almost unreal

BLOG

記事一覧

ロックダウン後-あれ、第二波?… Week 30 10/31-11/6

31日はハロウィン。例年ならハロウィン関連で仕事が忙しい一日のはず…。今年はこのコロナ禍、圧倒的にデコレーションしているお家は少ないのですが、素敵なお家を発見しました!

本来ならば何だかワクワクする一日なのですが、午後にボリス首相より新型コロナウィルス感染拡大を受け、11月5日~12月2日までの4週間、2度目のロックダウンを開始する発表がありました。あるかな、あるかな、と覚悟しつつの毎日だったので、ロックダウンがまた始まってしまうことに正直「仕方ない」という思いと「はぁ…」という思い色々複雑でした。

今回のロックダウンは前回のロックダウンに比べると少しだけ異なります。

バーやレストラン、ジム、社会生活の維持に必要不可欠ではない店舗は5日から完全に閉鎖されますが、学校や大学などは閉鎖されません。

首相は、「今年のクリスマスは例年とは様子が違うものになる。かなり様変わりするかもしれない。けれども現時点で厳しい行動をとることで国中の家族が再会できるよう、私は心から願っている」と。そして休業補償制度も延長が決まりました。

どっと落ち込むその日に実家から荷物が届きました。

  日本からの荷物が届く日数がかなり不安定になっていたので、ロックダウンが始まる前に届いたことはありがたい!福砂屋の包み紙は気分が上がります~。
 

食べ物の写真と笑われそうですが、いつの日か、懐かしく思い出すために、ここに写真を残します。

日本は栗に松茸に楽しい美味しい季節ですね!前回日本とカメラ電話した際に、見事な丹波の松茸を見せてもらったので、きっと悪いと思ったのか炊き込みご飯の素色々充実です!!!

 

週末2号と散歩をした際に見つけたビル、わかりますか?

英国は、街並みを変えない都市計画で外観の管理がとても厳しく、そのため立て替えの場合は外から通りに見える壁を残して、建物を壊し、中身を立て替え、元あった壁にくっつけるということが多いのですが、こちらは立て直し後、通りに面した元壁にくっつけずに完成させています。よーく見るととても不自然な気もします。

 

通りの左側。2号が写している建物です。横から見るとまた不思議です。

 

月曜日、活け込みのため花市場に行くとやはり皆、仕方ないこととはいえ落ち込んでいます。ようやくクリスマスを前に少しずつですが活気がでてきた花市場…花業界にとってこの一年で一番忙しい時期にまたロックダウンです。ロックダウンするということはすべての受けていた仕事がキャンセルになるリスクもあります…。

ただ前回のロックダウンに比べると少し嬉しいニュースも。「Click and Collect 」システムの導入で事前に予約さえすれば引き取りポイントでコレクションできるとのこと。「今かけあっているからもうちょっと待ってて、きちんとアナウンスするから」市場の人も必死です。

 

実はこの日からシャネルのいけこみの花は、デザインが変わるところでした。ここ何週間もデザイン作りに励んでいたので残念…。最初で最後のデザインになるのかな…と思いながら出かけます。

 

 

活け込みにいくとシャネルも4週間のロックダウンが決まったと教えてもらいました。

 

仕事最終日は会社のバンを持ち帰らず、久しぶりに地下鉄で帰りました。

「Waterloo駅」。いつもなら電光掲示板の近くに沢山の人がいて大賑わいなのですが、こんな感じ…。

 

楽しい食べ物のお話、仕事帰りの買ってきたKonditor and Cookのクリスマスミンスパイ。

お気に入りのお店のですが、何がおすすめというとこのミンスパイ。10月31日のハロウィンが終わると毎年売り出しが開始されるので楽しみにしているのですが、明日から一か月お店にこれません。

 

英国のクリスマスシーズンに欠かせない伝統的なお菓子、ミンスパイ。小さな円形のパイやタルトの中にドライフルーツとナッツ、シナモンやナツメグなどの香辛料が入った甘いお菓子です。ここのお店のは一度食べたらまた食べたいと思います。

 

ロックダウンの初日は、霧に包まれました。

 

あ!春のロックダウン時にはこの感じだったな、そんな静かな朝が始まりました。

 

 

こちらはロックダウン前日の最後のデリバリー。

バラ(Quick Sand)をメインに秋らしい、ただシックになりすぎないような、ロックダウンがスタートするので余計に元気なブーケを作りました。

 

 

