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日記・コラム・つぶやき

雑貨万歳! @ Selfridges

いつもデパートの話となるとリバティーばかりですので、今日は S elfridges の話。
ここはHarrods(ハロッズ)と並ぶ、ロンドンの高級デパート、昨年100周年を迎えています。
リバティーに比べるとかなり、華やかなここの今年のリース。

中央のエスカレーターの吹き抜けのイルミネーション。
この巨大なミラーボール。最上階でつるされてるのですが、ゆっくり上下に動きます、そのたびに煌びやかな光が動きます。

ブランドやお洋服なども充実していますが、ナメあしここの地下が好き。キッチングッズや雑貨が広がり、幸せな気分になれます。

こんなケーキ型可愛い~、と手が伸びますが、作らないよね!使わないよね・・・と自分自身に言い聞かせます。

この2枚どちらを紹介するか悩みましたので両方アップさせていただきます。

ティーポット。
これも買っちゃだめ、いやいや買うべき?でしょうか・・・・。

セッティングを見るのも楽しみの1つ。

テーブルの下に置いてある椅子。こういうアイディア、簡単なことですが、思いつかないなぁ、です。

初雪 in London

2号や同僚から、この冬のロンドンは寒いと聞いています。先週から雪の予報も何度もでていました。

そして先ほど2号からメールが届きました、初雪です。

家の窓からの1枚。

今年も残りわずかです。
今日から、オルモストアンリアルのロゴも冬色に衣替え。
12月のスタートです。

またまた空港で


日本に戻りました。

沢山のクリスマスの講習会の材料をつめて。新品のハンターの長靴もつぶれないように、物を色々いれてみます、この可愛いトナカイはもちろん愛犬あずきに。
そして空港では事件発生。クリスマス講習会用に持ち帰ったクリスマスのオーナメントが大量だったのでひっかかり、スーツケースをあけることになりました。スーツケースを閉めるのも2号と一苦労だったので、「絶対に開けたら後悔するよ、私を信じて」といったにも関わらず、開けてしまい・・・・もう中から出てくるのものは、クリスマスグッズばかり・・・・彼らにとってはがらくたの山。後ろの人が笑っています。そして今度は彼らが苦労しながらパッキングのし直しです。「君の言うとおりだったよ、大後悔・・・」とウインクしながら返却してくれました。

犯人はこのオーナメント。このエンジェル以外にも別のシルエットもあり、好きなほうを来てくださる方に選んでいただこうと思っています。クリスマス講習会に参加していただく皆様、どうぞご期待を!!
まだまだ沢山ロンドンのクリスマスや仕事のことなど紹介したいことがあり。これから、ナメクジのあしあと 日本編と英国編をミックスでお届けしたいと思います。

冬のはじまり

ロンドンは先週末で一気に冷え込み、より一層クリスマスらしさがでてきています。
ショッピングエリアは既にクリスマスショッピングをする人で平日でも大混雑。あちこちのイルミネーションもスタートしています。ショップそれぞれのウィンドーもすっかり衣替えです。

こちらはノッティングヒルの Tom’s(Tomはコンラン卿の息子)、今でこそどこでも色々なお店がありますが、ちょっとオシャレなデリ&カフェのはしりでは・・・。大きな大きなハンギングリースです。

こちらは既に電気が消えていたのですが、となりのお店。美しいインド風のペーパーの細工品が面白い。クリスマスまでそんなロンドンをお届できたら、と思います。

ナメあしにとってのクリスマスが間もなくだな・・・と感じるのがPret のカップがクリスマススペシャル版になったとき。
毎年デザインが変わるのですが、ここのデザインとても、シンプルでわかりやすくメッセージ性もあり楽しみにしています。
このマフィンはクランベリーと沢山のシード(種)が入ったもの、種が多くって・・・何だか鳥になったような気分です。

ここはロンドンの中心地ならどこでもあるサンドウィッチ中心のお手軽なカフェ(スターバックスのような)なのですが、もちろんメニューもクリスマス。
この Chiristmas Lunch。
ターキー、セージのスタッフィング、クランベリーソース・・・クリスマスがもうすぐそこ、という気になる毎年人気のメニューです。

秋の色

今週木曜日から金曜日にかけてロンドンは大風。橋が閉鎖されたほどです。
秋の紅葉もそろそろ終わりを告げています。

これはある日の朝、毎日きれいにお掃除されても翌日はこんな感じ。
カサカサっと音を楽しみながら、かみしめて歩きます。

ご近所の大きなお庭のあるこのお家。毎日2つのバッグにいっぱいの枯葉が門の横に置かれています。

ネバーエンディングな作業を黙々とこなすお掃除のお兄さん。この時期、ロンドンではこんな光景をいたるところで目にします。

葉1枚1枚すべてが異なる色。季節の恵み、自然のこのグラデーションに色合わせのヒントをもらいます。
ブログのページ左上の almost unreal のロゴの色は只今秋色。
4つの色合いのなかで秋色、とっても気に入っています。
その時にしかない花・葉、色を大切に、そんな思いが込められています。

