2021年11月 壁紙画像
冷気がキリッと気持ち良い秋の日、いかがお過ごしですか?
今月は、5種類の実ものだったり、茶色の葉だったり、秋の醍醐味と言える花材をいっぱい添えた秋らしいブーケです(こちらは今年の11月のカレンダーからの画像ですが、壁紙用に向きを変えてご用意しています)。
追伸、2022年版のカレンダーが間もなく完成です。どうぞお楽しみに!
オルモストアンリアル
冷気がキリッと気持ち良い秋の日、いかがお過ごしですか?
今月は、5種類の実ものだったり、茶色の葉だったり、秋の醍醐味と言える花材をいっぱい添えた秋らしいブーケです(こちらは今年の11月のカレンダーからの画像ですが、壁紙用に向きを変えてご用意しています)。
追伸、2022年版のカレンダーが間もなく完成です。どうぞお楽しみに!
オルモストアンリアル
台風一過、皆さまお元気でしょうか?
10月のフラワー壁紙はハロウィンを意識した色組でお作りしています。
あちこちでかわいい系のグッズが多く見られますが、こちらのブーケは大人が集まるハロウィン・パーティで映えるように、オレンジをシックに引き立ててみました。
来年はこんなワークショップが出来たら良いな、と思っています。
Trick or treat!
オルモストアンリアル
インスタグラムをご覧いただいている方はご存じと思われますが、ナメあしと2号、8月より日本の神戸に拠点を移しました。
7月も半ば、いろいろなことのカウントダウンが始まっていながらも、生活は何だか一緒の一週間をご紹介します。
少しずつみんなと最後かなと思いながらの会合がスタート。共通の学生時代の友人と帰国前にディナー。せっかくなので一泊して、翌日はコッツウォルズを回りました。
本当なら夏の観光シーズンなのでしょうが、静かなビレッジ。アンティークショップの中にひっそりと飾られていたこのキャンドルスタンド、気になりました。こうしてみると買えばよかったかな…。
こちらの方向に来ると少し寄り道をしても立ち寄る オーガニックショップ daylesfordへ。ブログに何度か紹介させていただいていますね(笑)
ただ嬉しいニュースは『HOME &GARDEN』セクションが大きくリニューアル。
どこを見てもウキウキしてしまいます、危険なエリアです。
柱や階段の手すりなどすべてこんな感じに。こういうところ本当に上手です。
外のプランツセクションも何とも言えずの美しさ。
この日はこのストロベリーを買って、つまみながら家に戻りました。英国のストロベリーは日本の甘いいちごにくらべるとやや酸味があります。水分量が少ないのでしょうか、このようにパッケージされていてもダメージが少ない(日本のイチゴはこのような形態ではダメージしてしまい売れないですよね)
これは花市場。ハンギング用のそのまま飾れるバスケット。家に飾るところがあれば買いたい!!!
帰国のギリギリまで仕事をすることになりました。いつもと変わらないシャネルの活けこみ。
詳細はサインをしているため書けないのですが、新商品の発売に合わせての制作の依頼、商品ごとに作品をいくつか作るのですが、どうしても入れたい葉物が市場にありません。ロンドン郊外のプランツのnursery(栽培所)まで出向くも結局なく、最後は同僚と森の中を歩いて探します。結局見つからず、同僚の家まで送っていくと同僚のフラットの敷地内で木を発見!無事に少し葉をゲットできました。
この日は電車に乗って、Brighton手前のLewesへ。
元同僚のAnnaに会いに出かけます。Annaとは最初のロックダウンが始まる直前に会う約束をしていたのですが、なんだか様子がおかしいね、と会うのをキャンセルしてしまって以来、久しぶりでもあるししばしのお別れでもあります…。
笑ってしまったのは、ナメあし母作成のマスクをしていたこと!
いつも行くカフェでお互いの近況報告、そして長いお別れではないけれどと言いながらも二人ともプレゼントがテーブルの上に。Annaがしてくれるラッピングはいつもかわいい。
そして笑っちゃいました。
左がナメあしからのプレゼントした、日本から長く愛用していた一輪挿し.Annaはアンティークショップで見つけて愛用していた一輪挿しを。まぁ、それにしても本当によくまぁ、こんなにも同じ大きさ!!!
