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日記・コラム・つぶやき

from 京都 – その2 わらび餅

お茶タイムになります。今日は行ったことのないお店に、と場所も近かったので前から気になる俵屋旅館がプロデュースするカフェにでかけてみます。

夕方に伺って滑り込みセーフだったようでお客様は誰もいず、ラッキーなことに貸切です。
広くも狭くもないほどよいスペース、使い込んだ北欧の家具がさりげなく置かれています。どの席も違った様、吹き抜けもありとても落ち着きます。

小さな中庭に面した席に案内されます。

わらび餅とお抹茶のセットをいただきます。竹の筒に入ったわらび餅は、ふわふわ、やわやわ。口に入れると思わず笑顔になっちゃいます。そしてさらにびっくりしたのは、お薄の美味しさ。お茶名を伺ってみると、お抹茶は、『柳桜園の初昔』。お濃茶に使うものだそうで、香りもコクもあります。

しばらくすると、「お口なおしに」と白湯とぶぶあられと呼ばれるあられが添えられます。白湯にいれると塩味のきいたあられの香ばしさで、何だか優しい気持ちになります。ずっといたいな、と思うほっとするこちら、「また来ます!」とご挨拶、お店を後にします。
遊形 サロン・ド・テ
京都府京戸市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
075-212-8883

from 京都 – その1 仏手柑

2号と一緒に京都にでかけます。特別寒かったこの日、粉雪が舞っています。
松の内とあってまだお正月らしさが残る街を歩きます。

あちこちで見かけた『仏手柑 ぶっしゅかん』
ご挨拶に伺った錦市場のかね松さんで、お話を伺います。
仏手柑はそのユニークな形が、仏さまの手のようなありがたい形とされ、お正月やお初釜のお飾りとして利用されます。松の内が終わったころに、ワタが多く、少ない果実ですが、砂糖漬けにしていただくそうです。

こちらは、和久傳のお飾り。
京にんじん、聖護院だいんこん、海老いもに仏手柑、紅白の和紙と水引のみですが、とてもひかれます。

お昼をいただいた後は、長い間工事中だった、西本願寺へ。仏旗が澄んだ冬空に映えます。
今年は宗祖の親鸞の没後750年だそう、、750回大遠忌法要という大きな節目の年ということで、またちょうど祥月命日に近かったため、本堂では沢山の方々。ご案内もあり、せっかくの機会と中に入ります。

何をするもどこへ行くもきめない、相変わらずの行き当たりばったりの旅行です。

お漬物屋さんの前で。
千枚漬の甘い香りが風にのって広がります。
つづく

七野の七草 from かね松さん


クリスマスから年末、そしてお正月と過ぎ、7日の七草がゆ、楽しみにしていたところ、以前にもブログでお話した京都 錦市場のかね松さんより、『七野の七草』を送っていただきます。

野というだけあってパッケージには、大原野のせり、内野のなずな、柴野のすずな、平野のごぎょう、嵯峨野のはこべら、蓮台野のほとけのざ、北野のすずしろ、と書かれていて、ちょっと気になって調べてみると、ご主人の上田さんが書かれた執筆がありました(便利ですね~、パソコンって!!)。

箱の中に一緒に入れていただいた、今月の京野菜の『畑菜 はたけな』。
小松菜に似ているこのお野菜、からし和えが最適です、とのこと。ナメあし母、お料理の方は、どうぞよろしくお願いします。

お正月

間もなく三が日も終わり、明日より平常の生活が戻ります。
ナメあし、日本のお正月を満喫、やはりお正月は日本ですね。

父の数少ないお正月の仕事であった、家族の干支のお箸袋の準備(父はそれに家族の名前を書いていました)何となく誰もしなくなっていたのですが、今年はナメあしが準備をします。
元旦の朝、張り切って並べてみると、上兄より、「下兄の干支が間違っている」、と指摘されます。そうだ、ねずみは父だった、下兄はへびなのです・・・・。仕方なく、ごめんね、「巳」とお箸袋に書き、姪のみいちゃんに へびの絵を描いてもらいます、なかなかですよね?


年末には知り合いの方から 「あきひめ」という大きな立派ないちごを送っていただきます。
箱を開けてみると、生産者の方からのメッセージとともに、このいちごの花が添えられています。水もついていなかったので、ちょっと弱っていましたが、水切りしてみると元気いっぱい。そんな花をみると、生産者のいちごへの思いが伝わります、心して食べない、と。
大きな、そして何より甘いいちごに大感激。嬉しい心遣いに甘さが倍増します。

明けましておめでとうございます。


明けましておめでとうございます。
年末のご注文のお花の配送を無事に終え、クリスマス前からの駆け足の毎日に区切りがつきました。

2011年ものんびりゆっくりこのブログを続けていければ、と思います。オルモストアンリアル同様に、
『ナメクジのあしあと』をどうぞよろしくお願いいたします。

お正月のお飾り


今年もあと2日、本当に12月はあっという間です。特に日本はクリスマスの後にお正月と行事が続くため、クリスマスのデコレーションをかたづけなければなりません。
このお正月用のお飾り、今月半ばに行ったクリスマスワークショップで作っていただいた、クリスマスリースを少し手直ししてみたものです。