 

デリバリーのお家のドアーがとても素敵でした。ちょうど太陽もでていて、少し雰囲気が変わりますね。

ロックダウン何をしようかな~、です。

ロックダウン後-あれ、第二波?… Week 29 10/23-30

ロックダウン後、あれ第二波…29週目。

仕事の通勤路はBig Ben横を通ります。ビッグベンは英国の国会議事堂 Palace of Westminster(ウエストミンスター宮殿)に付属する時計台です、ロンドンといえば、ですね。2009年に初めて鐘を鳴らして150周年をお祝いしたほどの現役ながら相当なアンティークなのですが、2017年から2021年春まで大規模改修工事しています。現在はこんな感じに足場が組まれ、時を刻む鐘は停止中、長い間この鐘の音聞いていないので懐かしいです。

今回ウィキペディアを見たら面白い記事が載っていました。

毎日奏でられるビッグベンの鐘のメロディは、四つの音で奏でられる日本の学校で採用されている終業チャイムのメロディの基となったとされる。正式な曲名はウエストミンスターの鐘、メロディーはこんな感じです。

 

 

 

キレイな秋らしいブーケを作りました。時間がなく、そのまますぐにお嫁入りなので記念に一枚、朝日の中で写すとまた違う雰囲気がでます。

 

週末、日本にいる姪っ子のNちゃんの音楽レッスンはフェイスタイムで。楽譜が読めるようになりたい、Nちゃんです。

自分たちでは当たり前だと思っていることも、教えるとなると難しいですね、そしてNちゃんの必死に覚えようとしている姿、可愛いのです。

 

 

郊外のアンティークショップに出かけました。

 

写真に撮って後からみると、これ買ってきたらよかった?と思うものが意外にありますね。これ、特にその感じです。

 

ガーデングッズも沢山あります。

 

 

時代を重ねたくるみ割り人形たち、風格あります!

 

 

庭(フラットの人と共用です)の落ち葉が美しく、毎朝楽しみです。ただ二週に一回、お掃除が入り、きれいに葉が片付いてしまいます、見る側だとそのままにしておいて~、なのですが、そうもいきませんね。

 

待っていた荷物が届きました、以前のブログの中で書かせていただいたEmma Bridgewater のワークショップの完成品。

窯で焼かれたら、まぁ素敵(自己満足)、また行きたいところです。

 

ナメあしのこだわりは、縁の虹色と内側の花。英国ではこのコロナ禍で虹は医療現場で働く人への感謝と希望の象徴です、いつの日かこんな大変な時もあったな、と思い返せるように。

 

家のランチはこんな感じです。

 

 

英国ではほとんどのお店で入り口やメニューの上などにこのようなQRコードがあります。コロナの拡散防止や追跡に役立つとあって来店客の連絡先提供を目的とした、国営医療サービス(NHS)公式のQRコードです。ただこれってスマートフォンがないと大変です…ちなみにない場合は手書きになります。

 

 

この日は外食。ロンドンの生活ではなかなか日本のように新鮮なお魚が手に入りにくい。久しぶりにお気に入りのフィッシュアンドチップスヘ。

王道のCod (たら)揚げとDover Sole(下平目)の焼きを頼みシェアします。久しぶりで新鮮なお魚は美味しい!

 

 

お名前は控えますが、英国の現代絵画の巨匠へのブーケのオーダー。

送り主様からのオーダーは「wacky and wonderful」と。???????

Wacky、いかれちゃってて(これはポジティブ)、素敵????

 

 

前日のオーダーだったので、市場に予約することもできず。彼女の作品を見ながら、オレンジのほうずき以外はシックなブラックレッドでまとめました。

 

 

日本の実家にいるあずきも元気。テレビ電話で話すたびに登場してくれるのですが、とにかくナメあしの癒しです。

 

 

ロンドンもまたロックダウンになるのでは、と仕事で会う人とはそんな話ばかり。花業界はこれからクリスマスに向けて大忙しな予定なのでドキドキしていました。

ロックダウン-あれ、第二波?… Week 28 10/16-22

ロックダウン後あれ第二波…28週目。

家の窓から、紅葉狩り。外は美しい秋の景色に包まれていますが、残念ながら英国では新型コロナウイルスの感染者が急増しているニュースが続いていました。北部は特に感染者数が多く、最もリスクが高い地域に指定された都市のリバプールはローカルロックダウン中、その後都続くように都市規模でのローカルロックダウンが始まりました。

 

 

ナメあしの仕事は週に2-3回程度ですが、少しずつ忙しくなっていました。こちはバラのブーケはナメあしの近所へのオーダーのため、家で作成、そのまま歩いてお届けです。

 

こちらのデリバリー場所とナメあし家の間にアンティークショップがあります。本日はちょっと気になったこちら。右側手前のテーブルです、高さも調節できます、「素敵だなぁ、でもどこに置くの?」気になりましたが、今回は買わず!

