almost unreal

BLOG

記事一覧

2023年4月のフラワー壁紙

皆さまいかがお過ごしですか?

イースターに合わせて球根花を使ったブーケを作りました。

長い冬を超えた球根花はパワーいっぱい‼️ その様も可愛いらしくて、香りを持つ物が多いのが特徴です。

ブーケの下には猫柳で鳥籠を作り、うずらの卵を添えました。

楽しい春を過ごされますように。

 

オルモストアンリアル

2023年3月のフラワー壁紙

皆さまいかがお過ごしですか?

3月のフラワー壁紙は春の球根花で作ったブーケです。この季節の王様はラナンキュラスで、特に日本のラナンキュラスのクオリティは世界に誇れる素晴らしいものです。
【ワークショップ開催のお知らせ】

日時:  3月21日火曜日(祝日)
場所:  東京(杉並)
受講料: 10,000円(税込)

英国でのイースターの過ごし方のお話をしながら、春の球根花を中心に英国からのイースターエッグを添えた作品を作ります。

ご興味のある方お問い合わせ下さい。時間、別日、別場所等についてはご相談させていただきます。

オルモストアンリアル

2023年2月のフラワー壁紙

2月がスタートしました。一年で一番水が冷たいと感じる月ですがバレンタインがあるのでロマンティックにいきたいものです。

市場に春の花々が並ぶこの時期は、目は当然ですが香りを楽しみます。特に爽やかであり甘い香りのスイトピーは、ブーケに入れるのはもちろんですが、このように単体で飾るのも好みです。

青い花器はBurleighのもの。

15年くらい前に見てからずっと欲しかったのは昔の町医者さんが診察室で使っていたような手洗いの瓶。それ以降、何処を探しても見ることもなくいましたが、数年前にこの水瓶を見つけて代わりに購入しました。水差しのようですが花瓶として使っています

壁にかかってるドライのリースは、ロンドンでのロックダウン中の仕事で余った花材を少しづつドライにして作ったものです。このドライと瑞々しいブーケのコントラストが気に入って写真を撮りました。

Enjoy!

2023年1月のフラワー壁紙

明けましておめでとうございます。

2023年のフラワー壁紙、引き続きスマホなどでご利用頂けると嬉しいです。

お正月にと義母からもらったお重は四段。最後の段にさて何を入れようかと、苦肉の策で花折にしました。

これが思ったよりも喜ばれて、お正月のテーブルを華やかに彩り「◎」でした。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

オルモストアンリアル

2022年12月のフラワー壁紙

今年もあっという間に12月。クリスマスも間近なこの季節、皆さまいかがお過ごしですか?

クリスマスにふさわしい華やかな花、アマリリスで作ったリースです。

先日まで出張でロンドンに行っていたのですが、いけこみに出かけたロンドンのシャネルでは白いアマリリスをちょうど飾り始めたところでした。

楽しいホリデーシーズンを迎えられますように!

オルモストアンリアル

2022年11月のフラワー壁紙

ぐっと涼しくなってきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか?

秋は花々以外にたくさんの実ものが並び、花市場も華やかでワクワクしてついつい色々仕入れてしまいます。

それでお作りしたのがこちらの薔薇メインのブーケ。最近お気に入りのオレンジ、ピンクとライラックの組み合わせです。

お楽しみください!

オルモストアンリアル

2022年10月のフラワー壁紙

秋めいてきましたね。

ハロウィンを意識して作ったブーケです。

可愛いだけのハロウィンではなく、おどろおどろしさも出したく、ロンドンの自宅近所のグラフィーティが面白い場所で撮影しています。

Trick or Treat?

Enjoy!!!

オルモストアンリアル

2022年9月 フラワー壁紙 & ワークショップ開催のお知らせ

残暑が厳しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしですか?

少しずつ秋に近づき、花遊びが楽しい季節ももうすぐそこですね。

この9月(コロナが落ち着いていれば)は、23-24日に東京でワークショップ開催を予定しています。ご興味ある方はDMお願いします。

9月のフラワー壁紙は出荷前のご注文のブーケからです。

オルモストアンリアル

 

2022年8月のフラワー壁紙

皆さまお元気ですか? 毎日暑いですね〜

今月は、ここのところ気に入っている一重の芍薬が主役の壁紙です。

この時期、日本ではそれほど出回っていないのですが、英国ではオランダ産の物が入っているのでよく使っていました。

芍薬まわりのモヤモヤしたフォリッジはスモークブッシュ。単体使いでもブーケの中でもよく使っています。

酷暑、激暑の夏、この芍薬のようにキリッと美しく元気に過ごされますように。

 