そしていつものように、点在しているアンティークショップ巡りです。
アンティークを見ながら話が尽きず、もう一度お茶を飲んで。
その後、AnnaのママSusieも合流してくれました。
ロックダウンで長い間、友人と会うという普通のことができなかったので、とても楽しくうれしい一週間でした。
久しぶりに予定なしのゆっくりの日曜日、コロンビアフラワーマーケットに行ってきました。
お花ももちろんなのですが、周りの雑貨屋さんやカフェに、そして来ている人もなんだか素敵で、ファッションもなのですがそういう人がどんなお花を手に取るかを見るのは楽しみですし、ナメあしの花作りのヒントになります。毎週日曜日の午前中のみのこちら。このコロナ禍、入り口と出口がはっきり分かれていてこのように入場時点で今までとは違う対策が見られます、この日は朝早めに出かけたためまだ人も少なくラッキーでした。
今までは通りの両側にストールが並んでいて歩くのも大変だったのですが、現在は片側のみなので、市場って感じのワサワサ感はなくなっていますが、やっぱり良いですね。
この日、本当によく売れていました、『ひまわり』。
お気に入りの雑貨屋さん、入口すぐのところにあります。
『Scrabble(スクラブル)』と呼ばれるゲームコマが売られていたので、買っちゃいましょう~。
レジで買う前に。
後ろ、こちらのご主人が読んでいた本。ナメあしも持っていますが、野草の図鑑です、なかなか便利!
この雑貨屋さん、奥には小さなカフェがあります。
英国のお菓子は素朴で華やかさもないのですが、なぜにかわいいのでしょうか…。
別の雑貨屋さん。この日はこちらの花器に魅せられたのですが、買おうかな、と悩んで再度行ったら売り切れた直後でした、残念なようなほっとしたような(笑)
行くと買ってしまうベーグル専門店。
なんてことのないベーグルなのですが、美味しいのです。
週明けは、Paulaからのご招待で Hampton Court Palace Garden Festival 2021へ。
昨年はコロナ禍で中止、今年は無事開催されました。(ちなみに5月に開催されるチェルシーフラワーショーは、9月に開催を予定しています)
状況は大分緩和されていますがまだコロナ禍、コロナワクチン接種を2回しているか、または検査で陰性であることが参加できる条件に加えられました。
このガーデンショーは、ショーを見ながら家族や友人たちとピクニックをするのがお楽しみの一つですが、今年はこんな感じに地味に少人数で。
ショーは例年に比べると規模が小さく感じましたが、まずは開催できたことは大きな前進ですね。
湖の奥がお城になります。
少し仕事のお話も。
この日はPaulaのところ。毎年記念日にオーダーをいただく、Iris(アイリス)のみのブーケです。ナメあしが覚えているだけでも、10回以上はお届けしているのですが、今年はこのお花をお手伝いさんがオーダーし忘れて…前日の夜遅くにお願い!!!連絡がきました。翌朝市場にあったもののみだったのでやや小ぶりですが、お届けした際にはその女性からとても感謝されました。
こちらは夏らしいブーケ。
これは別の日に。仲良しのサムのお店 Shaftsberries Flowers で働く日だったのですが、早朝活けこみ先のホテルに行こうとしたら、会員制レストラン『GEORGE』のディスプレイがウィンブルドンにちなんで、かわいかったので記念に一枚。
少しずつロンドンがいつものにぎやかな活気あるロンドンに戻ってきている(戻ろうとしている)様子を感じとれます。
仕事の話に戻ります。
こちらのアパートメントホテルは昨年の2月から長い間クローズされていました、明日より営業再開です。生花の活けこみの他にプラントの世話もしているのですが、この日はお部屋を含めてすべてのチェックをしました。
その後、そのままレストランの活けこみに行ったり、昔(ロックダウン前)の忙しい日のような一日でした。オーナーのBernieがコーヒーとマフィンを!忙しいバタバタ時にもう一息、とさらっと用意してくれるのですが、これもうれしいサインです。
ケーキといえば、ずっとずっと行きたかったお店に。
ロンドンを代表する格式ある五つ星ホテルのひとつ『The Connaught 』に新しく『The Connaught Patisserie』昨年10月にパティスリーと呼ばれる小さなカフェがオープンしました。カフェといえども仕事帰りに気軽に入るというよりはきちんとした日(仕事の後はヨレヨレです…)に来たいと思った後にこのロックダウンでなかなかこれなかったのですが、ついに!です。
ナメあしは、『Connaughty Hound』、2号は『Raspberry Vanilla Tart』に紅茶を注文します。
このホテルのクレスト・ロゴにいるHound(猟犬)が基になったこのケーキ。季節ごとにカラーやテイストが変わるそうです。実際に私がいつの日か食べたいとホテルのHPをチェックした際には、チョコレート色の犬でしたが、今日はイエロー、マンゴー味でした。
2号のタルトもとてもおいしかったです。あ~またすぐに来たい場所ができてしまいました。
帰りはその近くのBerkeley Square(バークリースクエア)ではウィンブルドンのパブリックビューイング開催中です。来年はたくさんに人であふれますように。
更新が遅れてごめんなさい。
9月は夏の花の終わりと秋の花の始まりの狭間の季節なので、両方の良いところ取りをして作りました。
ここ数年で私の花のスタイルも変わってきていて、カッチリとしたものより少しラフな仕上がりのものが好みです。
そしてこの色合いも、今、すごく好きな組み合わせです。
壁紙、どうぞエンジョイされますように!