 

 

その後家までの帰り道は、素敵なお家のお庭巡り。

Dahlia(ダリア)や Nerine(ネリネ)など秋の花々が美しく咲いています。ネリネはちょっと甘い香りがします、花の香りというより、チョコレートのような甘いお菓子の香りです。

 

 

 

 

別の日の散歩、コースを変えていつも行かない道を歩きます。

 

 

散歩途中にお昼を買おうとパン屋さんへ。まぁ、大変可愛い仔犬を発見!!!

そして女性も可愛い。生後10週間だそうです~。

 

 

ハロウィンのお菓子も登場です。気が付けばあっという間にハロウィンですね。

 

日曜日は、おめかしをして、Fortnum and Mason (フォートナム&メイソン)へ。

F&Mでは、10月のお誕生日の人はアフタヌンティーが無料になるプロモーションをしていました。10月は2号のお誕生日月です!

 

最後に行ったのがいつか覚えていないこちらのアフタヌンティー、ソーシャルディスタンスのため、それぞれのテーブルもしっかり距離が置かれていて、お隣の人とは時間をずらしての着席、安心できるとても心地よい空間です。

こちら2号がオーダーしたSavoury (甘くない)アフタヌンティー。スコーンもチーズやハム系で作られています。通常の上段のケーキのトレーはカナッペが並んでいます。どれもシャンパーニュに合ったそうです。

ちなみF&Mのアフタヌンティーは5種類あります。クラシックアフタヌンティー(所謂甘いよく知る王道)、上の写真のセイボリーアフタヌンティー、ハイティー(サンドウィッチの代わりに数種類あるメインを一品選ぶことができます)、グルテンフリー・アフタヌンティー(グルテンフリーとは、小麦や大麦、ライ麦など穀物に含まれるタンパク質のグルテンを抜くこと)、ベジタリアン・アフタヌンティーとバラエティー豊か。

 

 

フィンガーサンドウィッチ。アフタヌンティーにはもちろん欠かせないこの定番のサンドウィッチですが、美しさもさることながらとても美味しかったです。

 

この日は、バラでメリアローズを作ったのでテーブルに飾りました。

 

 

こちらの右側のスタンドはナメあしが頼んだ、クラシックアフタヌンティー(甘いバージョン)に付く、クロテッドクリームとストロベリージャム、レモンカード。レモンカードは英国の伝統的なスプレッドです、酸味と甘さが程よくやや濃厚、パンやスコーンに塗っていただきます、ジャムとはまた違った美味しさが魅力です。

 

こちらはクラシックアフタヌンティーの上段のお菓子たち。上手に写真が撮れず(これ一枚しかなく…、)どれも手が込んでいて美味しかったです。

ちなみに只今こちらの Executive Head of Pastryはナメあしの同僚のご主人、Roger Pizeyさんです。すぐに同僚にも美味しい~とメッセージを送りました。

 

 

食事の後は、下のフロアでお買い物。

F&Mでは、Bespoke Blending serviceカウンターがあり、自分のお好みの紅茶をビスポークで作ってくれます。この日は2号の大切な方への贈り物で初めて利用しました。

 

 

 

 

 

秋が深まると、だんだん日が暮れるのが早くなってきます…。

 

リージェンツパーク沿いのLondon Zoo(動物園)のフタコブラクダ、日に照らされて輝いて見えます。

 

 

雨の日も増えてきました。

この週仕事日は雨が多く特にこの日は早朝から大雨で、ずぶぬれになりながらの活け込みでした。

お客様にお渡しする前に雨の中で撮影。

 

 

そして長く親しくしている友人Yちゃんに会いました。会おうと思っていた矢先に春のロックダウンが始まり、本当に久しぶりです。既に室内では同居者以外と食事はできないルールだったので、コーヒーを外のテラスでいただきました。このクッキーはYちゃんのお手製!マロンが入った温かいお菓子、美味しかった~。

 

