almost unreal

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日記・コラム・つぶやき

3年目


このフラットに引っ越してきて3年目に入っています。
大きな窓から見える、景色が気に入っています。が、この窓ふきとっても大変な作業になり、ついつい後延ばし、今日は2号がはりきって窓ふきをはじめます。

一生懸命掃除してくれている2号の姿を紹介したいのではなく、いかに汚い窓か・・・いかにナメあしがさぼっているか・・・ということをお伝えしたくこの記事をアップしています。

こんなにも空が青く見えるとは!!

この写真は週末前に、2号の職場の社長さんが、電気を直しにきてくださったときのもの。
玄関の電気のケーブルが壊れていて、これも延ばし延ばし・・・電気に詳しい社長さんがあっという間に直してくださいました。ナメあしまでもが、色々なことでいつも頼りにしてしまう、素敵な社長さんです(ちなみに普段はお名前で呼んでいるので社長さんということもついつい忘れてしまっています)。

Nice to meet you, Dorothy

久しぶりの元同僚に会いに出かけます。
Joは長く一緒にコントラクトチームとしてお世話になった同僚。月曜日朝4時、水曜日5時、木曜日7
時、金曜日7時と2人でほとんどの仕事の行動を共にしていました。一緒に朝ご飯を食べて、運転をしながら、花を作り・・・の繰り返し。花のことでも沢山フォローしてもらいましたが、ナメあしのたどたどしい英語も温かく聞いて、教えてくれた人です。試練のようなきつい仕事の中で、楽しいと思い始めたのもこのJoのおかげです。
今は子育てで仕事は休止中ですが、メールのやりとり、そして毎年必ずお誕生日カードを送ってくれます。最後に会ったのは、この時なので2年ぶり。ブログの中で登場してもらったLucyは赤ちゃんではなく、すっかり女の子に、そしてお姉ちゃんになりました。

遊び始めたら、Lucyはご自慢の衣装から、オズの魔法使いのDorothyドロシーになってくれます。カメラを出し始めると、「Totoも」とドロシーの愛犬と同じ名前のぬいぐるみも一緒に、とのこと。
その後クローゼットの中の衣装を全部出して見せてくれます。かたずけるJoのことを思うと申し訳ない・・・・。「残念だけどこの衣装は、ナメあしには小さいと思う・・・よ」とアドバイスをくれて、可愛い可愛い。そして当たり前なのですが、なんと英語が流暢なのでしょう。

どれだけピンク好きなのね・・・というほどのピンク、ピンク、ピンクのお部屋です。

こちらは弟のRay。最近歩き始めた彼は、なかなか静止が難しく、何枚か撮ったものの全部ピンぼけ、唯一の写真です、可愛さ伝わりますでしょうか・・・。

Oxford


週末2号と郊外のOxfordの先まで出かけます。ロンドンから車2時間弱のドライブです。
郊外に行くときは、そこに行きつくまでの田舎道が好きです。ナメあしたちの車はナビもなく、地図を片手に、寄り道しながら、時にわざと高速の出口を1つ手前で降りて、勘を信じての細い道を突き進みます。

この日、見晴らしのよい高台の景色が素晴らしく、車をとめて一休みです。あの建物は何かな?と言いながら、おにぎりをかじり、美味しい空気を吸いこみます。

しばらく走っていると気になる建物を発見。急いで車の速度を落とします。

同僚でアンティークの師匠に言われています、郊外のアンティークショップをチェックすること!と。

「The Quiet Woman」(物静かな女性)というこのお店、大きな駐車場にも数台しかとまっていない、ちょっと大丈夫かな?と思うアンティークショップ。中にはこれまた誰もお客さんのいない少し古びたカフェがあります。

中はこんな感じです。お客さんはナメあしたちと女性2人組。こちらの女性の携帯電話はひっきりなしにかかってきて、どうやらどこかから買い付けにきた様子、掘り出し物があるかもしれません。

素敵な椅子を見つけますが、今日は買うまでには至らずお店を後にします。
お客さんに対してお店の方は5~6人。紅茶を飲みながら談笑です、Quietとは程遠いおばさまたちです。

これは道沿いのお家の窓。行きの道でこの鶏をみかけて、帰りはゆっくり徐行してもらい、車から撮影です。気になるものばかり、車の中でもいつも油断できません。

ジャパニーズチーズ

「家ではどんなご飯を食べているの?」よく聞かれる質問です。
ナメあし夫婦は外食で日本食を食べるということはほとんどなく、日本食は家で、というのが基本です。そのため日本食がメインではありますが、手を抜くときのパスタだったり、タイ料理・中華だったり。最近は日本食と呼んでいいのか、ご飯はワイルドライスやタイ米でお肉やお魚などのメインにお野菜を何種類か添えてワンプレートというのも増えています、もちろん外食もテイクアウェイもよくします。
食べたいものが美味しく、簡単に口にできる日本と違い、無性に何かが食べたくなると、作ることになります。揚げ物はその代表格。ちなみに昨晩はコロッケを作ります。

