almost unreal

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日記・コラム・つぶやき

Laduree

少し前に話しになりますが、The Designer Wedding Showで仕事をしてきました。ウエディングドレス、靴、フラワー、ケーキ、指輪、アルバム、新婚旅行などなど、色々なウエディング関係の会社が出展していたのですが、素敵なスタンドがありました。

マカロンで有名なフランスのLadurre。ロンドンでも支店があったり何かと話題にあがりますが、ウエディングケーキとお花のコンビネーションの素晴らしさ、圧巻です。

マカロン、ラデュレの世界をお花で見事に表現していて、すらばしい、ドキドキしました。

お花を手がけたフローリストとお話しするチャンスがあったので、「すばらしいね」と声をかけます。
「寝ないで仕上げた」と言いながらもその手ごたえに疲れもふっとんだそうです、ですよね!

Abbey Road Studios


今週2号(夫)は、日本からのレコーディングです。レコーディングといえば、日本でも記事になっていたビートルズで世界的に有名なAbbey Road Studios(アビイロードスタジオ)の売却の話、知り合いも多い2号はどうなるのかと毎日気にしていました。

ナメあしも何度かお邪魔しているスタジオは、世界のオーケストラものの映画音楽の大多数がレコーディングに来る素晴らしいスタジオ。でも何よりお伝えしたいのが、スタジオの中庭の可愛いらしさです。スタジオの中とは思えない、ひっそりとした空間で、見事なバラを咲かせるアーチがあったり、夏には毎年楽しみにしているガーデンパーティーがあります。
売却反対!と思っていたところ、会員であるNational Trust(英国の自然や町並みや歴史的建築物などを維持し次世代へ引き継ぐボランティア団体)より、アビイロードスタジオの保存への検討、意見を求められたり、大きな反響となり、結果、所有者であるEMIが売却を見直すこととなりました。ほっとしました、みんなに感謝です。

悲しいお別れ

バレンタインの少し前、英国出身の世界的デザイナーAlexander McQueen がこの世を去りました。ご本人がお花を気に入ってくださり、大切なお客様だったため、突然の悲しみに未だに信じられない思いです。
この数週間の間にも何度も何度もお花を作っています。
そして昨日葬儀が行われました。
お気に入りの白いお花の注文が多く、オーダーをいただくたびに花市場に白い花を追加注文する一日でした。
特に親しくしていたアナが、私たちからのお花を作ります。

冬の青空


今日は珍しく青空が見えた日、外はとても寒いけれど、冷たい風も気持ちよいと感じるほどです。

同僚が作ったブーケ、配達前に記念撮影させてもらいます。深いパープルのアネモネとチューリップに、シャンバーニュ色のスプレーローズを合わせたもの。シックながらも大人な華やかさを持った個性的なブーケです。
こうして毎回違う人と一緒に仕事をすると、自分では思わない、新しい色合わせを見れて楽しいものです、色の可能性を感じます。

この中に使ったパープルのアネモネ。いつもよく見るブルー・パープルのアネモネとは異なる色。花芯の周りは濃紺とグラデーションも美しく、またまたアネモネが好きになりました。

誕生日ケーキ

今週のナメあしの周りはお誕生日の方が多いです、誕生日、いくつになっても何だかワクワクです。
週末はWendyの40歳のお誕生日。節目の年ということで友人が中心になって盛り上がっています。

そしてこの写真、まずはケーキなのです。
同僚の元ケーキ職人 Anneのお手製のスペシャルケーキです。
このケーキ、何を模っているかわかりますでしょうか?
コルセットなのです!
このパーティー、いつまでも美しくいよう、がテーマで、親しい友人皆、にせもののおムネを付けて、ドレスアップするそうです。

お花柄、レース、胸の谷間に腰のあたりのひきしまったところ、とてもよくできていて、先に見せてもらったのですが、大興奮です。
Anneはこうしてフローリストの合間にケーキを作っています、ロンドン近辺でご興味のある方、オーダー受け付けているそうですので、是非にナメあしまでご一報を。

Happy Valentine's Day

バレンタインのオーダーが全て完了、長い一週間が無事に終りました。
今年は日曜日だから?景気が悪いから?例年の忙しさが感じられないバレンタインでしたが、街を歩く人がお花を持っていると嬉しくなってしまいます。
仕事終わりで小さなブーケを2号にと作って、カフェに行くとドアのところで、ナメあしが持っているブーケを見て、すれ違うご夫婦から「Well done!」と2号がほめられました。2号は「ナメあしがフローリストで、自分がこのブーケもらったんだよ。」と笑って説明します。

2号からは大好きなPaul A Youngのチョコレートをもらいます。

今年はナメあしも2号にチョコレートを買いました。先週のパリのお菓子と異なり、英国のお菓子は素朴、家庭的。形もいびつだったりですが、味は懐かしい~、子供の頃、母が作ってくれたお菓子を思い出します。

ここもバレンタインで大忙しでした。

可愛い&美味しい (パリ2)

お隣の国といえ、ロンドンにはない空気がパリにはあります。
特に今回気になったのはお菓子屋さんです。

バレンタイン間近とあってお菓子屋さんの可愛さ、美しさにハッとします。味はもちろん、見た目もラッピングもお店ごとにストーリがあり、心がときめきます。この包み紙、リボンに箱まで気を配るところ、ドキドキ感は、京都の和菓子屋さんで包んでもらっている時と似ています。

マカロンもハート型。

金平糖のようなお菓子。可愛いです!!

少しおなかが減って、ピエールエルメでパンオショコラとこの写真のイスパハンを買いました。
ローズ風味、この色、どんなかな・・・正直期待しないで食べてみたら、とっても美味しい。
イスパハンとは、ローズ、ラズベリー、ライチを使用した、ピエールエルメのケーキやマカロンでも代表的な作品だそうです。
ローズの香りがほのかに、ライチのクリームは個性がですぎず・・・うまく説明できなくて申し訳ないのですが、あっという間に食べてしまい、なぜ一個しか買わなかったのかと後悔したほどです。

 

クロード・モネ 睡蓮 (パリ1)

 
トリノに出張だったナメあし2号と合流、週末パリに出かけてきました。
久しぶりのパリ。やはり見たかったのは オランジュリー美術館のクロード・モネの『睡蓮』。

2部屋に続く8枚の大作品。晩年、視力が悪くなっても描き続けた睡蓮、その世界に引き込まれます。
水面にうつる光、花や木々、水草の動きがあるようなさま、少し寂しげで美しい睡蓮の庭がそこにあります。

雨の散歩


最近は英国らしい冬の天気、朝から雨がふっていて、なかなか晴れた空が見れません。
仕事の休みの日、雨の中買い物にでかけたのですが、少しやみ、雲の隙間からきれいな空がみえてきます。それだけでラッキーと思えるほど、です。

家の近所で発見です。

こんな雑草(お花が咲くのでしょうか・・・)のためにこのタイルのはり方、どんな素敵な方のお家なのでしょう。

雨のしずくで、光が反射してダイヤのように光っていた枝。
寒い冬も、歩けば楽しいものです。

2月


あっという間に2月。
寒いけれどバレンタインデーもまもなくとあって、街中のショーウィンドーのディスプレイも華やか。

Fortnum&Mason お店のお菓子売り場は、ハート模様のチョコレートだったりビスケットだったりカップケーキだったり、ピンクにレッドと甘い、ロマンティック一色です。
仕事柄間近になると忙しさもピークになるので、今のうちに楽しんでおきます。