がる途中で、足元にするどい刺さるような痛みを感じます。なにこれ???痛い・・・・。本当に痛い。

バンを止めて、ドアを開けたら、ハチが弱弱しく飛び去っていきました、やっぱり・・・ハチに刺されました。花が積み込まれていたバン、ハチも思わず乗り込んじゃったのでしょう。いつもはスニーカーを履いているのですが今日に限ってサンダルだったのが悔やまれます。

何をすればいいのかな、足の指が膨れ上がってきます。まずは、水で洗い流します、針が残っているのではと思うほどの痛み…。はぁああああ・・・見渡す限りの草原でスマホの電波も通じず、まずは町中の薬屋を探します。

でもやっぱりここはカントリーサイド。こっちは泣きそうになりながら話すのに、駐車場の人も、薬屋さんも余裕たっぷり。「アレルギーない?針は残っていない?だったら大丈夫よ。」と。人生初なのですからアレルギーあるかもわかりません。

結局、しっかり洗浄、冷やしながら薬を塗り続け、痛みは二日間続きました。

撮影最終日は雨。

野生の花々がほしくて、雨具と長靴を渡され、ポーラと二匹の犬と一緒に野草探し。

色々摘んできました、かわいい作品も仕上がりました。

この花々(そのショット)新刊で使用されているかな。

短い一週間でも秋の気配を感じます、でもまだ八月は始まったばかり…。英国の夏は短いのです。

 

Dinner Party

Shaftsberries Flowersで貫禄がさらにでてきた彼女と一緒に働いた二日間。

急きょ一人でミニに乗り込んで、活け込みにでかけることに。サムが「手伝いになるから」とNellyも車に乗車させます。「何を手伝ってくれるの?」ですが、活け込みにでかけ、花市場に行き追加の花をゲット、さらに別の活け込みに出かけ…そして大渋滞にはまる…ただ確かに一緒にいるだけでなめあしの気分が上がります。

午後2時に戻ってきてからはひたすらブーケ作り。ダリアがたっぷり入ったサマーブーケ、翌朝が早いからと6時に終了。

そして翌朝は5時よりホテルの通常活け込み。3人ですべてのお花をチェンジします。ホテルのロビーから大小合わせて200の花器。古いものを回収、そして新しい花を置きます。

スタジオに戻って、ぎりぎりまでブーケを作って、いよいよ搬入。

この日のテーブル数200弱。

フローリスト4名で対応です。

花をセッティング中に、バンドのメンバーがチューニング中、入念なマイクテストも始まりました。誰が来るのかな、と思っていたら。サムに手招きされて、裏手の大きなスーツケースをみて、と。そこにはTo JAPANと書いた楽器ケースがありました、名前は「エルトンジョン」さすが、サムです。

Dutch Flowers

ロンドンに戻って一週間が過ぎました、仕事が適度に入って、時差ボケもほぼ解消、通常生活に戻りつつあります。
月曜日は2時起床の3時スタート、最初にスタジオで活け込みの準備をするのですが、この日はかなり早くその準備も終わり、同僚のDanielと一緒に早朝のトラファルガースクエアに向かいいます。5時前まだ早朝ですがすでに朝の光です。
トラファルガースクエアといえば、有名なネルソン提督の像をはじめ、それを取り囲む四つのブロンズ製ライオン像、そして、広場の四隅には彫像が飾られていて、普段から観光名所として多くの人が訪れる場所です。ここ数年は、Public art(パブリックアート 広場や道路や公園など公共的な空間に設置されるアートのこと)にも積極的で、一定期間で変化があり、運転中に見るのも楽しみの一つです。
見たかったのは、フラワーアート!
スクエアの隣接するNational Gallery(ナショナルギャラリー美術館)で8月まで開催のエキシビション『 Dutch Flowers 』。このプロモートの一環で広場に巨大のフラワーアートが飾らていました。