どんより雲が幾重にも重なる日が増えると、秋から冬に進んでいることを実感します。

 

2020年11月 壁紙画像

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今月は画像のアップが遅くなってしまい申し訳ございません。UKの11月5日からのロックダウンが決まり、急な仕事納めのような忙しさで撮影に時間がかかってしまいました。

今回のブーケ、ホワイトとピンクの色遣いは可愛いブーケになりがちですが、ブルーのエリンジウム、シルバーのユーカリ、レッドのローズヒップを添えることでシックな大人のブーケに仕上げています。

 

私は賑やかに花が集まる部分を寄りで見せるようにしましたが、画像下の枝垂れている部分を見せるようにするのも良いかも知れませんね。

お楽しみ頂けると幸いです。

Enjoy the season!

オルモストアンリアル

ロックダウン-あれ第二波… Week 27 10/9-15

ロックダウン後あれ第二波…27週目、毎日表情が変わり、色付く木々の美しさにドキッとします。

 

 

週末、少し前にブログで元同僚と出かけたRichmond Park(リッチモンドパーク)に2号と出かけました。

 

 

この日は朝は少しもやがかかっていたのですが、見事な眺め。リッチモンドパークは起伏があり、小高く見晴らしのいいところが沢山あります。

 

 

敷地内にあるKing Henry Mound 。ここからなんと備え付けの望遠鏡を使って、約16キロメートル先にあるロンドン市内のSt. Paul’s Cathedral( セント・ポール大聖堂)を見ることができます。これは保護されている景観。そのため、ロンドンの中心部で高層の建物を制限しているそうです。

 

 

夏から2度ほど試していたのですが見ることはできなかったのですが、今日は見れました!

写真の赤丸の部分の先に、しっかりとあの大聖堂が見えました!!!

 

 

もちろんカフェにもよります、朝からケーキ…土曜日ということで…。

 

 

ぼーっと眺めていたら、後ろの女性たちが「キャー」と悲鳴。ケーキの上に飾っている砂糖漬けのサクランボを鳥が加えていったそう、なかなかの強者です。

 

 

秋のガーデンも美しいですね。朽ちるまで楽しむルドベキア。

 

 

 

 

同じ日に、そのまま久しぶりに街中に出かけたのですが、こんなバーキンを発見です。

しかもよーく見てください。オーストリッチです。ちょっと傷があったり使い古した感が本物っぽいですね。

 

今週は時間があったので納豆を作りました。ほぼ二日かけて作る納豆(36時間は発酵マシーンですが)はなぜだか愛おしい。納豆メインの夕食です。

 

 

15日は2号(夫)の誕生日でした、今年は節目の大きなお誕生日。秋にスコットランドに行きたいとずっと思っていたのでこの日にと決めていたのですが、スコットランドの新型コロナウィルスもかなりのものなので今回はキャンセル。その代わりに郊外にでかけました。

しかも向かっている途中に大きな虹がかかりました!

 

 

英国の陶器メーカー「Emma Bridgewater」主催の陶器のワークショップに出かけてきました。

着いたのはロンドンの朝10時。ちなみに日本との時差は、サマータイムなので8時間。英国の朝は日本の夕方、2号母とテレビ電話、外に出て海外と電話、しかも無料!本当に便利な時代になりました。

 

この日は平日、陶器工場も稼働中。

 

 

こちらのワークショップは朝ご飯付き。カフェでまずはイングリッシュブレックファーストいただきます。

 

 

そしてワークショップスペースに移動します。

徹底しているソーシャルディスタンスで広いスペースに4組ほど。

 

 

凝り性の2号と、行き当たりばったりのナメあし。

 

 

この後焼かれて郵送で送られてきます、楽しみ~。

 

 

「バースディーディナーはどこに行ったの?」こちらではお誕生日はやはり大人になっても特別なもので、よく聞かれました。

「お家だよ」お家の普通のご飯です。ただこのボロネーゼ、ロックダウンで習得したものの一つです。ボローニャに住む方に習ったり、イタリアのマンマのレシピなどをテレビで見たりしながら、英国で手に入るちょっと癖のあるお肉に合うように、試行錯誤を繰り返しました。簡単なようで奥が深かったボロネーゼです。

 

お誕生日のブーケ。チョコレートコスモスをメインに最近の美しい木々にインスパイアされて作りました。

 

ロックダウン-やや緩和 Week 26 10/1-8

ロックダウン後やや緩和26週目、前回のブログでも書きましたが、シャネルより大きなオーダーがありました。制作に加えて配送も請け負ったため、またお届先はロンドン以外にも国内広範囲もあり、かなり大掛かりな仕事となりました。しかも配送日は大雨…びしょびしょになりました…。

 

中秋の名月は家の窓から美しい見事なお月さまが見えました。

 

ちょうどその日の日中に実家から荷物が届きました。

たねやさんの栗こみちはナメあしの大好きなお菓子です。今年も食べれることに感謝!