オルモストアンリアル

ロックダウン解除後 Week 69-70 8/4-11

これが英国よりの最後の週。すでに一年前になってしまいました…。

2021年の夏、帰国間際に接触確認アプリより濃厚接触者扱いになり8日間の隔離をすることになり、すべての予定が狂いました。

引越や飛行機の変更、加えて日本での隔離のステイ先の手配もすべて変更だったのですが、何がつらかったといえば20年以上働いた花仕事の最後の日をキャンセルしてしまったこと。折角予定していてくれた人々との食事会をキャンセルしてしまったこと。

隔離明け、残る数日は引越しもあるけれどできる限りの人と会おう。これが最後の目標になりました。

 

隔離明けの朝はAnitaとナメあしの最寄り駅のGail’sでブレックファースト。忙しいスケジュールの中、仕事の前に、と立ち寄ってくれました。

彼女とはナメあしがポーラ・プライク・フラワーズで働きだした初日に一緒に仕事をしました。フリーランスのAnitaはいつも一緒に働くわけではなかったけれど、都度都度よく働きました。とにかく色々なことを教えてもらい、昔も今も尊敬するフローリストです。

 

彼女と別れた後にこの写真が送られてきました、一緒に仕事をしたウエディングのもの。ブーケは本当に大きかった!!

 

大切な人といえば、Ashleigh。

会ったのはこの少し前の週なのですが抜けていたのでこちらに紹介。

ナメあしの恩師、ポーラのところのスクールを受講の際の先生であり、働きだしてしばらくのヘッドマネージャー。花のことからすべて教えてもらいました。

この日は10年ぶりの再会だったのですが、約束の時間に彼女のお店に出向いたら、大量の花がオランダから届いたところでした。「食事の後に戻ってコンディショニング(水切り)するから」と言われたのですが、それは花がかわいそうと二人でコンディショニング。懐かしいあの頃に一瞬で戻りました。

 

そして過去のブログでも何度もご紹介しているChris。アンティークやガーデンの楽しさとか、野に咲く花の美しさとそれらをアレンジに入れ込むアイディアとか、彼から色々な影響を受けました。

「タイムアップで会えそうもない(涙)」と、代わりに、お庭の花や木々を紹介しながらのクリスらしい素敵なビデオレターを送ってくれました。

 

 

翌日引越の準備中なのに、大好きな美術館 Victoria and Albert Museum。一番好きな美術館。これはきっとこれからも変わらないと思います。ここには懐かしい人と約束をしたのでやってきました。

 

こちらはJoとキッズのLucyとOscar。

Joはナメあしが活けこみ専任になった時のパートナーです。まだ英語でスムーズな会話ができなかったナメあしに英語を教えてくれた人。最初のころは花制作どころか、英国人との仕事(英語)をすること自体が大変でした。Joと仕事をしてから「もっと話したいなぁ」と思い始めさせてくれた大切な人です。

 

その帰りに大好きな Fortnum and Maison で自分用の紅茶をビスポークしました。

 

日本に到着してからロンドンを懐かしく思いながら2号とゆっくりお茶をする時間を夢見て・・・。オーダーの記録が残るので、また同じものを求められます。

 

そのまま少し先の本屋さんへ。

 

これ以上本は増やしてはいけないと思いつつ、一冊花の本を購入! こちらの本屋さんにも本当にお世話になりました。

 

別行動だった2号もお気に入りの帽子屋さんに行き、帽子を買った! ・・・ではなく、ハット・ボックスをゲット。よく見ると本当にかわいいボックスです。

 

バタバタしているけれど、8日間外にでれなかったので嬉しいかぎり。

 

休む暇もなく、カップをもってご近所に。

 

 

赤いバラが咲くお庭にお邪魔します。

 

Sueのご招待です。Sueは同じ建物に住む隣人さんなのですが、ご近所にもお家があります。

お庭でティーパーティー。マグカップがないかもと言われていたので持参したら不要でした。

今見るとこのパラソルの中途半端な高さとか、そろってない椅子の感じ、なんだかとても英国っぽいと感じちゃいます。

 

家の中はこんな感じです、引越できるのかな…。

 

ただ、少し補足すると。

国をまたぐ引越は、全ての荷物の中身の記載が必要で、引越し業者さんからは「梱包は自分たちでしますのでしないでください」とのこと。だからこれ以上できない、という言い訳です。

 

まだ続きます、下に住むMaryから連絡。おねだりをしていた画をいただきました。

「趣味で描いてるだけよ」という彼女の作品は、共有の廊下にいつも飾ってくれていて、時々画が変わって、それを2号と楽しんでいました。

 

夜は由起子ちゃんとちょっとだけお茶。

なんと最後に手作りのケーキをいただきました~。

 

ナメあしの家の前はそのエリアに住む許可書を持った人の車が縦列できるのですが、こうしてお知らせがあると止められません。これはナメあしの引っ越しのことが記されたもの、実感してきました。

 

 

実感していない2号。

引越は2日間に分けて行われたのですが本当に余裕。ナメあしはただただ焦る…。

 

焦ってたらポーラから電話。「家の下にいるんだけどでて来られる?」と。素敵なプレゼントをいただきました。(本当は今紹介したいのですが、大切に持ち帰り今実家にあずかってもらっていますのでいつか別の機会に)

 

娘のAnneとも仲良くなったので寂しいものです…。

 

翌日、引越2日目。

梱包がどんどん進み、積み込まれていきます。

そしてナメあしは、2号にお任せして出かけます。

 

「仕事は終えているのですが、ナメあしが担当した仕事のことで打合せするのだけど来られる?」と。もちろんYESです!