雨宿り

 
ブログで紹介したいな・・・と思いながら日がすぎて、この日は1週間前の土曜日のこと。
天気もよいし、2号と一緒に近所へお散歩にでかけます。
通りを曲がってすぐに、まずはお昼を食べます。おなかいっぱい、それから散歩タイムです。

住宅街のお庭を見ながら歩いていると雨がふってきます。
最初はパラパラ、だんだんしっかり降ってきます、仕方なく木の下で雨宿り。

しばらくすると、「にゃお~」低めのねこの声。ふっと後ろを振り返ると、ねこがいます。
愛嬌があるのか、ないのか、この家の猫なのか、ただ雨宿りしたいのか・・・。

ちょっとミュージカル キャッツにでてきそうな、貫禄たっぷりのねこ。

15分くらいの雨宿りだったのですが、ぴたっと寄り添って可愛いのです。

ようやく雨が上がりますが、次の雨雲がどんどんこっちに向かってきます。

「今年の紅葉は特に美しい」と先日職場で皆が話していました。
冷え込んで紅葉がしっかりした後、暖かくなり風もふかないので葉が落ちない、なかなかない美しい紅葉だそうです。
また雨がふってきます。

結局またお茶タイム。ナメあしたちのお散歩はついついお茶ばかりになってしまいます。

V&A on Friday

金曜日、2号は週末をかけてワルシャワに出張中と同僚に話すと、「Victoria and Albert Museum が夜10時まで開いているよ」と教えてくれて、せっかくだから、と出かけることにします。

V&Aは、いつ行っても楽しいところ。
ヨーロッパ、アジアなど中世からルネッサンス、産業革命をへて現代まで、人間の手が生み出したアート  服飾、デザイン、工芸と多彩な宝物が詰まっています。
そんな英国が世界に誇るこのミュージアム、なんと入館は無料。(一部有料の特別展覧会もありますが)、 ちょっとのぞいていこうかな、と気楽に足を運ばせます。
上の写真は、18時半のメインレセプションですが、心地よい音楽が流れ、ドリンクバーがあり、見る前に軽く一杯という方が多かったのが印象的。



こちらは South Asia のコレクション。陶器やテキスタイルが興味深い。色の使い方や描き方、日本に通じるところがあり、茶道の古袱紗をなぜだか思い出します。

142以上の部屋があるそうで、何回も行っていますが、未だに位置関係が把握できない、まるで迷路の様です。静かにデッサンしている方もいます。

ここはステンドグラスのコーナー、昼間見るものとは異なり、薄暗い中でみるそれはまた趣があります。

こちらは中庭、ちょっと幻想的です。

1つ1つの作品はもちろんなのですが、天井や壁や床に仕組まれた装飾も美しい。この階段の細工、思わずかがみこみのぞいてみます。
残念ながらナメあしのお気に入りの工芸デザイナーで、アーツ&クラフツ運動の提唱者として有名なウィリアムモリスを展示している上の階は閉まっていましたが、それならとカフェに向かいます。
ここのカフェ、3つの続き部屋から構成されています。本当に素敵なのです。

ウィリアムモリスデザインの『モリスルーム』
若干照明を落としたこのお部屋。モリスの世界に引き込まれます。

こちらは最も大きい『ギャンブル・ルーム』。19世紀後半の産業企業家 ジェームズ・ギャンブルのデザイン。現代的なデザインの大きなライトと、古典的なステンドグラスや陶製の壁の取り合わせが素晴らしい。

ナメあしは今日は、英国人画家エドワード・ポインターが設計を手掛けた青と白の組み合わせが印象的な『ポインター・ルーム』でお茶をいただきます。
こちらのご婦人たちのお話の豊富なこと、ナメあしも1人なのでついつい聞くでもなく、聞いてしまいます。週末にくるお客さまに作るお料理について、3人で何を作ればいいかを決めていたのがいつの間にか、ご主人のホストとしての物足りなさ、文句となり、そうなるとそれぞれ止まりません・・・。

カフェを後にして、さっきの彫刻のところでまだ男性が熱心にデッサンを続けています。
そして、2時間後にまたカフェ横を通過したところ、ご婦人たちまだまだ話に盛り上がっています。金曜日の夜にミュージアムでガーリートーク、高尚な感じがいいですね。