 

頼んでいなかったのに入っていたウエストたち。

このいちごジャムがのったビクトリアは父がよくケーキとと共にお土産で買ってきてくれていたので、とても特別なお菓子です。

きっと読んでくださる方、「なめあしよ、もっとそちらに美味しいお菓子があるでしょ?」と言われそうですが、日本はやはり素晴らしい、美味しいお菓子が沢山あります。

 

そしてこのウエストの月餅!

和菓子の老舗 塩瀬総本家さんの餡を使用したコラボだそうです。餡子にバターが混じって上品なお味でした、ほうじ茶でいただいたのですが、紅茶やコーヒーの方が合うかもしれません。来年もまた食べれますように。

 

ガーデンはその季節がそろそろ終わるダリアが美しく咲いています。

 

 

街中を走っていて、美しいウィンドーボックスを見つけました、うっとりします。

 

シャネルの通常の活け込みも秋色に変わりました。

ただ今年は英国産の秋色アジサイの出来が悪いそうで市場に沢山並ばないとのこと、そのため価格は大幅な値上げ…。なかなか色々うまくはいきませんね。

 

 

Paulaからのドライフラワープロジェクトはまだまだ続きます。先日お話したレインボーのアイディアの別バージョン。まだ本家のPaulaがインスタ等でアップしていないのでこの位に控えて。また少ししてご紹介したいと思います。

 

 

 

ヒーターを入れる日も増えてきて、スープの美味しい季節になりました。

 

 

花市場にはチューリップ!冬の花が少しずつ並び始めます。

 

こちらは鉢物セクション、シクラメン。一気に冬らしくなってきます。

 

クリスマスツリーも登場!

「待って~、まだ10月なのに」と言いたいけれど、例年なら10月はクリスマスの準備がスタートしています。今年はどんな年になるのでしょうか。

ロックダウン-やや緩和 Week 25 9/24-9/30

ロックダウン後やや緩和25週目、気が付けば9月最終週、この一年何だかあっという間に日が過ぎます。

土曜日の朝に仕事が終わり(早朝から仕事だったので朝10時には仕事が終わりました)、久しぶりに2号とCameden Passage (カムデンパッセージ)、土曜日にオープンするマーケットに行きました。

Cameden という名がつくものの、Cameden Town駅とは全く異なる場所、Angel駅からすぐのこのカムデンパッセージ マーケット。
アンティークが主体で、マーケットとしてこの日のみ出店している人もいれば、お店として常に営業しているショップもあり、コレクターの間でも観光地としても有名な場所でした。ただ近年少しずつその出店数は少なくなっていますが、雰囲気は変わらず好きで時々出かけています。

 

まだお店は開いていないので、ウィンドー越しに眺めます。

 

11時から開店のようでおいしそうな香りが~。

 

 

 

しばらく来ていない間に花屋さんがオープンしていました。

 

この日ははんこを購入しました。

 

可愛い陶器も見れて幸せな気分になります。

ただやっぱり観光客がほとんどいない、また住んでいる人でも外出に色々な不安材料がある中でここに来る人は少ないのでしょう、その後も人が増えることもなかったのは残念なことです。

 

 

食欲の秋が始まっています。

感染者も増えているので朝昼晩とやはり引き続き「おうちごはん」が続きます。

 

日本から送ってもらった「お芋のご飯」。久しぶりにサツマイモを食べました。

 

こちらはランチ。細めのおうどんに、ルッコラなどの野菜に温泉卵にベーコン、パルメザンチーズをかけていただきます。

 

 

日本から美味しい海苔も届いたので、おにぎり!