「Photoshootingには立ちあえないけれどデザインは残るわよ」と。Martaに作品を作りながら細かい説明をして微調整をしながら最終引継ぎ。ポーラは「お昼のテイク・アウェイはナメあし何食べたい?」と。

 

最後なのでお世話になった近所のカフェのベーコン&エッグサンドウィッチを。お店の人にもさよなら言えました!

 

引越し作業終わりの2号も合流して、この日が一応最後の日になります。

 

夕方、仕事終わりに一人で飲んでいるというYasukoさんに一目会いにお店に向かいます。彼女はナメあしの唯一の日本人フローリスト友人で20年以上のお付き合いです。英語堪能な彼女にどれだけ助けてもらったか! 長いお付き合い、お世話になりました!

 

Taniaの家に寄ったら猫に子供が!

 

孫のJakeが衣装を着て待っていてくれました。

 

そしてこちらSt Pancras駅構内にあるPCR検査場へ。。

出国前PCR検査がこれが大変でした(2号が大変そうでナメあしはついていくだけだったのですが…)。日本国指定の唾液での検査方法は欧州では一般的ではなく、それに対応していて且つ日本の厚生労働省指定のフォーマットで陰性証明書を発行してくれるところ、ということで、パリ行きユーロスターの発着駅にあるこちらに。

 

簡単に書いていますが、これ以外にも問題が多々あったようで2号はあちこちに問い合わせをしていました。ナメあしは、こんな静かな駅構内もなかなかないな、と記念撮影です。

 

待ち時間も全くなく、検査はスムーズだったのですが、日本の陰性証明書は48時間後に結果が出てから改めて取りに来ることが必須で、出発日早朝にまたここに来なければならないことに…。

 

家に戻って最後の玄関掃除をしていたら「今週会えたら」と言っていたのに無理と諦めていたAnneがサプライズで訪ねてくれました。

ビックリの嬉しさで関取のような見事な泣きっぷりの私です(苦笑)

 

朝からバタバタしましたが家に戻ったら、テレビをお譲りすることで引き取りにきてくださったMちゃんファミリーと再会です。そしてお弁当の差し入れ、ありがたくいただきます。

 

今後どのような家に住んでもこの景色以上のものはないかな…と思いながらのお別れ。

今日から出発まではホテルに滞在です。

 

「今どこにいるの?」から急に遊びに来てくれたSamとBernie。今後もお付き合いは続くけれどお別れは寂しいものです。

 

ものすごーい素敵なプレゼントをいただきました。お気づきの方、サムが持っているのはお風呂場で使うスポンジで、大きな丈のある花器を洗うのに重宝します。

 

見慣れた光景も記念に一枚。

 

少し時間ができたので、もう一度ビクトリア・アルバート博物館へ。

 

サーっと回って大好きなカフェを眺めて(この日は感染が怖かったのでお茶は控えて)戻りました。

 

 

渡すものがあって寄った、2号のオフィス正面にあるイタリアン。「ちょっと食べていってよ」と思いっきりのフルコースをいただきました!

 

出発日の早朝、無事に書類を受け取り、空港へ向かいます。

 

空港はガラガラ。乗る人も少ないし、搭乗者のみの立ち入りです。

 

そうそう。

搭乗手続き中に、2号はなぜか「Hi! I like your work. My kids love you!」と空港職員から声をかけられていました。

そして2号もなぜか「Thank you!」と。多分、先方は2号を俳優?コメディアン?と間違えたようです(笑)

 

マスク付きの12時間のフライトにやや緊張気味です。あれ? これがロンドンでの最後の記念撮影でした。

 

 

時間があったので改めてナメあしのカバンの中をチェックするとお菓子ばかり。そして何故かフローリストテープ(笑)

 

飛行機の中はさらにガラガラ。

ただアイルランドのパラリンピックの選手団が搭乗。マスクは義務ですが、しっかりゴーグルかけて目からの感染も予防していて、改めてこのコロナ禍での開催の大変さを垣間見ました。

 

ロンドンの生活はここで一区切り。

この地を去るのがこんなに辛く寂しくなる日が来るとは。あの最初にロンドンの地について途方に暮れていた自分に教えてあげたいです。

これからは今までとは逆で、日本を拠点にロンドンへの出稼ぎ生活が始まることとなります。

 

ロンドン最終日に大きな虹がかかりその下をくぐりました、次のアドベンチャーがんばるぞー!