Tube ストライキ


ちょうど裏通りにデリバリーがあり、以前にもお話したCamden Passage(アンティーク市)に寄ってみます。

水曜日と土曜日週に2回のこのマーケット、職場と目と鼻の先とあって、時間があるとのぞきにでかけています。

でも、あれ?今日はびっくりするほど静か・・・。
そうです、今日はTUBE(地下鉄)の24時間ストライキの日。
右側の座っている女性、「今日はもういいわ・・・。せっかく来てくれたんだから割り引くわよ」と言って、のんびりお茶を飲んでいます、左側のお店の店主さんです。

ナメあし、抜け道ばかりを使っていたので気がつきませんでしたが、メイン道路は大変です。
バスの臨時便もあったり、交通網は完全にマヒしています。先が見えないほどの渋滞、しかも一歩も進みません。

あきらめた人がバスを降りて、歩き出します。
ナメあしも慌てて職場に戻ると、同僚が今日のデリバリー先1人づつに、明日以降の配達に変更可能か問い合わせ中です。「誕生日の人だけは絶対届けましょう」と、手分けをします。
「ストライキでそちらに行くことが難しい」と話すと、「仕方ない、明日でいいよ」とこんなやりとり、ストライキには慣れたもののようでとても柔軟です。
この日のストライキは、少ないのですが開いている駅もあり、一部開通している区間もあります。
ナメあしの電車は動いていることが分かり、仕事が終わり駅に向かいます。

地下鉄の路線それぞれのインフォメーション、いつもは、Good service が並ぶのですが、今日は
細かい細かい。電車の本数もぐっと減っていますが、24時間ストライキで最初からあきらめた人が多かったようで、地下鉄自体に乗っている人は意外に少なく、ちょっと得した気分です。

Happy Birthday, Joan

以前にもお話したフラットの上の階に住むJoan(ジョアン)とお茶を飲みに、ケンウッドパークまで出かけます。もちろん、愛犬のTommyも一緒です。

その前の週、ジョアンのところにお花やお手紙が届いていて、もしかしてお誕生日かな?と聞いてみると、やっぱり、そう。お祝いをしないと、と平日午後(2号は仕事で不参加)、公園内のカフェにお茶をお誘いします。

家から近いこの公園ですが、敷地が巨大、カフェの近くまで車ででかけ、そこからお散歩、スタートです。こちら側まででかけるのは本当に久しぶり、とのこと、歩けば1時間以上かかります。

ジョアンは、英国人が大好きな、紅茶とスコーンのセット クリームティー。
アールグレイティーにたっぷりのミルクを注ぎます。

トミーは、ケーキを食べたいので、何となくそわそわ。
ナメあしとジョアンからおすそ分けをもらうとようやくテーブルの下でリラックスです。
ジョアンのお話は大変面白く、今日は昔の恋人の話まで。
のんびりゆっくりしていると、あたりが真っ暗になってきます。雨が降りそう・・・慌てて駐車場まで戻ります。

嫌な予感的中、駐車場に着く前に、雨が降ってきます。
雨雲の先に美しい空が見える、何とも言えない景色が広がります。

さすがジョアン、トミーにさっとレインコートを着せます。

雨が本格的に降り出し、しばらく足止めです。
せっかくのお誕生日会なのに・・・。ちょっと残念ですが、「それもよい思い出よ」とジョアンに励まされます。

カプチーノと紅茶


コロンビアフラワーマーケットをゆっくり見てもまだお昼過ぎ。そのまま歩いて、ALBIONでお茶タイム。ここは活け込みでよくくる場所。コンラン卿が手掛ける、新しい形の施設の一階にあるこのカフェ。ホテルにレストラン、カフェとその横には英国産のチーズやヨーグルト、紅茶やフルーツなどが買えるショップ、全てが1つになった今のロンドンを象徴するような場所です。

白を基調とした、カントリースタイルをモダンにアレンジした店内では、伝統的な英国料理やデザート類が楽しめます。ナメあしが活け込みする時間は朝10時位なのですが、できたてのおいしそうなクロワッサンや、バターをこれでもかと塗って食べるトースト、イングリッシュブレックファーストを食べているお客様を見ると、何だか朝がお勧めのような気がします。

ここのスタッフの皆様、いつも笑顔いっぱい。ある朝、一人で活け込みをしていると優しいマネージャーが「何か飲み物飲む?」と声をかけてくれます。「わぁ~、ありがとう、それではカプチーノをお願いします」と。
しばらくして戻ってくると、カプチーノでなく、このポットの姿が見えます。

そうです、美味しい紅茶がきています。
私の 「カプチーノ」が「カップ オブ ティー」と勘違いされてしまったようです。
昔はよくあったのですが、最近はなくなってきた、この残念な気持ち。前なら、ナメあしの英語はダメなんだぁ・・・と落ち込んでいましたが、今は大分対応できます。
忙しい活け込みに頼むわけないじゃない・・と苦笑い、でもミルクもたっぷり入れて、優雅に紅茶をいただきます。