おにぎりの具はアラスカ産の鮭、鮭は塩漬けして一晩漬けたものを焼くので意外に手間がかかっています、日本ではなんてことないものですが、大ごちそうです。

 

こちらは、赤ちゃん誕生へのお祝いのブーケ。もちろん、女の子です。

 

 

 

 

 

 

いつもの週一度のグローサリーショッピング。新型コロナウィルスの第二波のニュースが続くと、またなぜかトイレットペーパーが品切れに…。すぐにこれは無駄なこととニュースにもなったのですが、一週間くらいこの状況は続きました…。ナメあし家本当にトイレットペーパーがあと一個となり、慌てました。

 

 

少し前のブログに書いた、コンペティションおかげさまでPaulaがゲットでき、大きなオーダーがありました。

この日はナメあしが早朝から一人で作成し、後から通常コントラクトをしている同僚が加わりました。でも新しい仲間が!

 

 

働いているスタジオ。いくつ色々なオフィスのスタジオがつらなるビレッジなのですが、ビレッジの皆で可愛がっている黒猫に続きこの子猫もどこからか一緒に住み始めました。まだ子猫なのか人懐っこい、花束を結ぶ紐を自分でテーブルから取って遊び始めます。犬派のナメあしもやられています。

 

 

 

 

ロックダウン-やや緩和 Week 24 9/16-9/23

ロックダウン後、やや緩和24週目。

この週は花漬けの一週間でした。今までなら忙しさにため息もでるのですが、ロックダウンを経験すると何事も嬉しく、感謝だな、と思います。

 

花市場には秋らしい色々なgrass(穂のような草)が並びます。

 

 

花市場は少しずつ活気を取り戻しています。もちろんまだまだですが、ロックダウン後すぐに比べれば、素晴らしい!

 

今週もPaulaよりドライフラワープロジェクトが続きます。

『レインボー』がお題。

虹は、新型コロナウイルス感染拡大の中での「希望の象徴」とされ、ブログでも紹介していますが、色々な場所で目にしていますので、今回はそんな思いも込めてのドライフラワーです。

 

 

作り始めるとレインボーって何色?って思います。英国は『レッド・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルー・パープル』の6色。

青色はあまり素材がなく、自分でスプレーをしました。

 

 

英国産のダリアがメイン、実ものや穂がブーケに加わるとそれだけで一気に秋のブーケです。

 

Paulaと一緒に仕事をした後に残った花材で何か作ってと花材をもらったので、ドアリースを作りました。

 

 

 

 

家の玄関に飾り、今はそのままドライフラワーにしています。

 

お嫁入り(Paulaに渡した日)後そのまま早速写真撮影となりました。外で写すとまた色の雰囲気が違いますね。

 

 

このレインボープロジェクトですが、ナメあし的にはもう一つアイディアがあり、作ってみたい!とそんな話をしているところです。

 

先週に引き続きどんどん感染者が増えています。亡くなった方(赤いグラフ)もグラフ上ではわかりにくいのですが、少しずつ増えています…。

 

 

 

最後はお花でしめましょう!

最近はブーケを作ってそのままナメあし自身がお届けすることが多いのですが、渡す際にはお客様は皆笑顔、やっぱりお花のパワーはありますね。

ロックダウン-やや緩和 Week 23 9/9-9/15

ロックダウン後、やや緩和23週目。

木々のどんぐりが実り、それを集めて冬支度に忙しいリスの姿を毎日見かけます

 

シャネルのいけこみ。今週でこのコンビネーションともお別れです。

 

この週、用事がありロックダウン後初、2号と一緒に公共交通機関を利用しました。

National Rail(元英国国鉄)のパディントン駅。ブリストル、バース方面への長距離列車、オクスフォードやロンドン西部への近郊路線、ヒースロー空港へのヒースローエキスプレス列車、そして地下鉄の3ラインが乗り入れていて、いつもなら大混雑の駅です。

 

 

 

 

久しぶりに駅に来たのですが、人がいない…そしてあちこちに新型コロナウィルスに対しての注意事項が書かれていて、色々驚きました、でも色々なサインはとてもシンプルでわかりやすい。

 

 

ちなみに平日の夕方です。

こちら電車内。この人の少なさに、更に驚きます.

 

 

上のグラフは英国での新型コロナウィルス感染者数の推移。

外食産業をサポートするために8月中実施した「Eat Out to Help Out 」キャンペーンを実施したこともあり、顕著に数字にでてしまったこの上昇…「想定内なこと、第二波感染者数は増えても重症化する患者が非常に少ない段階だ」と政府から発表がありますが、不安は募ります。

 

 

仕事の話。

今週はPaulaと一緒にサンプル作る仕事が数日ありました。10月にある大きなジョブのコンペティション、どうしても取りたい!

