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日記・コラム・つぶやき

Shooting @Paula's house

今日は、来年の春予定の新しい本の撮影のため、Paula のSuffolkのお家まで出かけます。朝5時に家をでて到着が7時半、2時間半のドライブ。英国の郊外の美しさを楽しみながら静かな朝の田舎道をひたすら走ります。

前回にここに仕事できたのは4月だったのですが、夏のガーデンもまた素敵。「仕事、仕事にきているんだよ!!」と自分に言い聞かせながらも、堪能です。

朝の日差しの中の1枚。
前日夜に少し降った雨のおかげで草花が生き生きしています。

わかりますでしょうか?

持ってきた花材は外に置いているのですが、もうハチがくるくる、大変です。

花を作ったり、花器を洗ったり、クロスにアイロンをかけたり・・・バタバタと時間が過ぎていくのですが、一週間に一度バンでくるお魚屋さんがくると皆で交代に買いに行ったり、息抜きもあります。

Paulaの家は最近新しい犬が増えました。右がConnie、左がCosmo。
退屈そうにしているので、こっそりボールで遊びます。

つづく。

Angry Birds

恥ずかしながら、『Angry Birds』と呼ばれるモバイルゲームにはまっています。ゲームは
主人公の鳥たちが、敵の豚を倒す、そんな単純なものなのですが。鳥や豚の茶目っけある様と頭から離れないメロディーもあり、つい電車のお伴として楽しんでいます。

これが主人公の鳥。キャラクター化されていて、大きな縫いぐるみを発見です。

帰りの電車の中、2号とゲームをしていると、親子連れが乗ってきます。席を譲ろうとすると、その男の子が2号の横にぴったり寄り添い、ゲームを覗き込みます。

そしてそのうち、2号にレクチャーが始まります。白熱する会話ですが、ナメあし、彼のママは大丈夫かな、と思っていたところ。

ママ、ナメあしと息子にしびれをきらしたのか、自分のiphoneを取り出し、さらなるレクチャーです。

最後には、「だからね…」と言って実演です。

こんな出逢いもあります、たまにはゲームもいいかも、です。

初夏

今週よりロンドンに戻りました。
そして今日から仕事復帰。週末にウエディングがあり、時差ぼけにもならないままこちらの生活に戻っています。

ロンドンは、美しい青空が広がったと思ったら、急に雨が降りだしたり。日本の梅雨とは違いますが、この時期特有の雨が一日に何回か降ります。ただ雨の後はまた青空が広がります。この気温が下がったり、上がったり、適度な水があったりで庭先のお花が元気で、美しい季節。そんな初夏のロンドンの様子をまたお届けしたいと思います。

Congratultions! その2

万平ホテルでの披露宴。

幸せいっぱいのこの笑顔を見れば、ナメあしの説明などいらない、そんな素敵な食事会でした。

Sさんの横にある大きなアレンジは、二人のたっての希望のもの。大きなお花を囲んで式にきていただいた方たちと一緒に写真が撮りたい、と。

メインダイニングに続く中庭が見えるこちらのお部屋。木々の緑に、花々に負けない元気なパワーを、とカラフルな花々を使います。大輪のピンクは芍薬、見事に満開です。

Sさんが持った2番目のブーケは、大好きなピンクを中心としたラウンドブーケ。この時期ならではのガーデンローズをメインにしたもの。ベルのようなぶら下がっているものは、テッセン、グリーンはアイビーを少しだけ添えています。

ナメあしがウエディングブーケを作る際、何より香り考えます。緊張する花嫁さんへのアロマ。深呼吸をしたときに、ちょっとでもほっとできれば、と願いをこめています。
ガーデンローズのスィートな香り、一生忘れない甘い香りになればいいなぁ・・・。

テーブルのお花は、Sさんのブーケのピンクをメインにした、カラフルな色合いのアレンジ。
ガラスの花器の中にサンキライ。アレンジの中には、二人の思い出の地、長野県が産地のブルーベリーの枝物をふんだんに使いました。

こちらのホテルのメニューカード、大正時代から使われているそうです。
四季にちなんだ花々が可愛く描かれていて、ラブリーなカードです。

最後に。あれ???Kくんの写真をのせていないですね・・・。でもナメあしの写真はどうしてもSさんばかり、ごめんなさい。

心よりおめでとうございます!!

