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St Patrick's Day


3月17日はSt Patrick’s Day アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日、カトリックにおける祭日です。アイルランドの国花でもあるSharock(シャムロック)やシンボルカラーの緑色のものを身に着けてミサに行くそうです。

シャムロックをおいているお店が少ない分、朝からボタンホールを作ってなど、買い求めるお客様が多くあっという間に完売してしまいました。

アイルランドの最大のお祭りといわれるこの日、英国は祝日ではないのですが、とにかくアイルランドの誇るギネスビールを片手に大盛り上がり、近くのアイリッシュパブは大変なことになっていました。
ちなみにこの写真は午前11時です。

Hazel Catkins

穏やかな暖かい光が増えてきました、寒い風が吹いていますが春に確実に向かっています。
そして例年ながらナメあしの花粉症生活もスタート。職場が職場だけにもうそれは致命的。柔らかいティッシュの箱を持参で片時も離せず、目は涙目、くしゃみを繰り返しています。
英国では、くしゃみをすると「Bless you」(神様があなたをお守りくださいますように)とまわりの人が言ってくれます。花粉症が始まり同僚は私の連続のくしゃみに省略気味。昨日はブーケを作りながらくしゃみをし続け、その都度お客様が「Bless you!」と連呼してくださり、最後には終わりのないくしゃみに大笑いされました。
日本では2月~5月に飛散するスギ花粉が最も多い花粉症。英国で花粉症といえば5月から8月上旬頃までの芝花粉(Grass Pollen)が一番多いとされ、そのため今花粉症と話すと、「え?」と驚かれます。
興味深い記事があります。


『実は、英国こそが初めて花粉症が発見された国。
花粉症の発見は19世紀初頭にまでさかのぼる。農民が牧草を刈り取り、乾燥させるためにサイロ(家畜の飼料などを蓄えるための円筒形の倉庫)に収納した際、くしゃみ、鼻水、目の痒み、そして中には鼻から喉にかけての激しい痛みと痒みを伴う症状が現れた者もいたという。発症の時期から、当時は夏風邪の一種である「枯草熱」と報告されていたが、それから50年以上経った1873年、その症状がイネ科の植物の花粉に因るものだということが明らかとなった。
英国では花粉症のことをヘイ・フィーバー(Hay Fever)という。その原因の多くは、日本のようにスギやヒノキではなく、カモガヤと呼ばれるイネ科の植物の花粉によるもの。つまり、hay「干し草」とfever「熱」、読んで字のごとしということになる。』

今の時期の花粉症の多くは、Tree Pollen(樹木花粉による花粉)と呼ばれるもの、そして今年ナメあしは、この木が天敵なのでは・・・という木を見つけました。

Hazel Catkin(西洋ハシバミ)、名前の通り種子はヘーゼルナッツ。
この木の特徴は雌雄異花(しゆういか)。雌雄異花についてはこちらのページに大変わかりやすく書かれてあります。

この雄花の花穂(かすい)から沢山の花粉が・・・・。くしゃみや目がかゆいと感じると何故だかこの木があることからだけなので、確定はできませんが。
お店にも枝ものとして市場で仕入れ、ブーケにも度々使ったりします。Catikinの花粉・・・春を告げる大切な時期です。
早くこの苦しさから脱出できますように、Bless me!。

春の花々

花屋で忙しく働いて1日終るころには、ブーケに入れられない丈の短い花や茎が折れてしまった花などが残ります。そんなお花はそのブーケを買われるお客様に差し上げたりするのですが、今日は持ち帰ってきます。

色が合うかなとグレーブルーにチャコール模様の陶器に入れてみたくなりますが、花々は15センチにも満たないものばかり、高さが足りないので、器の中にチキンワイヤー(金網)を丸めて花留めにに使います。

クリスマスローズ、ムスカリ、スノーフレーク、水仙、ラナンキュラス・・・贅沢な春の花々に仕上がります。

merci Liberty


週に1度は必ず、Libertyの店頭にたっています、楽しみは時間のあるときのデパート内の散策。
最近のリバティーは、コラボレーションが多いのですが、月曜日からパリのセレクトショップmerciとのリバティープリント商品が発売中です。
merciの中には2つのフラワーショップ(Christian Tortu、Vertige)がお店を構えているとのこと、前回のパリに行った時ものぞきに行ったばかり。仕事の区切りをつけて、まずはチェックにでかけます。
何だか心奪われるものばかり・・・どうしましょう・・・・です。アナを誘ってまたこっそり吟味して。
これだからここで働くこと、やめられません。

こちらは『リバティーブーケ』とサイトで紹介していて注文が多いもの。ライラック色、パープルにバーガンディー色が中心(本日はパープルがありませんでした)のブーケです。

サイトで紹介してるサンプルと全く同じものはできませんが、それもまた生花の面白さなのかもしれません。チューリップ、ラナンキュラス、ヒヤシンス、ライラックにバラと春の香りいっぱいのブーケに仕上げます。