オルモストアンリアル
日曜日は近所のいつもの道を歩きます。コースはいくつかあるのですが、今日はHampstead Heath (ハムステッド・ヒース)からHampstead駅周辺です。
朝9時ですのでまだ静かなハムステッドヒースです。
ヒースを抜けて住宅街を抜けてハイストリートにでます。
駅近くの雑貨屋さんの『Judy Green’s Garden Store』いつもここに立ち寄ります。ガーデン系のちょっと気になる雑貨が色々ありお気に入りです。
こちらはその横の『アンティークショップ』と言ってよいのか、『セカンド』を扱うお店。時々好みのものが見つかります。
何とも言えない、見事なコレクション!
Pushchair(乳母車)が可愛くて撮りました。
日本ではなかなか見かけないでしょうか?
古い映画や本などで見かけた車輪の大きなクラシックスタイルの乳母車、こうして時々実際に見かけます。
数年前、王室のキャサリン妃がシャーロット王女を乗せられて、エリザベス女王がお使いになっていたものを再利用したことで話題になりました。
これはPaulaからの依頼。親しい友人との会食時に使用したいと言われました。この日は別仕事もあって花市場に行ったのですが、英国産の花材にこだわって仕入れてみました。Suffolkの自宅から電車でロンドンにきたPaulaを駅でピックアップして、そのままディナーの場所に向かいます。
「Susannah Hunter って知ってる? ディナーの場所近くにナメあし好きそうなバッグやさんがあるから見に行こう」と。
2000年1月に自分のブランドを立ち上げてから現在に至るまで、一貫してすべてのハンドバッグは彼女のロンドンのスタジオでハンドメイドされていて、上質な英国かイタリア産のみのレザーを用いて驚くべき緻密さで縫い合わされた作品が並んでいます。
Paulaはずいぶん前にこの近くに住んでいたそうで、Susannah とはお知り合い。ちょうどSusannah本人がいてしばらく話し込みます。彼女曰く「このコロナ禍で色々大変だけれど、日本人から愛されていて、直接ここから日本に送ることもあるし、東京のデパートにも展開してもらっているのよ」と。
※後から調べて気が付いたのですが、新宿小田急デパートの2階にコーナーがありました、ショップ内に海外のものばかり集めた場所があります。
丁寧な仕事、華奢でお花好きな方には、わーっとはまってしまうお店です。
かなり高価なバッグだし、ちょっと悩む時間必要と、「また出直す!」と伝えてお店を後にしました。また危険なお店を知ってしまいました…。
ポーラのディナーは、『Noble Rot』。ワインバーなのですが、フランス人のワイン好きの友人がワインを持ち込んでの女子会だそうです、すごそう!
テーブルに飾って、ここでナメあしは退散します。
後ろの壁にうっすら写っているのはお店のポスター、なかなかなインパクトですね(笑)
思わず可愛くって。(許可取って撮影しています)
最近こういう自転車が多く子供が同乗しているところよく見かけるのですが、横に並んで、お父さんと話しても全くこちらを気にしないほどの熱心に本を読んでいます。
信号が変わってもこの感じ、どんな物語なのでしょうね。
この日は久しぶりのフィッシュ&チップスの『Toff’s』へ。ロンドンで、ベスト!と思っています。
Toff’s
38 Muswell Hill Broadway, London, N10 3RT
ノースロンドナーに愛されているこちら。昨年最初のロックダウンのころに、オーナーがコロナでお亡くなりになりました。そのニュースだけが伝わり、長い間のロックダウンでお店も閉まっていたので、再開されるか不安もありましたが、変わらず大賑わいです。
多分書いていると思いますが、ナメあしたちの頼み方です。
Dover Sole(ドーバー産のヒラメ)の焼きとHaddock(ハドックと読みます、タラの一種ですが、タラより小ぶりで味がしっかりしています)の揚げ。これにGherkin(ガ―キン)のピクルス。写真には写っていませんがこれにあふれるほどのチップスが添えられています。
最初この象行進を見つけた時、本物かと驚きました!
