almost unreal

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Winter Time

 
週末から冬時間が始まりました。英国と日本との時差は1時間増え、9時間です。
「冬が始まるよ」と告げられているよう、あまり寒い冬でなければいいのですが。

冬用にと、2号が、老舗帽子店BATESでツィードのドライビングキャップを買ってくれます。

サイズを測っていただき、お店の方が似合いそうなものを選んでどんどん試着させてくれます。必要以上に接客しすぎないお店の方、でも話してみるととても親切、適切なものを瞬時に選び、そして色々面白い話を聞かせてくれます。そのスマートさ、老舗店ならではのもの。

この雰囲気、まさに子供のころ、祖父の買いもので出かけた、日本の銀座、トラヤ帽子店を思い出します。

どうやってかぶろうかな・・・と思っていた数日。

そして、日曜日、Hampsteadのパブでツィードの帽子をかぶった男性軍を発見。
せっかくだから写真を撮らせてもらいます。

「もうすぐ、ここで踊るから!」とのこと。

しばらくすると、アコーディオンの音色が小さな路地に響きます。

音色に合わせて、木の棒を叩く音と男声合唱がスタート。

そしてダンス。

単純なようでくるくる回ったり走ったり、輪を作ったり・・・そしてナメあしは気が付きます。あれ?すごいお酒臭い・・・みんな大丈夫かな???

予感的中。2曲のダンスの後にパブの店員さんからの差し入れでビール休憩。
今日はこうしてずっと飲み続けているのでしょう。

そしてこの後もう2曲披露してくれました。

最後に、1人のおじさまが、自分のBarbourの帽子をひっくり返して、お金を集めます。

最初にこのダンスを教えてくれた方が話しかけてくれました。
このみなさん、年に2度、夏時間、冬時間をお祝いするお仲間。
顔のすすは炭鉱夫をイメージしている感じ・・だそう。

ツィードの真髄を知る楽しい時間でした。

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