Notting Hill


土曜日の朝、近くを通り、久しぶりにNotting Hill(ノッティングヒル)に出かけてきました。ポートベローのアンティーク蚤の市は相変わらずの大賑わいです。

アンティークは一期一会、期待していないといいものが見つかったり、なんとなく遊びに、のぞきに来る人が多いのか、のんびりモード。混んでいるのにさほどそれが気になりません。
路上のストールとストールの間ではこんな感じ、上手~ってほどでもないけれど、この街の感じがでて立ち止まって耳を傾けます。

1畳もないスペース、乱雑にカップが並んでいるのにとても素敵に見えます。これってわざとなのか、計算しているのか・・・このやりすぎない見せ方はナメあしの花に大きく影響しています。

ポートベローから少し歩くとまたそこは違う街です、美しいお洒落なお店ばかり、買い物好きな2号でさえも気後れするらしいのです、カフェもお菓子屋さんもいつも新しい何かが見つかります。ノッティングヒルは色々な楽しみができる不思議な街です。

スノードロップ 2010 @Welford Park

やっぱり見たくって、2号の出張に合わせてWelford Park にスノードロップを見に出かけてきました。
この日もお天気は最悪で途中から大雨とひょうが降りだし、真っ暗。公園に着いてこの雨なら諦めなきゃと思うほどです。

雨はやんでいますが、グレーの雲がものすごい速さで流れています、いつまた降ってもおかしくない、危険な空です。でも来る人はいるんです、ナメあしたちも長靴に履き替え、傘を片手にぬかるんだ道を公園に向かって歩きます。

スノードロップの森に入る前には、スノードロップと福寿草のカーペット。福寿草も春を告げる、待ち望んでいた嬉しい花です。
特集記事を読んだところ、スノードロップは球根が太ると小球ができ、自然に繁殖していくのですが、時間がかかる上に、スノードロップの好む寒さ、日のあたる場所、適度の湿気など環境が整わないとなかなか増えないそうです。英国の冬の寒さと環境はこの花にあっているのでしょう。

ぬかるんだ道を歩いていると小雨が降ってきます。でもスノードロップはそんなものは気にもしない、凛とした美しさがあります、強い花です。


Pet Kingdom

 
ピーナッツバターにバニラ&ハニー・・・どのカップケーキにしようか、ととなりのご夫婦が真剣に悩んでいます。

お連れのお嬢さんでしょうか、こんなボックスを見つけてきます。ナメあしもなるほど、と横でチェック。

カップケーキの横には美味しそうなビスケットやケーキが並んでいます。
その奥にはお菓子の量り売りです、これも楽しそう。

チョコレートの詰め合わせも発見!私ならこれにするかな?

そうです、これら全てペット用のお菓子。Harrods内のPET KINGDOMで販売されています。
あずきが実家に来る前はここは素通りでしたが、今ではいつも絶対チェック、です。
あずき、次はお菓子を買って帰るから、お楽しみに!

Laduree

少し前に話しになりますが、The Designer Wedding Showで仕事をしてきました。ウエディングドレス、靴、フラワー、ケーキ、指輪、アルバム、新婚旅行などなど、色々なウエディング関係の会社が出展していたのですが、素敵なスタンドがありました。

マカロンで有名なフランスのLadurre。ロンドンでも支店があったり何かと話題にあがりますが、ウエディングケーキとお花のコンビネーションの素晴らしさ、圧巻です。

マカロン、ラデュレの世界をお花で見事に表現していて、すらばしい、ドキドキしました。

お花を手がけたフローリストとお話しするチャンスがあったので、「すばらしいね」と声をかけます。
「寝ないで仕上げた」と言いながらもその手ごたえに疲れもふっとんだそうです、ですよね!

Abbey Road Studios


今週2号(夫)は、日本からのレコーディングです。レコーディングといえば、日本でも記事になっていたビートルズで世界的に有名なAbbey Road Studios(アビイロードスタジオ)の売却の話、知り合いも多い2号はどうなるのかと毎日気にしていました。

ナメあしも何度かお邪魔しているスタジオは、世界のオーケストラものの映画音楽の大多数がレコーディングに来る素晴らしいスタジオ。でも何よりお伝えしたいのが、スタジオの中庭の可愛いらしさです。スタジオの中とは思えない、ひっそりとした空間で、見事なバラを咲かせるアーチがあったり、夏には毎年楽しみにしているガーデンパーティーがあります。
売却反対!と思っていたところ、会員であるNational Trust(英国の自然や町並みや歴史的建築物などを維持し次世代へ引き継ぐボランティア団体)より、アビイロードスタジオの保存への検討、意見を求められたり、大きな反響となり、結果、所有者であるEMIが売却を見直すこととなりました。ほっとしました、みんなに感謝です。

悲しいお別れ

バレンタインの少し前、英国出身の世界的デザイナーAlexander McQueen がこの世を去りました。ご本人がお花を気に入ってくださり、大切なお客様だったため、突然の悲しみに未だに信じられない思いです。
この数週間の間にも何度も何度もお花を作っています。
そして昨日葬儀が行われました。
お気に入りの白いお花の注文が多く、オーダーをいただくたびに花市場に白い花を追加注文する一日でした。
特に親しくしていたアナが、私たちからのお花を作ります。