『Co Existence(共存)』。環境アートエキシビション開催中です。
バッキンガム宮殿近くのGreen Park(グリーンパーク)に100頭の実物大の象の彫像が展示されています。この彫像は、150頭の野生の象と25万人の人間が共存しているインド南部のニルギリ丘陵の部族によってひとつひとつ丁寧に手作りされたものです。
使われているのは『Lantana camara(ランタナカマラ)』という、アジアでは有害な雑草として有名な植物。この植物を切り倒すことで、放牧されている動物や生物多様性を保護すると同時に、野生動物のための資金を調達しているそうです。
自然保護のメッセージを広めるために世界各地を巡回しており、人口が増えすぎている地球、人間の侵入が生態系に与える影響、そして人間が野生動物と共存するための方法というメッセージを伝えています。
このプロジェクトは 誰でも寄付をすることで参加できます。象の彫像はそれぞれ90万円程度から購入ができ、この展示の後はチャリティとして販売されるそうです。
この日はお届前のブーケをもって記念撮影です。
週明けは連日Paulaの家があるSuffolkに通います。ロンドンから2時間のドライブです。
Paulaのお父様へのお花。お花好きでにぎやかなお人柄のお父様が数日前にお亡くなりになりました、ナメあしもSuffolkでの仕事の際に何度もお目にかかり、とてもお世話になりました。
ロックダウン緩和といえども依然、セレモニーへの参列の人数には規制がありますが、華やかに見送りをしたいというご家族の意向です。
(このプライベートのお話は彼女からブログで紹介してよいからね、とわざわざ言われております)
こちらCoffin(お棺)の上に飾るお花です。
一番重要なお花だったのでPaulaが自分で作りたいというかなと思っていたのですが、「ナメあし作って」と連絡がありました。「あふれるようなお花で、色合いもお任せ」とのことです、とても光栄なのですが責任重大!さすがにもう少し情報が欲しくて、「Jewel colorsでどうかな?」と提案すると、「Ok, with yellow??」(原文そのまま)と返事が。Jewel colorsとは、ジュエリーのような色あい、例えばエメラルド、ルビー、サファイア、アメジストなどにイエローを入れてみようか?そんな返答です。
この数日はとても蒸し暑かったため、できるだけ新鮮な花材を市場で仕入れてロンドンのスタジオで作成しました。
外にテーブルを置いて作ったのですが、ゆうに2メートルを超えました。そして、ポーラからのイエロー、もちろん花材は仕入れていたのですが、しっくりとこず、現地でポーラに最終判断してもらおうとあえて入れませんでした。
数えてみると30種類以上の花材が入っていますが、Rose, Delphinium, Hydrangea, Stock, Peony, Dahlia (バラ、デルフィニウム、アジサイ、ストック、ピオニー、ダリア)はニュアンスを付けるためトーンの違う色を数種類ずつ入れています。葉物は8種類。イエローの花を入れた時のつなぎになるための、Alchemilla ,Purple Ninebark(アルケミラモリス、ナインバーク)を使います。
なかなかの量の花材がしっかり入っています。
テーブルの花は、イエローを入れてみました。コーンフラワーとニゲラを入れてブルー強めのミニブーケです。
これは、セレモニー後にお渡しする、『Thank you Bouquets』。特別にお世話になった方にお渡ししたいとこのことでした。
これら全部と会場に飾る花材を大きなバンに入れてSuffolkへ出かけます。
Coffin用のアレンジメントを無事にお届し、セレモニー会場の装飾をする前に、ポーラのご両親のお家でポーラと合流します。
このお家はナメあしは何度も出かけている馴染みのあるお家です。庭の隅にひっそりと、Englishrose と Elderflowerが美しい!