なんとなくイメージができたような、できないような…。作っては壊し撮影、また作って…の繰り返しです。

 

 

 

明るいブーケもお客様用に作りました、元気になりますね!

こうしてブーケだけ撮るとイマイチ花の大きさが伝わりにくいのですが…

 

 

ポーラと一緒になると、大きなブーケとおわかりいただけますでしょうか!

 

この日の午後、悲しいお知らせがありました。世界的に知られたデザイナーであり、小売りやレストランまで手掛けたライフスタイルの先駆者であるTerence Conran(コンラン卿)がお亡くなりになりました。

ポーラは自身のキャリアを語る上で、いつも名前があがるコンラン卿。ナメあしが入社した際にはコンランが当時やっていたロンドンの10のレストランの活け込みとコンラン自身が仕事をしているオフィスのいけこみをしていました。

 

ナメあしのコンラン卿といえば、まずは新宿にできたコンランショップ。インテリア用品を中心にしたライフスタイルショップには、どれも素敵で欲しいものばかりで、でも簡単に買えるお値段ばかりではなく…。そしてロンドンに来た時にはそのお店の本店に行けるだけでうれしかったのですが、その後Paulaのところで働き始めて、活け込みにいけるようになりました。花の活け込みとして関わるだけではなく、ご本人とも何度かお話しする機会があり、私にとってすごく素敵なキラキラする思い出です。

 

 

ある日の仕事帰り、家の曲がり角。

警察官のパトロールです!

 

 

12日、英国の夏の風物詩、BBC Promsのラストナイトコンサートがあり、テレビで楽しみました。

プロムスとは、世界中が注目する英国で最大の夏のクラシック音楽祭のこと(期間は約2か月)。今年は、新型コロナウィルスの影響でプログラム内容は大幅な変更となりました。例年であればこの約2カ月の間に、ロイヤル・アルバート・ホールを中心として、100近くのクラシック音楽コンサートや関連イベントを開催、世界各国から一流の音楽家たちが招かれます。

特に最終日ロイヤル・アルバート・ホールで行われ、テレビでも全国中継される「ラストナイト」、ハイド・パークに巨大スクリーンを設置してその模様を同時中継「プロムス・イン・ザ・パーク」され、お祭りとなります。

今年の最終日は無観客、オーケストラ、ソリストもソーシャルディスタンス。音の伝わり方などを考えるとソーシャルディスタンスはかなり大変なのではとテレビからでも感じ取れます。

最終日の後半はほぼ演目は同じなので、ナメあしでも馴染みのある曲のオンパレードなのですが、今年はこのJEEUSALEM(エルサレム)ではぐっときてしまいました。もしよかったらお聞きください。

もしもう少し聞いても良いわよ、という方はこちらがおすすめです。

週明け、もう一度Paulaとサンプル作り。

ポーラの住んでいるSuffolkまで二時間強のドライブです。

 

結局、サンプル作りからそれてしまい、好きな花作りに…。「Playing!」とポーラは呼ぶのですが、まぁ、こういう幸せな楽しい時間、たまにあります。

 

花市場が華やかな季節になります。English Hydrangea英国産のアジサイが入荷、秋だなと実感する花です。

ロックダウン-やや緩和 Week 22 9/1-9/8

ロックダウン後、やや緩和22週目、9月がスタートしました。

 

今年1月からオルモストアンリアルでは毎月初めに壁紙画像をアップしています

ナメあしが英国や日本で作って写したもので、その月頃に作った季節の花を毎月初めにご紹介しております。今月のアレンジは少しワイルドなブーケ、ローズヒップがアクセント。ダウンロードしてご使用くださると嬉しいです。

 

秋の花、シュウメイギクがあちこちで咲いています。こちらでは、『Japanese Anemone』と呼ばれ、なぜか日本の花という印象を持っている人が多いです。

 

月曜の朝4時、夏頃にはうっすら夜が明けていいた時間なのですが、真っ暗に。とうとう夏が終わってしまったと実感します。

 

 

 

通常のコントラクト中にオーダー用のブーケを作りました。

シャネル、エルメス、ディオール、ルイヴィトンとハイブランドが並ぶボンドストリート。残念ながらロックダウン後もまだまだ静かです。特に国が在宅勤務やまた出勤するにしても、公共交通機関の混雑緩和の為に、火曜からも木曜日を推奨しているため、月曜日は特に人が少ないです。

 

 