Congratulations! その1

野山が輝く季節、初夏。木々も花々も初夏の柔らかい光の中でそれぞれの色に輝き、美しさを放ちます。そんな緑いっぱいの軽井沢の結婚式に出かけます。

従兄、ナメあしにとっては弟のようなKくんの結婚式。新婦のSさんと3人で、二度のお花の打ち合わせをさせていただき、2人の、特にSさんの式への思い、家族への思いを知りました。
結婚式は女性が主役(とナメあしは思っています)、思いをできるだけ叶えてあげたい。

前日の夜から作りだしたブーケを持って、早朝の東京を出発します。

聖パウロカトリック教会にて。Kくんが心配していたお天気も快晴。

ウエディング・ブーケは、ピュア・ホワイトのキャスケード。4種のバラに、香りいっぱいのStephanotis(マダガスカル・ジャスミン)と彼女の希望のブルーのお花、クレマチスです。

こちらは室内での厳かな式が終わった時のもの。2人とも緊張の糸が解けてリラックス。

祝福のライスシャワーをあびた2人、特にKくんめがけてまかれたライスが彼のセットされたヘアーの中にたくさん。叔父(新郎の父)がそれを一生懸命に取っているこの1枚、ナメあし、とても気に入っています。 

急きょ、あずきを連れて出かけることになり、あわてておめかしです。
たくさんの観光客の皆さんに写真を撮ってもらいました。

この後、万平ホテルでの昼食会です。もう少しお付き合いください。

つづく

日本の花 ササユリ

ユリといえば、華やかなカサブランカに代表されるように、オリエンタルリリーの花は大輪、香りもよく、人気のお花、世界中どこでも一年中手に入るお花です。

でも本来ユリは6月から出回る夏の花。
花市場でササユリが並んでいます。

ササユリはこの時期にしか出回らない日本に自生するユリ。細い茎、小ぶりの花、活けてもうつむいしまう可憐でひたむきなところに愛好家の方も多いお花です。

ササユリという名前の通り、葉っぱが笹の葉に似ています。
花はうすいピンク、華やかなユリというよりは、繊細な、でも何か自然の力強さをを感じます。

この花を最初に見たのは、お茶室です。やや蕾の一輪だけ挿してあったササユリが、帰り際に花開き、うっすらと香りを放っていたことに可愛さの中に力強さを感じたのを覚えています。それからこの時期には探していましたが、なかなか見かけることも少なく、こうして自分で花市場にいってみかける環境になった今でもなかなかお目にかかれないスペシャルなお花です。

近況

予兆があったのですが、突然PCが壊れました、日本だったのでよかった!!すぐにビックカメラに行き、なめあし兄に託し、ようやくまた通常生活に戻りつつあります。いまやパソコンはなくてはならない必需品です。
壊れたPCは2年前に新しくしたものですが、持ち歩くことが多いこと、まして帰国の度にスーツケースの中でガタガタさせてしまったり、本当にかわいそうなPCです、お疲れさまでした・・・・なのです。

時間を見つけて、花の写真を撮りためています。花は季節も含め、色や形など、その時にしかないもの、まさに一期一会。英国と日本でも同じ花でも、少しずつさまが違ったりもするので、その出逢いを大事にしています。

ただ、今日は撮影!!と意気込むと、お天気が悪かったり、かえってやりすぎてイマイチな作品になったり。お客様に渡すぎりぎりに一枚だけ撮ったものが最高だったり、不思議なものです。

可愛いボックスを見つけました、新しい「花折り」が生まれます。

Thank you, ANYA!

今日、ちょっと嬉しいお知らせです。(※文章中にアンダーラインが付いているものはクリックしてください
地震があってしばらく何も手につかない毎日を英国で過ごしていたナメあしたち。節電しても意味はないし、義捐金意外に何ができるのだろうか・・・考えていたところ。大好きな英国のバッグブランドのANYA HINDMARCHのホームページに日本人に向けてのメッセージが載っていました。
To all our frinends in Japan. We are thinking of you!
日本の私たちのお友達へ、 あなたのことを想っています!
Anyaの高級バッグやお洋服、靴は個性的でしかも可愛い、世界中にファンがいる英国ブランドです。その一方で、チャリティーやエコに対しての取り組みが前向きで、数年前には可愛いエコバッグをチャリティーで売りだし、各国で大行列ができたほど。日本でもニュースに取り上げられたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
そしてナメあし、このメッセージへの感謝の気持ちとともにダメ元でお願いのメールをしてみました。
メッセージを読んで嬉しかったこと、励まされる日本人がきっと沢山いること。
今悲しい苦しい現実に直面している日本人が少しでも元気になるような、そして世界の人々が日本のことを少しでも考えてくれるような、そんな可愛い何か(希望バッグ)を安価で作ってほしいこと。そしてそれを是非にチャリティーにしてもらえないか、と。
するとすぐにスタッフの方からお返事をいただきました。
前向きに対応を、早速スタッフで検討します、と。
嬉しいメールでした。商品化されればいいなぁ・・・・と願いながらの日々。
そして少し前からAnyaのサイトでWE ARE ONE T-SHIRTSと題した、Tシャツが売りだされました。
日本の日の丸がAnyaの世界感でこんなに可愛くデザイン。ひと筆で描ける日の丸の中のあるAnyaのリボンのロゴ、WE ARE ONEのメッセージが込められていますね。また、その収益全ては赤十字を通して日本に寄付していただけるそうです。