この写真と、一番最初の写真はPaulaのご両親のお家です。
とにかく広い敷地、Paulaの希望で、庭の草花を使用することに。葉物や満開のバラを丁寧にいただきました。楽しそうに写っているのはここまで、でこの後びっくりするほどの大雨でした…。
『Pedestal Flowers』と呼ばれるアレンジ。セレモニー会場に装飾します。
このアレンジ、当初の予定は前日の夕方にセレモニー会場で作成をして、翌朝一番のセレモニーに備える、という段取りでした。ところがいざ時間に行ってみるとその日のセレモニーに遅れがでているそうで、作成時間はわずか15分ということになりました。
同僚のマータとポーラと3人でまさに投げ入れ(笑)。花市場で仕入れた花材はあくまでも脇役。お家のたっぷりの葉物とツル状のバラが主役です。この写真はまだ未完成、翌朝本番前に更に摘んだバラを活けます。
セレモニーの写真は控えます。
これはセレモニーが終わってバタバタと花々をお客様用にアレンジし終えての帰路。田舎道をゆっくり走っていたら、野草のPoppy(ポピー)が綺麗で、道路脇にバンを停めます。
これは数日後にロンドンにきていたPaulaから、朝食のお誘いです。
早朝、花市場に行ったので、配達前のブーケを花器に入れて持っていきます。
日の明るいところで一枚。
ホテル No Mad London 内のTHE LIBRARYで、朝食を。ナメあしもちろん甘い朝食派!Lemon Poppy Pancake (レモンポピーパンケーキ)。
美味しい、楽しい時間でした。
この日は『イングリッシュローズ』の生みの親であるDavid Austin(デビッド・オースチン)のローズガーデンにでかけます。ロンドンの自宅から2時間半以上、なかなかの遠出で、行きたいと思いつつここ数年出かけていなかった場所です。
『イングリッシュローズ』とは、このバラ育苗家 ディビッド・オースティン氏が作りだしたバラの品種群もしくはブランド名です、それまで主流のオールドローズとモダンローズと呼ばれるバラの品種のそれぞれの良さをいかし、上手に組み合わせて作られました。オールドローズがもつ丸みのある花姿に加えて、花の咲き方にバリエーションがあり、さらに四季咲き性とバラのよいところが集められていることから、「究極のバラ」「次世代のバラ」として世界中で愛されています。
こちら予約制の上に、閉園時間近くだったこともあり人が少ない、なんとも贅沢な時間です。
バラの美しさは言うまでもないのですが、歩く道に沢山の花びらが散っていて、それもまた美しい。ここ数日、晴れているのに突然雨が短い時間ですが降るという日が続いていたのと時期的に少し遅かったかな、でしたが、この楽しみもありますね。
Climbing Rose(ツル状の薔薇) の『Mermaid』(マーメイド)。
前回のブログでお話したのですが、最近一重の花が好みのナメあし。この地味だけど、存在感あるこのローズを見つけました。調べてみると、通常のバラより開花時期が短く、はっと花弁が散ってしまうことから、切ない儚い物語のマーメイドと重ねて命名されたそうです。
この日は、久しぶりの仕事なしの週末。街中に出かけるのは公共交通機関をさけて、レンタサイクルで向かうことにします。
家からPrimrose Hill (プリムローズヒル)を抜けたところにレンタバイクのDoking Station(自転車置き場・基地)があります。
公共レンタサイクル、『Santander Cycles』。
£2(300円弱)で決済から24時間、自転車の利用が可能です。30分以内の利用であればそれ以上料金はかかりません。30分以上利用した場合、30分ごとに£2加算されていきます。
24時間以内に、どこのドッキング・ステーションでも好きなところに返却可能、ドッキングステーションはロンドン市内内に750か所あります。
ナメあしがここから街中に行く場合は30分以内で行けるので問題なし。例えば30分以上かかる場合は、途中のドッキングステーションで自転車を乗り換えれば、一日£2のみの支出です。
自転車で10分くらいで、あっという間に街中に出ます。
街中中の街中、Regent Street は通常であれば、大賑わいです、もちろん少しずつ活気は戻ってきましたが、まだまだ人が少ないなという印象です。横にはバスや車が通るのですが、しっかり自転車道があるため、安心して走ることができます。
Buckingham Palace (バッキンガム宮殿)です。土曜日の朝11時、本来は夏の間は毎日行われて観光名所でもある、Changing the Guard (衛兵交代)。もしかして見れるかな、と期待していたら観光としての交代はお休み中です…。
英国政府はイングランドで21日より完全なロックダウンの緩和を予定していたのですが、デルタ変異種による感染者拡大のため、4週間延期を発表しました。まだまだ…です。
好評だった? 最近2号のお買いものシリーズ。(買っていないものもありますのでご安心を)
その1 Smython’s(スマイソン)のバッグ。
その2 ポロシャツ。
結局似合わないと試着後買いませんでした。
結局グリーンを購入。
(本人曰くガーデンで目立たなく、ふさわしい色を買いたいと言っていますが、明らかにこのグリーンはちょっと目立ちます)
その3 メガネ。(本人曰く映画KINGSMANのコリン・ファース演じるハリーみたい。と興奮(一人で…)。
その4最後は自転車。
実はナメあしが欲しいなと言い出したものです。だったらオランダ製のVANMOOF(ヴァンムーフ)が良いんじゃないと言われ、あっという間に試乗を予約してくれました。試乗を楽しんでいたのは、あれ、2号?!