早朝過ぎて誰も歩いていないスクエアも珍しい。巨大なフラワーアートわかりますでしょうか?
左側に豆粒のように見えるセキュリティーを見て比べてみてください。

大きさにも驚くのですが…。

何がすごいって、この花々、生花です。
造花にしたいところを、これがDutch Flowersのオランダの花へのこだわりと感じました。造花では表せない迫力です。

画の地模様も、ブラックカラーです。

Danielの同僚がこのプロジェクトに加わっていたそう。25人のチームで12シートに分けて作成、最後に別業者が組み立てて完成。水は自動的にオアシスにいきわたるようになっています。にしてもこの週はとても暑く、すでに何度も花の入れ替え、手直しをしているそうです。
ほかの人の仕事を見るのは大きな刺激です。そして週末にはこのエキシビションにでかけてきたいと思います。
 

Function @ The Jockey Club Rooms

先週は毎日片道2時間のドライブ、Suffolkでの仕事が続きました。
その中の仕事の一つが、 The Jockey Club RoomsでのFunction (パーティー)。
英国ジョッキークラブは、競馬に携わる貴族たちの社交クラブとして設立され、260年以上という長い歴史を持ち、英国の競馬統括機関として競馬の発展に大きく貢献しました。現在は、ニューマーケット競馬場やエプソム競馬場、国立種馬場の管理を行うなど英国競馬における重要な役割を果たしています。
建物の中は、『馬』に関する絵画や見るからに時を重ねている調度品が、あちらこちらに置かれています。いくつかのお部屋のデコレーションをしたのですが、そのたびにそれらアンティーク品を眺めました。




逆光で残念ですが…。
クラブ入口前の20世紀前半英国における最も偉大な競走馬ハイペリオンの像と一緒に。

このような長い歴史を感じる部屋にはあまり飾りすぎる花々よりシンプルなもののほうが引き立ちます。

スタッフのテーブルセッティングやシルバーの磨き方など、準備の様子を見れるのも楽しみに一つ。
ここでの仕事は三回目、今後もまた機会がありそうです。馬好きの父に話したかった、自慢できたのに、です。
 

Spring Bouquets

バレンタインデーが終わってほっとのんびりする間もなく、先週の日曜日は英国の母の日(ちなみに今年の日本では5月8日日曜日)、そして一昨日の3月8日の『 International Women's Day』と続きました。
日本のような三寒四温のロンドン、日中は優しい春の光なのですが、まだまだ肌寒い日が多く、昨日は日中に粉雪が舞いました。その上、花粉症もあったりとダウンする同僚が多く、サマンサがオーナーである Shaftsberries Flowersと  Paula Pryke Flowers を行ったり来たりしています。

この時期は『Spring Bouquet』と呼ばれる春の球根花中心のブーケのオーダーがほとんど。
最近のお気に入りは、ライラック、ピンク&パープルなどにトーンの異なるピンクやオレンジを入れて、元気な春を表現します。

球根花は繊細な花々が多いのですが、と同時にとても勢いがあります。
出来る限り、ブーケが完成するとしっかり保水したく、花瓶に入れてしばらくのんびりしてもらいます。
特にチューリップとアネモネの成長は驚くほど、翌日には頭一つブーケから飛び出します。スパイラルの技法でブーケを作ると、簡単に茎側から引っ張れるのですが、放置しておくとなかなか個性的なアレンジに様変わりです。

まだまだ馴染のない言葉である、International Women's Dayですが女性同士花の送りあいをする習慣もあるそうです。
Paulaのクライアントである有名ブティックCは沢山のブーケのご注文です

元気な上記の色合いも好きですが、このような優しい感じも春らしいですね。
話しだすと止まりません…。
 

Close to Spring


3月に突入。
まだまだ朝は車に霜が降り、運転するまでしばらく時間がかかる日が多く凍りつく寒さなのですが、日中は暖かい日差しが増えてきています。
活けこみ先のお花は、ラッパ水仙。同僚には一週間持たないと心配されたのですが、これはちょうど活けこみしてから一週間後、月曜日の朝もまだ美しく咲いていて、片付けるのがもったいないほどでした。


春のお花は可憐で小ぶりながらも香りもあり、存在感があります。
バンの中につみこむだけでも可愛いと写真を撮りたくなります。


活けこみ先の帰りに、普段は通らない道を通ると、こんな美しいマグノリアの木。
ペールピンクのつぼみの様、春が近いな、と感じます。


回収したお花のおかげで、ナメあし邸もただ今、春らしく!

