from 京都 – その2 わらび餅
お茶タイムになります。今日は行ったことのないお店に、と場所も近かったので前から気になる俵屋旅館がプロデュースするカフェにでかけてみます。
夕方に伺って滑り込みセーフだったようでお客様は誰もいず、ラッキーなことに貸切です。
広くも狭くもないほどよいスペース、使い込んだ北欧の家具がさりげなく置かれています。どの席も違った様、吹き抜けもありとても落ち着きます。
小さな中庭に面した席に案内されます。
わらび餅とお抹茶のセットをいただきます。竹の筒に入ったわらび餅は、ふわふわ、やわやわ。口に入れると思わず笑顔になっちゃいます。そしてさらにびっくりしたのは、お薄の美味しさ。お茶名を伺ってみると、お抹茶は、『柳桜園の初昔』。お濃茶に使うものだそうで、香りもコクもあります。
しばらくすると、「お口なおしに」と白湯とぶぶあられと呼ばれるあられが添えられます。白湯にいれると塩味のきいたあられの香ばしさで、何だか優しい気持ちになります。ずっといたいな、と思うほっとするこちら、「また来ます!」とご挨拶、お店を後にします。
遊形 サロン・ド・テ
京都府京戸市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
075-212-8883