そんなに遠くない日に買うのでしょうか…。(2号が)
ナメあしはPaulaのところで働いて20年。働き始めた時から既に英国内のシャネルは得意先だったのですが、活け込みのアシスタントで初めてシャネルに行ったときはとても嬉しかったのを覚えています。(もちろんその時は花器を洗うのが専門でした)
現在ロンドンには路面店が3か所。デパートの中に2か所、その他小規模な路面店が2か所。この日は路面店の一つであるWalton Street店のテラスのガーデニングの仕事です。1階(日本でいう2階)に小さなテラスがあるのですが、お客様にドリンクを差し上げるときなどに利用しているそうで、今あるシンプルなものからコレクションに合わせて少し華やかなものに変更したいという希望です。
色合いはシャネルの基本色、ホワイトにクリーム、ペールピンクにコレクションに合わせたピンク。
この日は朝から始めたもののあっという間に30℃を超えてしまい、植え込みをしている間にも花たちはややぐったり気味、上手に落ち着いてくれるか心配です。(この日は太陽がぎらぎらしてしまったこともあって写真は撮れませんでした)
土が爪の中にしっかり入った、汗だくになった仕事が終わって2号と合流して、シャネル近くのPont StreetにあるAnya Hindmarchが手掛ける『The Village』へ。本当はこんな日は寄り道はしないのですが前回のリベンジです。
このビレッジには、アニヤのコンセプトショップが並ぶ、小さなアニヤ村です。元々このPont Streetには、自分のお好み、オーダーメードできる『Anya Hindmarch Bespoke Store』のみが展開されていました。この5月に規模が大きくVillage となり、『The Bespoke Shop』『The Plastic Shop』『The Labelled Shop 』『The Village Hall』『Anya Cafe』の5つのショップが並んでいます。
ロンドンにいらっしゃるとあちらこちらで見かけるこの『Zebra Crossing』(ゼブラクロッシング)。白黒のゼブラクロッシング、歩道の両側に、黄色い点滅灯がついている歩行者優先横断歩道です。ここを歩行者が歩くときは自動車やバイクなど全て必ず止まらなければなりません。
このAnya Villageでは、この黄色い点滅灯はAnyaのシグネチャーでもある『Eye』仕様!いつも見慣れているこの黄色のの点滅灯が可愛い表情に!
まずは、先日もブログで紹介したAnya Cafeへ。
このカフェ、平日は朝の8時からブレックファーストが食べれます。(いつも活け込み中に、羨ましく通り過ぎています)
まずはランチをいただきました!美味しい~。
そしてお目当てのケーキ!!!
可愛すぎて全部食べたい!
その他のショップは、こんな仕事後ではない時に訪れたくて今日は外からのみ。
今週来週と仕事が重なり週末に休みがない分、このカフェでエネルギー充電しました。またくるぞーーーー。
花市場にて。
別シャネル店舗用のGeranium(ゼラニウム)購入、今回はホワイト。
ガーデニングが楽しい時期ですね。
シャネルに活け込みは、Peony (シャクヤク)に。
シャクヤクはあっという間に開花するので、時間差で楽しめるように花選びをします。
この週から、活け込みのバディーはMarta。長い間、お母様の具合が悪く、自国のポーランドを行ったり来たり。その都度自己隔離をしなければならず、本当に久しぶりの再会です。
この日も暑い日でした。
お届けまでの時間でどんどんシャクヤクが開花しています。
最初にご紹介した、シャネルのテラスの一部分、数日後にはこんな風になりました、良い感じです。
この日は、どうしても時間がなく、外でブーケを作ったのですが、やっぱり良い香りにはBeeが飛んできますね。
シャネルのテラスの前のコーヒーテーブルに飾ったのですが、こうして写真に撮ると大きさがわかりにくい…。
ということでこちらをご紹介します、大きさおわかりいただけますでしょうか。
そうそう、この週に見つけたこのセーター。あずきーーーーーー(実家の愛犬です)買うべきかな~。
2週にわたって週末のお休みがないので、平日仕事後にこちらに出かけます。(どれだけ花好きか…)
また、きちゃた…状態なのですが、Sissinghurst Castel Garden へ。ナメあしが一番好きなガーデン、そしてこの眺めが好きです。
入り口手前に、旬のお花の紹介。
もはや、コメントは不要ですね。
バラもですがシャクヤクが満開でした。切り花もよいですが、やっぱりガーデンならではの美しさ。
ここ数年、ナメあし「一重の花」が好きです。上の二枚は同じシャクヤクですが、随分印象が違いますよね。
今までだったら絶対に八重、ダブル好きだったのですが、一重の儚い優しい感じが好きです。
ベジタブルガーデンのネギも可愛いですよね。
Scaobiosa(スカビオサ)も美しく。Beeも大忙しでした。完全予約で平日の最終時間だったため人が少ない。
今回初めて知ったのは、ガーデンのクローズのやり方。アナウンスがあるわけでもなく、人から声掛けされるわけでもなく、さりげなくお客様を出口に誘導するように、ガーデンの敷地内少しずつロープが張られ始めます。そっちにはいけないんだなと思ってその順路に沿って行くと出口になっていました。追い立てるでもないこの感じは素晴らしい。
いやぁリフレッシュ!!!