後ろのPaulaのフォルクスワーゲンのバン、新しいバンと交代で、今日でお別れ。乗りやすくって事故もなく感謝です、長くお世話になったバンです。

 

 

 

週末は2号のお付き合いで久しぶりに洋服屋さんに。気が付いたらある男性のお供はお犬様ご一行。

こうやって犬が普通にお店に入ってくる環境、日本もそうなればよいのになぁ…。この方も2号と同じくかなり長い時間お店にいらっしゃったのですが、ナメあしでもそろそろと終わりにしたいのに、二匹の犬たち、静かにまっています、本当に素晴らしい。

 

 

洋服屋の帰りに久しぶりにAngelにあるOTTOLENGHIに。

デリカフェとでもいうのでしょうか、今はどこでもこんな感じのお店がロンドンのあちこちにありますが、1号店がこちらにできた時(多分15年位前)には、美味しくて、インテリアもテーブルや椅子もこだわって、お花も素敵で、お菓子も美味しそうでちょっと全て衝撃的でした。例えば東京に戻って、新しい評判のデリのお店に行くとこちらと全く同じお店の内装、お料理の見せ方だったりすると日本にも大きな影響を与えたのだと思います。

こちらのカフェは、オーナーであるオットレンギ氏が、自身のバックグラウンドである中東とイタリアの食をミックスして創り上げた料理が並びます、馴染みのないスパイスやハーブ、野菜、果物やナッツ類がふんだんに使われてフレーバー豊かです。

特にサラダが好きで、この日はサラダ3種類を選べるプレートにしました。

 

入り口近くのウィンドーにお菓子が並んでいるのですが、まぁどれも美味しそう~。この日はサラダでお腹いっぱいでパスしました。

 

この週は仲良しのSamanthaのお誕生日。

先週出かけた作った手作りのビスケットは、サムへのバースデー用に作りました。

 

まぁ、出来栄え等色々ご意見もあると思いますがそこはおいておいて…とても喜んでくれました。

サムとはまだロックダウン後一緒に働く機会がないので、市場の親しいお店にビスケットとプレゼントを置き、そこに彼女がピックアップしてくれました。

 

 

 

 

この頃から、しきりにテレビでは、新型コロナウィルスの二波についての警戒がアナウンスされていました。

こうして亡くなった方のグラフを時々ブログでご紹介していますので引き続き。グラフ上では何も変化がみえませんが、とにかく感染者が増加しはじめました。今のところNHS(病院)がきちんと対応できているため4月のようなことはありません。

 

最後はテレビの話。

このロックダウン中にすっかりはまってしまった、『The Repair Shop』BBCの番組です。

 

視聴者が持ってきた壊れてたり、痛んでいたりした大切な品物を、それぞれのエキスパートができる限りそのままの状態を保ちながら修復するという番組。

例えば、おじいさんが持ってきた双眼鏡。自分のお父さんが使っていたもので、お父さんはそのおじいさんが10歳の時に亡くなってしまい数少ない思い出の品物。既に双眼鏡も壊れてしまい、ただ飾り物として長い時が過ぎたそうです。このリペアショップで、双眼鏡はなおりまた使用できることになりました。双眼鏡を入れていた革のカバーもかなり痛んでいたのですが、使ってできた傷はそのまま残しつつも修復されました。

ある村の教会に飾ってあった古い板は、世界大戦に出征していって亡くなった方の名前が書かれてあり、年月が過ぎ板自体が歪んで割れてきたり、刻まれている名前の文字が消えかかっていたのですがなんとか直したいと村の人が番組に依頼、新しく板を作るというのではなく、その板を丁寧に修復し、文字もそのままいかして修復、元の教会に収められました。

シルバー、木製品、皮製品、陶器、ぬいぐるみ、何でも直せるプロフェッショナルな職人たちがそろっていて、その時々にその分野に強い人が直してしまいます。

ピカピカに直すことはできるけれど、そうではなく古い状態をそのまま保存、それをいかしながら今使うようにできるようにする、というのが素晴らしいことです。

持ってきた人にはそれぞれのストーリーや思いがあり、ジワジワ―と涙がでちゃう話が多いのです。

 

職人さんの仕事は丁寧で時間をかけていて、しかも誇りを持っています。

またどの人の手も正直キレイではなく、ナメあしもいつも手が汚いので自分と同じだなとちょっと嬉しくなったりもします。

 

アンティーク好きのこの国ならではの番組、早くこれが日本でも放送されれればよいのに、と思います。