若干、乾燥が始まっていますが、まだまだ使えるため、りんご、シナモン、オレンジとライムのスライスをとります。ゴールドのリボンは形を変えて、少し抑え気味なところに置きなおします。

小ぶりのみかんや羽子板の羽と南天、ツバキを添えます。
「せっかく、リースの土台から作ったもの、是非にクリスマスで終わらせないでそのままお正月も使っていただきたいです」とワークショップの際にアイディアをお話したところ、再利用で作っていただいた方から、こんな感じに作りました、とご報告のメールをいただいています、嬉しいメールです。

カレンダー 2011


インフォメーションで既にご案内させていただいていますが、2011年カレンダーが出来上がりました。




カレンダーをこうして販売させていただくことは今回で2度目のことですが、カレンダー自体は数年前から手製で作っていました。


最初のきっかけは、大切な友人のお母様が亡くなられたこと。その頃は1年に1度しか帰国していなかったナメあし。何と言葉をかければいいのか見つからず、ちょっとでも元気になってほしい、近くにいればお花が届けられるのに。何かできないかな、それが始まりです。




写真のお花はほぼこの1年で作ったもの、ブログで大体紹介させていただきました。ナメあしか2号が撮影したもの、素人のものです。それがデザイナーの細川さんのおかげでこんなに素敵に仕上がりました。裏もとてもかっこいいのです、どうぞ1枚1枚合わせてご覧ください。


今年のテーマは 「FLOWER POWER」。 
花の持つ大きな力、無限大のパワーをこのカレンダーで感じていただければ嬉しいです。




表紙の彼のお話はここで紹介させていただきました。花はもちろんただそれだけできれいなのですが、彼がいることでさらに美しさが、よりリアルなものとなります。オルモストアンリアルはそんなお花を作っていくことをベースに2011年も前進します。

お問い合わせは info@almostunreal.jp または オンラインショップまで。

冬桜

来年3月末で閉館が決まっている「グランドプリンスホテル赤坂」、旧赤坂プリンスというほうがおなじみでしょうか。ここのクリスマスイルミネーションも今日が最後ということで友人と出かけます。

ホテル丸ごとの、客室灯を使っての巨大なクリスマスツリー。赤坂に行く機会は少なくても、首都高速から見るこの景色、楽しみとなっていました。
赤坂プリンスの思い出と言えば、中学生のころ、祖父の滞在に付き合い、スィートルームにお泊まりしたこと。キラキラの大理石に祖父は「落ちつかない」とつぶやいていましたが、ナメあしは従妹とわいわい楽しみました。
そして昨年、三遊亭王楽様の真打昇進のお披露目パーティーのお花を作らせていただきました。700名のお客様というとても大きな会。王楽さんの優しいお人柄に感激したり、またお花のことでは本当に貴重な経験をさせていただいた、思い出深い場所です。

今日で最後とあって弁慶橋のあたりは人でいっぱい。それぞれ思い出がおありなのでしょう。

きれいな冬桜が満開。冷たい風がふいていますが、何だか暖かいそして見納めと思うと寂しい気持ちになります。

メリークリスマス


ニュースにも流れましたが、この冬は記録的な雪が続く英国。特にロンドンは東京と同じで雪に弱く、交通がまひしているそう、2号(夫)や同僚からもそんな大変!!メールをもらいます。
そして昨日帰国予定だった2号のフライトもキャンセルとなりました・・・29日のフライトまで我慢です。
日本のクリスマスと違って向こうは新年までの長いクリスマス休暇が始まり、この休暇は家族で過ごすもの。電車も止まり、お店もクローズする(コンビニなんて存在しません)あの地でクリスマスに1人とは孤独感たっぷり、気の毒です。
でも2号には強い味方のJoan がいます!!同じフラットに住むBridgetやAnnもいます。(映画ブリジッドジョーンズのレネー・ゼルウィガーを想像しないでください。皆様かなりのご高齢)。
かわいそうですが、なかなかない素敵なクリスマスとなりそうです。

ジャスミンの木もクリスマスツリーのようになっています。
本当に本当の ホワイトクリスマスです。
With all best wishes for Christmas!!

ドッグラン @ 代々木公園

お天気の良い週末、あずき(実家の愛犬)を連れて代々木公園のドッグランに出かけます。

最近さらに人間化しているあずき。他の犬と元気に駆け回るというところまでは程遠く、いつもナメあし母の横にぴったりと寄り添っています。でもここのドッグランはそんな犬たちが多く、飼い主さんがしびれをきらして走り出し、それに合わせて犬も走る・・・という感じです。

唯一の交流はこの犬とだけ。
あずきは自分より小さい、弱そうな犬が好きです。ちょっとずるいんです。

この日のベストドレッサー賞はこのブルドッグ。グレーのダボダボのTシャツを着ているのですが、あまりに大きすぎて、一瞬子供のTシャツでもきているのかな・・・と錯覚をおこすほど。足元にTシャツがからみつき、歩くのもしんどそう、フガフガ言っています。

あずきもおしゃれしていっても、結局やっぱり母の横についてばかり。
尻尾もこんな感じに下がっています。

1時間くらいいて「そろそろ帰ろう」と促すと、帰りたがらないのです、とても不思議。家に戻ると疲れたのかぐっすり寝ています。

秋の紅葉が青空に映えた美しい穏やかな日、まだまだ秋を楽しめますね。