今までもご紹介していた、政府発信のこのグラフ(青いグラフは、日ごとの新規コロナ感染者。赤いグラフは日ごとの亡くなられた方)、少し久しぶりに載せておきます。
英国は、成人の81%が1回以上ワクチン接種を受けたにもかかわらず、デルタ変異種が広まっています。あっという間にまた感染者が増えていて、このうち90%はデルタ変異ウイルスに感染したと言われています。ただ 英国の保健当局は現在接種されているワクチンがデルタウイルスを防ぐことができると説明しています。英国イングランド公衆保健局(PHE)はデルタ変異に感染した事例の約1万4000件を分析した結果、ファイザーを2回まで接種した人は、そうでない人より‘入院治療のリスク’が96%低い、アストラゼネカを2回接種した場合、やはりリスクが92%に減ったと伝えた。色々な説がでていますが、感染者が増えても、重篤な症状に結びつかないことが下の赤いグラフで証明されています。
政府は6月半ばに完全な行動規制の解除を予定していたのですが、デルタ変異種の猛威に警戒をして延期に。まだか…とも思いますが、政策には納得しましたし、何より少しずつ昨年できなかったことが戻っていることが嬉しい。
今年は、Wimbldon (テニス)が開催!
そして、オリンピック同様に一年延期になった、Euro2020(サッカーヨーロッパ選手権)も開催。
この日はイングランドとスコットランド戦。この“英国対決”、主要国際大会での両チームの対決は、1996年にイングランドで開催されたEURO以来、25年ぶりのこと、もう朝からずーっと盛り上がっていました。試合時間のパブはこんな感じです。
それぞれが色々なことを我慢したコロナ禍、ルールに沿って少しずつ自由が戻ってくることに喜びを感じます。
Hyde Park (ハイドパーク)の西方にあるケンジントンガーデンズ内に特設された、Van Gogh Alive (ヴァン・ゴッホ・アライブ)という展示会に行ってきました。
2号が行きたかった場所で、ロックダウン中にこの頃だったらロックダウンも終わっているかな、と思ってチケットをとっていたそうです。ラッキーなことに見事ロックダウンも緩和されて、出かけることができました。美術館も長い間い閉まっていたので久しぶりのこういうお出かけです。
会場のMarquee(大きなテント)内で、ゴッホの作品をテーマごとにプロジェクションマッピングによってクラッシック音楽と共に紹介されています。
もちろん本当の作品を鑑賞する美術館鑑賞とは異なるものですが、大きな壁、床まで一面に作品が映し出されると、見慣れた作品もまた違った表情があり、一瞬で引き込まれました。
コロナ禍のためか入場制限もあるので、とても贅沢なスペースです。子供は子供ながらに踊ったり、ごろごろしたり楽しんでいます。
また時々画と共にゴッホの言葉がでてくるのですが、それも合わせて見れてとても響きました。
画像は静止したり動きがあったり。
展示は30分くらいのショーになっているのですが、あまりに感銘を受け、2度続けて見てしまいました。是非におすすめです。
久しぶりの美術鑑賞の後は、Sofraへ。トルコ料理のこちらは支店がロンドンにいくつかあるのですがそのMayfair店へ。ここはスペースいっぱいにテーブルがあり、そのきつきつな感じもお店の雰囲気の一つだったのですが、コロナ禍からテーブルの配置も変わっていて、まだ早い時間だったため、お客様も少なめでした。
そしてFortnum & Mason へ。ロックダウン中は唯一開いているお店で、ナメあしの救いの場所でした。
新刊の『Time for Tea 』に合わせてのディスプレイ。お茶の歴史やマナーだったり、その時間に食べるお菓子や簡単な食事のレシピが載っている面白そうな本です、買いたいけれどどうしようか…。
お店の1階(日本でいう2階)では、ビスポークで紅茶を作ってくれます。ナメあし何度か利用していますが、茶葉やトッピングも選べてラベルのワードも自分たちで選べます。
こことリバティーはナメあしの2大お気に入りの場所です。
こちらは別日、花市場の駐車場。日の出の時間が早くなり、朝の6時もこんなにしっかり明るい。
何とも言えない可愛いシェープのAllium (アリウム)が並びます、ネギ属なのでどうしても香りがネギ臭なのですが、人気がある花です。
ホワイト&グリーンのブーケ。
バラ、カンパニューラ、シャクヤク、スィトピー、アストランティア、アスチルベ、アルケミラモリス、タラスピが入っています。
この日は、元同僚のAnneの新しいお家へ。
ロンドンから2時間弱の場所に引っ越したことで久しぶりの再会です。お昼は彼女の手料理をお庭でいただきます。
お茶の時間には、私のお誕生日にお祝いできなかったからとお手製のケーキが!!!キャー可愛い!!!!!!