英国のサイトよりも日本郵送の購入はできますが、送料がかなりお高い。しかもナメあしがまとめて購入して皆さんに、と思ったところ1人1枚しか買えないシステム。どうご紹介するべきかまたまた問い合わせたところ、日本のANYA HINDMARCHの銀座店・青山店で今週の金曜日より発売される、と教えてもらいました。
是非にご興味ある方、お店をのぞいてみてください。また英国のサイトよりのご購入で何かお困りの方、お手伝いできることがあれば、と思っておりますので、ご連絡ください。info@almostunreal.jp
最後にですが、もちろん、ナメあしのアイディアなんて思っていません、嬉しいし、何より可愛い。そしてこれが少しでも被災地のお役に立てることに感謝です。きっとこのブログに遊びに来てくださる方は好きかな・・・と紹介させていただきます。願わくば次はこの絵柄でエコバッグ希望、だと思いませんか????

母の日を終えて ありがとうございました。

母の日の発送が無事に終わりました、ご注文してくださった皆様、どうもありがとうございました。
花市場の状況も、ご注文も、ご配送もきちんとできるのか全く想像ができない今年の母の日だったのですが、沢山のご注文をいただきました。お母さまへの贈りものが多種多様な中に、お花を、オルモストアンリアルを選んで頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
特に今年は東北地方へのお届け先が多く、皆さまの強いお気持ちを感じました。
配送をお願いしているヤマトさんに数日前から何度も確認したところ、「お花は絶対に届けたいですね!」と言ってくださり安心しました。
全てのご注文に、Flower Power 、スタッフ皆の思いを込めて発送いたしました。

今年の母の日は一生忘れない、心に残るものになりました。

Royal Wedding Street Party

 

こんにちは、ナメあし2号です。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか? 今日はRoyal Wedding
当日、現地にいた私からのブログです。
ウェディングの当日、あちこちでストリート・パーティが開催されました。
地域の自治体に申請をして許可されれば誰もが出来るもので、通りを閉じて
盛り上がります。その目的はロイヤル・ウェディングに限らず、例えば「春
の花が美しいから」でも、「素晴らしい夏にみんなで日光浴しましょう」で
も、その通りの皆さんで楽しめるものであれば良いのです。
ステキなシステムだと思いませんか?
お昼の2時頃にBBCの生放送が終わってから、ストリート・パーティーの
ノーティスが出ていた近所のLambolle Roadへ出掛けてみました。
早速、人が出ています。
聞いてみると、ウェディングの動きが出る前に飾りを付けを済ませて、それ
からテレビを見に一度家に帰り、そして今さっき出てきたそうです。
これからもう少し時間が経って人が集まったら、大人も子供一緒に乾杯との
こと。なんだかとても楽しそう!
この日の天気予報は「時にカミナリを伴う断続的なお天気雨」。それでも蓋
を開けてみれば、雨が降らないどころかパレードの時にだけ一閃の光が降り
注ぐ、まさに何かの大きな力が働いたような素晴らしい天気となりました。
「降りそうだったのに降らないで、それどころか良い天気」だったのが、ま
るで祝っているみんな、1人1人の心のチカラが天気を変えたようにも思え
てしまい、「さすがウィリアム王子とキャサリン妃!」と膝を叩いてしまい
たくなるような、印象深いものになりました。
この写真はキャサリン妃の弟、Jamesさん。胸には、キャサリン妃のウェディ
ング・ブーケで使われているスズランをあしらったボタンホールです。
ナメあしのウェディング・ブーケもスズランでした。余計に印象に残ったウェ
ディングです。
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母の日のフラワーギフト、まだ受け付けております。まずはご連絡下さい:
 電話:   03 5929 9365
 メール:  info@almostunreal.jp
 ショップ:  http://almostunreal.shop-pro.jp/
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