と言いたいのですが。

昨晩、急に爆音を放ち冷蔵庫が壊れました…。わかっていながらも、冷凍庫の霜とりをしていなかったからだと思われ、電源を切っておりますが、どうなるやら…。大切な日本食など…サボっていたツケです。はぁ…ため息。

 

Snowdrops 2016

2月、仕事的には大忙しのバレンタインデーがありますが、自称スノードロッパーのナメあし、やっぱりの最大行事は『Snowdrop』、外せません。

毎年毎年でかけているので、色々な人からも「この場所いいよ」と秘密の場所を教えてもらったりしています。今年はずっとずっと行きたかった場所、でも調べればかなり遠い場所へ、とうとう念願かなって宿泊付きで決行です~。

行き先は、英国南西部のExmoorにある『 Snowdrop Valley』。ロンドンから車で片道4時間強と、なかなかなスノードロップ狩りです。

Valley=丘。改めて「丘って何?」と辞書で調べます。『スノードロップの丘』なんて素敵! それにしてもどんな丘? 険しいのか、山なのか、登山靴が必須なのか…? イマイチ情報が少なく、最後には結局とりあえず行ってみよう、です。下調べをしてくれた2号が「コースは『ショート』『ミディアム』『ロング』と3つあるよ」と。ロングはかなりの長時間のようで、2号はちょっと弱気です。「どうしたい?」と言われましたが、そんなのロングに決まっています!、よね?


車を停めると、玄人さんたちが、それぞれの山登りの恰好で、どんどん同じ方向に向かいます。英国人の良いところは、恰好を気にしない人が多いことなので、ナメあしたちも「それなり」の恰好でそちらについていくと、いきなり谷に向かって道しるべがあります。

この日は曇り空、そしてとても寒い。前日に雨が降ったのか、足元はぬかるんでいます。

周りの景色を楽しみたいのに、足を気にしないと歩けないほどです。

美しい枯れ葉の霜模様。

長く歩いて休憩です。チョコレートとアメ、持参しました。

2号の杖は、森の中で見つけた拾いもの。ナメあしも使いました。これがあるととても便利。ベテランの方はスティックを持参されていました。

でも、あれ? 歩いてもスノードロップがない…。ええええ、大丈夫かな?不安になります。

いつもどこの場所に行っても、スノードロップが一株だけでも見えたりして、どこかしらにそれを感じられるのですが、ここは…。確かに谷を歩いているのは間違いないのですが…。

しばらく歩いて、小川。スノードロップのサインです。

スノードロップが広がっています!

谷なので、少し先を見上げてみると、雪がふっているような錯覚に。これが名前の由来、『スノードロップ』なのですね。

上から見下ろします。

美しさにひきこまれて、ちょっと危険をかえりみず降りてみます。

同じ場所、スノードロップ目線です。

スノードロップ摘みは禁止。もちろん、わかっています!

こんなに可愛い手書きだと良いですよね。

谷の上から2号を発見。

2号もとうとう、スノードロッパーになっちゃいましたね。

少しすると風がでてきて、躍動感あるスノードロップに。

谷を上がったり下がったり。

山(丘?)の一番上まできたようです。

ここでスノードロップともお別れ。またひたすら谷をうねうね、歩きます。

大きな杉の木。

遠くに海が見えます、急にお天気も良くなってびっくり!

民家の近くを通ると、庭先にスノードロップが咲いています。太陽の光を受けてのドロップたち。

谷の中は電波が通らずでしたが、このあたりからメールが入ってきます。明日の朝一の仕事のこと…。

現実逃避はここまで、です。明日からまたがんばろう、今年も堪能、また来年まで、です。