前にも何度も登場しているAnneのケーキ。彼女はフローリストになる前は本職のケーキ職人でした。
レモンとラズベリーのケーキです。さっぱりしていてとても美味しかったです。
そしてプレゼントにお菓子の本とケーキ型とタルト型をプレゼントしてくれました。
(かなり更新が滞っております、申しわけございません。長い目でお付き合いいただければ幸いです。)
この週はナメあしのバースデーウィークだったのですが、こんな可愛いブラウニーをいただきました!
昨年は完璧なロックダウンだったのでお出かけは不可能でしたが、今年はしっかり安全対策をとって出かけました。
「英国はご飯は期待できない…」と未だに思われている方多いかもしれませんが、インド料理のレベルは素晴らしい。その中でもインド料理店として世界で初めてミシュランの星を獲得したことで有名なのが、『Tamarind(タマリンド)』。インド料理はナンとカレーという概念を覆すそんなお店です。
お料理の前に、どこに行っても、まずはお花が気になります。ここまでロンドンでの花生活が長くなると、この花器、活け方をみると、「この会社かな?」となんとなくわかります。
お料理のお写真は是非にリンクのHPよりご覧ください。
お料理、素晴らしかった!是非にロンドンにいらっしゃる方にお勧めです。
こちらは花市場、スィトピーが並んでいます。
この日はオーダーをいくつか作ってそのままお届けです。
上の写真はロンドンの南東部、グリニッジ天文台の近くのエリア、Blackheath (ブラックヒース)。コロナ前は活け込みの関係上、週に一度はこのエリアを通過していたのですが、まだお休みのため久しぶり。どこを見ても美しい景色が広がっています。
最初の写真のように無限に野原が広がっているのですが、その隅っこに小さな湖があります。カモが可愛かったのでバンを停めました。
朝11時頃なのにこの時期には珍しい暑さで、太陽がじりじり。花の写真を撮るには少し明るすぎましたね。
季節の花Lupinus(ルピナス)をメインに、コテージのガーデンにあるようなブーケに仕上げました。
こちらは別日。クライアントの希望は、イエロー&ホワイトのブーケ。
この色の組み合わせは、単調な仕上がりになりやすく、意外に難しいコンビネーションです。この日のメインは「Skyline」と呼ばれる黄色のバラ。所謂黄色でもレモン色でもない、落ち着いた黄色です。そこにクリーム色のLisianthus (トルコキキョウ)と香りのあるSweetpea(スィトピー)を入れました。白はPeony(シャクヤク)とDill(ディル)。エッジには季節の花Solmon’s seal(ソロモンシール)を添えました。
この写真で見ると、黄色が強く見えますが、明日にはシャクヤクが大きく花開き、ちょうど程よいカラーバランスになります。
週末前の金曜日の活け込みの後、同僚にバンを渡してハロッズの裏より自宅までレンタル自転車で帰宅しました。
ハロッズの裏から、まずはHyde Park(ハイドパーク)に入ります。馬道を横を並走です。
この日も暑い日だったのですが、公園の中は緑が多く少しひんやりと感じます。
この季節はこのような原っぱにCow Parsley(カウパセリ)と呼ばれる野草が美しく咲いています。雑草ですがこの可愛い様とここ数年の野草ブームで花市場でしっかり販売されています。
この日は、Paulaの郊外の家まで、お届け物。
そのまま一緒にPaulaが手掛けたパブ『The Weeping Willow 』でドリンクです。
夏の英国の定番ドリンクの「Pims」、暑い日だったので美味しかったです。
週末も暑かったのですが、近所をお散歩。
いつものお散歩道でない場所に。近所でもまだまだ知らない場所があります。
とにかく暑い日で、ナメあしと2号には珍しくパブに吸い込まれました。
お気に入りの「Blue Moon」の生がありました。
瓶はよく見かけるのですが、英国での生は珍しい!(2号が熱く教えてくれました)
エクソサイズの後にこんなビール飲んだら全く意味ないですね…。