こちらは、主食といってもいいほどのじゃがいもを食べるので、美味しいじゃがいもが簡単に手に入りますが、牛肉のひき肉は少し匂いがあるので豚ひきを使います。

でもでもこの日のメインは、こちらです。
母が帰国の日の朝、スーツケースに入れてくれたものです。西利さんの大根のお漬物。長く日本のいたので最初はいらないと断っていたのですが、半ば強引に持たされてよかった~。
大根のお漬物って、びっくりなほど、何ともいえない匂い、まさに日本のチーズかもしれません。
一度、関空から帰国する2号が空港店の西利さんで沢山のお漬物(大根のあっさり漬けばかり)を購入、手荷物で飛行機に持ち込んだところ、周りの皆様に大変ご迷惑をおかけしてしまったようです。でもやはり美味しい!!
沢山のごまをふったお漬物、熱々のスペイン産の日本米、仙台の佐々重さんのお味噌で作ったお味噌汁、最高の3点セットです。チーズなど色々記事を書いていますが、やっぱりこれが一番です。

お散歩


お天気の良い日にHampstead Heathを歩きます。Hollyもクリスマスまでに赤くならないと、です。

怪しいキノコを発見。木々が高く、その葉のせいで太陽がでていても、光が当たらない、木陰でしっかりと成長しています。

フロストしているような、紅葉の始まりかけた葉、道端にひっそりと。

前に人が歩いていたと思っていても、人がいなくなり、毎回方位磁石が必要と思うほどのこの公園。いつもゴール地点に決めている、Kenwood house 横のカフェでお茶タイムになります。
間もなく晴れた日が少なくなるロンドン、つかの間の晴れを楽しもうと、カフェは大賑わいです。

秋の気配

久しぶりのロンドンは、朝夕めっきり寒く、もう秋半ばです。

一年中お野菜が揃う揃う日本とは違って、英国はその時期のお野菜がはっきりわかります。りんごやきのこの収穫が始まっていて、見慣れない品種を買って楽しみます。

雲は少し低め。ひつじ雲というのでしょうか・・・。
ここ数日、雨・晴れ・くもりが一日の中に繰り返し起こります。

秋の花も満開です。ハチたちもせわしく、活動中です。

それぞれの仕事


買い物がてらいつもの道を歩いてみます。
目を凝らすと、はっとするほどの美しい手仕事を発見。

寸分のくるいもない、大きな大きなクモの巣です。
朝露がついている短い時間、キラキラ光っています。

お庭のあちこちで、秋咲きのバラが満開です。
かつてナメあしもそうだったように、何もしないでほっといていても秋にもう一度咲いてくれます。

フクシア(Fuchsia)の実。
この可愛い実、美味しいのでしょう、鳥がかわるがわるやってきます。

英国


昨日長い滞在を終え、英国に戻りました。 
空港にでかけて、カウンターのあふれんばかりの水色の制服の団体に、あれ?いやな予感です。
ものすごい熱気パワーを感じる、大賑わいの団体、英国の柔道の選手たち。そういえば、世界選手権のテレビ連日放映されていましたよね・・・。
実はナメあし、数年前にその団体の中にぽつんと一人混じって帰国したことがあります。両側はみだすほどの巨体の選手、すっぽりはまって、おとなしく座るしかありません。そしてその中で金メダル(オリンピック?世界選手権?)選手がいて、機内でアナウンスが流れる大イベントなり、シャンパンを一緒に飲まされ、貴重な?経験をしました。
今年はどうなるかな・・・とかなり不安でしたが、席は離れていてほっとしました。選手と少しお話したのですが、暑くして死にそうだったけれど、日本は最高!吉野家の牛丼の安さ、美味しさにはまったそうです。
先日、少し文句を言ってしまった ウエルカムドリンクのスナックは復活していました。乗務員の方いわく6月より復活したとのこと、ブログも訂正しておいてね、と言われました。その代わり、ちょっと怪しい ヴァージンコーラがなくなっていました、ちょっとあやしいあの味、楽しみにしていたのに、残念です。
ロンドンは気温17℃、ナメあし本日セーターを着ております。
久々のロンドンはもう秋深まっています、明日よりそんな日々をご紹介させていただきます。

日本の夏


残暑お見舞い申し上げます。
英国に住んで11年、初の8月まるまるの滞在、暑さにこたえています。
同じく暑さに参っている愛犬のあずきを連れて名ばかりのお散歩にでかけます。
今朝はあずきが木を見上げて吠えています。

目を凝らすとせみのぬけがら。
思えば、英国でせみを、あの鳴き声を聞く機会はほとんどありません。気温の関係なのでしょうか。
だから、せみは、ナメあしにとって日本の夏の象徴。短い命、どんどん鳴いちゃって!という感じです。
しばらく眺めていると、用をたしたあずきは、暑さの限界か、リードをひっぱり家に戻りたがります。
お散歩といっても5分程度、それでも新しい発見がいつもあります。

夏柑糖

京都の母のお友達より 老松さんの夏柑糖(なつかんとう)をいただきます。

山人艸果(さんじんそうか)と書かれた のし紙。
山人艸果とは、「日本原産の作物や、古くから食されてきた素材に注目して、創菓しました。」という老松さんのメッセージ。
また、この緑色の大きく描かれた葉は、「葉盤(ひらて)」といい、古代菓子は、木の葉を円くつないだこの皿に供した、とも書かれています。

使用しているフルーツは、希少価値の夏みかん。そして、ゼラチンでなく、寒天で作っていることが最大の特徴。全て手作業だそう、一緒についているご案内状だけ読んでも心意気が伝わります。

酸味の効いたさっぱりした中の甘さ、口の中にいれた溶け具合も、ゼリーと異なるもの。つるつる、すべすべ・・・。あぁ・・・・表現がなんて乏しいのでしょう・・・。
季節限定のこのお菓子。暑い夏でふう~ですが、この季節に滞在していて得したなぁ、と感じるひと時です。